カドモス（二槍） - 【Fate】SS速報・鯖鱒wiki

No.1071　カドモス（二槍）
前のサーヴァント：趙雲子龍
次のサーヴァント：林冲

データ

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　　≪クラス≫：ランサー
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　　【真名】：カドモス　　　　　　　　　　　　　【属性】：中立・中庸
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　　【筋力】：B　　　　　【耐久】：A+　　　　　【敏捷】：A　　　　　【魔力】：C　　　　 　【幸運】：E　　　　　 　【宝具】：A
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　AA：テッカマンブレード（宇宙の騎士テッカマンブレード）中身：Dボゥイ
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　【クラススキル】
　◆対魔力：C
　Aランクでは、Aランク以下の魔術を完全に無効化する。
　事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。

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　【保有スキル】
　◆神々の寵愛：A+
　　オリュンポスの神々からの寵愛を示すスキル。
　　さまざまな効果をもたらす。
　　人間として最初に祝福された存在として破格な加護を与えられている。
　　特に、女神アテナと軍神アレスからの関りが深い。
　　これによりカドモスは例外的にアイギス、および戦闘技能の使用が可能となる。

　◆真紅の一撃：A
　　紅き軍神の一撃。魔力放出とは似て非なるスキル。
　　8年間もの間、眷属として仕え授けられた軍神の武技。
　　火神現象を発生させ、武器より旭光を解き放つ。

　◆彼方への想い：A
　　　いつの日にか在ったかもしれない彼方―――愛しき日々への想いが、彼の戦いを最後まで支えてくれる。

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　【宝具】
　◆『地に臥せる大蛇の嘆き（エクズィキス・カドメイア）』
　　ランク：A　種別：対人宝具　レンジ：１　最大捕捉：1人

　軍神の子であった蛇竜を刺殺した青銅の槍。
　元々は青銅の巨人タロスに搭載されるはずであった槍。

　赤熱化する槍であり、発せられる熱によって物質・概念問わず強制的に融解させる。
　真名開放し、刺し穿つことで対象の内部に赤熱する青銅の一部を埋め込み、内部から炎上ダメージを与え続ける。
　逸話により竜属性を有する存在へのダメージが上昇する。

　◆『飛び沫せる竜牙の芽吹き（スパルトイ・ティーヴァ）』
　　ランク：B＋　種別：対軍宝具　レンジ：１～40　最大捕捉：300人

　蛇竜の牙から誕生した竜牙の槍。
　蛇竜との戦いの中で破損した槍の代わりに得た牙を蒔いて芽吹いた武装の内の一つ。

　真名開放後投擲し、大地に着弾した瞬間、着弾地点を中心に数多の武装と竜の牙が生え出で、対象を穿つ。
　大地の魔力を吸い上げて成長していくため、対軍宝具でありながら燃費の良さを誇る。

　本来は竜牙兵を産み出し、竜牙兵同士の争いにレンジ内を巻き込ませるといった更に攻撃的な宝具であるが、
　カドモスは単純な攻撃法として用いている。

　竜牙兵同士を争わせたくないという理由からこのような使用法になっている。

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　【Weapon】
◆『青銅・神体結界（カルコス・アイギス）』

　オリュンポスの神々によって造り出された防御神造兵装。伝承では鎧とも盾とも伝えられる。

　本来は神々の手による概念防御、きわめて強力な結界の類と思しいが、カドモスは女神アテナの深い寵愛ゆえか、
　例外的にこれを物理的な『鎧』として身に纏っている。
　すなわち概念防御を有した神鋼製の鎧であり、物理的にも概念的にも正に無敵の防具と言える代物。

　カドモスの纏うアイギスには青銅の性質が混ざっており、赤熱を帯び血脈のように光を放ち、あらゆる毒素を分解する。
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　【来歴】

　フェニキアのテュロスの王アゲーノールとテーレパッサの子。妹にエウロペを持つ。
　青銅の発見者とも。ギリシャ神話屈指の不憫な男。
　エウロペがゼウスに誘拐されたことで父よりエウロペを探し出すまで国へ戻ることを禁じられ、母と共に世界を旅する。

　道中で母が亡くなり、女神アテナへと神託を願うがエウロペを諦めて大国を築きなさいと命じられてしまう。

　実際ゼウスに攫われた妹を探し出すことが不可能であったため、女神アテナの神託通りに国を築く為に行動を行う。
　指定された国の建設予定地へ到着したため、アテナ像を建造し捧げものを探すために部下に水を汲んでくるように頼むが、
　部下がアレスの子である蛇竜に塵殺されてしまう。

　部下が殺されたことに怒り、仇を討つことを誓い竜を殺害することとなった。
　殺害し、虚無感に包まれるがアテナが降臨し、蛇竜の牙を地面に撒くようにと命じられ、
　大地から武装した戦士たちが現れて殺し合いを始める、殺し合いを止めようとしたが間に入るなと言われ、
　結果的に生き残った5人がカドモスに忠誠を誓った。
　カドモスの心境や如何に。

　なお、カドモスは蛇竜を殺した罪をアレスに問われ、8年間もの間アレスの奴隷、眷属にされている。

　5人はスパルトイと呼ばれるようになりカドモスと共に、アテナから与えられた土地を発展させ大国カドメイア（後のテーバイ）を作り上げた。

　その地にてアプロディーテの娘であるハルモニアーと結婚式をあげ、カドモスとハルモニアーの結婚式はオリュンポスの神々が参列した。
　初めての、人間同士の結婚式であり、すべての神々が贈り物を携えてカドモスの家を訪れたのであった。

