【城塞都市】ヒュドール

 

海岸線に沿って広がる、城塞に全体を囲まれた都市。
主要都市の中で唯一、港を持っている(海に出られるほどの船は、ここでしか作れない為)

守護の地ではあるが、昔からNigrimへの襲撃や、危険な周辺生物に囲まれていた為、城塞を築いて対抗した。
その為、鍛冶・金属加工技術や領土内での農耕技術が進歩する環境があった。

外敵に対抗するため編み出した技術、度重なる戦闘経験から生み出された武装の数々は、今でも進化を続けている。


現在では、セカンダリア1安全な都市とも言われるほどの堅牢さを誇る都市となった。

 

統治者は【フェルムト・セカン・ルジャ】
軍人上がりの統治者であり、トリキュミア統治者【イグザルス・セカン・トリキュミア】の弟。


【城塞】

正門
├エントランス
└各方面通路

・武器・食糧貯蔵庫
・ヒュドール軍司令部

【露店市場『ラヌーカ』】

【鍛冶街】
鍛冶ギルド

【居住・栽培区】

【ヒュドール港】

・造船所


【城塞】

 ヒュドールを守る盾にして、今や生活になくてはならない施設となった。
軍司令部・都市全体の貯蔵庫として使われている他、内部に店もある。
軍が医務・調合施設の展開もしているため、ヒュドールではこれらの施設を格安、もしくは無償で使うことができる。


【正門~エントランス~各方面通路】

ヒュドールに入るには、大きな正門を通る必要があり、またその中のエントランスにて、軽い手続きを必要とする。
勿論【通り名持ち】は顔パスである。
特に厳しいわけでもないが、不審な行動は慎むべきである。

エントランスからは、正面の【露店市場】方面意外に、東方と西方に長い通路が伸びている。
ここから分岐が広がっていき、街の各方面へ出ることが出来る。

 

・武具・食糧保存庫

【露店市場】を囲む城塞のエリアには、ひときわ大きい建物を目にすることが出来る。
地下まで増設されている大保存庫だ。

過去の歴史から、貯蔵・保存の文化は根強く残っている。まさにヒュドールのランドマークともいえる。

・ヒュドール軍司令部

ヒュドールの軍司令部は、城塞からつながる街の中心部の建物だ。
各通路が通っていて、どの方面にも最短距離で通じるように考えられている。

流石に一般の人たちは寄り付かない。

 

【露店市場『ラヌーカ』】

ヒュドールの市場は、中心部のエリアに人々が露店を展開する形式で開催される。
店舗を構えたり、商売をする所を固定すると、外敵の襲撃時、素早く避難することができない為だ。
(もっとも、現在では大幅にリスクが軽減されているが、風習の名残であろう)

 

市場の名称『ラヌーカ』は、人名から付けられている。
過去、ヒュドールが大型のNigrimに襲撃される事件があった。
その時、【ラヌーカ・グドールス】というノーディカルの女性が、『守り』に特化したSOMで、この広場の破壊を防いだのだ。それも、たった一人で。

・・・因みにラヌーカさん、現在も元気である。(齢130~?)
そして、もちろん露店も構えている。

 

【鍛冶街】

ヒュドールの鍛冶技術・金属加工技術は、主要都市随一である。
その全てが、ここに集約されている。

腕に覚えのある冒険者・調律者は、ぜひ一度自身の武具を見立ててもらうべきだ。

人族の武具は勿論、SOM感応用の「装置」や、【特級】クラスの生物を抑えるための兵器も作られる。
その規模は、街全体を鍛冶場にしているだけあって、巨大だ。

勿論職人も、技術も、かかるお金もピンからキリまで。
最後は自分自身で見極める。それがどこも同じなのは言うまでもない。

 

【居住・栽培区】

ヒュドールの人々は、大抵別の仕事をしていても、副業で農業を営んでいる。
なので、居住区と栽培区が一緒になった。
海からの潮風が入り込み、独特の土の質が育まれている。

作物の貯蔵の為、大保存庫までの通路も用意されており、アクセスも良い。

中央・城塞付近の活気あふれる空気もいいが、この区は時間を忘れられるような穏やかさがある。
宿も多いので、大抵外から入ってきた者は、ここで宿を取ることになるだろう。

 

【ヒュドール港~造船所】

ヒュドール港から、船を出す目的は3つだ。

1、各主要都市近くへの物資の運搬(重要品・あまりにも巨大な物)
2、貴重な海産資源の調達=海に生息する、【特級・通り名クラスの巨大危険生物】の狩り
3、大陸から離れた島へ、生存圏となりえるかorアーティファクト・遺跡の調査。


つまり、危険だ。

 


 

最終更新:2014年08月05日 00:43