本編A-5

普段は穏やかな勝田が睨みつけている、だが全然怖くないむしろ笑顔に近い、恐るべしばくわら
不穏な空気が流れている間に、突然関西なまりの低い声が聞こえた
中西「生田さん和田さんと話してて遅れたんですよね?それ」
中西は生田の左手にある赤い本(あや著)を指さした
生田「あーこれ?和田さんに借りたんよ、仏像さんの話とか色々聞いたっちゃ」
中西「ほら、りなぷーあれから今までずっと和田さんと話してたんや」
勝田「えーーっ!あれからって2時間はあるよ?」

そう、生田はスマイレージが全員登場したあの後も、和田の話を胸元をチラチラ見ながら2時間聞いていたのだ
生田「和田さんの話よーわからんけど、真剣に話しとるけん最後まで聞かんと悪いっちゃろ?」
生田のくせに真っ当なことを言うなと言わんばかりにみんなうなずいた
飯窪「和田さんは誰に対してもいつも真剣なんです」
いつも良いタイミングで太鼓を叩いてくるはるなんである

生田「えりも常に戦闘態勢とっとるけんね!」
何と戦っているのか不明だが、常にイージス艦並みのレーダーは張っているようだ

工藤「そう言う理由なら生田さんを責められませんね」
いまだに泣き止んでいない工藤が目を真っ赤にして言った
宮崎「問題解決ですね!みんなでアイスでも食べましょう!」
困った顔で自分の欲望だけをサラッと言い放ったゆかにゃん

生田「はるなん、くどぅー、かななん、りなぷー、ゆかにゃん、あーりー、ヘッポコ部全員来とるね」
「じゃー頑張って生田ー!… じゃなかった 」「じゃーみんなでー、ヘッポコ行くべー」
LIVE前でもないのに円陣を組んで掛け声を叫ぶ生田は、なんだかいつもより頼もしく見えた

生田「これからヘッポコ部の活動内容を決めるけん、ホワイトボードに書いていかん?」
「じゃー書記はかななんお願い、ゴリラは書いたらいけんけんねw」
中西「ウホッ!」
得意のゴリラの顔真似で一笑い起こした、さすがヤッタルチャンである
生田「じゃー挙手で決めるけん、提案したい人おる?」
植村「はーい はーーい はーーーーい」
生田が話し終わる前に、少しかぶせ気味で勢い良く手を上げた植村
生田「はい、じゃーあーりー」
植村「歌割りたくさんくださーい!」
生田「いやいやここダンス部やし、それにうちら歌アカングループやし」
うちら?生田さんは日本エレキテル連合でも入ってくださいな
勝田だけは、歌アカングループに私は含まれないだろうと、ばくにやしていた
道重さんから受け継いだ、赤いフリージアは私のものだと自負していた

※参照
勝田里奈 赤いフリージア
http://youtu.be/x2c96j6WNlU






本編A-4 本編A-6
 

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2014年07月10日 23:13