形テン

麻雀戦術wiki内検索 / 「形テン」で検索した結果

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  • 被先制聴牌時の待ち選択
    ...  危険牌を切って良形テンパイと安全牌を切って愚形テンパイの比較    表は中盤における、他家の攻撃と待ちと危険度別の、(アガリ率)/(放銃率)の値を示したものです。表より、放銃率15%の牌を切って良形テンパイに受ける場合と、現物を切って愚形テンパイの比較であれば、(アガリ率)/(放銃率)の値で愚形テンパイ側が勝ります(愚形テンパイの方が被ツモ率は高いので互角程度)。しかし、235とあって2が現物であれば、5は片無スジなので基本的に放銃率は15%を超えません。よって打点差が無く、押した方が有利になるのであれば、ほとんどのケースで危険牌を切って良形テンパイに受けた方がよいと言えます。危険牌を切って先制リーチ者の現物待ちに受けられる時も同様のことが言えます。    良形低打点テンパイと愚形高打点テンパイの比較    表より、被先制時は先制テンパイ時より(アガリ率)/(放銃率)の差が大...
  • くっつき形の選択
    ...単純な受けの数より良形テンパイになる受けを重視します。(手作りの考えより、4連形や中ぶくれ形>3~7牌>28牌>19牌>字牌) 良形になる受けに差がつかなければ、受けがかぶっている牌(36と持っている場合は4と5、37と持っている場合は5の受けがかぶっている)を切ります。   258m111456p11567s ドラ3m 終盤以外は打8m   受けの数だけは打5mとする方が広くなるが良形テンパイ重視   3~7牌同士の比較   浮き牌3~7同士は、テンパイした時に待ちが端寄りになる方がアガリやすいので3,7>4,6>5の順で残します。赤受けに関しては4,6を残す方が強いですが1枚しかないのでさほど重視しません(タンヤオがつく場合は高打点の受け優先で4,6>5>3,7の順で残します。)。   2347m1115p4789s北北 ドラ9s 打5p 2347m2225p234688s ド...
  • 対立直自分聴牌
    ...他家子の場合   良形テンパイ   1翻 中盤押し有利、終盤押し有利、15%程度の危険牌を切る場合は微妙(鳴き手はやや押し有利) 2翻 押し有利   愚形テンパイ   1翻 中盤降り有利、終盤は微妙、15%程度の危険牌を切る場合はやや降り有利(鳴き手はそれぞれ微妙、やや押し有利、微妙) 2翻 中盤微妙、終盤は微妙(鳴き手はやや押し有利、15%程度の牌を切る場合は微妙) 3翻 中盤押し有利、終盤押し有利、15%程度の危険牌を切る場合はやや押し有利(鳴き手は押し有利)    良形テンパイの場合はのみ手でもよほど危険な牌を引かない限りは押し有利になると言えます。愚形テンパイの場合は、のみ手では中盤(7~12巡目)に無スジを切ることになるなら降りますが(序盤の無スジや中盤以降のスジ程度なら押してもよい程度)、終盤(13~16巡目)はテンパイ料の影響で微妙になります。愚形2翻は中盤以降無スジ...
  • ヘッドレス形2
    ...とツモ(打ツモ)で良形テンパイを逃すので、多メンチャン形の受けが2種以下の場合はターツを残す方が良形テンパイの受けだけでも勝ります。67889(ペンカンチャン)、66788の連続形ターツがある場合は注意が必要です。   多メンチャン形+愚形ターツ×2    ドラ 打  ドラ 打   愚形ターツを落としても良形テンパイになるのは先に愚形ターツがメンツ化した場合のみ。多メンチャン形の受けが3種以上の場合は受けの数でも差がつかないのでターツを落としますが、2種以下の場合はターツを残します。   高打点の受けや変化を考慮するケース   打点が上がる受けや変化を考慮して浮き牌とターツを比較する場合は、基本的に2メンツ形で取り上げたような基準をそのまま活用することができます。    ドラ 打   頭が作りやすいうえに打点が上がる受けが残る浮き牌は良形ターツより残します。    ドラ 中盤打以降...
  • シャンテンの進まない鳴き
    ...くなる)。ただし、良形テンパイになる受けが減るなら終盤テンパイ料を狙う場合を除き鳴かず。講座29で取り上げたような愚形安手で守備を重視したい手牌の場合も鳴かずに手を進めます。   23m2245p222s北 ポン中中中 2pポン打北   ソーズが234sなら2pは鳴かない。ドラが2sの場合も、リャンメン満貫テンパイになる受け入れ(ツモ14m36pかチー)が減るので鳴かず。   1257m西北北 ポン888s ポン中中中 ドラ中 北ポン打西   2翻以下の場合はアガリ重視の局面でなければ北は鳴かず。   ターツを強化する鳴き(食い伸ばし)   連続形ターツ等、近くにメンツがあるターツはメンツ部分から鳴くことで愚形ターツを良形にすることができます(連続形ターツがある場合は、雀頭をポンすることでも受けが広くなる)。   45679m12388s ポン中中中 356mチー 8sポン打9m ...
  • ターツ不足ヘッドレス副露判断
    ...67m5pかチーで良形テンパイになるので愚形テンパイになる牌は中盤まで鳴かない(5pポンは最終盤のみする)。    2346m2346p77s ポン白白白 ドラ北    良形テンパイになるのはツモ5m5pかチーだけなので愚形テンパイになる牌も鳴いた方がアガリやすい。    333466s南 ポン西西西 ポン北北北 ドラ1p 出る2s    良形テンパイになる牌は少ないが、トイトイがついて満貫になる受けも大きいので鳴いて愚形2翻になる牌は中盤まで鳴かない。    333466s南 ポン白白白 ポン中中中 ドラ1p 出る2s    鳴いても満貫ならトイトイがついて跳満になるメリットは小さいので鳴く。   鳴いた2シャンテン以上の場合   ターツ十分形の場合は、子で2フーロした段階で愚形×2の1シャンテンかつ2翻以下、安牌が十分にない手になる可能性が高い場合は良形ターツや愚形複合ターツか...
