「消費者金融の借金返済に使った」 中学教頭がPTA会費を流用 大津


「消費者金融の借金返済に使った」 中学教頭がPTA会費を流用 大津

2014.5.1 08:59

 大津市の市立中学校に勤務する男性教頭(56)が、PTA会費計約34万円を私的流用していたことがわかり、市教委が30日、発表した。市教委は県教委の処分が決まるまで、同日付で教頭を自宅謹慎とした。刑事告発も視野に経緯を調べている。

 市教委によると、教頭は、前任の市立中学校で平成24、25年度のPTA会費から計約34万円を不正に引き出し、消費者金融からの借金返済などに使ったという。

 教頭は4月1日付で別の中学校に異動しているが、後任の教頭が同月中旬、PTA会費の通帳がなくなっていることに気づき、調べたところ、流用が発覚した。

 教頭は、市教委などの調査に対し「個人的なトラブルがあった。大変なことをしてしまった」と話し、一部を返済した。

 松田哲男・市教委教育部長は「学校運営の中心的な人物がこのようなことをし、申し訳ない」と陳謝した。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2014年07月28日 12:19