ターツ不足ヘッドレス副露判断


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 ターツ不足形やヘッドレス形の鳴き判断

 

 ターツ不足形やヘッドレス形の場合は、雀頭有りのターツ十分形よりシャンテンが進むツモが多いので、鳴かない方が有利になるケースが増えます。

 

 鳴いたくっつき1シャンテンの場合

 

 雀頭有りのターツ十分形の場合は、既に鳴いている場合はシャンテンが進む牌は(強い変化や守備を考慮して鳴かない場合を除き)鳴くのが原則でしたが、ターツ不足形の場合はより強い手になる受けが豊富にあるので鳴かない方が有利になることがあります。(鳴き判断については講座10のくっつき1シャンテンの手変わり基準参照。ツモでも鳴いてもテンパイになる牌は1種4枚を2種とみなす。)

 

 4556m2346p77s ポン白白白 ドラ北

 

 ツモ3467m5pかチーで良形テンパイになるので愚形テンパイになる牌は中盤まで鳴かない(5pポンは最終盤のみする)。

 

 2346m2346p77s ポン白白白 ドラ北

 

 良形テンパイになるのはツモ5m5pかチーだけなので愚形テンパイになる牌も鳴いた方がアガリやすい。

 

 333466s南 ポン西西西 ポン北北北 ドラ1p 出る2s

 

 良形テンパイになる牌は少ないが、トイトイがついて満貫になる受けも大きいので鳴いて愚形2翻になる牌は中盤まで鳴かない。

 

 333466s南 ポン白白白 ポン中中中 ドラ1p 出る2s

 

 鳴いても満貫ならトイトイがついて跳満になるメリットは小さいので鳴く。

 

鳴いた2シャンテン以上の場合

 

ターツ十分形の場合は、子で2フーロした段階で愚形×2の1シャンテンかつ2翻以下、安牌が十分にない手になる可能性が高い場合は良形ターツや愚形複合ターツからは鳴かないことを一つの基準としました。

 

ターツ不足形の場合は浮き牌へのくっつきでもシャンテンが進むので、鳴いた時に切られる浮き牌へのくっつきを逃すロスが大きい場合はより鳴かない方が有利になると言えます。この場合は鳴いてくっつき1シャンテンになる場合を除き、単独の愚形ターツ以外は鳴かずに手を進めます(浮き牌を切るデメリットが小さい場合はターツ十分形と同様に判断)。

 

347m129p4899s ポン中中中 ドラ北 3pのみ鳴く

 

鳴いても2シャンテンなので25mからは鳴かない。

 

 23467m488p37s ポン中中中 ドラ北 58mは鳴く

 

 ヘッドレスになる8pは鳴かない。

 

 112569m4p東東白 ポン中中中 ドラ北

 

 ホンイツがあるので4pへのくっつきを逃すロスは小さく、3翻以上見込めるので手が進む牌は全部鳴いてよい。

 

 メンゼン手の場合

 

 2345m2345p88s発発発 ドラ北 出る3m 中盤過ぎから鳴きを考える

 

4連形や中ぶくれ形を含むくっつき1シャンテンの場合は鳴いて良形テンパイにすることもできますが、完全1シャンテン以上にテンパイする受けが広く良形テンパイになる受け入れも多いので、上の手牌のような形であれば良形テンパイに取れる牌が出ても、完全1シャンテンの場合より2~3巡程度鳴かずに手を進めます。

 

2シャンテンの場合はターツ十分形と同様、愚形ターツや役が確定する牌は鳴きますが、良形ターツからは、「3巡後に浮き牌が良形ターツ化して1シャンテンになった場合に、良形からはまだ鳴かない方が有利」であれば鳴かないのを一つの基準とします。

 

 

3シャンテン以上であれば、ターツ十分形以上に鳴かなくても手が進む牌が多いうえに守備の問題があるので基本は鳴かずに手を進めます。ただし、鳴くと役がつく牌やドラ絡みの愚形ターツについては、「将来浮き牌にくっついて、守備を考慮に入れても仕掛けてアガリに向かう方が有利になるように手作りしつつ、手が進まないようであれば安牌を抱えて降り気味に打つ」選択があるので鳴く手もあります。鳴いて3翻以上見込める可能性が高い場合は基本的に鳴き、そうでない場合は安牌残しや押し引き判断に自信があれば鳴くというところでしょうか(より具体的な判断については、「鳴きを考慮した手作り」や「安牌残し」の項目で取り上げます。)。

 

16m1229p358s白発中中 ドラ北 出る中

 

鳴いてもまだ4シャンテンだが安牌は抱えやすく、うまくホンイツになれば満貫以上の手になる可能性もあるのでポンして打1mとする。

 

ヘッドレス形(鳴くことでヘッドレス形になる場合も含む)の場合

 

ヘッドはターツより出来にくいうえに、鳴けばそれだけヘッドができる受けも減るという性質があります。その為、ヘッドレス形はターツ不足形以上に鳴かない方が有利になりやすいです。3シャンテン以上で、ヘッドを作りやすいパーツ(講座17参照)が無い場合は、愚形ターツでも鳴くと役がつく牌やドラ絡みである場合以外は基本的に鳴かずに手を進めます。

 

34赤568m2467p34s白中 ドラ北 

 

3pは鳴くが、良形や連続形ターツがなくなる7mは鳴かない

 

346m12赤57p3468s白中 ドラ7p 

 

ドラメンツを確定させる6pのみ鳴く 

 

鳴いてから手役をつけにいく場合(後々付け)

 

ここまでは役有りが確定しているか、鳴くと役有りが確定するターツがある場合の鳴き判断を考えてきましたが、形式テンパイを目指す時以外でも、役有りが確定するターツが無くても鳴いた方がよい場合があります(このような鳴きを後々付けと呼ぶ)。役確定や後付けの仕掛けに比べれば頻度は大きく減りますが、以下のような場合に用いるのを一つの基準とします。

 

  • 鳴くと役有りが確定するターツを作る受けが3種以上ある。
  • 鳴くことで鳴かないとアガリが厳しい愚形や、役を付けやすくするターツをメンツにできる。
  • 鳴いて3翻以上見込めるか親である(アガリの価値が高い局面や安牌が十分にある場合は子で2翻以下になる場合も考慮する)。

 

12468m1599p46s白中 ドラ9p 出る5m

 

  • マンズの一通、456三色、役牌の重なりをみて鳴いて打1p

 

112699m269s南南白発 ドラ4p 出る1m

ホンイツ本線でトイトイ、チャンタをみて鳴いて打6s

 

鳴くとシャンテンが進む牌を鳴くかどうかについてここまで解説しましたが、判断の方針を簡潔にまとめると以下のようになります。

 

  • 2フーロした時点でテンパイか良形が残る1シャンテン、または親か鳴いて3翻以上見込める場合は特に守備は意識せず、アガリ率と打点から鳴くかどうか判断する。
  • 2フーロした時点で愚形×2の1シャンテンよりアガリに遠く、子で2翻以下の手については、守備を意識しつつ、役が確定する牌や、鳴かないとアガリが厳しくなる愚形ターツは鳴く。
  • 親か鳴いて3翻以上見込めるがアガリが厳しい場合は、鳴いてから手役をつけることも考慮する。
  • 役無しテンパイでも最終盤はテンパイ料があるので鳴く。メンゼンでアガリを目指すメリットが小さい手の場合は終盤から形式テンパイを目指す。