QSize

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QSize クラス

QSize クラスは整数精度の二次元の大きさを定義します。
公式リファレンス

性質


メンバ関数

コンストラクタ

+ ...
QSize::QSize()
無効な幅及び高さを持つ大きさを生成します。(つまり、isValid() はfalseを返します。)

QSize::QSize(int width, int height)
指定した幅及び高さを持つ大きさを生成します。
パラメータ
  • width 幅
  • height 高さ

幅及び高さを取得する

+ ...
int QSize::width() const
幅を返します。

int QSize::height() const
高さを返します。

int & QSize::rwidth()
幅への参照を返します。
参照を使用することで、幅を直接操作することができます。

int & QSize::rheight()
高さへの参照を返します。
参照を使用することで、高さを直接操作することができます。

幅及び高さを設定する

+ ...
void QSize::setWidth(int width)
指定した幅を設定します。
パラメータ
  • width 幅


void QSize::setHeight(int height)
指定した高さを設定します。
パラメータ
  • height 高さ

大きさをリサイズする

+ ...
void QSize::scale(int width, int height, Qt::AspectRatioMode mode)
指定したモードに基き、この大きさを指定した幅及び高さを持つ長方形へリサイズします。
パラメータ
  • width 幅
  • height 高さ
  • mode リサイズ方法
mode が Qt::IgnoreAspectRatio の場合はこの大きさは (width, height) に設定されます。
mode が Qt::KeepAspectRatio の場合は現在の大きさはアスペクト比を維持しながら (width, height) の内部に収まる最大の長方形へリサイズします。
mode が Qt::KeepAspectRatioByExpanding の場合は現在の大きさはアスペクト比を維持しながら (width, height) を囲む最小の長方形へリサイズします。

void QSize::scale(const QSize & size, Qt::AspectRatioMode mode)
この関数はオーバーロード関数です。
指定したモードに基き、指定した大きさを持つ長方形へリサイズします。
パラメータ
  • size 大きさ
  • mode リサイズ方法


QSize QSize::scaled(int width, int height, Qt::AspectRatioMode mode) const
指定したモードに基き、この大きさを指定した幅及び高さを持つ長方形へリサイズした新しい大きさを返します。
パラメータ
  • width 幅
  • height 高さ
  • mode リサイズ方法


QSize QSize::scaled(const QSize & s, Qt::AspectRatioMode mode) const
この関数はオーバーロード関数です。
指定したモードに基き、この大きさを指定した大きさを持つ長方形へリサイズした新しい大きさを返します。
パラメータ
  • s 大きさ
  • mode リサイズ方法

幅及び高さを制限する

+ ...
QSize QSize::boundedTo(const QSize & otherSize) const
この大きさと指定した大きさの幅及び高さをそれぞれ比較し、最小の方を持つ大きさを返します。
パラメータ
  • otherSize 比較対象の大きさ


QSize QSize::expandedTo(const QSize & otherSize) const
この大きさと指定した大きさの幅及び高さをそれぞれ比較し、最大の方を持つ大きさを返します。
パラメータ
  • otherSize 比較対象の大きさ

幅と高さを入れ替える

+ ...
void QSize::transpose()
幅と高さの値を入れ替えます。

QSize QSize::transposed() const
幅と高さを入れ替えた新しい大きさを返します。

大きさが有効かどうか調べる

+ ...
bool QSize::isEmpty() const
幅及び高さのどちらか一方が0以下の場合はtrue、そうでない場合はfalseを返します。

bool QSize::isNull() const
幅及び高さの両方が0の場合はtrue、そうでない場合はfalseを返します。

bool QSize::isValid() const
幅及び高さの両方が0より大きい場合はtrue、そうでない場合はfalseを返します。

加算する

+ ...
QSize & QSize::operator+=(const QSize & size)
指定した大きさをこの大きさへ加算し、この大きさへの参照を返します。
パラメータ
  • size 加算する大きさ


非メンバ関数
const QSize operator+(const QSize & s1, const QSize & s2)
s1 に s2 を加算して返します。幅及び高さはそれぞれ加算されます。
パラメータ
  • s1 オペランド
  • s2 オペランド

減算する

+ ...
QSize & QSize::operator-=(const QSize & size)
指定した大きさをこの大きさから減算し、この大きさへの参照を返します。

非メンバ関数
const QSize operator-(const QSize & s1, const QSize & s2)
s1 から s2 を減算して返します。幅及び高さはそれぞれ減算されます。
パラメータ
  • s1 オペランド
  • s2 オペランド

乗算する

+ ...
QSize & QSize::operator*=(qreal factor)
この関数はオーバーロード関数です。
幅及び高さを指定した要素で乗算し、この大きさへの参照を返します。
結果は最も近い整数へ丸められます。
パラメータ
  • factor 乗数


非メンバ関数
const QSize operator*(const QSize & size, qreal factor)
大きさを指定した要素で乗算し、最も近い整数値に丸めた結果を返します。
パラメータ
  • size オペランド
  • factor 乗数


非メンバ関数
const QSize operator*(qreal factor, const QSize & size)
この関数はオーバーロード関数です。
大きさを指定した要素で乗算し、最も近い整数値に丸めた結果を返します。
パラメータ
  • factor 乗数
  • size オペランド

除算する

+ ...
QSize & QSize::operator/=(qreal divisor)
この関数はオーバーロード関数です。
幅及び高さを指定した要素で除算し、この大きさへの参照を返します。
結果は最も近い整数へ丸められます。
パラメータ
  • divisor 除数
  • size オペランド


非メンバ関数
const QSize operator/(const QSize & size, qreal divisor)
この関数はオーバーロード関数です。
指定した大きさで除算し、最も近い整数値に丸めた結果を返します。
パラメータ
  • size オペランド
  • divisor 除数

比較する

+ ...
非メンバ関数
bool operator!=(const QSize & s1, const QSize & s2)
s1 と s2 が異なる場合はtrue、そうでない場合はfalseを返します。
パラメータ
  • s1 大きさ1
  • s2 大きさ2


非メンバ関数
bool operator==(const QSize & s1, const QSize & s2)
長方形 s1 と s2 が等しい場合はtrue、そうでない場合はfalseを返します。
パラメータ
  • s1 大きさ1
  • s2 大きさ2

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最終更新:2014年09月06日 13:58