飯窪「可愛く完璧にダンスをこなすだけがアイドルじゃないんだよ?」
「どういう形であれ、皆様に楽しんでいただくのがプロなんです!」
「そんな頑張りをきっと誰かが見ていてくれて、それが評価につながるんです!」
モーニング娘。加入前から芸能活動をしていた、壇はうこと飯窪の言葉にはそれなりの説得力があった
工藤「それは分かるんですが… 私は少し恥ずかしいです」
真面目すぎるゆえ不器用な工藤には、飯窪のアドバイスは理解できないのである
飯窪「言わせてもらうけど、くどぅーはナルシストとなんだよ!、自分を美化し過ぎなんだよ!」
「だから自分の部屋に自分のポスターとか貼ったりするんでしょ?」
普段は優しい太鼓を叩く飯窪も、これでもかとあばれ太鼓を叩いていた
工藤「カチーン!はるなん!それはいくら何でも言いすぎだと思うよ!」
飯窪「でも一度も否定はしてないよね?ねえ?」
工藤「…」
※参照
モーニング娘。'14『めざましTV』カルベや
http://www.dailymotion.com/video/k2ktQ8eF9kIkMo7xPfQ?start=3
工藤と飯窪はまばたきもせず、お互い火花を散らしていた
その様子をみかねた生田が工藤にスーッと近寄り、工藤の身体を自分の方へたぐり寄せた
工藤の顔は生田の胸辺りに押し付けられ、子供をあやすかのように頭を手でポンポンとされていた
生田「くどぅー、えりはねハロステダンス部に勝ちたいけん協力してほしいとー」
「万年後列を見返したいとー、そう思わんくどぅー?」
生田の平らな胸にうずくまる泣き虫なチワワは、服従してお腹を見せ、シッポを振っていた
少年キャラで虚勢を張っているが中身は素直で、か弱い乙女なのである
工藤「わかりました生田さん、はるも自分なりに頑張ります!」
「さっきはごめんね、はるなん」
飯窪「いいよくどぅー、私も少し熱くなって言い過ぎたよ」
一件落着、さすがアイドル界の京本政樹、必殺仕事人のイケメン生田さんである
←本編A-7 本編A-9→