黒猫ストリート

関連NPC 「情報屋・兄」ハツカネズミ
「情報屋・妹」ドブネズミ
作成者
 タルキの三等地区、北東部に広がるスラム街です。
 もともと、開拓当初の労働者たちが住居にしていたバラック街であった場所でした。ここがなぜスラム化してしまったかというと、北東部の市街壁が欠陥なのか手抜き工事なのか崩れてしまい、二等地区北東部の住民たちがこぞって引っ越してしまい、ガラの悪いものがちが集まってしまったからです。タルキとしては二等地区北東部の地価を下げることで住民を呼び戻そうとしたようですが、壁の外にスラムが出来上がってしまってはその試みがうまくいくはずもなく、現在でも二等地区北東部には住民がおらず、近くのスラムのほうが発展してしまっています。
 とはいえ所詮開拓村であるため、都市部のスラムに比べれば犯罪の温床となっているわけではなく、喧嘩っ早いゴロツキやチンピラ崩れの若者、三等地区にも満足に家を建てられない低所得者、または柄の悪さなどなんとも思わない冒険者などが住み着く、単なる貧民街といっていいでしょう。タルキには盗賊ギルドがないため、その代わりを務めるように黒猫ストリートの酒場などには情報屋と呼ばれる人間が出入りし、カネ次第でいろいろな情報を仕入れることが可能です。

情報屋の二大筆頭

 黒猫ストリートに複数存在する情報屋の中でも、筆頭となっているものが2人います。
 二人は兄妹であり、兄がハツカネズミ、妹がドブネズミという通り名で知られる少年少女です。
 二人は決して仲がいいわけではありませんが、かといって不仲というわけでもなく、それぞれの情報収集のスタイルの違いから決して協力することはなく、それぞれがそれぞれのテリトリーで情報の売り買いをしています。
 唯一兄妹らしいところといえば、二人とも情報を買いに来る人物の腕前(レベル)に合わせたわかりやすい料金設定で情報を売っているという点でしょう。

情報屋兄妹の料金設定
情報の種類 価格 概要
噂話 冒Lv*10G 街や地区、狭いコミュニティ間で流れている噂話程度の情報です。
信憑性はアテになりませんが、状況によっては有益な情報と言えます。
ちょっといい話 冒Lv*30G 事件解決や仕事の成功に繋がるものとは言えませんが、知らないよりは知っていた方がいいといった情報です。
攻略のヒント・手助けにはなるでしょう。
役に立つ情報 冒Lv*50G 事件解決に直通するわけではありませんが、次の一手を決めるに足る程度の情報です。
行き詰ったら積極的に活用しようと思わせる程度にはなります。
ただし情報屋がその時点で仕入れておらず、情報を得るまでに時間がかかる場合もあります。
重大な手掛かり 冒Lv*100G~ 事件解決や依頼成功の大きな助けとなる情報です。
情報屋に収集を頼む場合でも高額の礼金を必要としたうえに収集には成否の判定を要します(失敗しても料金は返ってきません)。
またすでに持っている情報を買う場合は、その情報の重要度によりいくらでも価格の上限は上がります。
シナリオを即解決に導きかねない情報もこれに含まれるため、よほでない限りPC/GM共に使用を控えたほうがいいでしょう。

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最終更新:2014年09月22日 16:49