セカンダリアでの仕事は様々です。
毎日の水汲みが仕事の人もいれば、大規模な輸送業をしている人もいます。
盗みを生業とする者もいれば、大通りで喋ることが仕事の人もいます。
要は、会社や組合というものは各地に設置されたギルド関連くらいで、その他は他人の需要に答えることでお金や物が回っていきます。
そしてお仕事の情報は、たいていが大通りか、酒場に載せられています。
仕事は探せば、いくらでも転がっているでしょう。
しかし仕事をしようとしなければ、勿論飢えて死んでしまうでしょう。
仕事がないものは、調達なり奪うなりするでしょう。働かざる者・考えざる者食うべからずなのです。
と、ここまでが一般人・駆け出し冒険者あたりの仕事の話です。
戦いに身を投じると、生活様式も金銭感覚も並ではやっていけません。
貴重な素材、道具、技術に何億ガルグつぎ込んでも足りない、なんてザラでしょう。
あってないようなものです。
ある程度、力社会も認められますが、大事になると統治サイドがやってくるでしょう。
主要都市には、大抵統治者直属の【軍】が存在します。
悪事を働いた時の取り締まりは厳しいですが、殆どは緩いスタンスで行動しています。
因みに、賭け事はみんな大好きなようです。