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ノールパット連合国

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gunjibukoureki

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ノールパット連合国


概要
北オルガ地方にあるラインハンメル皇国、リンツ国、ソイドニカ国が集まったもの。
象徴的君主として1人の王を持ち、各州にある程度の権限を持った議会が設置されている。

一時はポドクリシニア連邦側と友好関係を築き、先の大戦で共闘する等が見れたものの、今日では以前より国交のあったノストガレア合衆国との関係を取り戻している。

尚戦後はノストガレア合衆国の支援の元、核武装を行い、核保有国としてNOCTO内における権力を確立していった。

比較的大国とは言えない領土であるが、良質な木材を活かした高級家具や天然ガス、小火器の輸出といった豊富な収入源を持ち、軍の整備も行き渡っているとされる。
またその軍備は多くが侵攻作戦に対応する海兵隊への比重が大きく、戦艦も1隻ながら対地射撃として現役に留まっている。


地理(国土:地図中番号83番)
「Linehammer(ラインハンメル)州」「Linz(リンツ)州」「Soidnica(ソイドニカ州)」の3つの州から成る。
ラインハンメル州カナンポートに首都を置き、王室も同市にある。
都市は現在ラインハンメル州及びリンツ州に多く、ソイドニカ州は海軍及び海兵隊、海軍航空隊の基地が置かれる等軍事産業に重きを置いている。



歴史

元は1651年頃に3国へと分裂した「Albiland(アルビランド)王国」が有る。
分裂の後、1773年にそれらラインハンメル、リンツ、ソイドニカの三国が当時のソイドニカ国グリーン・ヒルにて締結した連合。
ラインハンメル州カナンポートに有る王を中心に政治が行われていたが、数年で首相を選出する立憲君主制へと変更された。
軍事としては重工業国であったリンツを中心に発展し、現在に至るまで就役した海軍艦艇の殆どがリンツ州で建造されている。
また1793年からはソイドニカ州より天然ガスの利用が模索され、1817年からは天然ガスの輸出を主とした貿易を展開した。

世界大戦
世界大戦直前、世界恐慌の混乱に乗じて晩年より活動を激しくしていたITO側国家と親密な関係を持つ共産党が台頭。国民の熱烈な歓声に包まれた共産政権はその一方で王族や貴族から地位を剥奪する等、従来の連合国の体制の崩壊を図り軍備にも偏りが生じた。

これと同時に共産政権はITO側国家の軍の上陸を受け入れ、事実上の占領を取らせる事となった。
世界大戦の発生の際には北部連合軍が共産政権から命令された武装解除に従わず、「自由ノールパット連合軍」としてノストガレア合衆国らと共に徹底抗戦に転じた。

武装解除に従った北部以外の連合国軍は、現ITO国家の兵器援助も若干受けつつ共産圏の軍に編入されて戦闘を繰り広げたものの、大戦の終結と同時に国内の共産党が解体に追い込まれた。

戦後
戦後はノストガレア合衆国を拠点に国内の反共地下組織や自由ノールパット連合軍に援助を行っていた非公式の"ノールパット亡命政府"を母体とした資本主義者らが代わって国家のトップに立ち、自然な流れでNOCTO側国家となり、1833年のNOCTO締結に立ち会った国の一つとなった。

また大戦中に共産ノールパット軍に供与されたITO国家製の生産設備を流用した生産体制を敷いており、現在使われる兵器の設計思想やベースとなった物などにその面影が見られる。




軍事
アナンプス洋を挟んでITOと睨み合うという地理上、北オルガ大陸東沿岸国を目標としたノストガレア合衆国主導の「東の盾戦略」により兵器援助や資金援助が行われており、その効果もあってか比較的強大な軍備を整えている。

海軍とほぼ同時に設立された海兵隊は海軍との強い協力を前提に作られた組織で、近代海軍創設の父とされるユゼフ・ポニトフスキは「この上なく高い火力を持つ船舶で地上を無防備な状態にし、大勢の海兵隊員で上陸・速度のある侵攻」を唱えた。

このポトニフスキの思想は現在の海軍及び海兵隊にも受け継がれており、ミサイルが開発された今日の海軍では海戦をミサイルのみでも行える事を前提に大口径砲の搭載や戦艦の改修・配備等、沿岸の掃射・海兵隊の上陸を第一とする考えへと変化している。

またリンツ州にある王立特技兵訓練学校においてはJTAC(統合末端攻撃統制官)の育成を行っており、国外の兵員含め年に何人もの優秀なJTAC資格取得者を生み出している。

なお本国は他国と比較しても特殊部隊が多い国に分類されており、NOCTO諸国を巻き込んだ紛争への対処やITO側国家への破壊工作/対策に注力しているほか、戦闘救難/捜索任務を専門とした部隊も設立されており、1日以内に世界中どこへでも向かう事ができると言われる。

数多くの歴史ある部隊は王国時代に設立されたものも多く、現在それらはロイヤル・ガードと通称され精鋭部隊として訓練・運用されている。
王族を象徴とする国柄、とくに海兵隊(Ziemnocjant)は他国からはRoyal Marineないしそれに該当する現地語の「Królewski Ziemncojant,クレウスキ・ジエノージャント」として知られる。