  • 被先制時の立直判断
    ...合    基本的に良形テンパイかつダマ40符3翻未満ならリーチ、良形テンパイかつダマ40符3翻以上、愚形テンパイの場合はダマとします。 参考http //dora12.net/modules/university/meaningless/tactics/tactics02.html    但し、ダマなら特に出やすい(先制リーチに通る牌が少ない等)場合や、ダマにしても出にくい(危険牌を押すのでこちらのテンパイが読まれやすい、共通安牌が多い等)ので判断が変わることも考えられます。特にリーチとダマに大差がない良形ダマ40符3翻や愚形ダマ2翻以下の手の場合は、他家の挙動からダマでも出にくいと判断した場合は途中でリーチに切り替える選択も有力です。    リーチ者の現物待ちダマを警戒する    ベタ降りする際は基本的に共通安牌を残し、将来別の他家がテンパイした時に危険度が高くなる牌から切るの...
  • 押し引き
    ...アシスト 差し込み 形テン 牽制 河作り
  • 鳴きに対する押し引き判断
    ...他家親の場合   良形テンパイ 押し有利   愚形テンパイ   2翻以上 押し有利 1翻 やや押し有利   完全1シャンテン   4翻 中盤押し有利、終盤やや押し有利 3翻 中盤押し有利、終盤やや押し有利 2翻 中盤やや押し有利、終盤微妙 1翻 微妙   リャンメン×2の1シャンテン   4翻 中盤押し有利、終盤やや押し有利 3翻 中盤やや押し有利、終盤微妙 2翻 微妙 1翻 中盤やや降り有利、終盤微妙   リャンメン+カンチャンの1シャンテン   4翻 中盤やや押し有利、終盤微妙 3翻 微妙 2翻以下 やや降り有利   リャンカン+カンチャンの1シャンテン   4翻 中盤微妙、終盤やや降り有利 3翻 やや降り有利 2翻 やや降り有利 1翻 中盤降り有利、終盤やや降り有利   弱攻撃に対してはテンパイならまず押し、親の1シャンテンでもテンパイのために多くのケースで押せます(放銃率は...
  • 七対子形
    ...場合はチートイツ、良形テンパイの可能性が残る場合はメンツ手に決めます。(メンツ手にとっても愚形テンパイなら高打点の受け優先でチートイツを残すが、チートイよりは基本的に良形テンパイの方がよいので)。   6688m1223p114456s ドラ3p 打6s 5566m1223p114456s ドラ3p 打2p    チートイツとトイトイの選択   暗刻を1つ含むチートイツ1シャンテンの場合。この場合は基本的に2枚切れトイツがなければ暗刻を残してトイトイ(三暗刻、四暗刻)変化を残し。浮き牌ドラがある等チートイツに決める方が高打点になりやすいなら暗刻から1枚落としてチートイツに決めます。   ただし役牌トイツが1つある等仕掛けても40符3翻以上が見込め、比較的仕掛けやすいトイツが多い場合や、役牌トイツが2組ある等ドラを切ってトイトイ狙いでも打点に大差ない場合は暗刻を残します。   33...
  • メニュー
    ...アシスト 差し込み 形テン 牽制 河作り ベタオリ 押し引きの考え方 牌理 手作りの考え 手牌構成の分け方 手作り、手変わりの法則 聴牌時の選択 一向聴選択 二向聴の選択 三向聴以上の選択 副露 副露牌理 副露順目 役確定副露判断 役不確定副露判断 ターツ不足ヘッドレス副露判断 シャンテンの進まない鳴き 用語集 コラム 議論ページ 牌画   テストページ テストページ2(@wiki編集)       リンク @wiki @wikiご利用ガイド   他のサービス 無料ホームページ作成 無料ブログ作成 2ch型掲示板レンタル 無料掲示板レンタル お絵かきレンタル 無料ソーシャルプロフ wikiの編集方法についてはこちら 左メニューの編集方法についてはこちら   ここを編集
  • 副露牌理
    ...    ただし、良形テンパイになる受けに差がつく場合は、アガリに近い段階の受け入れ優先で基本的に良形テンパイになりやすい打牌を選択します(トイツが2つの場合で、テンパイしやすさではトイツ残しが明確に有利で、トイツが19字牌等特に鳴きやすい場合はトイツを残す。)。    113m233p23466s ポン中中中 ドラ北 打3p    334m468p23466s ポン中中中 ドラ北 打3m    334m468p23499s ポン中中中 ドラ北 打8p    赤5p受けとツモ3p引きの変化を残す。ピンズが579pならカン8pが比較的待ちとして強いので打5pとする。    2245m45p23499s ポン中中中 ドラ北 打5m    ソーズが77sなら打7s(ツモ45m45pで鳴きやすい2mトイツが残る)が有力。 マンズが56mの場合は打2mとする。    鳴いた時の待ちを強くする ...
  • 役確定副露判断
    ...ので、愚形が鳴けて良形テンパイが残る(上の手牌では8m7s8s)のであればなおさら何巡目でも鳴くのが有利になります。問題は良形から鳴いて愚形テンパイが残る場合です。   明確な結論が出ていない問題ですが、「8m7s8sから鳴いた場合も良形テンパイになるが、平和がつくのはツモ7sの時のみ」であることを考慮すると、平和がつかない形で愚形部分が良形(今回のように688sなら677sとして考える)だった場合に鳴くかどうかと同程度、すなわち中盤から鳴きを考えることを一つの基準とします。88m688sの形が44688sなら中盤過ぎ、88m68s北なら6巡目程度から鳴きを考えます。   親の時は早めに鳴く   親の場合はあがれた場合に連荘できるメリットがあり、被ツモ時の失点が大きくなるので子の時より鳴き有利になる巡目が早くなります。とは言っても、連荘のメリット自体はそれほど大きくないので、2巡...
