ニヒラブラ

名前 カルゥゾ・シック(Karuzo Sikk)
性別
年齢 33歳
身長 192cm
体重 98kg

容姿

全身が機械化され、防弾インパクトパッドと人工筋肉剥き出しのゴツゴツとした無骨な義体を纏う。
常にヘルメットを被っているため、普段はその顔立ちや表情を見ることは出来ない。
後述の仕様上の都合全身各所が光る。それを防ぐためにボロボロのマントを外套代わりにしているようだ。
イメージ http://i.imgur.com/Tu2C1fN.png

性格

元は冷静で責任感の強い性格であったが、サイバネティック手術の副作用かニンジャの文化に触れた所為か、
現在では見る影もない変人であり、典型的な勘違いクールジャパン感たっぷりのキャラクターと化している。
仕事や殺しに関わる事以外は無口であまり喋らず、口を開いても言葉数は少ない。俳句調で喋る事が多い。

能力名【ニヒラブラ】

影に紛れ無となり、敵が気付いた頃には手遅れ。名前の通りの戦闘スタイルに特化したサイボーグシャーシを用いた戦闘術。
メタマテリアルをふんだんに用いたオムニウム・コアを動力源とし、生身を凌駕する能力を誇る。
面と向かった火力勝負よりも、奇襲や潜入で力を発揮する能力ではあるが、動力源たるオムニウムが蛍光性の物質の為、
ラジエーターやクアンタム・ハーモナイザーが発光し見た目は完全にハデハデというジレンマを抱えた能力でもある。

  • EMAグラップル
壁や天井など、足がかりのない場所であろうとヤモリの如く保持する事が出来る。生物や液体のグラップルは不能。

  • デセプションクローク
光学的に姿を消すことができる。物理的には其処に在り続ける為、レーダーや熱感知から逃れることは出来ない。
また、気配や第六感を用いたオカルト索敵などには無力であることから完全なるステルス性は得られない。
静止時にのみ完全に透過し、移動時には空間が歪むようにして輪郭が浮き彫りになる、そのため看破するのは容易。
激しい動きや能動的な攻撃行為を伴えばクロークは強制的に解除され、一時的に使用不能になる。

  • エンマク・ディスチャージャー
IRスモークの封入されたキャニスターを破裂させ、周囲に濃い煙を発生させる。一度のみ使用可能。
この煙は赤外線やレーダー波を遮断し、敵の捜索を攪乱するため自らの姿を隠す他、
レーダー探知の囮や自軍の人数を明確にさせない効果も望める。
ただし自分や味方にも影響を及ぼす為、一概に良い効果だけが期待できるものではない。

  • リーコン・モード
オムニウム・コアの出力を絞り、全身の発光を抑え省エネ性能に特化したモード。
見た目には目立ち辛くはなるが、欠点として上記アビリティの一切が使用不能になる。
EMPやハッキングを受けた際にも強制的にシステムがシャットダウンし、リーコンモードにシフトしてしまう。

特性・運用

典型的なアメコミ、洋ドラ的ストーリーを歩んできた勘違いサイボーグニンジャ。
装備は無音若しくは殆ど音を発しないものを中心に構成されており、見た目はさておき隠密性に優れる。
戦闘能力はそれ程突出してはいないが、豊富なガジェットを用いた場を掻き乱す能力は非常に高い。
特に電磁力の癖にどこにでも引っ付くEMAグラップルは動きこそ鈍重にはなるが偵察、潜入において大きなアドバンテージとなるだろう。

概要

元GSG9の隊員で警察機械化部隊の隊長であったが、自家用車にIEDを仕掛けられ、それが原因で半身不随となる。
警察上層部と癒着していたコカイン密売組織を摘発し、それを掃討したことで恨みを買ったことが原因であり、
その際に妻と子供を失った事から強い恨みの念に駆られ、自分を陥れ家族を殺した人物に必ず復讐する事を誓う。

絶えずリハビリに取り組んでいたある日、病院を訪れた同じくGSG9のベテラン隊員である、
アルフレッド・ノーマン・ヨハイムから持ちかけられた、極秘裏に進んでいた新型サイボーグ開発計画の被験者に志願。
試作型サイバネシャーシという新たな身体を手に入れ、ヨハイムの手助けもありGSG9から脱走。
その際にヨーロッパ全域で国際指名手配され、一時は身を隠すことを余儀なくされた。

返る場所も身分も無くし、荒れた心と復讐に支配されたまま悶々と過ごしていたある日、日系マフィア”ヤクザ”の頭領である老人ヤスダ・ケンジと出会う。
ケンジの持つ精神観に惹かれ、そこでヤクザの暗殺者”ニンジャ”として過ごす中で、カルゥゾは己の居場所、そして在り方を見つけ出す。
その後ケンジと結託して警察の汚職を暴き、護送中の仇を暗殺することで見事家族の復讐を果たしたのであった。

以後はケンジの死後まで勤めていたヤクザに別れを告げて流浪の暗殺者となり、やがてヨハイムと共に越境者となった。

装備

  • 『O-KATANA Mod.2 "Ronin"』
強化カーボンセラミクスで製造されたシャーシに、メタマテリアルで鍛造された刃を接合した、鍔を持たない長大な直刀。
エルゴノミクスに対応したグリップを持ち、シャーシの刀身部分には白で”大刀”とレーザー刻印されている。
HF(高周波)ブレードの一種であり、起動してからバッテリーを消費するまでの僅かな間のみ凄まじい切れ味を誇る。
一方で短所として暗闇でブレード部分が青く発光し抜群の存在感を醸すことが挙げられる。

  • 『DOSU』
端的に言えば小さくなったO-KATANAであり、基本的な構造は一緒。
ただし振動機能がなく、切れ味はブースト無しの物理ブレードの範疇に留まる。
O-KATANAとは違い反りのある、ドスに近い形状である。

  • 『アイアンスター』
堅牢で重い特殊合金製の、シンプルな形状の十字手裏剣。三つ所持。
見た目とは裏腹に高度なAIが搭載してあり、ある程度軌道を曲げることが可能。
四つの先端に蛍光塗料が塗布してあり、それがトレーサー及びマーカーの役割を果たす。
市販されていないため、紛失すると再びヨハイムに製造してもらう必要がある。

  • 『G9T』
オーストリア製自動拳銃。凄まじい速度で弾をバラ撒き、一瞬で弾倉を空にする。
生身には有効だが、巨大な生物、装甲や防具に対しては効果が薄い。
一挺のみ所持、予備弾倉二つ。

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  • GSG9(カルゥゾ)
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最終更新:2017年04月19日 21:16