シナリオ別・好漢別攻略法

ここでは主に、シナリオごとの好漢別攻略法を書いていきますが、クリアまでの話ではなく、勢力がある程度安定するまでの話です。

≪シナリオ1≫
選択可能好漢:林冲、魯智深、武松、楊志、史進

◎おすすめ好漢
シナリオ1の好漢はいずれも能力値・精神値ともに高いので差はそれほど大きくないが、あえて挙げるとすれば、おすすめ好漢は林冲である。林冲は知力こそ楊志に劣るものの、腕力90オーバー(魯智深・武松・史進も腕力90以上)に加えて、このシナリオの好漢唯一である技量80オーバー(弓の連続攻撃が3連続になる)が魅力的である。また、騎馬適性が初期状態で「得意」というのも評価ポイントである(楊志・史進も騎馬適性「得意」)。
序盤はとにかく強力な人材を得にくく、また攻め込み先が山塞であることがほとんであることに鑑みると、直接攻撃・間接攻撃ともに優れ、山の地形でも進軍速度が確保できる兵科・騎馬を使える林冲が一番優れていると考えられる(スピード攻略を目指す場合は特に)。
次点は楊志と史進。楊志はシナリオ1の好漢で唯一の腕力90未満(腕力88)がマイナス評価になるが、知力79はシナリオ1の好漢中一位であり、また技量も77あり、あと少しの育成で直接攻撃・間接攻撃、そして呪符使用といずれも隙がなくなる点では林冲以上の魅力があるとも言えるが、その「あと少しの育成」にかかる時間が他勢力の増強にもつながることを考えると、ひとまずのところ林冲に軍配をあげることとしたい(特にスピード攻略を目指す場合には)。もう一方の史進は、シナリオ1で唯一の初期状態からの塞持ちではあるが、このこと自体はそれほど魅力的とは言えない。初期の塞・少華山は、典型的な山塞タイプであり、防衛には向いているが、開発余地が少ない点、水源が乏しいことから土地の肥沃度が全体的に低い点も地味にマイナスポイントである(土地の肥沃度が「田畑」の収穫量に影響する)。また、塞のある陝西はマップ西端に位置しており、よく言えば初期状態から混戦になり難い安全地帯ということになるが、悪く言えば他勢力攻略のための遠征に多く時間がかかるということであり、スピード攻略の場合はもちろん、そうでない場合でも繰り返し遠征が必要な状況になったら、このことが地味に響いてくる。では、史進が次点たり得る理由は何かと言えば、もちろん彼自身の能力値の高さ(全体的に林冲を少し弱体化させた感じではあるが強い。ただし知力60未満はマイナスポイント)もそうだが、やはり初期からいる配下・朱武の存在であろう。知力90オーバーで、職業「道士」持ちの彼の存在は大きく、呪符が乏しい序盤でも体力消費で使える広範囲妖術は技量80未満の史進勢力にとって救いの神となる。ということで、勢力として見た場合の魅力から史進を次点のもう一つとする。
残りの二人についても少しだけ論じておく。魯智深・武松ともに最大体力値と腕力の高さがその売りであるが、その反面知力が低め(いずれも60未満)であり、技量も80未満とやや物足りない(特に魯智深は技量60未満なので大幅にマイナス)。また、二人とも初期の得意兵科が歩兵なので、戦争時の機動力にも問題を抱えている。このほか、魯智深は精神値にやや偏りがある点も少しマイナスである(ただし、彼の主義である「勇気」の精神値はゲーム内屈指の高さである。戦争に強い武官タイプの無頼漢は、「勇気」を主義としてる者が多いので、登用しやすい)。

 

◎林冲、魯智深、武松、楊志
シナリオ1の場合、この4人の好漢はいずれも放浪状態からのスタートであり、大きな差はない。能力値や精神値に多少の違いはあるが、基本的にはプレイヤーの好みで選んでも問題はない。ということで、ひとまとめに論じる。
放浪状態からスタートするこれら好漢にとって、その本拠となる塞を発見・選択することが今後の展開を考える上でも重要である。