  • 回し打ちの手順
    ...モ47m5689s(形テンを取る方がよい巡目なら鳴いて形テンに取る)のテンパイ復帰を狙います。意識していないと気付きにくい選択ですので、頭の作りやすい連続形ターツの形に注意します。   2メンツ形の1シャンテンや2シャンテン以上からの回し打ち   単独ターツ×2の1シャンテンや、2シャンテン以上の手で切れない浮き牌を引いた場合は、シャンテン戻しで危険牌へのくっつきを最大限目指すことになります。その場合の手順は、非単騎テンパイの時と同様に、ターツ落とし→雀頭落とし→メンツ落とし→七対子狙いの順で考えます。ただし、他家のテンパイが入っている状態で2シャンテン以上の手から追い付く可能性はかなり低いので、安牌やほぼ通ることが判る牌を切って回すのでなければベタ降りすべきです。   浮き牌を切って複合ターツ+単独ターツの1シャンテンに受けられるがその浮き牌が危険な場合は、危険牌を切って広く受...
  • 立直判断
    ...も、特に待ちが悪い愚形テンパイの場合は放銃の失点回避重視でリーチすべきでない場合があります。図の待ち牌別和了率で20%未満の待ち(フリテンの愚形テンパイもここに含める)の場合や、中盤以降で20%以上30%未満の待ち(残り1枚のスジ19字牌待ち以外、残り2枚のカンチャン無スジ37以下の待ち、残り3枚のカンチャン無スジ456待ち)でリーチのみの場合についてはリーチを控えます。    リーチ棒出費も失点の一種ですが、これについては流局間際のリーチのみ以外は原則通りの判断で結構です。(但し、流局間際となると、実戦では先制テンパイでないケースが多いので注意)  
  • 役不確定副露判断
    ...1シャンテンよりは愚形テンパイの方がアガリ率は高いように、基本的に後付けになる牌からでも鳴いた方がアガリやすいと言えます。    もちろん、役が確定している場合よりは鳴かない方が有利なケースは増えます。後付けの鳴きは、「1メンツできるが、良形ターツを愚形ターツにする仕掛け」とみなして鳴き判断するのが一つの目安です。    1シャンテンの場合    13m455p456789s白白 ドラ北 出る2m いつでも鳴く  135m55p456789s白白 ドラ北 出る2m 最序盤は次から鳴く  34m455p456789s白白 ドラ北 出る白  最序盤は次から鳴く  34m455p456789s白白 ドラ北 出る2m 終盤以降鳴き  34m55p456789s西白白 ドラ北 出る2m 中盤過ぎ以降鳴き    基本的に後付けの形でも愚形を鳴いてテンパイであればほぼ鳴き有利と言えます。役牌か...
  • 二向聴判断
    ...まで残った場合でも良形テンパイより有利なら愚形残し、満貫以上が見込めるなら受けの数優先。)。  455567m235688p45s ドラ1p 打2p 受けが広いのは打5pだが、ドラ1pでも23p落としが打点的に有利。345三色もあるので2pから切る。  ターツと浮き牌の比較   ターツオーバーならターツを落としてもシャンテン戻しにならず、1シャンテンになっても浮き牌が残り変化を残すことができるので、講座16で取り上げた基準以上に変化をみるのが有力になります。(変化法則4.変化は最大限にみる、法則5.アガリに遠い段階ほど変化重視)  3~7浮き牌とペンチャンの比較であれば、ペンチャン以外が既に良形ターツである場合以外は良形変化をみて浮き牌を残します。他で雀頭ができた時に受けが広くなる雀頭くっつきの浮き牌については、リャンメントイツ形ならリャンメンターツとの比較でも浮き牌残し。カンチ...
  • オーラスの手作り
    ...きです(逆転確定の愚形テンパイとツモか直撃条件の良形テンパイなら基本的に前者に受ける)。    ただし、逆転手になりやすくなる手変わりについては、そこまで重視する必要はありません。何故ならメンゼンでリャンメンテンパイした場合、裏ドラ率が約30%、ツモ率が約50%、直撃率が約20%(点差が大きく離れている場合は低下)、一発率が約15%(愚形の場合は約半分)、他家のリーチ棒やカンによるカンドラもあるので、偶然役1つ条件でもアガリ時に逆転できる確率は50%以上、2つ条件でも約20%は見込めるためです。偶然役に期待するのも、手変わりに期待するのも、「抽選」に頼っていることには変わりません。    テンパイから偶然役より手変わりをみる方が有利になるためには、くっつきで逆転条件が1つ減る(タンヤオやドラ1)ような数牌の浮き牌、または2つ条件の場合に逆転条件(2翻役がつく)を満たす変化がある浮...
  • 対立直自分不聴
    ...全1シャンテンでも愚形テンパイより明確に降りることが多く、中盤なら3翻以上あってやっと押しを考えるくらいです。愚形残りの場合は満貫あってもほぼ降りることになります。   自分親、他家子の場合   完全1シャンテン   4翻 中盤まで押し有利、終盤微妙(放銃率15%の牌を切る場合はやや降り有利) 3翻 中盤まで押し有利、終盤やや降り有利 2翻以下 序盤押し有利、中盤やや押し有利、終盤やや降り有利(放銃率15%の牌を切る場合は降り有利)   リャンメン×2の1シャンテン   4翻 中盤まで押し有利、終盤やや降り有利(放銃率15%の牌を切る場合は降り有利) 3翻 序盤押し有利、中盤やや押し有利、終盤やや降り有利(放銃率15%の牌を切る場合は降り有利) 2翻以下 最序盤やや押し有利、序盤微妙、中盤やや降り有利、終盤降り有利   リャンメン+リャンカンの1シャンテン   4翻 序盤押し有利、中...
