着服:市立中教頭がPTA会費34万円 大津市教委、告発検討 /滋賀


着服:市立中教頭がPTA会費34万円 大津市教委、告発検討 /滋賀


 大津市教委は30日、市立中学の男性教頭(56)が、昨年度まで2年間勤務していた別の市立中学でPTA会費約34万円を着服していたと発表した。市教委は同日付で教頭を自宅謹慎とした。今後、横領容疑などでの告発を検討する。

 市教委によると、教頭は前任校でも教頭としてPTAの通帳を管理し、2012年度に約18万円、13年度に約16万円を引き出した。12年度は現在調査中だが、13年度は計16回、1回あたり5000円〜8万円を出金し、入金した形跡はなかったという。教頭は「消費者金融の返済に充てた」と着服を認め、一部を返金した。

 市教委の松田哲男教育部長は「市としてコンプライアンス対策に取り組むなか、市民の信頼に背き申し訳ない」と謝罪した。【石川勝義】

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最終更新:2014年07月28日 12:16