【雨竜院家人名録】
【キャンペーン未投稿キャラ】
雷花(らいか):畢の従姉妹。ロシア人とのハーフ。能力は電撃を発生させる「ザルニーツァ・ツヴェート」。
朝立(あさだち):夕立の姉。外見は黒髪ロングの儚げな美少女。能力は棒状の物体を立たせることのできる「朝立ちぬ」。
【雨竜院家設定】
・平安時代の雨乞い師に端を発する一族で、朝廷に仕え雨乞いを生業としてきた。
・明治維新後、京都から東京へ移ってくる。京都と東京に一族縁の神社があったが京都の神社は焼失。
・降雨能力者で無くては家督を継げないという仕来りがある。現当主は畢の祖父。
・男性には体格に恵まれた者が多い。女性は痩せていて貧乳。
・女性は尿道の緩い者が多い。
・金持ちで、宗家の屋敷は歴史を感じさせる日本家屋。
・「アメフラシ」であることからウミウシを縁起のいい生き物として愛でる。
【雨竜一傘流】
傘を用いた武術、傘術の一流派。別に一子相伝ではないが、主に雨竜院家の者が学んでおり現当主は畢の叔父。戦国時代、傘で剣術の真似事を始めたことに端を発し、江戸時代に入って傘の特性を武器として生かした武術として体系化される。
技一覧
・蛟:滑るように駆ける無音歩法。足元が濡れていると効果が高く、達人なら短時間であれば水上を走ることも出来る。
・雨流れ:開いた傘を高速で回転させ、攻撃を弾く防御の技。
・雨月:基本の突き技。「月」は「突き」の当て字で、雨粒を突きで撃ち落とす稽古をすることからこの名がついた。
・篠突く雨:雨月の連撃で、常人の目には無数の突きが同時に襲いかかるかのように映る。
・雷閃:跳躍して頭上を取り、相手の脳天に傘を突き立てる殺人技。
・蛙転ばし:傘の柄で相手の足首などをひっかける技。背後から陰嚢を引っ張って悶絶させることもできる。殺人ではなく制圧用の技である。
・霧雨:足元が水に覆われた状態で傘を回転させ、風圧で水を巻き上げて霧を発生させる技。目眩ましである。
・雨巻:剣道で言う巻き技。巻き技は竹刀同士でしか通用しないと言われているが、傘は畳まれて折り重なった傘布が回転した際に相手の武器を絡めとるため竹刀以上に巻き技に適している。
・雨竜:雨流れで敵の攻撃を弾きながら突進し、刺突で仕留める技。攻防一体の技だが、ただでさえ視界が遮られる雨流れからの突進は隙も大きい諸刃の剣。「牙突」のような構えから放つ。
・落下傘:高所から落ちる時、傘を広げパラシュート代わりに減速する技。技術がいらないので特に稽古もしていない。軽量の者だとそれなりに効果があるらしい。
・狐の嫁入り:必殺の一撃を躱された後でも、更に奥の手を残しておき、先の一撃を捌いてもはや手は無いと思った敵に叩きこむ。技法ではなく心得のようなモノである。
【武傘】
戦闘用に武器化された傘をこう呼ぶ。構造はいくつか種類があり、先端が突剣になっているものと銃になっているものに大別される。雨竜院家の傘術家が使うのは前者。
雨竜院家の傘術家が使う武傘は雨や水の神にあやかった名前がつけられている。
ウパナンダ:畢の武傘
青蓮華:雨雫の武傘
九頭竜:雨弓の武傘
ミズハノメ:金雨の武傘
クラミツハ:四九〇の武傘
オカミノカミ:血雨の武傘
タケミカヅチ:雷花の武傘
アナンタ:暈哉の武傘
アタンテヒ:暈々の武傘
【年表】
奈良時代:雨竜院家の先祖が大陸から渡ってきたと言われる。
10世紀:陰陽師の一族として祈雨の働きを朝廷に認められ、「雨竜院」の名を賜る。
16世紀:傘術の興り。多分暈々がこの頃生まれ、魔人化。
18世紀:当時の当主が「雨竜一傘流」を開き、以降家中の者の多くが学ぶようになる。
1868年:遷都に伴い、宗家と多くの分家が東京へ移ってくる。
1990年:雨弓の両親が結婚。
1992年:7月11日雨弓誕生。
1993年:4月29日雨雫誕生。
1997年:6月11日畢誕生。
1998年:4月9日(一家にて)時雨誕生。預けられる。雨音、雷花、朝立、夕立などたくさん生まれた年。暈々がどこかの村で発見される。
2000年:8月6日暈哉誕生。
2004年:2月20日金雨誕生。
2010年:雨弓と雨雫が交際を始める。
2011年:雨弓、魔人警官に。
2012年:10月頃雨雫死亡(SS2、3の世界線)。
2013年:畢希望崎学園入学。
2016年:金雨、妃芽薗学園中等部入学。
2017年:雨弓、雨雫結婚(W&Wの世界線)
2019年:畢、短大を卒業して幼稚園教諭に。
2020年:雨弓と聖槍院九鈴、交際を始める。
2021年:春に雨弓と九鈴結婚。秋には第一子誕生。