  • オーラス押し引き判断
    ...放銃率、つまり終盤愚形テンパイで放銃率10%程度の牌を押す場合であっても明確に押し有利になります。    一方、天鳳ルールの場合は、降りた場合に被ツモ率が上がることを考慮しても、アガリ率が放銃率の2倍程度あっても降り有利。つまり序盤でリャンメンテンパイであっても無スジは押さない方がよいことになり、順位点関連だけはルールによって打ち方が大幅に変わるのがよく分かります。    被ツモ率を考慮した時点でも微妙であれば、鳴き手の場合は更に危険牌を引いた場合に降りに転じることもできるので押す、リーチ者に押している他家がいる分ベタ降り時の被ツモ率が低くなっているので降りといったように押し引きを決めても問題ありませんが、ネット上で公開されているシミュレータを用いることでより精度の高い判断を下すことも可能になります。  http //dora12.net/modules/university/m...
  • ラス前の手作り
    ...序盤の先制メンゼン良形テンパイ等、リーチを打つリスクが低く、ダマで30符3翻以下の場合は、更に逆転されにくい点差を目指してリーチしても問題ありません。    自分が親番の場合はあがっても連荘で局が流れないので、安手アガリのメリットは低くなります。流局時にテンパイ料を払ってもトップであればノーテンで局を流します(ネット麻雀の場合は流局前にテンパイを崩す必要があるので注意)。ただし安手の連荘が無価値というほどでもないので、流局間際以外は平場と同様に手を進めれば十分です。    あがった場合の点差が8000点未満のトップ目    基本はアガリ率重視ですが、4000、8000点差にできるような打点が上がる受け入れは重視します。    24778m566778p345s ドラ8s 南3 2着と1800点差のトップ目   打8mリーチ リーチならあがった時に4000点差以上にできるので先制なら...
  • 対二軒立直
    ...スが多くなり、特に愚形テンパイで危険度の高い牌を切るとなると、高打点テンパイからでも降りる場合が出てきます。良形低打点と愚形高打点の比較であればほぼ前者が有利になります。また、リーチ者が2人いるので出アガリしやすさはあまり関係なく、字牌やスジ待ちであっても通常の愚形待ちとあまり変わらないアガリ率になります。    具体的に何点の手で、どの程度の危険牌を切るのであれば押し有利になるかについては表をご参照下さい。  参考サイトhttp //dora12.net/modules/university/meaningless/tactics/tactics01.html        ※危険度5は、両者に放銃率5%の牌を切って押すことを指す。全部はテンパイならのみ手でも押すことを指すが、赤色の部分についてはのみ手の場合はやや押し有利程度なので条件次第で降りることもある。    2人リーチへ...
  • 回し打ちを考慮した押し引き判断
    ...形ターツがあるので良形テンパイの受け入れでも勝り、345三色にならなくても満貫手なのでヘッドレス形に受ける打5mとします。しかし打7pや67m落としも局期待値的にそれほど劣りません。三色が消える34m落しや45s落しは明確に損ではありますが、それでも満貫完全1シャンテン以上の手なのでリーチに十分押せる手です。    危険牌を切ればその分アガリ率も落ちるので、1シャンテンから危険牌を切ることになっても多くの場合は押し有利になるような打牌候補が複数あるなら、比較的安全な牌を切ってテンパイに取れる可能性が高い選択の方が収支面で有利になりやすいと言えます。    例えば5mやピンズ、ソーズはリーチに通ってなくて、残り1枚の5mが別の他家が切っていて9mは通るのであれば、ノーチャンスの67m落としとしますし、9mが通ってなくて1mが通っているなら34m落としとします。ソーズが通っていて他が...
  • 山読み
    ...を打つべきか微妙な愚形テンパイはダマ(テンパイ外しの方が有利なテンパイ外し)、対立直自分聴牌、対立直自分不聴、対副露で取り上げたような、押すかどうか微妙な愚形残りの手であれば降り(回し打ちの方が有利であれば回し打ち)有利であると判断できます。また、任意の牌が他に3枚見えていれば、その他家が持っている1枚と合わせて実質的なノーチャンスとして扱うことができます。4枚見えに限らず場に多く見えている牌は、手牌読みと合わせて強い情報となるので特に意識しておきたいところです。   ※赤線はツモ切り牌    南家は中張牌より9pを後まで残していたので、9pはターツかメンツの一部である可能性が高いことから7pを1枚は持っている可能性が高い。こちらは愚形3翻だが7pはドラ表示牌に1枚見えているのと合わせて多くても2枚まで。79pから6pを引いて9pが切られたケースがあるため58p待ちが比較的危険と...
  • その他点数状況判断
    ...チを打つのが微妙な愚形テンパイに関してはダマ(テンパイを外した方がアガリやすい場合はテンパイ外し)とします。あがることでダントツになるダマ40符3翻以上の手も局期待値的にはリーチ有利でもダマにします。  他家に断トツがいる場合も、アガリ逃しや放銃のリスクを負って高打点のアガリを目指してもトップになれる可能性が低くなっているのでアガリ率、失点回避重視。放銃してもラス落ちの可能性が低いトップ目以外のテンパイに対しては明確に押し有利でなければ引きます。    断ラス(5200点未満)がいる場合の打ち方    断ラスの場合は順位を1つ上げることは難しくないことが多い、親番が残っている、平場以上に打点重視の手作りをしてもうまくいく可能性が低いことから手作りに関してはそこまで打ち方は変わりません(鳴くと安手になる高打点1シャンテンをなるべくメンゼンで進める、1000点未満でリーチ棒が出せない...
