手牌読み


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 手牌進行読み

 

押し引きの考え方では、リーチやテンパイ濃厚な鳴きが入ってない段階であれば、基本的に降りることは考えずに手を進めるとしましたが、特に捨て牌が強い他家に関しては少なくとも1シャンテンにはなっている可能性が高く、ダマでテンパイしていることも少なからずあります。よって、そのような他家がいる場合はこちらがアガリまで遠い手の場合は危険度の高い牌は止めつつ、将来の明確なテンパイに備えて安牌を残すような打ち回しが必要になります。

 

 他家の捨て牌で着目すべきなのは、ドラ切り(特に3~7の中張牌)と手出しのターツ落としです。序盤であればアガリに遠い段階から字牌絡みの手役を狙っている可能性も高いですが、中盤以降で、リーチや鳴きに対して降りているわけでもなければ高確率で少なくとも1シャンテンにはなっていると言えるので、安牌を抱えるのであればドラや手出しでターツを落としている他家への安牌を優先的に残すように打ちます。

 

 参考http://doraaka.exblog.jp/15065477/

 

 ダマテンを警戒する

 

 高確率で1シャンテンにはなっていると判断できる他家から更に手出しが入ればダマテンの可能性も考慮することになります(手出し回数が多ければテンパイ率も上がる)。特に、手役やドラ絡みといった、他に手役やドラがなければ切られにくいような強いターツを落としている場合は高打点ダマの可能性が高くなります。もちろん不確定要素が絡む以上確実ではありませんが、50%の確率で満貫テンパイとしても鳴きに対する押し引き判断の中攻撃相当になり、愚形残りの安手1シャンテンや2シャンテンから危険牌を切るのは避けるべきであるといえます。

 対面は6pを手出しでトイツ落としてきた時点で1シャンテンの可能性が高い。しかも6pはドラ表示牌なので雀頭がドラ絡みの高打点の可能性が高く、更に北5mと手出しが入ったのでダマテンの可能性も十分にある。こちらはまだ2シャンテンなので3sは止めて打9pとします(今回は3sが平和ドラ3の当たり牌ですが、押さない方が有利と判断した故の結果であり、3sが当たり牌と読めるわけではないことに注意)。

 

 従来の待ち読みは、特定の形を想定するものが主流でしたが、大抵は例外パターンも多く、単純な数え上げ読み以上に有効に利用できることはあまり多くありません。逆に言えば、特定の形を否定することが難しいだけの強い情報があり、ベタオリ押し引きの考え方鳴きに対する牌の危険度で取り上げたような判断から見積もることのできる放銃率と大きく変わってくるような場合は特定の形を想定する読みが有効になると言えます。ここではそのような読みについて取り上げます。

 

 鳴きや捨て牌で読める手役から待ちが限定できる場合

 

 鳴きにヤオチュウ牌が含まれていればタンヤオ、2色含まれていれば一色手、シュンツが含まれていればトイトイ、ヤオチュウ牌を含まない鳴きが入ればチャンタ系の手役が否定されます。また、2枚以上切られた牌があればその牌を刻子として使う必要がある手役(役牌など)、4枚以上切られた牌があればその牌を順子として使う必要がある手役(三色同順、一気通貫)が否定されます。手役が特に限定される場合は待ちをかなり絞ることができ、打点も読みやすいので、読みから見積もった放銃率と放銃した時の打点を元に押し引き判断をするようにします。一方、メンゼンの場合は手役読みはあまり有効ではありません、他の手役狙いを否定できるだけの強い情報がある場合のみ意識するようにします。

 

テンパイ時の最後の手出し牌が、くっつき狙いで残された浮き牌ではないと読める場合

 

読みの考え方で述べたような、手作りのうえで利用価値の低い牌が、利用価値の高い牌より後まで残されたケースがこれに相当します。くっつき狙いで残された浮き牌ではないことから、テンパイする前はくっつき1シャンテンではないことが分かります。このことから直前の鳴きはターツ不足ヘッドレス副露判断で取り上げたような食いちぎりではないことになるので、例えば2を13で鳴いた場合は1233からの鳴きではないので14待ちではないことが言えます。

 

くっつき狙いでは無くても安牌要因として残されているケース(その場合はその前に切られた浮き牌をターツの一部とする待ちで当たる可能性は低い)もありますが、価値が高い牌との間により安全度の高い牌が切られている場合はそのケースも否定できます。浮き牌でないとすれば、浮き牌以外のパーツの一部、即ちターツかメンツの一部(最後の手出し牌が鳴いた時に切られた牌であればメンツの一部も否定される)であることになります。

 

最後の手出し牌がメンツの一部の場合は、アンコの一部であればヘッドレス形1シャンテンからのテンパイ、シュンツの場合は空切り(678とあるところから8をツモり手出しで8を切るような打牌)または振り替え(678とあるところから5をツモり8を切るような打牌)です。例えば最後の手出し牌の8が空切りか振り替えで、捨て牌に9があれば、9が切られている場合の片無スジに相当する3-6待ちで放銃するケースが否定されます(3-6が待ちであるなら45678と持っていることになってフリテンになるため)。

 

最後の手出しがターツの一部であれば、テンパイする前の1シャンテンは、複合ターツ+単独ターツ+雀頭の2メンツ形1シャンテン、ターツ×2のヘッドレス形1シャンテン、テンパイからの手変わりのいずれかになります。

 

複合ターツ+単独ターツ+雀頭の2メンツ形1シャンテンであれば、複合ターツや雀頭がメンツ化(いわゆる入り目の場合や、雀頭をポンして複合ターツを雀頭固定した場合)したのでなければ、単独ターツがメンツ化してテンパイ、最後の手出し牌を複合ターツの一部とするような待ちでテンパイしていることが分かります。

 

ターツ×2のヘッドレス形1シャンテンであれば、入り目の場合や最後の手出し牌がアンコを1枚切って雀頭にしたものでないなら、最後の手出し牌はターツの一部で、残った牌の単騎テンパイ(ノベタンや亜リャンメン、アンコ含み多メンチャン形を含む)であることが分かります。

 

テンパイからの手変わりであれば、講座32で取り上げたような雀頭をポンしての待ち替えか、食い伸ばしのケースになります。

 

上記のケースはそれぞれ、最後の手出しの前に手出しで切られた牌や、鳴かれてない牌によって残ったターツを更に絞ることができるので、条件次第ではほぼ待ちを一点に読むことも可能になります。

 

手順としては、まずは最後の手出しが浮き牌でないことを把握し、次にその前に手出しで切られた牌からパターンを絞り、更に鳴かれてない牌を考慮して待ちを特定することになります。実戦では例外が多いので一点で待ちが読めることは稀ですが、単純な牌の危険度表から見積もった時と明確に放銃率が変わるケースはそれなりにあります。ベタ降りすべきだが明確な安牌が無い場合、降り本線の手牌だが局面的になるべく加点したい場合、ほぼ押す手だが待ちが特に読みやすく高打点の可能性が高い鳴きが入っている場合といった、待ち読みの技術が比較的重要になる局面では意識しておきたいところです。

 

参照http://magazine.mahjong-rule.com/colmun70.html(待ち読み問題あり)

 

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