スピード攻略を目指す場合は、山東地域で旗揚げすべきである(放浪期間は長くても1年)。山東は高俅勢力はもちろんのこと、他の勢力も多く存在しており、混戦模様に見えるが、初期状態では兵力や無頼漢の数などで圧倒的な勢力はなく、十分に付け入る隙がある。コーエー戦略ゲームのお約束・初手攻めがここでも有効なのである。ただし、放浪中に登用した配下の無頼漢が有能で、ある程度兵を集められたというような場合を除けば、初手攻めの相手は高俅勢力以外にすべきであろう。塞を乗っ取り新しい本拠とするつもりなら、梁山泊か二竜山がおすすめである(既存の施設の充実度を考えて)。二竜山はよほど時間をかけて放浪していたような場合を除けば、敵は一人しかいないので攻略が容易である。梁山泊は地形的に見ると、初手攻めには不向きにも思えるが、こちら側の兵力を相手よりも少ない状態(多くても同じくらいまで)で攻め込むことで相手の迎撃を誘うことができるので、湖地形立ち入る必要もない。無頼漢こそ4人いるが、プレイヤー好漢の能力値には到底及ばないので、こちらも二竜山同様、放浪に時間をかけすぎていなければ、初手攻めでも負ける要素はまずない(個人的には、攻略後に登用できる無頼漢の数も考慮して、初手梁山泊攻略が一押し)。
初手攻めを成功させれば、あとは連続遠征で、山東を早い段階で席巻していく。高俅以外の勢力の初期の強さは、二竜山<瓦罐寺≦桃花山<清風山≦梁山泊といった具合なので、初手攻めしたところを除いて、弱いところから順につぶしていけば(遠征目的は「塞の占領」で)、人気が340前後にまであがるので、主義が合えば、有能な無頼漢を配下に迎えることもできるようになるので、これでほぼ安定する。ただし、自分の本拠の所在する地域と同じところに所在する高俅勢力を放置したままにすると、東京や河北地域の諸都市から無頼漢が送り込まれてきて兵力が一気に膨張することがしばしばなので要注意。できれば山東の高俅勢力も駆逐しておきたい(スピード攻略の場合は当然そうすべき)。山東地域における高俅勢力の塞は、無頼漢の質・地形・兵力などを総合的に評価すると、済州≦東平府<青州といった感じなので、弱い方からつぶしていくのが無難。ただし、時間がかかりすぎると残った塞に他地域からの無頼漢が送り込まれてくる確率が上がるので、より厄介なことになる場合もあるのでやはり要注意。それでも、遠征目的を「塞の占領」に固定して山東地域を(無敗で)制覇できれば、その時点で人気は520前後になるので勢力の安定は疑いない(それに反して、高俅の人気は200未満に落ち込むので、高俅のもとに新たに強力な無頼漢が流れ込みにくくなる)。
なお、AIの思考とゲームシステムを考慮すれば、山東地域の攻略順序を、高俅以外の勢力→高俅勢力とするのはあまりおすすめではなく、高俅以外の勢力を一つ残した状態で高俅勢力を先に駆逐するほうをおすすめしたい。場合によって戦争時の立ち回りに工夫が必要になる場合もあるが、こちらのほうが山東地域制覇までの兵力消耗を押さえやすいと考えるからである(高俅勢力の増援を可能な限り抑える)。

通常プレイ、あるいは内政重視プレイを目的とする場合、他勢力のいない地域での旗揚げ(できれば隣接地域に高俅勢力が存在しない)を基本とすべきである。塞は山塞型よりも、都市型で水源豊かなものを選ぶと、開発のし甲斐もあり、また税収(特に食料)も見込めるようになる。具体的に言えば、河南府(河南)、杭州・清渓(ともに江南)がもっともおすすめで、房山(淮西)、蘇州(江南)、李家荘・祝家荘(ともに淮南)あたりがそれらに次ぐおすすめである。

 

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最終更新:2014年08月10日 05:26