【王都】トリキュミア

 

主要都市の中でも最大の規模を誇る都市。

各地を治める者たちがここトリキュミアに集まり、定期的に会議を開くことから【王都】と呼ばれる。

移民の増加に伴い、下層街という名前の区画こそ存在するが、差別はなく、また飢えているわけでもない。
軽犯罪等はあるが、その法治は緩めるべきところ・厳しく取り締まるところの判断が良く、人々の好評を得ている。

トリキュミア地方では質の良い食物が採れることから【美食の街】としても有名だ。

 

統治者は【イグザルス・セカン・トリキュミア】
 


【統治区】

  • SOM研究施設・軍施設

【居住区】

  • 中央街
      └調律者ギルド・各種ギルド
       
  • 商業街
      └オークション広場
  • 創造街
      └王立図書館
  • 夜灯街
  • 下層街

 

【統治区】

高台に建てられた城を中心に、軍隊施設やSOM研究所、アーティファクト保管地区等、重要な施設が並ぶ。

正にトリキュミアの心臓部とも呼べる区域であり、出入りには手続きが必要。

上級以上の調律者なら、顔パスで入れる。

 

【居住区】

トリキュミアの居住区は、大まかに5つに分けられる。

 

【中央街】

各種ギルドや管理施設、服飾店や装飾品店、武具店、上級飲食店などが並ぶメインストリート。
中心には巨大な噴水があり、【調律者ギルド本部】がその奥に建っている。

中央街の酒場には、ほぼ宿泊施設・仕事依頼用の掲示板が併設されており、非常に治安の良い地区である。

【マキナの雑貨店】【赤鍋亭】【鍛冶屋フェレイロ】等々、有名店も目白押し。
教育施設も集まる。

 

・中央広場

中央街の真ん中には噴水があるが、その周りも大きな広場になっている。
人々が思い思いの時間を過ごす憩いの場であるが、時たま『イグザルス・セカン・トリキュミア』氏が普通に散歩をしていたりする。
その時は主に周辺住民と付き人の顔が青くなる。

軽食やアクセサリーを売る露店もちらほら見かけられる。

噴水は三代目。結構な頻度で壊されている。
だいたい調律者のせい。

   

・訓練場『ノウノウの迷宮』

調律者【ノウノウ】によって造られた、冒険者・探索者・調律者の為の訓練施設。
また、スリルを求める人たちの娯楽(笑)施設。中央街、調律者ギルド本部に併設されている。

見た目はただの小部屋なのだが、入ったものの力量に応じて階層・内容が変化する、いわゆる『不思議のダンジョン』

ノウノウの調律発動<拡張する>によって迷宮が構築されているため、仕組みは不明である。
死にそうになると部屋(迷宮)から出される。あくまでも訓練場なのだ。

ほーら、死にゃーしないからよっといでー。一回100ガルグ(藍10枚)だよー。 ――ノウノウ

 

・酒場『ノック・トーン』

看板男の娘「テミ・レミト」が有名な酒場。主人のサービスがいい。

・『雷撃亭』

中央のはずれにある小さな食事処。「エレク・レク・セク」というマクストラズの女の子が働いている。

【商業街】

中央街とつながってはいるが、市場の規模が大きくなったので分けられた地区。
大きな広場のような場所が、露店や屋台によって区切られている。スリには注意だ。

各方面からの入口に、週2回のオークションを知らせる大きな鐘がある。

商売人達の活気は勿論だが、見ごたえがあるのは中央街への出口にある巨大な掲示板だ。
SOMDにより、大規模に市場価格などをお知らせすることが出来る。

取引されるものは、食糧と素材ものが多い。

 

【創造街】

その名の通り、建物や乗り物、道具や装飾品、音楽や演劇等、あらゆる創造(想像)が活発な地区。
扱うものが大規模な為、創造街の土地は広い。

仕事の時間帯が安定しているため、ここに住む者も少なくない。

最近は劇場が建ちはじめた。柔軟な発展をする地区だ。
文化物が集まる施設も多い。

 

・王立図書館

『創造街』にある、3階建て(+地下何十階)の巨大な図書館。
数十人の司書が在籍している。大司書は【トゥクトゥク=ノック】というノーディカルのお爺さん。

一般人が入る分には普通の図書館だが、調律者及び関係者は必要であれば【図書館地下】に入ることが出来る。
地下からは危険度により階層が決まっている。

上級調律者以上、又は研究関連の者になると、更に特殊な【蔵書域】と呼ばれるエリアにも入ることが出来る。

アーティファクトが点在していたり、取り扱いを間違えると危害が及ぶ書物も意外とポンと置いてあったりする。
割とカオスな場所。

 

【夜灯街】

昼に休み、夜に動く。盛り場が圧倒的に多い地区。
少しアンダーグラウンドな雰囲気が漂うが、大通りは広く、デートスポットなどで好まれる地区。

中央の酒場と違い、隠れ家的な酒場も多い。
金儲けの話と共に、不発弾が転がっているような場所もチラホラ。

無防備な一人歩きは流石に控えるべきであろう。
ここで馴染みの店を作ることも、仕事につながるかもしれない。

 

・『影縫いぐるみ』

不定期に場所を変える、セカンダリア屈指のぬいぐるみ専門店。
主人は皆口には出さないが、あの人。

 

【下層街】

トリキュミアの中では、一番低い地形に存在する地区。路面の舗装などは進んでいないが、建物はしっかりとしている。
お金のかからない自由な土地が多く、住むには困らないが治安も少し悪い。

また、下層街独特のルールが存在している。ある意味何が起こってもおかしくはない場所。

Nigrimの襲撃があった際には、一番に被害を受ける。
その為、治安維持と警戒の為にトリキュミア軍が一部駐留している。

 

・オオゲツ孤児院

恵みの象徴、アーティファクト【オオゲツ】の名を借りる孤児院。
戦いの中で孤独となった子や、行き場所がない若者たちが集まっている。

最近は、調律者となった【ノフィー&ラフィー】の寄付により、環境は良くなっている。

最終更新:2014年08月15日 17:47