　その後、カドモスとハルモニアーは子宝に恵まれるが……子孫全てが悲惨な末路を辿ってしまう。

　老年になり、神の呪いが国や国民へ向かうことを危惧し、国を出る他ないと決断する。

　カドモスは最後、「もし一匹の蛇がこれほどまで神々にとって大事なものなら、私も蛇になりたいものだ」と叫んだ。
　言い終わるか、しないかのうちに、カドモスの姿が変わり始める。

　ハルモニアーは国を出る時も、カドモスが蛇へと変わる際も傍にいることを望み続け、自らも蛇になったという。
　二人は共にエリュシオンへと招かれ、ようやく平穏へと至ることが出来たとされている。

　――――――だが、それはカドモスが見た夢であった。
　彼は己が最終的にどうなったのかも、ハルモニアーがどうなったのかも覚えてはいない。

　彼の肉体と精神はとっくの昔に壊れかけていた。
　神々に加護と災厄を与えられ、結婚式にて遂にそれぞれの神々のテオス・クリロノミアを祝福として注がれる。
　だが、それは人間の器では耐えることが出来ず………破滅の運命を歩んだ。

　【能力】

　凡人の性格をしていながら戦闘技能は破格。
　アイギスを着装しながらアレスの技、神造兵装を巧みに扱う。
　蛇竜にも果敢に向かっていったため、理由さえあればどんなに過酷でも強大な苦難へ向かっていく。

　【性格】

　平々凡々、大英雄とは決して言えないような温厚な人物だが使命感や確固とした意志を持っていた。
　家族や仲間をとても大事にしており、誰かのためならば自分の不利益すらも受け入れる。
　当たり前のことで泣き、当たり前のことで怒り、当たり前のことで喜ぶ。
　別段、神々への嫌悪はない。自らの人生は己の力不足だったのだろうと自虐気味に言う。
　期待に応えることができなかった自分が悪いのだ、と達観している。

　誠実ではあるが生前に何も救えず、何も果たせずじまいだったと悲観的で、少しのひねくれが混じっている。
　国を造ったところで、家族を取り戻せず、人一人も救えない己が英雄であるはずがない。
　英雄とは誰か一人でも笑顔にした者のことを言うんじゃないかな、と彼は苦笑する。

　自らの運命にハルモニアーを巻き込んでしまったことに深く後悔している。
　子孫が不幸になっていったため子供を相手する時は親のように振舞ってしまいそうになる。

　【聖杯への願い】

　ハルモニアーへ謝りたい。
　マスターの望み次第によっては大した願いじゃないと諦め、マスターの望みを優先させる。

　【TS理由】

　【一人称/二人称】
　　　一人称：俺・私
　　　二人称：君、貴方

　【しゃべり方の特徴】

　「私を呼び寄せるなんて物好きもいるんだな。私は英雄なんて大それたものじゃないんだが。まあ……君の命は私の命に代えても護ってみせるさ」

　「何のために生きるか、自分の行いで何が起こるのか、よく考えて動かないとね。……俺が言えることじゃないけどさ」

　「ハルモニアー。俺は彼女に謝りたかったんだ。彼女を、俺の運命に巻き込んでしまったことを……許してほしいとは思っていない、ただ……俺は」

　【コンセプト】
　バッドエンドシナリオの主人公。
　誰よりも人間然としていた英雄。
　神々に応援したいと思わせる人間。
　神々が結婚式に初めて全員来たことから神々からの人間愛ポイントが激高存在。
　俺のようにはなるなと助言を滅茶苦茶してくる人。

　【使用・参考にしたステータスの出所（僕鯖・皆鯖などあれば）】

　【推薦したいその他の代理AA】

　作者様にお任せ致します。

　【代理AAを選んだ理由】

　鎧姿用や二振りの武器。
　不幸な背景等。

　【その他コメント】
　神々に愛されたが故に悲惨な運命に囚われた凡人。
　カドモスがあまりにも人間然としていたため、己の眷属としたかった神々さんサイド、色々と詰め込み過ぎて破滅させてしまう。

　ハルモニアー：カドモスを自身の側へ引き込みたかったアプロディーテとアレスによって産みだされた調和の贈り物。
　　　　　　　　　　カドモスを両親の物とするために送り込まれたが、使命を投げ捨てて旦那と添い遂げることを選ぶ。
　　　　　　　　　　カドモスの心の弱さ含めてすべてを受け入れていた愛の人。壊れていくカドモスを隣で支え続けた。
　　　　　　　　　　実際に最後まで抱きしめてずっと一緒に居ることを誓った。
　　　　　　　　　　一説にはヘファイトスの送られた首飾りは不貞を働いたことへの呪いだったとかなんとか。
　　　　　　　　　　愛さえあればいいんだよ。愛さえあれば。

　Q：青銅の槍は何処から？
　青銅の発見者とエウロペがタロスの所有者であるため道中でタロスに搭載されるはずだった武装を
　ゼウスもしくはヘファイトスが授けたということに。

　テオス・クリロノミアの影響で召喚時に記憶が摩耗していて真名・宝具が判明しない設定を造っていたが、破棄。
　作者様に改変等はお任せ致します。

　【絆礼装：コスモスの花冠】
　君には随分と苦労を掛けた。

　俺はほら、見ていて楽しい人間ではないだろう？
　一緒に居るのもきっと何かと迷惑したはずだ。

　妹を探す旅に出たのは懐かしいが、歳をとってまた旅へ出ることになるとは思わなかったし。
　なに、楽しかった？

　……そうか。うん。ありがとう。
　俺には黄金の首飾りも衣装も、加護もすごいものは何も送ることは出来ないけれど。
　これぐらいしか、君に送れないんだ。
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関連項目

登場歴

【鯖鱒wiki】正義も、正解も無い聖戦【聖杯戦争】
http://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1675775880/