おおすみ型輸送艦

おおすみ型輸送艦(おおすみがたゆそうかん Osumi-class tank landing ship)とは、クラフティア独立国家連邦の保有するドック型輸送艦である。独自の輸送規格として縦4×横×5×奥行10の車両またはコンテナを輸送、揚陸する能力を持つ。

海軍陸戦車両群である機動遠征隊、即応衛生隊を運用するプラットフォームとして開発された。


基準排水量 34,067B
満載排水量 40,880B
全長 197B
全幅 28B
甲板高 15B
動力 HAC,UgoCraft
乗員 113人(+地上部隊95人)
搭載 LCAC-1級エアクッション揚陸艇×2

設計

機動遠征隊一個隊を艦内に収容し、LCAC-1級エアクッション揚陸艇を2隻搭載することが本級の求められる条件となった。
その他にヘリコプターの着艦スポット2か所が設置され、LCACとヘリコプターで同時に揚陸作戦を行うことが可能。
甲板の前部は車両甲板として使用され、艦内と合わせて最大で3個機動遠征隊を輸送する。
HACでの航行を前提としており喫水線下は無い。

能力

輸送能力

第一甲板前部と第四甲板が車両用のスペースとして設計されており、艦体両舷にあるサイドランプから直接車両が出入りする。第1甲板と第4甲板の間の車両上げ下ろしには、甲板前部と艦橋後ろのエレベーターが使用される。
LCACを使用しない場合はウェルドックを車両・物資用のスペースとして使用することも可能。

医療能力

第一甲板レベルに手術室1、集中治療室1、病床6を備えており、ヘリコプターによって輸送された傷病者を速やかに治療することが出来る。また、手術ユニット車両で構成される『即応衛生隊』を乗り込ませることによって甲板上の手術ユニット内でも手術を行うことができ、簡易的な病院船として運用することができる。

その他の能力

おおすみ型は広い艦内格納庫と上甲板によりさまざまな作戦に従事することが可能である。簡易的な改装により『潜水艦救難艇(DSRV)』と再圧タンクシステムを搭載し、潜水艦救難任務に就くこともできるほか、第四甲板に特設司令本部施設を設置し作戦指揮をおおすみ艦内で執ることも出来る。
任務の多様化に伴い、航空掃海のための支援設備を増設。


同型艦

1番艦 LST-4001 おおすみ
2番艦 LST-4002 しもきた
3番艦 LST-4003 くにさき
4番艦 LST-4004 しれとこ
5番艦 LST-4005 ちた
6番艦 LST-4006 たんご

編成

第一輸送隊
  • おおすみ
  • しもきた
  • くにさき

第三輸送隊
  • しれとこ
  • ちた
  • たんご

来歴

  • マルマラ海掃海作戦において、2番艦しもきたが作戦旗艦を務め、物資輸送、及び洋上補給任務に携わった。
  • 大宮崎社会主義共和国連邦を支援するアローヘッド作戦においては3番艦くにさきが特設司令本部施設と潜水艦救難艇DSRVを装備し潜水艦隊の旗艦を務めた。
  • 神帝ドネツク大連邦帝国に対する災害派遣であるユスタヴァ作戦では、おおすみ、しもきた、くにさきの三隻すべてが投入され輸送任務に従事した。
  • 国内外への輸送・揚陸能力向上のため3~6番艦が建造され、第三輸送隊が編成された。
  • 日人戦争に1~3番艦が派遣されたが、実際に揚陸作戦が行われることはなかった。
  • 航空掃海のための支援設備を増設。

その他

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最終更新:2015年02月18日 05:39
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