  • 牽制
    ...うなら、余裕があれば形テンを狙えばいいですし、それでも向かってくる他家がいるようであればベタ降りに切り替えます(向かってくるということはそれだけ勝負手である可能性が高く、高打点のダマテンの可能性もあるので注意)。   染め手に限らず、特定の役を想定させる河と仕掛けがあれば、その役絡みの牌を手出しで切った以降はツモ切りとすることでブラフになりますが、ブラフの手順が複数考えられる場合は、他家から見た時に高打点に見えやすい、切りづらい牌の範囲が広いという点で、染め手狙い(特にドラ色)のブラフが効果的であることが多いです。   ブラフ以外の牽制を主な目的とした鳴き   他家の収支を下げるという意味では、一発消し、ハイテイずらし、他家のチーを阻止する為の邪魔ポンもこのカテゴリーに入ります。収支に与える影響は大きくない場合が多いですが、安牌が十分にあり、鳴いた方が有利な結果になりやすい場合は...
  • 他家の攻撃への見積もり
     ここからは主に他家の鳴きに対する押し引き判断について考えます。まずは鳴きの特徴について取り上げます。    テンパイかどうか不確定    リーチ時と異なり、4フーロ(裸単騎)でもなければ、必ずテンパイしているとは言えません。序盤(4巡目)の3フーロ、中盤(9巡目)の2フーロ、終盤(14巡目)の1フーロでテンパイ確率は約50%になります(中盤、終盤の3フーロはそれぞれ約80%、90%。終盤の2フーロは約70%)。これはフーロ直後のテンパイ率なので、その後手出しが入れば更にテンパイ確率は上がります。(フーロ直後のテンパイ率が約50%の場合、次巡以降1回手出しが入ると約70%、2回手出しが入ると約90%)。    ただし、テンパイ率に関しては、鳴いた他家の河や打ち筋次第でかなり変動があることには注意が必要です。例えば特に利用価値が高い牌(手に組み込みやすいドラや、染め手をやっている場合の同...
  • 手変わり待ち判断
     手変わりをみてリーチしないケース    手変わりについては、ダマだけでなくテンパイを外して1シャンテンに戻すケースも考慮することになるので、1シャンテンの手牌に関する知識が必要になります。その為、一向聴選択の項目も同時に読まれると理解されやすいと思います。    手変わりの法則    具体的な基準に入る前に、手変わりを目指すうえでどのような方針で打牌を選択するかについて、手作りの法則と同様に5つ挙げることにします。    1.数手先の変化より目先の変化、変化の量より変化の質優先  2.特に価値が高い浮き牌があれば変化を考慮する  3.特に価値が低いターツがあれば変化を考慮する  4.変化をみるなら最大限にみる  5.アガリに遠い段階ほど変化重視   手作りの法則1でも変化より受け優先としたように、変化同士についても数手先の変化よりは目先の変化を優先しますが、目先の変化同士であれば、手...
  • 手牌読み
     手牌進行読み   押し引きの考え方では、リーチやテンパイ濃厚な鳴きが入ってない段階であれば、基本的に降りることは考えずに手を進めるとしましたが、特に捨て牌が強い他家に関しては少なくとも1シャンテンにはなっている可能性が高く、ダマでテンパイしていることも少なからずあります。よって、そのような他家がいる場合はこちらがアガリまで遠い手の場合は危険度の高い牌は止めつつ、将来の明確なテンパイに備えて安牌を残すような打ち回しが必要になります。    他家の捨て牌で着目すべきなのは、ドラ切り(特に3~7の中張牌)と手出しのターツ落としです。序盤であればアガリに遠い段階から字牌絡みの手役を狙っている可能性も高いですが、中盤以降で、リーチや鳴きに対して降りているわけでもなければ高確率で少なくとも1シャンテンにはなっていると言えるので、安牌を抱えるのであればドラや手出しでターツを落としている他家への安牌を...
  • 手牌構成の分け方
    麻雀のアガリ形には、メンツ手、七対子、国士無双があります。このうちメンツ手のアガリは4面子1雀頭が必要なので、面子候補が4つある状態を、面子候補が足りている(面子候補十分)と言います。面子候補が5つ以上あれば、面子候補過多(面子候補オーバー)、3つ以下なら、面子候補が足りていない(面子候補不足)と言います。(面子候補と言うと長いので、単にターツ十分、ターツオーバー、ターツ不足とも言う)  名前だけ見ると不足より十分の方がテンパイしやすく見えますが、ターツがメンツ化する牌より、浮き牌がターツ化する牌の方が多いので、シャンテン数が同じであれば、ターツ不足の方が十分の場合よりテンパイしやすいです。また、面子候補を5つ持つより、4つにしてその分ターツをメンツ化しやすくしたほうがいいので、基本的にターツ十分の方がターツオーバーの場合よりテンパイしやすいと言えます。(ターツ不足>ターツ十分>ターツオ...
  • 一向聴の選択
    一向聴の選択について 二面子形 ヘッドレス形 ヘッドレス形2 くっつき形 七対子形  メンツ手1シャンテンの牌姿(13枚)を分類すると、2メンツ形、ヘッドレス形、くっつき形の3種類に分けられます(メンツ→ヘッド→ターツ(講座6)の順で手牌を分けるので、複数の解釈ができる牌姿については、くっつき>ヘッドレス>2メンツの順に優先して分類します。)。  2メンツ1シャンテン  123m2378p34599s北  123m22378p34599s 最も出現頻度の高い1シャンテンです。1番目の牌姿を、リャンメン×2の1シャンテンと呼ぶように、2メンツ形同士は残りの2ターツが何かによって分類します。2番目の牌姿のように良形ターツ+良形複合ターツの形になっているものを、完全シャンテンとも呼びます。 ヘッドレス1シャンテン 123m222378p345s(1タ...
