絞り2


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 絞りとは、ノーテンの他家に対して鳴かれなさそうな牌を打つことを指します。

 

 絞るかどうかを判断する前に、まずは打牌候補が鳴かれやすい牌であるかどうかを判断することになります。鳴き手がテンパイであれば放銃する可能性が高い牌はノーテンの場合は鳴かれやすい牌であるといえます(どのような牌が鳴かれやすいかについては鳴きに対する牌の危険度参照)。

 

 絞りの手順

 

 絞るべきと判断した場合は、絞った牌を押さえつつアガリ、テンパイの可能性があれば回し打ち、その可能性が無い、あるいは特に放銃を回避したい局面であれば共通安牌は残しつつベタオリします。

 

ただし、ベタ降りの場合と異なり、絞り対象の他家の現物であっても鳴かれないとは限りません。例えば手牌に1289mとあり、打1mとした後に3mを引けば89mを落とすのがセオリーなので、この場合は1mが鳴かれる可能性もあります。よって、同じ現物同士なら、字牌やノーチャンスといったチーされ得ない牌(他家の回し打ちの手順によっては一度切った牌をポンされることも有り得るので、2枚以上見えている牌があればそちらを優先)や、ターツやメンツごと落としている牌を優先して切ることになります。既にベタ降りしていて、ノーテン罰符による支出や親の連荘を防ぐ為に絞る場合には注意が必要です。

 

どのようなケースであれば絞りが有効になるのかは、アシストの時と同様に、「絞った相手のアガリ」、「他家のアガリ」、「自分のアガリ」を考慮して判断することになります。

 

鳴かれること自体は自分のアガリ率を落とすことになるので、アガリを目指す局面で、手作りのうえで特に差がなければ鳴かれにくい牌を切るべきです。しかし、講座60でも書きましたが、いずれ切ることになる不要牌同士であれば、鳴かれやすい牌でも絞るより先に切った方が収支面で有利になることが多くなります。(後から切ったために鳴かれることもあるのでなおさら)。絞り対象の他家のアガリ率を下げれば別の他家2人のアガリ率は上がり、多くの場合鳴き手よりメンゼン手の方が高打点になりやすいからです。

 

よって、自分のアガリが厳しい場合は、鳴き手が高打点の可能性が高い(親の3翻以上、子の4翻以上)と読める場合は絞りますが、安手かつノーテンの可能性が高いようであればむしろアシストすべきです。

 

自分が1シャンテンの場合。下家が鳴いてない、あるいは鳴いていても鳴かれやすい根拠が特に無い場合は、原則通り攻めるなら最大限に攻め、降りは明確なテンパイが入ってから考えれば十分ですが、不要牌が鳴かれやすいと読める場合で、絞っても受け入れが減らないのであれば絞るべきです。先に他家のテンパイが入れば自分のアガリ率は下がり、鳴かれても押す手であれば放銃率もあまり下がらない一方、鳴かれたら自分がテンパイしても降り有利になるような場合は、ノーテンの時点で鳴かせる牌を打つことが損になるからです。

 

絞ると受け入れが狭くなる場合は、回し打ちを考慮した押し引き判断の1シャンテンからの回し打ちを考慮した押し引き判断に近いです。鳴かれてもテンパイすれば押すべき手で、絞ると多くのケースで降り有利になるくらい手が悪くなる場合は絞りませんが、鳴かれやすい牌を切らなくても十分押せる1シャンテンにできるなら絞りを考慮します。

 

絞りが最も有効になるのは、まずまずアガリが見込めるが先制聴牌が取れるほどは早くなく、高打点が狙える場合です。中盤過ぎで2267m11赤57p34567s中 のような手であれば、ターツオーバーの2シャンテンなのでここから受けを減らしてもアガリ率はさほど落ちず、メンゼンでメンタンピン三色赤の高打点が狙えるので、一旦中は絞って打1pとします。

 

順位点を考慮する局面であれば、打点関係なくアガリを阻止したい他家がいる(ダントツで放銃と親の連荘だけ避けたい場合)。放銃するリスクを上げても鳴かれてアガリ率が落ちるのは避けたい(他家と大きく離されたラス親である場合) といったケースが出てくるので、絞る機会も増えます。このような場合も、これまで挙げたような絞りの判断、手順を適用していただければ結構です。