東隊 (あずまたい)
ワールドトリガー作中に登場する
ボーダーの
B級部隊の一つ。
現在のランクはB級6位。
10巻時点(B級
ランク戦開始時)でも6位であり、ランク戦開始後は確認できる限りでは6~7位の上位枠内を推移していた。
隊長はボーダーの中でも古参であり経験豊富な
東春秋であるものの、
ランク戦におけるチーム方針はあくまで入隊して2年程度の
奥寺常幸・
小荒井登両隊員の戦闘技量&戦術面の成長であり、ランク戦の作戦の立案・状況判断などはあくまでこの二名が行っている。
戦闘・戦術
隊長の
東の
狙撃手(スナイパー)としての技量は、多くの隊員の師匠であることから分かるように非常に高く、
さらに戦術眼はボーダーの中でも突出している。
小荒井と
奥寺の
攻撃手(アタッカー)2人は単独ではマスタークラスの隊員に一歩劣るものの、
アタッカー同士の連携はボーダーの部隊の中では
風間隊に次ぐレベルで、2人であればマスタークラスとも互角以上に戦える。
基本的な動き方としては合流を優先し、「アタッカーで釣って狙撃で仕留める」のがいつものやり方だと
加古望は解説しており、
作中でも
三雲修や
ヒュースなどを連携&東の仕掛けにて撃破した。
またランク戦においては隊長東のボーダー随一ともいえる掩蔽能力・位置取りの巧みさにより東隊を全滅させるのは元
A級の
二宮隊・
影浦隊をもってしても非常に困難であり、
「ランク戦で東隊とマッチアップしたチームは生存点ボーナスがどこにも入らず点数が伸び悩む」という現象を引き起こしている。
B級チームとしては珍しくないがあくまで隊の方針は今の段階のままランク戦で勝つことではなく前述のような奥寺・小荒井の成長(そしてボーダーとしての本業「街の防衛」)であり、
東も各所で二人の成長度合いを測りつつ防衛隊員として教育することを優先しており、自らも「駒」として作戦に組み立て動かすように教えている。
東同様堅実冷静なタイプの奥寺と、「楽しい方がアイデアも沸く」と語りやや熱くなることもあるタイプの小荒井、
「張り合うこともあるが基本的な発想は似ている」とBBFにて語られた二人が発想を出し合い、
それを
摩子と東が整理しつつ自分で答えを出させ、後に反省点を振り返ることで戦術能力・状況判断力など「知」の面を向上させたり、
両隊員のトリガー構成をわざと限定させてアタッカーとしての連携能力・地力など「技」の面を向上させる、等のやり方で両名の成長を促している。
基本的にはMAPの設定など仕掛けをせず堅実に戦う事が多い様子だが、
作中で行われたランク戦では小荒井の提案で雪のMAPを設定した。
それでも実力者揃いのB級上位チームとしのぎを削りながら安定して名を連ねているのは東の技量だけでなく、二人が一定のレベルに成長しつつあることの証左であろう。
さらに作中では第二次大規模侵攻を契機に状況判断能力などの成長も見せた二人に東がサブトリガーの解禁を許すなど、
これから次のステージに移り戦っていくだろう様子も描かれた。
隊服
作戦室
摩子の手により片付いている。
人脈広く人望高い
東を訪ねてくる客人も多く、室内には応接セットが存在する。
応接セットが大きいためか作戦机に椅子が三人分しかないため、作戦の立案中などは摩子が立って三人の作戦会議を見つめつつ話をまとめている様子が見られる。
全体的に事務的な印象だが
小荒井・
奥寺の好きなサッカーの遊技盤や摩子の好きなホラー映画のビデオや、
ちょいちょい登場しては存在感を放つ謎の人形などが置いてあり、ここで各々趣味の時間を過ごすことも多そうだ。
東は普段から忙しそうなのと完全なアウトドア趣味のようなのでそれらしいものは今の所見られない。
結成・変遷
現東隊結成は、
ボーダーへの入隊を決意した
摩子と、彼女に秘めた思い持つ
奥寺、さらにその親友の
小荒井が揃って入隊、
その後小荒井が当時フリーの隊員であった
東の足に1時間縋り付き隊長として招聘といった流れ。
備考
何度か述べたように隊の結成理由や方針は摩子への想いを持つ奥寺、そしてその友人小荒井を中心したものであり、
奥寺の派閥は「ネイバーは許さない」城戸司令派に近いものの、肝心の摩子そして東は「防衛第一」の忍田本部長派である。(小荒井は奥寺に近い忍田派)
ときたま張り合いながらも親友同士二人で話し合う小荒井・奥寺と、二人を諭すようにそれを見守る東の関係は生徒と先生のようでもある。通称「東塾」。
作中の活躍
