本編A-12

同じ頃、飯窪と宮崎は同じ電車に乗っていた
飯窪「天の川見えるといいね」
宮崎「そうですね、少し雲がありそうですけど」
飯窪・宮崎・和田はハロプロ天文部でもある
普段はLINEのグループトークで熱い話を展開している

飯窪「天の川って英語で“Milky Way”じゃないですか?」
「きらりん☆レボリューションの月島きらりを思い出すんです」
宮崎「あー久住小春さんが主人公のアニメですね」
「私も子供の頃ちゃお読んでたんで好きでした」
飯窪「アニメの曲とかも大好きだったなー、特にタンタンターン」

※参照
MilkyWay タンタンターン
http://youtu.be/_Jv4Mit0DLo




宮崎「所で天体望遠鏡組み立てられました?」
飯窪「うん、小田ちゃんに教えてもらったり、お父さんに聞いて無事できたよ」
「まだ月しか見れてないけど、天の川が見られるといいな-」
宮崎「いつか天文部で星を見に行きたいですね」
飯窪「テントとか張って、夜食食べながら見たいね」
宮崎「私はいつか故郷の石川で星を見てみたいです」
郷土愛の強い宮崎は目をキラキラさせて夢を語った

飯窪「スターになって故郷に帰ると、逆にみんなに見られる存在になるよ」
宮崎「やだー飯窪さん恥ずかしいですよー (・´ω`・)」
困った顔が、よりいっそう困った顔になっていた

飯窪「私達も先輩方のように輝ける存在になろうね!」
宮崎「はい」
違うグループの年長者同士、野心的なところや気も合う2人であった
天文部は和田・宮崎(現リーダー)、飯窪(次期リーダー候補)の三人で、
まるで夜空に輝く夏の大三角(ベガ・アルタイル・デネブ)のようである
将来はハロプロの大三角と呼ばれるかどうかは保証できない

※参照
心から小田ちゃんに感謝 飯窪春菜
http://ameblo.jp/morningmusume-10ki/entry-11891070198.html

夏の大三角
http://i.imgur.com/tRBeQ3B.jpg

車内アナウンスで次の駅名が流れた
宮崎「飯窪さん、ではお先に失礼します」
飯窪「ゆかにゃんおやすみー、また明日ね」

人混みに消える宮崎を見ながら、飯窪を乗せた電車は動き出した
3駅ほど電車が進んで飯窪も下車し、父が運転する車で家路に向かった…






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最終更新:2014年07月10日 23:17