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名前 ラズロ・パシュトゥム
年齢 31歳
身長 178センチ
地位 ヒルディカが大陸西部に領有する《半島領》の総督。身分は平民(ただし、先代の半島総督や現植民都市の総督も平民出であり、決して例外的なことではない)
出身 西の半島
性格の特徴 純朴でお人よし、困っている人は放っておけない。外交で接した他国の人間には「こんなヒルディカ人が実在したとは……」とよく驚かれている。ただし決して嘘がつけないわけではなく、ヒルディカの要人として職務を果たす際に三枚舌を駆使せざるを得ない局面があれば、心にもないことを口にすることもある(良心は痛むらしい)
他人に対して厳しい態度は、少なくとも自発的にはほとんど取らない。誰にでも手を差し伸べてしまうので体よく使われてしまうタイプである。普通ならどう考えても出世できないのだが、そんな彼がなぜ総督などやっているのかは後述。
物理的に過酷な環境で育ったため、他のヒルディカの要人たちに比べ粘り強く忍耐力がある。ただしたまに粘りすぎて胃を壊す。
外見の特徴(人間擬態時) 際立った美男子。その場にいるだけで否応なく人目を引く。
はっきりした目鼻立ち、肩まである長いストレートの赤毛に金色の瞳。公用の際は額に刺繍の入った飾り布を巻く(半島領の役人が着用するもので、地位や任地に応じて色や意匠が異なっている)。
衣服も半島領の役人の制服を着用する。半島領が寒冷地であり毛皮の産地でもあるため、冬服の襟元や裾などにはファーがふんだんに使われている。
外見の特徴(竜戻り時) 赤い鱗と金色の瞳を持つ、馬ほどのサイズの有翼の竜。鱗は銃弾をも跳ね返し、毒物の類も一切が無効。暑さ寒さも感じない。翼も強靭で、ひとたび飛べばエアスター大陸の北端から南端まで2時間少々で移動可能。また口から炎を吐くことができ、これは人間形態でもひどく驚いたりなどすると少量吐いてしまうことがあるようだ。この他、念動力など様々な特殊能力を持ち、本気で大暴れすれば恐らく街ひとつくらいなら壊滅させられる。
備考 かつてヒルディカの群島を支配していた竜族の末裔。人間による虐殺から逃げのびた最後の竜族セシル・パシュトゥムを祖父とする。人間の姿は擬態にすぎず、本来の姿はポニーほどのサイズの赤い有翼の竜である。
実年齢は自称と同じ31歳だが、竜族は50歳で成竜となるため、竜族としてはまだ子供である(人間でいうなら11、2歳程度と思われる)。
父親は村医者(人間)、母親は薬剤師(竜)。弟(人間)は家業を継ぐべく医学の勉強中。

ヒルディカに対する帰属意識よりも、半島に対する帰属意識のほうが強い。
半島の環境は群島に比べて厳しく、ラズロも開拓民の子として生まれ育ちその現状を目の当たりにしてきた。半島の人が安心して暮らせる社会を作りたいと決意し、私塾を出たのち半島の地区行政局に入局。竜族特有の優秀さからたちまちのうちに頭角を現し、史上最年少で半島総督となった。
国家としてのヒルディカに対してはむしろ複雑な想いが強い。「他国から自分で買っておいて、なぜ窮状を知りつつも放っておくのか」。

自分が竜族であることも寿命の長い一族であることも両親の口から知らされているが、実感はあまりない。外見年齢を同世代の友人たちに合わせて変化させてきたこと、父親や弟が人間であることなどから、たまに「自分の境遇が本の中のおとぎ話のような気がすることがある」し、「自分が何千年も生きるだなんてまだ信じられない」(いずれも本人談)。

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最終更新:2014年11月30日 14:21