安牌残し


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 ここからは手作り、ベタ降り、回し打ち以外の打牌選択として、安牌残し、アシスト、差し込み、絞り、牽制、河作りについて考えます。

 

 不要牌は将来の危険度が高くなるものから切

 

 安牌残しとは、他家がノーテンの段階から将来のテンパイに備えて安牌が残るように打つ選択のことを指します。二面子形でも述べましたが、手作りのうえで不要な牌は、将来他家からテンパイが入った時に備えて先に切りより安全な牌を残すように打ちます。ターツ不足の場合は受けがかぶっている19牌(浮き牌4を持っている場合の1等)ターツ十分の場合は19牌、ターツ十分かつテンパイ時に良形が確定している場合は打点上昇や更に受けが広くなる変化が無い浮き牌、ターツオーバーの場合は受けがかぶっているターツ(1246等)でより強いターツを作らないもの(テンパイ時良形確定なら1245の12も不要)が不要になります。14を残して2,3と連続で引くケース、他のターツの受けが多く切られたので新しくターツを作るために19残しが生きるケースもありますが、それよりは客風の重なりで他家のテンパイが入った場合に降りやすい手になる変化を優先します。

 

 変化と安全牌の比較

 

 これも二面子形で述べた通り、基本的に中盤以降は安全牌優先。ただし、「他家のリーチが入った場合無スジを引けば降りる手を、押すに見合う手にする変化が狙える牌」については残すようにします。元々押すに見合う手の場合は、特にアガリやすくなる変化がある牌は安全牌より残すようにします。

 

 赤56m222p1223赤5688s西 ドラ5s 打西

 

 タンヤオで仕掛けがきくように2sを残す。ドラ2以下の場合は鳴くと打点が落ち、テンパイ時良形確定ならそこまでアガリ率は高くならないので打2s、愚形残りの場合はドラ2以下でも打西。

 

 受けと安全牌の比較

 

 二面子形で述べた通り基本的に受け優先。ソーズの一色手狙いの仕掛けをしている他家がいて、こちらは566sと持っている完全1シャンテンから安牌を抱えて打6sとするような危険牌の先切りが特に有効なケースであっても、当分押すつもりであるなら放銃率はあまり下がらず、アガリ率が落ちる分損になります。中盤以降受けを狭めて安牌を残すとすれば、他家のテンパイにほぼ降りることになる2シャンテン以上で共通安牌が少ない手、あるいは安全牌を残すことで、他家のテンパイが入っても即ベタ降りにならず、安牌を切りつつテンパイできる可能性を残せる場合です。

 

 序盤で安全牌を残すべきか

 

 配牌の段階でアガリに遠い(4シャンテン以上)手が入った場合、①初めから半分捨てるつもりで安牌を抱えながら打つ②特に安牌を意識せずに打ち、手が進まなければ途中で見切りをつけて安牌を持つ③他家の聴牌が入るまで降りは考えないの3通りが考えられます。

 

 国士やホンイツといった、字牌を手の内で使う手役を本線に進める場合は手が進まないうちは安牌になりやすい字牌が残るので③を選びます(どのような手牌で字牌を残すかについては講座34参照)。

 

 手なりで進めた場合に高確率で降りる為に安牌を抱えることになる手であれば、多少強引でもホンイツ等の字牌を使った手作りを目指します。

 

 12m6688p246s北発発中 ドラ3m 打2s

 

 役確定副露判断より発を鳴いてアガリ率重視で進めるのは守備面で微妙だが、スルーするよりは安牌を残して遠いホンイツやトイトイを狙う方がよいので打2sとする。

 

②を選ぶのはドラが多い手や手役が見えて、うまく手が進めば高打点が見込める手です。

 

どのタイミングで見切りをつけるか。中盤過ぎからは他家の聴牌が入る確率が大きく上がるので、見切るならそれ以前の段階。中盤以降、仮に手が進む牌のうち最も強い牌を1枚引いたところで、先制聴牌が入れば確実にベタ降りすることになる手なら安牌を優先的に残すようにします。

 

  高打点すら見込めない場合は①を選択。それでもドラや手役絡みの牌を立て続けに引いて一気に勝負手になる場合もあるので、一応面子候補や雀頭は残すように打ちます。

 

順位点を考慮する局面では、手牌よりも目的に応じて①②③を使い分けます。余裕があるトップ目であれば①、アガリのメリットが高い局面だけど放銃以外で順位が落ちる可能性が低い点数状況の他家がいるならその他家への安牌を残しつつ②、ラス目であれば基本③を選ぶことになります。

 

 微妙なケースについては、現時点では個々人が打ちやすい選択をとればいいです。勝つためには結果に大きい影響を与える部分でミスをしないことが重要ですので、手牌の見切りに自信がない人は①を選択するケースを増やすことをお勧めします。