魔具、聖水

<魔具作成>

魔具とは、破壊されるまで半永久的にその力を発揮する夢の様な魔法の品物です。 

その存在は様々な伝説や逸話に語られるものですが、決して魔術師に作れないものではありません。 

しかしながらこの作成には様々な制約や消耗が必要になってきます。

 

まず魔術師達は魔術師になった時点で魔工値というものをもっています。 

この魔工値は魔術師の魔術行使の力の分身とも言えるものです。 

魔具はこの魔工値を様々な道具媒体に込めることで作成される神秘の道具なのです。

魔工値は込めたといっても魔術師達が魔術を使用できなくなるわけではありませんが

 その込められる力は有限です。

 

魔術師は(魔術師レベル×魔力(補正のない元値))の分だけ魔工値をもっています。 

つまりこれはレベルアップによってもその総量は変化していきます。

魔具を作る為にはその魔術の効果を付与するに適切な媒体(魔術により異なる)に 

(必要魔術レベル×発動する際の魔力×1日に使用出来る回数)を込める必要があります。 

この時、発動する魔力は本人の魔力(補正のない元値)以下で製作時に自由に決定できます。 

ただし、この発動する際の魔力はその魔術の最低使用レベル以下にすることはできません。 

(2レベル魔術なら最低でも2、3レベル魔術なら最低でも3の魔力を付与する必要があります。) 

また魔具にはその効果を永久に働かせ続ける類(永久魔具)のものもあります。

それが可能な魔術は、1日に使用出来る回数の代わりに特定の数値を代入することになります。 

それが可能か、そして代入する数値がいくつかは、各魔術を確認して下さい。

 

また製作には(製作に必要な魔工値÷製作者の魔力(補正のない元値))の日数が必要です。 

加えて、適切な魔具として器が必要です。この器は基本的に武器、防具、装飾品、道具など 

あらゆる生命を持たない固体に付与可能であり、それらと「キーワード」で発動するものです。 

ただし、永久魔具については「キーワード」に関係なく効果を発揮し続けます。

 

こうして魔具を製作完了すると、製作者の魔工値は減少し、回復しません。

魔工値は魔具に加工してしまえば、ずっと使用した値がマイナスになるわけですが 

それを取り戻す方法は存在します。 

それは作成した魔具を再度魔工値に還元することです。 

これは一つの魔具につき、(魔具の魔工値÷還元する者の魔力)分の日数がかかります。 

これにより魔工値の結晶を取り出すことが可能です。

ただし魔具の還元は、自分の魔術レベル以下の魔術の込められた魔具しか還元できません。

この魔工値の結晶体はいくつかの使い道があります。 

一つは失った自分の魔工値を再度回復する方法(ただし己の最大魔工値以上にはなりません) 

もう一つはこの魔工値の結晶を魔工値の原材料として魔具を作成する方法です。 

これにより、魔術師は古来から魔工値を様々な形で受け継ぎ、強力な魔具が完成していくのです。

 

魔術スロットを使用する魔術についても使用に際しては巻物、魔杖と同様の処理をして下さい。

 

魔具が市場に出回ることは非常に稀です。 

もし売りに出される場合、その物品に対する需要やタイミングによって上下します。 

(必要魔術レベル×魔力×1日の使用回数×5,000)ゴールド程度を目安とすればいいでしょう。

万が一魔具が破壊された場合、その魔具は即座に効果を発揮できなくなります。

 

<聖水作成>

聖水とは誰でも使用出来る、使い切りの奇跡を実現した品物です。 

通常は瓶などに入れて用いるものです。

 

聖水を作成するには、まず清らかな水が必要です。 

これをベースに祈りと特定の儀式を続けることによって聖水を作り出せます。 

具体的には1日の殆どをこの祈りと儀式に捧げることにより水には神官の信仰値と同値だけ 

“聖別値”と呼ばれるものがたまるようになります。 

この聖別値がそれぞれの奇跡の必要聖別値に達した時点で、水は聖水へと変化します。 

それぞれの奇跡に必要な聖別値は以下のように決定されます。

 

聖水の必要聖別値=必要神官レベル×発動時の信仰値×2

 

この発動時の信仰値は聖別を行う神官の信仰値を限界として聖別時に決定します。

ただし、この信仰値はその奇跡の最低使用レベル以下にすることはできません。 

(2レベル奇跡なら最低でも2、3レベル奇跡なら最低でも3の信仰値を付与する必要があります。)

例えば信仰値5の神官が必要神官レベル2、発動時の信仰値5で聖水を作成する場合 

必要聖別値は20、神官が聖別に費やす日数は20÷5で4日日となります。

さらに神官はこの作業を集団で行うことにより、短期間で聖別を済ませることができます。 

例えば信仰値5の神官が4人でこの聖別を行えば、1日で聖水の作成が完了します。 

この際信仰値の決定基準は儀式を主導する神官を基準とし、 

逆に高い信仰値で作成している聖水は、その信仰値に満たない神官だけでは聖別継続できません。

また、この共同作業は同じ神を信じている神官同士でしか行えません。

 

聖水を購入する場合、基本的に神の信徒である必要があります。 

神官であれば問題なく購入できます。 

価格は聖水の(奇跡の必要神官レベル×信仰値×100)ゴールドの値段で取引されます。 

これは神殿側にはお布施として収められるものとなり、相場です。 

神殿などで同様の奇跡を受ける際に要求されるお布施額は 

上記の約8割程度となります。 

またこれらの購入ができるかはその集落に住んでいる最高レベルの神官によります。 

 

 

 

 

 

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最終更新:2014年08月17日 13:36