SOM

SOMとは?

セカンダリアの世界において、様々な恩恵・影響をもたらす、まだまだ未知の粒子。
この世界の空気中に漂っている。場所や物質によって濃度(濃い/薄い)がある。

また、調律者たちが使う魔法じみた能力も同じく「SOM(ソム)」と呼ばれる。

SOMは基本的に、セカンダリアの世界、その大気中に含まれている。
また、この世界の自然物・生物を構成する要素には、ほとんどの場合SOMが含まれている。

また、生体に含まれているSOMを【生体SOM】と呼ぶ。

生き物は【生体SOM】が完全に失われると、構成が崩壊していく。

 

ファンタジーによくある「マナ」を想像してもらうと分かりやすいかもしれない。

 


 

・エネルギー変換性質

SOMは、特殊な方法で「干渉」、そして「発動」することにより、エネルギーに変換される。
何もない所から火が出たように見えるのは、この世界では空気中のSOMをエネルギーとして、燃焼させたということになる。

「空気中にエネルギーになりえる物質が常にある」と思っていただきたい。
干渉の仕方によっては、特殊な変換も可能になる(音エネルギーに熱エネルギーを乗せる等)

調律者たちは、この『SOMの干渉・発動』によって強大な力を手にしている。
詳しくは別項。

SOMの干渉・発動・イメージの力が強いと、各種エネルギーへの変換はおろか、そのものの形を変える、SOMから物質を具現化することすら可能となる。

 

・伝播

SOMは、SOMが含まれている物質にある程度「伝播」する。
コントロールが可能であれば、斜面に水を登らせる事なども可能になる。

そして、この「伝播性質」を利用した遺跡の調査方法が注目されている。

過去の遺物・遺跡や、「アーティファクト」と呼ばれる神秘物には、SOMが伝播しない。
この結果により、古代文明にSOMは無かったのではないか?と考察されている。

 

・「Nigrim」に対しての効果

人族の天敵とも言える「Nigrim」
SOMを利用したエネルギーは、Nigrimに対して唯一、効果的な影響をもたらす。
よって、生身で戦える【調律者】は、人々からの希望とされるのである。

Nigrimを消滅させられるのは、SOMを用いたエネルギーだけである。

 

・人のイメージへの「感応」

SOMは、非常に稀有な性質であるが、「人の意思・イメージ」に感応する。
イメージが具体的であることや、意思の強さ・目的の明確さにより、その発動状態の強さは変わる。

セカンダリアの「超常現象」は、SOMによる場合が殆どだ。
くだらない出来事も多いが、取り返しのつかない事故を起こす可能性もある。

 

・危険

有益なことばかりに見えるSOMだが、その濃度や、干渉の仕方によっては暴走、痛ましい事故を引き起こす。
特に注意したいのは、前述した通り「人の意思によって暴走するSOM」だ。

一部では、Nigrimの元は、悪しき影響を受けたSOMによって変化させられた人間なのでは?という説もある。

最終更新:2014年09月16日 01:20