浦上&キャスター◆HHvly5T5Xo




周囲を金網で封鎖され、立ち入り禁止の看板が立てられている廃ビル。
雑草が生い茂り、中へ入ると割れた窓ガラスの破片がそこらじゅうに散乱してる荒れ果て様で
まるでお化けでも出てきそうな不気味さを醸し出していた。

そこにいるのはお化けではない。
お化けよりも遥かに恐ろしい怪物が潜んでいる。
現にその怪物によって今も犠牲者が増え続けているのだから。


廃ビルの一室でぎし……ぎし……と建物の軋む音が鳴り響く。
音のする方を見ると中にはロープで両腕を縛られた少女の姿があった。
年齢はまだ中学生ぐらいだろう幼さの残る顔つきをしていた。

すぐそばには拘束された少女を見下ろす男がいる。。
血の付いたナイフを少女に見せつけるように刃を輝かせながら

「じゃあ、やるか」

男は少女の衣類を掴むと、左右に強く引っ張って引き裂き
露出した少女の上半身を見て男は気が高らかになり殺人衝動が湧き上がると
スカートの中からチラリと見える細くて柔らかそうな太もも目がけて、ナイフを突き刺してグリグリと抉り続ける。

「ひぐっ……ぎいぃやあああああああぁーーーーーーっ!!」
「はあ……はあ……ははははっ……簡単に死ぬなよぉ」

少女の痛々しい悲鳴は男を喜ばせる好意にしかならず
苦悶の姿を見せれば見せるほど男は興奮して下腹部のそれを怒張させた。

ナイフを引き抜き太ももからゴボゴボと溢れる血を男は舐めとりながら
舌を太ももからへそまでなぞる様に舐め、そこからまだ未発達な小ぶりの乳房へ舌を這い寄らせると
男は舌の感触を楽しんだ後で乳房を口に含む。

「ぎいゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

くっちゃくっちゃと咀嚼音を鳴らした後にゴクリと飲み込む。
男は乳房に歯を立てて噛み千切ったのだ。

「中々美味かったぜ」

男は少女に覆い被さると左手で喉を締め上げ、ナイフを持った右手で
少女の眼球を突き刺した。

「ーーーーーーーーっ!!!」

喉を絞められているために少女は言葉にならない悲鳴をあげた。
すると少女の体が徐々に灰色へと変色していった。

「おいおいおいおい!!まだ死ぬの早いって、あ~あ~……灰になっちまった」

少女の体が灰化して崩れ落ちる様を見て男はがっくりと肩を落とした。
落ち込む男を元気付けようと霊体化していたキャスターが姿を現す。

「ハロー♪NPCなんて沢山いるんだし、また獲物を探しに行けば良いさ」
「そりゃそうなんだけどさー。ここまで盛り上がっといて挿入る前にお預け食らうのは流石にきついぜ」

殺戮と凌辱を同時に味わうのを至上の快楽として楽しむ男には
死体の残らない世界は、後始末の手間が省けるとはいえ興醒めになるのは否めない。

「じゃあさ。そろそろ他の参加者達を狙ってみない?きっとNPCよりも生命力に溢れていて浦上も満足出来ると思うよ」
「参加者ねぇ……それもいいかもな。必死に抵抗してくれた方が殺しがいがあるしな」
「よかった。僕はどうしても聖杯が欲しいから積極的に協力してくれるのは凄く嬉しいよ」
「『人間に戻りたい』だっけ?あんたの願い。せっかく特別な力を得たのにただの人間に戻るなんて勿体無いんじゃねーの?」

人間を遥かに凌駕した強さを持ったキャスターなら悪事だって好き放題出来る。
それなのに何の力も無い人間に戻りたいというキャスターの思考は浦上には理解出来なかった。

「僕はサバトで無理やり化け物の姿に変えられて、人間じゃなくファントムとして扱われてたんだ。
 だけど僕の心は人間だった頃と何一つ変わらないし、怪物として受け入れる事なんて僕には出来なかったんだ。
 だから聖杯の力を使って、僕はファントムでは無く完全な人間として生きていきたいんだ」
「へぇ、あんたも苦労してるのね」

サバトとかファントムとか何の事か知らないけど、と脳内で呟きながら浦上は納得すると
キャスターはにこやかな表情で浦上に小石を手渡した。

「何これ?」
「魔石さ。こうやってばら撒くと…」

キャスターが魔石を放り投げると魔石からファントムが生み出され
指示を待つかのようにキャスターの傍で横一列に並んだ。

「彼らは『グール』と言って簡単な命令なら理解できるから何かあった時に使ってよ」
「結構面白いな 遠慮無く使わせてもらうぜ」

キャスターの呼んだグール達は廃ビルの侵入者が現れた時の排除を伝えると
グール達は見回りをする為にのそのそと部屋から出ていった。

「面白い物くれた礼に、俺の特技を一つ教えてやるぜ」
「なになに~?」
「ここに来てNPCで何度も遊んでいる内に、相手の顔を見ただけで人間とNPCの違いが分かるようになったぜ」
「どこか違いがあるの?」
「なんつーか、見た目とかじゃなくて中身が違うんだよな。
 感情もあるし、ナイフで裂けば血や内臓も出るんだけどどこか作り物っていうか……
 例えるならNPCは、見た目と味を人の形そっくりに固めた加工物なんだよね」

