アルコ

名前 アルコ
性別
年齢 人となってから5年
身長 167
体重 54

容姿

鮮やかな緑の髪は無造作に伸ばされている。金の瞳には人の温かさと獣の鋭さが混在している。
服は丈が短めの肩出しワンピースに肘上まで達するドレスグローブ、そして首元を覆うマフラー、太腿を完全に隠すには至らない長めのニーソを纏っている
汚染された世界ではその上からフード付きのローブを被っていることもある。このローブは多少の放射能等毒を防ぐ効果があり、環境による毒ならば十分に防げる。
弓はいつも背中に背負っているが矢はどこにも見当たらない

また、能力で作った林檎を口にしていることが非常に多い。時によっては本当の林檎を食べていることも
外見からは十代後半のように見られることが多い

性格

非常にクールでどちらかというと孤高を好む。人間のことは魔族と同等程度には信頼しているようで特別警戒はしていない
ストレスを無意識に貯めつつもそれを表に出すことはあまりない

魔獣よりの思考回路なので時折人間基準でおかしな発言もする。
林檎が大好物。アップルパイなんか与えてやれば友好な関係を築けるだろう。

能力

身体能力は常人よりは高く、足が取り立てて速い。その速さは度々風と喩えられる程。
弓の腕は立つが近接戦闘の心得はない。遠距離主体で戦うが足の速さで接近戦を避けることは多い。
また、目も良くて千里眼とは言えないものの人間の基準としたら最高クラス。
尻尾と耳は魔力を探知する感覚器官であり、弱点でもある。攻撃までいかずとも衝撃や魔力を与えてやれば驚き、大きな隙を作ることができる。そうなれば数分は魔力探知は使えなくなる。
目の良さと相まって探査能力は恐ろしく高くなっている。

【楓穹(ふうきゅう)】
決して矢が尽きることはないという呪いが施された弓。威力は引き具合である程度調節可能。ただし、最大でも鉄板を凹ませる程度で貫通は不可能。
矢は弓そのものが生成する魔力と弓を用いて行使することができる生成魔法で無制限に生み出せる
強い力が加われば簡単に折れる。

その本質は封印具である。破壊されれば【魔獣帰依】が強制的に発動されてしまう。
そのことはアルコ自身も心得ているがその本質からそれもまたよしとしている。
また、アルコ自身の感情が烈しく昂ったときなどに自壊することも確認されている。
【魔獣帰依】が解かれた後には自動で修復されるので壊されても全く問題ない。

【深緑の落葉(落葉)】
【楓穹】で矢を上空に向けて放ち、1レス後に相手の頭上から24本の矢を降らせる技。
完全に止まった状態でしか撃てない上に一戦闘に一度しか使えないというデメリットはあるが複数人の相手にも有効である。
矢が降り始めるまでの間に弓が破壊された場合、この技は無効となる。

【破滅誘う禁断の果実(アップル)】
林檎の形をした実体のある幻覚を生み出せる魔法。魔力消費量は極めて0に近いので乱用できる。
林檎は食べれ、しかもおいしい。だが空腹を満たすことも栄養とすることもできないので食料としての価値は0。
アルコ以外も食すことができるがその場合は偽りの満腹感を感じることとなり、数時間はものを食べる気になれなくなる。
時には食せば本当に命取りとなる。

【魔獣帰依】
【楓穹】が破壊されたときに強制的に発動する能力。魔獣アルコを戒めていた封印が解かれるという意味では弓が破壊されてからが全力と言える
全力とは言えこれでも制限がされて力は弱まっている。魔獣としての本来の力を発揮する方法は現在では不明。呪いの類で力を制限されているらしいのだが神代の魔法使いででもなければ解除はできないほどに高等な呪いを使われているそうだ。

容姿

鮮やかな緑の髪は白っぽくなり、色は変わらぬ金眼は獣の面影が強くなっている
胸元や左腕、腰、右足が黒っぽい毛皮に包まれている。また、両手両足も手首足首より先は毛皮に覆われた獣のそれとなっていて鋭い爪が生えている
尻尾や頭頂部の耳は形は変わらないが黒っぽくなっている。歯は鋭い牙となっている。
あと、首には黒い首輪がつけられている。

胸がやや大きくなっている。着痩せするタイプ…なんだろう。多分。

性格

理性による箍が外れて感情が剥き出しとなっている。相手への印象も増幅されるのかちょっと嫌いなだけで殺意を覚えたり逆もよくあることである。
思考回路はより獣に近くなっているが話せばわかるので動物に接する感覚でしっかり接してやれば嫌われていなければそこまで害を及ぼすことはない。

やはり林檎は好きであるがアップルは使えないので林檎を餌付けしてやるのもいい。

能力

【フレズベルグ・メタモル】
魔獣アルコとしての本来の力。強大な身体能力と強靭な肉体を武器としている。
身体能力は超人並みにまで跳ね上がる。また、肉体の強度と再生力も跳ね上がり即死させられる攻撃を食らわないと死ぬことはなく、致命傷であっても数時間もあれば完全に回復してしまう。
また、四肢を様々な動物のそれに変化させることも可能。ただ、変化によって身体能力は変動しない。尻尾や耳も変化自体は可能だが性質上攻撃手段にはできない。
耳と尻尾に加えて首輪も弱点となっている。耳と尻尾については人間時と同じだが首輪は攻撃が当たると破壊はされないが強制的に人間に戻されて失神する。

概要

魔獣。人間の遺伝子は全くない。家系図を遡っても人間の血が入っている可能性は確実にない。
元は人に近いサイズではあるが力や容姿は人とはかけ離れた極めて強力な魔獣であった。所謂神話に出てきかねないほどの。
だが、ある日弓使いの魔術師に戦いを挑まれ、敗北する。
そのとき、弓使いは殺さずに人として過ごさせるつもりで魔獣としての力を制限して制御する霊装である【楓穹】を与えられて人としての生を与えた。弓使いは面白そうだからと戦いを挑んだのみならず気まぐれで魔獣の敵である人としたのだ。いい迷惑である。
弓使いは人としての最低限の生き方を教えたのちアルコの元を去った。弓使いがアルコに与えたのは弓と、人間。奪ったものは魔獣の一部であった。
因みにその弓使いはありとあらゆる世界においてそれ以降存在が確認されていない。
以降、弓使いによって飛ばされたスプロール世界でのランナー生活を中心に他の世界で魔族や人族と関わりながら生活している。
スプロールでは人のときは"深緑の一矢"、魔獣時には"黒銀の獣"と呼ばれている。ランナーとしてはかなり腕が立つが力の割には知名度は高くない。

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最終更新:2017年09月12日 21:26