一向聴の選択

一向聴の選択について


 メンツ手1シャンテンの牌姿(13枚)を分類すると、2メンツ形、ヘッドレス形、くっつき形の3種類に分けられます(メンツ→ヘッド→ターツ(講座6)の順で手牌を分けるので、複数の解釈ができる牌姿については、くっつき>ヘッドレス>2メンツの順に優先して分類します。)。

 2メンツ1シャンテン
 123m2378p34599s北
 123m22378p34599s

最も出現頻度の高い1シャンテンです。1番目の牌姿を、リャンメン×2の1シャンテンと呼ぶように、2メンツ形同士は残りの2ターツが何かによって分類します。2番目の牌姿のように良形ターツ+良形複合ターツの形になっているものを、完全シャンテンとも呼びます。

ヘッドレス1シャンテン

123m222378p345s(1ターツ)
123m2378p345999s(2ターツ)

ヘッドの無い1シャンテンです。メンツよりヘッドの方ができやすいので、2メンツ形より受け入れが広くなることが多いです。またターツがメンツになった場合も聴牌になるので、ターツが2つある方がターツ1つの場合より受けが広くなることが多いです。ヘッドレス形も残りのターツまたは浮き牌が何かによって更に分類されますが、ヘッドの無い形なので、ヘッドの作りやすさも手牌の価値に大きく影響します。

くっつき1シャンテン

123m1237p345799s

ターツの無い1シャンテンです。ヘッドよりターツの方ができやすいので、ヘッドレス形より受け入れが広くなることが多いです。上の牌姿なら7pと7sのくっつき1シャンテンと言うように、残りの2つの浮き牌が何かによって更に分類されます。

1シャンテン形はテンパイ形より比較すべき要素も増え、特に異なるパターン同士となると比較が難しいケースも増えます。正確かつ迅速に判断する為には、1シャンテンになった場合にどのパターンであるかを素早く認知できるようにしておくことも重要です。

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最終更新:2014年11月07日 23:30