渋谷のキング復活祭(後編)

8月2日(後編)
夕日が立ち込める時間になり、ここで不参加を表明していたリア充斉藤氏が電撃参戦を表明する。最後の祭りになるかもしれないこの復活祭に心の衝動は抑えきれなかったのだろう。
「最後の祭り。大きな花火を打ち上げる」そんな決意をし意気揚々と東越谷に向かう斉藤さんの行動を見て、ぶさまんはホッと肩をなでおろすのであった。

斉藤氏はまず準備運動代わりに渋谷のキングのちらしをうちわ代わりにして東越谷音頭を脳内で再生し盆踊りに参戦し戦いの士気を高める。続いてぶさまんも楽しそうに踊りだす。これが戦士の休息というやつか
だが楽しい時間は続かなかった。何者かが警察へ通報したようだ。警察の襲来が早すぎる。誰もが感じたことだ。百戦錬磨の斉藤氏はここで毅然と対応し難を逃れることに成功する。なお、ここで警察の尋問で少し笑えた箇所があったのだが

警察「そんな顔写真入りのビラ撒くなんてやりすぎだよ。でも自分で顔出してるもんな~」一同「爆笑」そう、全てはインターネット上でドヤ顔で顔を出している渋谷のキングが悪いと言うお墨付きをもらってしまったのだ。ちらしの内容は誹謗中傷ではないギリギリのラインで問題ないことは前回の斉藤氏のリア凸でも証明され、今回も問題ないと判断されたようだ。

警察の尋問も終わり意気消沈するかと思われた斉藤氏一同だったが、斉藤「このままじゃ終われない」即座にゴブリン城のインターホンを連打する行動にでた斉藤氏。本当に生きているのか心配だから警察を呼んで家に突入させようと提案する機転の利いた斉藤氏のアイディアにニコ生中のリスナーは爆笑の渦に包まれるのであった。
当然のごとくインターホンを鳴らしても居留守を使うキングであった。
さらに攻撃の手を緩めない斉藤氏はキングの携帯に電話をかけたのだがつながらない。ここでも居留守を使う。
攻撃は最終段階に入る。
ゴブリン城の前でぶさまん、斉藤氏はキングを心配をするふりをしながら、「キング~大丈夫?キング~」と言う心の奥底から声を出してキングをおびき寄せる作戦に出た。この声は確実にキングのいる部屋まで届く音量であったのは言うまでもない。
ゴブリン城前での心からの咆哮を終えた後も即座に警察に尋問される。いったい、何度警察を呼ぶんだ・・・常軌を逸してる通報に温泉民および現地の斉藤氏達は苦戦を強いられるのであった。
斉藤「本人が通報しているんですか?」
放送は途切れたが、警察とのやりとりで本人(渋谷のキング)が通報していることが断定できた。また、警察からの注意として「本人がものすごく過敏になっている、強制力はないが今日は帰ってくれ」と注意を促され、ここで斉藤氏、ぶさまん両氏の戦いはほぼ終了したかに思われた。

帰り際に会った近所の子供に「ヒカキンよりも有名な人がここに住んでるよ!」と伝えゴブリン城が近所の子供のピンポンダッシュする標的となったことは当協会とは無関係である。

祭りの終焉時間がせまる中、最後の最後に斉藤氏とぶさまんは一線を越えることになる。大音量で渋谷のキングの歌を流し東越谷の町中を練り歩くと言う暴挙に出る。近所のセブンイレブンやスーパーの店内にまで渋谷のキングの歌を流し渋谷のキングと言う存在を東越谷の住人に大々的に告知することに成功する。
スーパーで大音量で音楽を流しながら渋谷のキングを宣伝

かつてキングが働いてたと思われるセブンイレブンでも渋谷のキングを宣伝

今回、ゴブリン討伐協会の内輪もめでグダグダのまま討伐が終わると予想していたのだが最高のパフォーマンスを見せた斉藤氏とぶさまんに感謝の言葉を送りたい。
この日の討伐は永遠に我々温泉民の胸に刻まれるであろう

ちくらんでは石川典行、ウナちゃんなど人気配信者に並んで大健闘


最後に斉藤氏は夜の闇に向かって「過敏山純一出て来い!心配してるぞ!」と言い残しぶさまんと共に静かに東越谷の闇に消えていった。
最終更新:2015年02月08日 02:28