  • オーラス先制聴牌判断
     トップ目の先制役無しテンパイをリーチすべきか    役有りテンパイの場合はダマが原則で、役無しでも立直判断で取り上げたような即リーチしない方がアガリ率で勝る(中盤で良形変化8種程度、鳴いて役有りテンパイにできる場合も手変わりに含める)場合はリーチしませんが、リーチした方がアガリやすいのであれば多くのケースで即リーチ有利になります。放銃のリスクを考えるとリーチしづらい局面に見えますが、得点計算の都合上、自分が子で、リーチ者がリーチして4翻か跳満以上である場合以外は放銃してもツモられても詰まる点差に大差ない(自分が親でリーチ者が平和がつかない3翻以下か5翻の場合はツモられる方が点差が縮まる)ので、自分が先制テンパイの時点で放銃だけは特に避けるように打つべき局面は稀であるからです(ただしテンパイ時点からの比較なので、テンパイ以前の段階で良形や役有りテンパイを狙った方がアガリ率、放銃率の観点から...
  • 絞り2
       絞りとは、ノーテンの他家に対して鳴かれなさそうな牌を打つことを指します。    絞るかどうかを判断する前に、まずは打牌候補が鳴かれやすい牌であるかどうかを判断することになります。鳴き手がテンパイであれば放銃する可能性が高い牌はノーテンの場合は鳴かれやすい牌であるといえます(どのような牌が鳴かれやすいかについては鳴きに対する牌の危険度参照)。    絞りの手順    絞るべきと判断した場合は、絞った牌を押さえつつアガリ、テンパイの可能性があれば回し打ち、その可能性が無い、あるいは特に放銃を回避したい局面であれば共通安牌は残しつつベタオリします。   ただし、ベタ降りの場合と異なり、絞り対象の他家の現物であっても鳴かれないとは限りません。例えば手牌に1289mとあり、打1mとした後に3mを引けば89mを落とすのがセオリーなので、この場合は1mが鳴かれる可能性もあります。よって、同じ現...
  • 押し引きの考え方
       手作りとベタ降りの技術について一通り解説しましたので、ここからは攻めるか降りるか、押し引き判断について解説することにします。    押し引き判断も選択同士の比較で判断する    鳴き判断の時も同じことを述べましたが、あくまで押した場合と引いた場合の比較、押すにしても何を切って押すのが収支的に最も有利になるかを判断して打牌を選択します。「押すと収支でマイナスだから」という理由だけで降りる人もいますが、マイナスだとしても降りた場合の収支(被ツモや流局時ノーテン、ベタ降り失敗による放銃による失点)よりも有利であれば押すべきです。逆に、「押したら収支でプラス」だとしても、他家の攻撃を考慮せず最大限に攻める選択が最も有利になるとは限りません。    具体的な判断基準に入る前に、基準となる要素について重要なものから取り上げます。    シャンテン数    最も重要になります。初心者の段階であ...
  • 安牌残し
     ここからは手作り、ベタ降り、回し打ち以外の打牌選択として、安牌残し、アシスト、差し込み、絞り、牽制、河作りについて考えます。    不要牌は将来の危険度が高くなるものから切る    安牌残しとは、他家がノーテンの段階から将来のテンパイに備えて安牌が残るように打つ選択のことを指します。二面子形でも述べましたが、手作りのうえで不要な牌は、将来他家からテンパイが入った時に備えて先に切りより安全な牌を残すように打ちます。ターツ不足の場合は受けがかぶっている19牌(浮き牌4を持っている場合の1等)ターツ十分の場合は19牌、ターツ十分かつテンパイ時に良形が確定している場合は打点上昇や更に受けが広くなる変化が無い浮き牌、ターツオーバーの場合は受けがかぶっているターツ(1246等)でより強いターツを作らないもの(テンパイ時良形確定なら1245の12も不要)が不要になります。14を残して2,3と連続で引く...
  • 打牌の手順
       平場のメンゼン手における打牌基準について解説してきましたが、正しい打牌選択ができるようになるためには、ただ打牌基準を覚えるだけでなく、手牌と局面を正しく認知し、打牌基準を正確に活用できるようになる必要があります。この項目では実戦でどのように認知、判断を行っていくかについて解説します。    手牌の把握    まずは手牌のシャンテン数、メンツ候補の数、ヘッドの有無を把握します。シャンテン数の求め方は講座7で解説した通りですが、3シャンテンよりアガリに遠い手については、3シャンテン以上とだけ把握できていれば十分です(3シャンテンか4シャンテンかで打牌が変わることは稀なので)。    メンツ候補の数(3つ以下がターツ不足、4つがターツ十分、5つ以上がターツオーバー)とヘッドの有無で手牌を構成するパーツの価値に変化があることはこれまでの講座で解説してきた通りです。従来の麻雀講座ではあま...
  • 聴牌時待ち選択
     テンパイ時に複合ターツが残った場合、あるいは単騎待ちを含む場合は、テンパイに取るか、リーチすべきかだけではなく、どのようなテンパイに受けるべきかを判断することになります。今回はこの待ち選択について考えます。    打点差がない場合の待ち選択    古いセオリーではシャボよりカンチャンと言われることがありますが、枚数が同じなら多くの場合、シャボ待ちの方がカンチャン待ちよりもアガリ率が高いです。(無スジカン2とスジでない3~7同士のシャボ、無スジカン3と無スジ456同士のシャボならカンチャン有利になるくらい)。    リャンメンで待てない牌は枚数が少なくてもアガリやすくなります。スジ以外に、リャンメンに当たらない牌には字牌とノーチャンス(4枚見えの牌からリャンメン待ちに当たらないとわかる牌)があります。また、赤が各色に1枚ずつ入っているルールで河に赤5を切っている場合は、手牌に他の5を持...