採用兵器のリスト等含む詳細はノールパット連合国-軍事詳細


外交
NOCTO加盟国とは概ね良好な友好関係を築いている。
中でもアスタマリー国とはViscaria型等に使われるSagittarius System Mk.9を共同開発といった、技術面での交流が非常に多く見られる。

対するITO加盟国との関係は最悪とも言え、歴史上"裏切り者"とも取れる事からITO加盟国から敵視されているケースが殆どであり、アナンプス洋を挟んでITO加盟国と隣同士である事からも緊張状態に陥る事が度々ある。
ただしNOCTO加盟国とは良好な関係と云えど、WW1においては共産の旗を掲げて戦争を行ってきた事から地域によってはあまり良い状況ではないケースもある。
それらから発展した愛国心を仰ぐような運動も国内で度々見られているが、近年は沈静化しつつある。
なお、国民は他国からの輸入製品よりも自国製の物品を優先して購入・使用する傾向にある。

しかし重工業化が進んだ当時では周辺国家の工業に少なからず影響は与えていたため決して低い地位の国ではなく、更に国連事務総長として本国の外相が選出されている。

また戦後発生した紛争等に介入する例が多く、大きな例では海兵隊の派遣や特殊部隊を使用した撹乱工作及びテロ組織の幹部暗殺等、非正規戦においては世界に影響を与えている。


貿易
大戦前の重工業化時代における交易の名残も含めて周辺国との貿易を展開しており、特に国内における世界大戦後の急速な国産兵器開発に合わせて航空機や小火器を中心に輸出を行っている。
また、Soidnica州の豊富に入手できる石油も収入源の一つとなっており、経済面で十分な利益を得ている国となっている。
更に全土の森のうち6割を占める広大な針葉樹林からも良質な木材が入手可能で、これを活かした手芸品や家具なども建国当初からの重要な収入源となった。


企業

Linz construction navale(リンツ コンストラクション ナーバル)

Linz州に有る国内最大かつ最古の造船所。多くの国内向け艦船を建造する。

Gilbart Arms Factory(ギルバート アームズ ファクトリー)

Linz州に本社を置く軍需企業。Raven HC.3を始めとした兵器の他、国内の殆どの砲弾・ミサイル等の設計/製造を執り行う。
またNaantali社はGilbart Arms Factoryからの独立企業であり、この2企業は密接な関係にある。

Kharkovski AeroTech(ハリコフスキ エアロテック)

Soidnica州Kharkov市に本社を構える航空機メーカー。先の第一次大戦から現在に至るまで航空機を生産していたが、現在ヘリコプター分野に関してはGilbart社に譲っている状況である。

S.O Ciechanov Armory(S.O.チェハノフ造兵廠)

Soidnica州Ciechanov市に有る国営の小火器メーカー。ノールパット連合結成前から同市にあるコンヴリーグ・アーモリーを母体としており、WW1勃発前に国営化されてからは国内向けのほぼ全ての小火器を製造している。
また国内軍のみならず国外に輸出する事を視野に入れた火器開発も行っており、いくつかの製品はノストガレア合衆国にも採用される程の実績を持つ。


治安
治安はほぼ全地域が非常に良いものと言え、近年の急速な自動車の発達により交通事故が発生する点以外では安全に生活を営む事ができると評されている。
また民間人による銃器の所有も免許制で認められているが、厳しい審査と多数の報告義務から所持しないという国民も少なくない。
一方で貧富の差が激しい地区も多々あり、犯罪の温床だけでなくテロリストの潜伏までをも許してしまっている一面もある。



政治
省庁としては下記の通り。
内務省、外務省、財務省、法務省、農業振興省、経済省、労働政策省、国民科学・教育省、保健省、国有財産省、観光省
が有る。
詳細は割愛するが、海軍・海兵隊・海軍航空隊・沿岸警備隊・空挺軍団・RSCGは内務省(MSW)が総括している。
近年は紛争への対応能力を向上させるための近代化に回す予算が作られており、1835年以降は従来より国防予算が増加傾向にある。
また軍の近代化に併せて警察組織へと軍の装備が回されており、同時に国内における警察の武力強化を行っている。

なお現在の首相(スタニスワフ・ポニャトフスキ)は共産主義が国内で台頭してから反共活動を行ってきた人物の血族。


文化・産業
本州(Linz,Linehammer)とSoidnica州の有るWincheski島では文化にいくらかの違いが見えるものの、食文化や衣装等と言った文化は概ね同じである。
Wincheski島では早くから工業化が進んだためか島の各所に生産工場が建てられており、大戦後にGilbart Arms FactoryがLinz州に生まれるまでは国内の航空機は殆どWincheski島の工場で賄われた。

国内を筆頭する軍需企業であるGAFは航空機からミサイルシステム、艦砲や戦車等幅広い製品開発を行っており、国内に配備される兵器は大半が国産のものとなっている。
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