QObject イベント関係

関連するイベントクラス


イベントハンドラー

void QObject::childEvent(QChildEvent * event) [virtual protected]
このオブジェクトに子を追加、削除などした場合に発生するイベントです。
受け取ったイベントの内容は QChildEvent オブジェクトを通して取得できます。

bool QObject::event(QEvent * e) [virtual]
オブジェクトで発生したイベントを受け取るイベントハンドラーです。
イベントが認識でき、処理された場合はtrue、そうでない場合はfalseを返します。

イベントフィルター

bool QObject::eventFilter(QObject * watched, QEvent * event) [virtual]
指定したオブジェクトのイベントフィルターがこのオブジェクトにインストールされている場合は、イベントをフィルターします。
この関数を再定義する際、イベントをフィルターしたい場合はtrue、そうでない場合はfalseを返します。
イベントをフィルターするとは、受け取ったイベントをここで処理して再度ハンドルされるのを防ぐということです。

void QObject::installEventFilter(QObject * filterObj)
指定したオブジェクトのイベントフィルターをこのオブジェクトにインストールします。
複数のフィルターをインストールした場合、最後にインストールしたフィルターが最初に有効になります。
フィルターオブジェクトはこのオブジェクトと同じスレッド内に存在しなければなりません。違うスレッドにフィルターオブジェクトが存在する場合は、この関数は何もしません。この関数が呼ばれてからフィルターオブジェクトまたはこのオブジェクトが違うスレッドに移動した場合は両方が同じスレッドになるまでイベントフィルターは呼ばれません。

void QObject::removeEventFilter(QObject * obj)
指定したオブジェクトのイベントフィルターをこのオブジェクトからアンインストールします。

タイマーイベント

void QObject::timerEvent(QTimerEvent * event) [virtual protected]
タイマーイベントを受け取るイベントハンドラーです。

int QObject::startTimer(int interval, Qt::TimerType timerType = Qt::CoarseTimer)
タイマーを開始し、タイマーIDを返します。
タイマーが開始できなかった場合は0を返します。
タイマーイベントは killTimer() が呼ばれるまで指定した間隔で発行されます。
間隔に0を指定した場合は、処理されるウィンドウシステムイベントがなくなるたびに一度だけ呼ばれます。

パラメータ
  • interval タイマーイベントを発行する間隔をミリ秒単位で指定します。

void QObject::killTimer(int id)
指定したタイマーIDを停止します。

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最終更新:2014年08月25日 01:42