浦上には変わった特技があった。
沢山の人間で遊び続けていく内に、人間とパラサイトの見分けが付くようになった。
その特技はここでも遺憾無く発揮して普通の人間と外見的特徴が変わらないNPCとの区別が完全に付くようになっていた。

「それは凄い!これなら僕たちの正体を隠しながら他のマスター達を一方的に見つける事も出来るよ」
「じゃあそろそろ狩りに行こうか、加工物(NPC)ではなく天然物(参加者)の方をさ」
「OK~」

【真名】
グレムリン@仮面ライダーウィザード

【パラメータ】
筋力C 耐久D 敏捷A 魔力D 幸運D 宝具A
(グレムリン)
筋力A 耐久B 敏捷A+ 魔力B 幸運E 宝具A
(グレムリン進化態)

【属性】
混沌・悪

【クラス別スキル】

陣地作成E-
「魔術師」のクラス特性。魔術師として自らに有利な陣地な陣地「工房」を作成可能。
グレムリンは基本的に一つの場所に篭城せずに積極的に動き回る為
彼の作る工房は身を隠せる程度の役割しか果たさない。

道具作成D
魔力を帯びた器具を作成可能。
グレムリンはグールを生み出す魔石のみ作成可能。

【保有スキル】

精神汚染C
精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。ただし、同ランクの精神汚染がされていない人物とは意思疎通ができない。
グレムリンの場合「白い服を着た長い黒髪」の女性と遭遇すると殺戮衝動が湧き上がり、他の何よりも優先して自身の手による殺害を行おうとする。

すり抜けD
物質をすり抜けて移動する能力
壁や扉等の遮蔽物が多いほど優位性を増す。

【宝具】

『賢者の石(フィロソファーストーン)』
 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:―― 最大捕捉:――
「世界の全てを飲み込む」と言われる程の膨大な魔力を秘めた特殊な魔宝石。
生と死を逆転させるなど強力な魔法を引き寄せる分必要な魔力も膨大で、維持するだけでも定期的に魔力を供給しなければならない。
グレムリンが取り込む事で強大な力を得るが、肉体を維持するだけでも相当な魔力を消費する為に使用は控えている。

【weapon】
ラプチャー
グレムリンに変身時に使用、二本の刀として用いるだけでなく組み合わせて大鋏としも使用できる。

ハーメルケイン
グレムリン進化態時に使用、横笛と槍を組み合わせたような形状で白い魔法使いから奪った武器である。
魔石
グールを召喚する、主に足止めに用いられる。

【人物背景】
サバトによって生まれたファントム。
本来はファントムになると人間の頃の記憶や人格が消滅するが、ソラだけ人格を維持したままファントム化した異質の存在。
ファントムになる以前の人間の頃から「白い服と長い黒髪」という条件の女性を見つけると殺人衝動に襲われ
数十人の女性を殺害・始末してきたサイコキラーである。
賢者の石を使えば人間に戻れると考えたソラは体内に取り込み、人間になるための魔力を集めるべく無差別に人を襲うが
仮面ライダーウィザードとの戦いで賢者の石を奪われ敗北、消滅した。

【サーヴァントとしての願い】
人間「滝川 空」として受肉する。

『基本戦術、方針、運用法』
持ち前の素早さと壁をすり抜ける能力を駆使して相手を翻弄するトリッキーな攻撃を用いる。
知略を駆使して他の参加者を罠にはめる
白い服を着た黒髪の長い女性を見ると作戦そっちのけで殺しに向かうので注意。

【マスター】
浦上@寄生獣

【参加時期】
監視役を殺害し逃走した頃

【weapon】
ナイフ、魔石

【能力・技能】
人間とパラサイトを一目で見抜く観察眼
人間とNPCの区別も可能になった。

【人物背景】
人間を惨殺する事に快感を覚える殺人鬼。
多数の犯行によって指名手配・逮捕されており、死刑判決を免れない身。
人間を使って「遊んだ」ため、パラサイトを見ただけで判別する事ができる能力が自然と身に付いた。
衝動を抑えて生きている現代の人間こそ異常であり、自分は本能に沿って生きる正しい人間の姿だと主張した。

【方針】
参加者を見つけ出して「遊ぶ」
出来れば若い女で遊びたい。

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