  • 数え上げ読み
       押し引きの考え方で取り上げた巡目毎の放銃率は、通っている牌がどの程度あるかによって変動します。基本的には講座37の巡目毎の放銃率と大差ない場合が多いですが、通っている牌が特に多い場合や、手出しでリャンメンターツを落としている等リャンメンテンパイの可能性が特に高い場合は、通ってないスジの数から無スジの放銃率を見積もる必要性が高くなります。    18分の1理論    スジは各色毎に6つずつあるので、(1-4 2-5 3-6 4-7 5-8 6-9)合計18本存在します。仮に他家リーチに通っていないスジが12本あって、2-5p、5-8pが通っていないとすると、リーチが必ずリャンメンテンパイであるなら、2pの放銃率は1/12(約8.3%)、5pの放銃率は1/6(約16.7%)と概算されます。リーチ全体のリャンメン率は約2/3なので、愚形待ちには放銃することが考えにくい場合(早い段階で6p...
  • 鳴きに対する考え方
     鳴きの技術こそ強者になるための鍵   麻雀の打ち筋データを分析することができるようになった今では、成績上位者ほどアガリ率が高い一方、打点は低い傾向があることが判明しています。そしてアガリ率を高めるための技術の中でも、上位者と下位者で特に差がつくのが鳴きの技術です。ここからはこの「鳴き」に関する技術について解説します。   鳴き判断は鳴いた場合と鳴かなかった場合の手牌同士を比較して行う   23467m234p4588s西 ドラ北   上の手牌で上家から5mが切られた場合に鳴くかどうかを判断する場合は、「タンヤオのみのリャンメンテンパイ」と、「メンタンピンのリャンメン×2の1シャンテン」との比較になります。これを、「鳴いてタンヤオのみと、メンタンピンの比較」と考えてしまう人が多くいます。テンパイと1シャンテンの比較であることを意識していないと、鳴くべき手牌でも、「安くなるから鳴かない」...
  • ヘッドレス形
    【牌理の基本 ヘッドレスイーシャンテン】 ヘッドレスイーシャンテンは面子+面子+面子+ターツ+浮き牌x3である(14枚) 浮き牌はターツ化していることも多い。 今回はターツ+ターツ+浮き牌の選択について考えようと思う。 選択としては ①  ターツから切り出して、ターツ+浮き牌x2の形にする (例1235666m24789s78p 打2s) ② 浮き牌から切り出して、ターツ+ターツの形にする (例1235666m45789s78p 打5m) ③ 面子から切り出して、面子充足イーシャンテンにする (例1223567m34678s67p 打13m) 性質として、「面子の中に暗刻がある」 「ターツが複合型※」の時②の選択が有利になりやすい。 ターツが共に良型ならば浮き牌を切り出す②。 良型ターツ+単独愚形ターツのケースはどうだろうか 112368sr555p12378m 良型受け入れが打8sの方が...
  • 鳴きに対する牌の危険度
    鳴き手に対して押し引き判断をする場合、テンパイ率、打点以外に、切る牌の危険度(鳴き手がテンパイと仮定した場合の放銃率)を見積もる必要があります。鳴き手に対して降りる場合も、ベタオリで取り上げたようなリーチに対するベタ降りの手順をある程度適用することができますが、鳴き手特有の判断も存在します。   鳴いた相手が最後に手出しした牌以降に通った牌は(見逃しでもされてない限り)安全牌。   手出しが途中で入った場合でも、シャボ待ちに関しては鳴きが入った後で誰かが通した牌が、リャンメンやカンチャンに対しては上家が通した牌がかなり安全になります。以前に出たときに鳴いて手を進めることができた可能性が高いためです。(例外は単騎待ち、通った後にその牌を待ちとするようなターツができた、何らかの理由でスルーした場合)他家の手出しツモ切りを無理に覚える必要はありませんが、仕掛けている相手に関しては優先的に見るこ...
  • 差し込み
     アシストとは、ノーテンの他家に対して鳴かれそうな牌を打つこと、テンパイしている他家に対して放銃すると思われる牌を打つことを指します(アシストの逆が絞り、差し込みの逆がベタ降りに相当する)。    絞るよりは鳴かせる方が得策であることが多い    基本的にいずれ切ることになる不要牌同士の比較であれば、他家に鳴かれないように絞るよりは鳴かれる牌を打った方が収支面で有利になりやすいです。その方が将来他家のテンパイが入った場合に降りやすいので放銃率が下がり、横移動や安手の被ツモで済むケースが増え失点を軽減できるためです。よって、アガリが厳しいので他家の将来のテンパイに備えて安牌を残す場合も、鳴かれやすい(ただし高打点にはなりにくい)牌を切ってアシストを考えます。    112m3499p2357s東北中 ドラ7p    アガリを目指すなら客風の北切りだが遅い手なので中盤以降はアガリが厳しい。...
  • 安牌が少ない時の押し引き
     中盤でメンゼン手の場合、安牌が4枚あればリーチ者1人に大体降りきることができます。それより少ない場合、ベタ降りしても放銃してしまう確率は、不足している安牌1枚につき約1~2%上昇します。また、鳴いている場合も、鳴き1回につき安牌が1枚少ないのと同程度に放銃率が上昇します。リーチ者が子であれば放銃時平均点は約5200点なので、安牌1枚、1鳴きにつきベタ降り時の失点が、高い場合は約100点増加することになります。    序盤であればベタ降りしても放銃してしまう確率は更に高くなり、テンパイさえしていれば降りきれる場合と比較しても押しがそこまで不利にならないので、テンパイならある程度押して、安牌が増えるか中盤以降無スジを引いたら降りと言う選択が有力になります。   対立直自分聴牌で、降り有利としたもの(中盤愚形のみ手で無スジを切る等)は、押した場合と降りた場合の局期待値に500点以上差がついた...