12~13巻
B級ランク戦・4戦目夜の部において、
二宮隊、
影浦隊、
玉狛第2(
三雲隊)と対戦。
4部隊中最下位なため、ステージ選択権が与えられている東隊は市街地B(天候:雪)を選択し、
隊服と
バッグワームを白色にして戦闘に臨んだ。 なお、ステージ選択は小荒井によるもの。
試合を優位に運ぶものの
北添の爆撃によって一転して劣勢となり、結果として時間切れで敗北する。
旧東隊について
ボーダー古参であり屈指の指揮能力と人望を持つ
東はこれまでも何度か隊を率いていたことがあるらしく、
他にもみられるボーダーの師弟関係というだけでなく直接自らの指揮下において戦術面などを鍛えていた通称「教え子」が何人かいるらしい。
ときたま作中や作者への質問などで「昔の東隊」の様子が語られることがある。
などが明言されている。
「第2期」という表現から、現東隊を含め少なくとも三度東隊を立ち上げた遍歴を持っている。
- 旧東隊のオペレーターはどうやら結束らしい -- 名無しさん (2018-11-18 20:23:03)
- 旧メンバーでA1位だったら三輪は既に遠征行ってるんじゃね?時期の把握できてないだけかもしれないが、過去発展途上だったであろう三輪と二宮入れて1位キープできるか疑問に思う。他にも強い奴かなりいるよね -- 名無しさん (2018-11-20 22:26:50)
- 発展途上というか各々隊長としてやっていけると判断したから解散したんでしょ。東さんが作戦立ててこのメンバーが言うこと聞くならA級1位キープなんて不思議じゃない。 -- 名無しさん (2018-11-27 03:58:38)
- 結束が旧東隊であることは確定だけれど、二宮・加古・三輪と同じ時期の旧東隊だったかは明言されていないので、東隊が3期あった可能性もある。 -- 名無しさん (2018-11-27 12:44:27)
- 修正しました -- 名無しさん (2018-12-17 15:46:44)
- というか基本的に作中で活躍している東体はあくまでコアデラ摩子の東隊だし記事内の記載はそっちメインにして旧の方はオマケ程度の扱いでいいんじゃないだろうか… -- 名無しさん (2018-12-17 23:51:45)
- とりあえず異論なかったようなので現東隊を中心にした記事に修正、旧東隊についても確定事項のみをまとめてあとはおまけ程度に留めました。 -- 名無しさん (2019-02-05 16:15:52)
- いいんじゃないかな。見やすくなった。 -- 名無しさん (2019-02-05 17:45:23)
- どうする?旧東隊増えたぞ -- 名無しさん (2019-06-04 00:06:44)
- どうするもこうするも最初から「幾度か「東隊」を立ち上げた遍歴を~」と書いたんですから付け足せばいいでしょう?他に改定案があるのならどうぞ… -- 名無しさん (2019-06-04 17:17:32)
- 現東隊も来期くらいまでかな -- 名無しさん (2019-11-23 02:35:29)
- ↑小荒井隊or奥寺隊ができたりするかな? -- 名無しさん (2019-11-23 19:46:33)
- 次々期か末期の東隊は新3バカに一票。はよB級に上がって来い -- 名無しさん (2019-11-25 13:11:56)
- サブトリガー解禁されたばかりだし、来期で解散はないんじゃね -- 名無しさん (2020-11-23 20:05:55)
- 公開遠征で1シーズン飛びそうなところが微妙だがA級に上がるまでやる可能性もある、遠征選抜の結果も絡んできそうだが -- 名無しさん (2020-11-23 23:46:01)
- 先にオペが代替わりして小荒井奥寺がメンターっぽい感じになるかも? -- 名無しさん (2020-11-25 08:34:31)
- オペだけ変わる可能性より東さんだけ抜ける可能性の方がよっぽど可能性高いやろ -- 名無しさん (2020-12-02 01:57:44)
- 「一定のレベル」に達してるのは東公認で間違いないし遠征中東抜きでどれだけやれるかは評価基準の一つになるだろうなぁ -- 名無しさん (2021-03-16 16:21:24)
- 旧東隊の第一期組に月見さん確定したな -- 名無しさん (2022-08-27 15:35:52)
最終更新:2022年12月28日 02:25