SOMを生身で【発動】させられる者、また強い力を持つ者。
【Nigrim】や危険な原生生物に対抗しうる力を持つ、人族の希望。
有名人的な存在で、ファンクラブまで存在する調律者もちらほら。モテる。
調律者となるにはその力を認められて、かつ調律者ギルドの査定に受かる必要がある。
その為、個性的な顔ぶれではあれど、悪人は調律者としては認定はされないだろう。
待遇や物品の支給もよく、都市の施設をタダで使うことができたりと、生活水準は高い。
有事の際には命を懸けて戦うからである。
調律者には、その能力・実力・個性によりランクが設けられる。
また、そのランク付けには特殊な例も多々存在する。
(例:体は戦うには貧弱だが、調律式による発動が出来る:特定のエネルギー操作に特化している等)
ランクは5段階に分かれる。
社会的な影響の強い物や、持っている力が強大なもの・特殊なものであったり、特殊な役職に就いている者には、【通り名】が付けられる。
殆どが調律者に付けられる為、ここに記載する。
大抵の者は、「常識」というものは軽くぶん投げてパイルドライバーで地面に叩きつけるような存在。
調律者には、戦闘等で消費する物資などの分配が優先的に調律者ギルドを介して行われる。
その内容は、SOMの干渉の精度を高める触媒、その他もろもろ装備品等が主である。
なお、触媒などはギルドを通さず購入すると、一袋あたり一般人の平均生活費4か月分など、超高額である。
しかしこの制度は初級~中級あたりの需要が一番高く、上級・特級にもなると装備などは全て自身で揃えるものが大半である。
【通り名持ち】の金銭感覚は、たぶんない。配給とかいらない。
冒頭でも既述したように、調律者となると、生活水準は大幅に上がる。人々からの覚えもよくなるだろう。
しかし調律者には定められた責務がある。
【Nigrim】との戦いを避けない・また大規模な戦闘時には中心戦力として据えられる等。
有事の際には、必ず命を賭して戦わなければならないのだ。