  • 河作り
     河作りとは、情報の一つである河(捨て牌)を元に判断した他家の選択からくる結果が、自分にとって有利になるように捨て牌を作る打牌選択全般を指します。    基本的に麻雀は可能であれば相手に与える情報が少ないように打ちます。例えば、利用価値の高い牌が切られているほど情報として強いものになるので、2345mから2mか5mを切る場合は外側の2mを切ります。手出し牌の方がツモ切りの場合より情報として強くなるので無駄に空切りはしません。   ベタ降りする場合も、安牌が十分にないなら、他家が合わせ打ちをしてノーチャンスができやすいように、場に多く切れている安牌のなかで、ノーチャンスができた時に通せる牌が増えるように切りますが(89m899pとあって8m8pが安牌、8mが場に2枚切れていれば打9m、8pも場に2枚切れていれば8pから切る)、安牌が十分にあるなら他家のベタ降り成功率が下がるようにノーチャ...
  • 三向聴の選択
       2シャンテンの時と判断が異なるケースや、新たに考慮する要素があるケースについて取り上げます。    ターツ同士の細かい比較    ターツオーバー形からターツを落とす場合、講座14、22で取り上げたように、近くに別のターツがあるターツは変化の面でやや弱くなりますが、そのようなターツの中ではターツとの距離が近いもの、距離が同じであればリャンメンターツより愚形ターツが近くにある方を先に切ります。   例えば、2467とあればツモ5でもリャンメンに変化しないので2479の24より先に切りますが、2479は24を落とした後ツモ5でリャンメン変化を逃しても579のリャンカンができるので2478より先に切る。2478はツモ5でリャンメン変化した時に二度受けが残るので、通常のカンチャンよりは先に切ります。(2467<2479<2478<24)2468のような4枚からなるターツについては、講座22...
  • 点数計算
     着順を考慮した手作り、押し引き判断をするためには、何点の手をどこからあがれば逆転できるかを正確に判断できる必要があります。    点数表暗記法     翻数/符 30 40 50   親30 親40  親50   300 400 400           500 700 800         1翻 1000 1300 1600   1500 2000 2400 2翻 2000 2600 3200   2900 3900 4800 3翻 3900 5200 6400   5800 7700 9600 4翻 7700 8000 8000   11600 12000 12000    麻雀の点数計算はややこしく苦手にしている人...
  • 点差の意義
     ラス前(東南戦の南3局)においては、オーラス開始時の順位はもちろん、対象の他家と何点差でオーラスを迎えられるかを考慮した手作り、押し引き判断をすることになります。点差を考慮する対象として最も重要なのは順位が一つ上の他家(トップ目の場合は順位一つ下の他家)、次に重要なのはトップ目(天鳳ルールの場合はラス目)です。ここではオーラス開始時点の点差の意義について取り上げます。(自分も対象も子である場合、同点の場合に順位で負ける場合は点差に100点を加える)   0点差    一つでも上の順位にいるかどうかで最終的な順位の結果に大きく影響するので非常に重要です。    2000点差    30符2翻横移動(対象以外への放銃も含む)、40符1翻(20符2翻)ツモ、30符1翻直撃、満貫親かぶりで対象と順位が変わらなくなります。前の0点差と次の4000点差が特に重要なので重要度は相対的に低いです。  ...
  • 読みの考え方
     麻雀における読みとは、公開情報を元に非公開情報(他家の手牌、山牌)を推測することを指します。    「科学する麻雀」に代表される現代的麻雀戦術論においては、「読みは不要」とみなされることが多いですが、これは、従来言われてきたような「読み」に誤りが多い、または、正しくても読みによって判断が変わることは少ないという意味であり、読みを用いることを否定するものではありません。    逆に言えば、読みによって打牌の優劣が変わる時に、その読みが有効になると言えます。ですからまず、局面に応じて何を読むべきかを押さえて必要があります。例えば押し引きで降り有利だが現物が少ない手であれば安牌読み、鳴き手で押し有利な場合は何を引いた時は降り有利になるかという危険牌読み、微妙な手であれば自分の手がどの程度アガリが見込めるかという山読みやテンパイ者の待ち、打点読みが重要になります。手作りの段階であればまず重要...
  • ベタオリ
    ベタ降りとは、自分のアガリは考えず、放銃による失点を最低限に抑えるために最も安全な牌を切る選択です。正しく降りることは手作り以上に利用頻度が高く、結果に影響を与えやすい技術なので、麻雀の基礎から学ぶ人は第一章の内容より先に降りの技術を身につけることを推奨します。   危険牌を探すのではなく、安全牌を探す   序章でも触れましたが、他家の攻撃に対しては、まず攻めるべきか降りるべきかの押し引き判断があり、攻めるべきなのであれば、多少切る牌の危険度に差があっても最大限にアガリを目指す選択、降りるべきであれば、最も安全な牌を切る選択が多くの場合有利になります。よって、「危険牌を探す」技術より、「安全牌を探す」技術の方が遥かに重要です。   降りるべきであれば徹底してベタ降りするのが基本   繰り返しになりますが、降りるべきであれば、アガリは考えずメンツを崩してでも最も安全な牌を切るのが基本であ...
  • 副露
    副露について 鳴きに対する考え方 役確定副露判断 ターツ不足ヘッドレス副露判断 役不確定副露判断 シャンテンの進まない鳴き 副露牌理 副露順目
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