ダンテ

『其は、不条理への復讐』

名前 ダンテ
性別
年齢 28歳(肉体年齢)
身長 183cm
体重 74kg

容姿

くすんだ銀髪と橙色の瞳をした細身の青年。勲章などが幾つも付けられた黒い軍服を身に纏い、その上から黒いマントを羽織った将軍めいた男。
腰には交差する三つのベルトが巻かれ、拳銃やサーベル、ランプや弾薬ポーチなどが吊られている。
頭に被った軍帽には金色の獅子の記章が付けられている。
マントには両肩に軽装の鎧が付けられ、戦闘用にやや改造されている。

性格

こう、と決めたら中々譲らない。自分ルールによって生きており、時には社会の法すらも逸脱した行動を起こす。
但し狩りの際に一般人に被害が及ばない事をモットーとしており、荒々しい手法を取るとは言え人類に害となる存在ではない。

能力名

属性:混沌・悪
  • 不条理への復讐者。人を貶め、たぶらかし、引き摺り落とす事で利を得たかつての同胞や、それを良しとした社会の不条理その物を恨んでいる。
  • 自身を貶めた者達への復讐を誓い、その為には手段を選ばないとしている。その割には一般人を巻き込まなかったり、他人を気にかけたりと人間臭い。
  • 依頼されれば殺しも行う。ただし相手が無辜の市民や大量の命に危害を加える気のある者や人類では無い外敵などに限る。また依頼主が不法に私腹を肥やす為などの理由の場合問答無用で突っぱねる。

ステータス
筋力 A
耐久 C
敏捷 B+
魔力 B
幸運 E
能力 A+

  • 魔人転生A+
幾度もの苦難の果てに魔人へと転生した物に与えられるスキル。老いを無くし、肉体の運動性能を高め、思考速度を向上させる。
魔人に転生した時点で確定して与えられるスキルであり、取り外す事は不可能。スキル消去=肉体と魂の消滅を意味する。

『顕現せよ、沈黙の軍勢』(インヒューマン・カルネージ)
彼と同様に謀略によって死んでいった戦友や部下達の意思が魔人として転生した彼に付き従い完成したスキル。
スキルは己に従う低級霊である盟友達と霊を呼び出す為の門で構成されている。門を利用した空間移動も可能だが易々と連発出来るものではない。
低級霊は転生する事も出来ず、かと言って怨霊になりきる事も出来ない為実体は無い。
その代わりに転生以前に使用していた無数の武装、言うなれば一連隊その物を魂の核に伴っており、本体であるダンテの武装として扱われる。
空間に開いた底の見えない深淵の如き門からマスケット、大砲等を出現させ攻撃を行う。同時召喚数は個人兵装分であり、片手で持てるマスケット等は最大六丁、大砲は二門まで。これらの武装は魔力によって強化されており、異能存在相手にも通用する。
手を触れずとも発射可能。但し精度は手に持って撃つには劣る。産業革命直後の物である為装弾数は一丁につき一発、撃った時点でその銃は魂核へと変換される。
装填される弾丸は全て業火、咎人よ、灰と化せによる火炎弾。紅蓮は幾千の光の雨と化し、戦場を紅く染め上げる。

『業火、咎人、焼き尽くせ』(グリム・インフェルノ・ミソロジー)
彼の体内、厳密に言えば魂の核に内蔵された火の海の記憶=地獄によるスキル。このスキルによって地獄と言う概念その物を一身に背負っており、本来ただ魔人化しただけでは得られないランクの力を手にしている。
炎熱と高熱化による雷電を操る術式であり、地の底で咎人を裁き続ける焦熱の具現。
通常は身に纏う、放つ、剣に纏うなど一般的な炎・雷系能力と同様の使用法。特性として対象が悪霊、魔物、魔人、邪神などに属する存在ならば威力に補正がかかる
但し威力補正は気休め程度の物。最後に物を言うのは自身の技量と燃え上がる精神。
かつて今際の際に見た火の海の記憶を魔人転生時にスキルとして昇華させた物。自身を、恋人を、盟友を焼き払った業火こそ終わりであり始まり。
練り歩く地獄、顕現した獄炎、その身を焦がしなお突き進む怪物、彼の真のスキルは自身が零落してなお突き進む精神力かもしれない。

概要

19世紀イギリスからの漂流者。英国ではあるが現実世界のイギリスとは違った歴史を辿っており、一部の出来事の年代が変動、重複している。
平凡な家に生まれ、将校として尽力し、名を馳せた事により嫉妬を買い、数々の罠に嵌められ愛する者も共に戦場を駆けた盟友も自身を慕ってくれた部下達も失った男。
今際の際の怨嗟の声に呼応し、彼の魂は魔界にて魔人へと転生した。怨敵によって放たれたその身を焦がす炎を、怨敵を焼き尽くす怨嗟の炎へと変えて。
因果律の輪より解き放たれし魔人は自身を、それ以上に大切な者達を貶めた悪徳に、それを容認した不条理な世界に復讐する。
数多の世界線を巡り、不正と悪徳を愛する者達を裁き続ける悪。それこそが男の名、それこそが男の使命。

+ 越境者への20の質問
Q-01. 君は、どこで生まれたのか?
19世紀イギリス
Q-02. 君は、どのように育ったのか?
それなりに裕福に、そして悲しい程真っ直ぐに
Q-03. 君はいつ、何故君の能力を手に入れたのか?
死後、自身を妬んだ者達に嵌められ命を落とした際に魔人転生の術にて
Q-04. 君は、初めてその能力を得た/能力に気付いた時、どうしたか?
もう一度現世に受肉した事に驚愕し、同時に自身を貶めた者達への復讐を誓った
Q-05. 君は今後、その能力を使ってどうしようと思っているか?
貶めた者への復讐、また自身が忌み嫌う者の排除
Q-06. 君は、何故ここに来たのか?
受肉と同時に越境
Q-07. 君は、どうやってここに来たのか?
自身が関知しない力によって
Q-08. 君は、何故 世界を渡るのか?
必ずや帰郷し、復讐を果たす為
Q-09. 君は、これからも世界を渡り続けたいか?
無論
Q-10. では、それは何故か?
帰郷を果たす為
Q-11. 君は、何をして生計を立てているか?
依頼を受けそれを遂行する。ただし自身が気に入った依頼のみ
Q-12. 君は、どうしてそれで生計を立てるようになったか?
成り行きで自身の戦いを見た者から何度か依頼を受ける内に
Q-13. 君は今後、何で生計を立てていきたいか?
特に無し。生計を立てる気も無い
Q-14. では、それは何故か?
復讐を果たせば自身はこの世界にとって必要ない存在となる為
Q-15. また、そのためにどうするつもりか?
ただただ越境し続ける他無い
Q-16. もし君が成功するなら、君の将来は何だ?
成功は無く、将来も無い。何故ならば人としての人生は既に幕引き
Q-17. では君が失敗したなら、君の将来は何だ?
それも無い。あえて言うならば何一つ成し遂げられない消滅
Q-18. 君の成功のためには、何が必要か?
力、そして運
Q-19. 君が失敗するとしたら、何が原因か?
自身の力量不足。もしくは初めから決められていた運命
Q-20. 今、君は成功と失敗の間で、どの辺りにいるか?
限りなく失敗に近い中間

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最終更新:2017年03月22日 17:32