雨竜院暈々

■キャラクター名:雨竜院 暈々
■キャラクター名読み:うりゅういん かさかさ
■性別:女性

キャラクター設定

雨を司る一族・雨竜院家の1人。血はつながらないが暈哉の姉。
希望崎学園2年生。

身長:160cm
体重:48kg
血液型:AB型
好きなもの:雨、水、水気の多い食べ物、ホラー映画(じめじめしたやつ)
嫌いなもの:乾燥、熱、ドライフルーツ
部活:傘部、オカルト研究会

容姿は長い黒髪とカエルのように大きく、円な瞳が特徴。
乾いた名前に反して肌はぷるぷる。雨竜院家にあるまじきことに胸もぷるんぷるんしているが、これは彼女が雨竜院家の血筋では無いことに由来する。

16年前……とある廃村に残る祠から見つかった赤ん坊のミイラ。
数百年前、この村では雨乞いのため、乾涸びて死んだ子供を供物にしていたという。
発見者がミイラを祠から運び出したところ、その身を天が憐れんだかの如く、雨が降り出し、乾いた遺骸に注いだ。
すると、遥か昔に息絶えたはずの身体はみるみるうちに水分を吸収。生前の潤いを取り戻し、何と息を吹き返して泣き声をあげ始めたたのだ。

その赤ん坊が雨竜院家に引き取られ、すくすくと成長したのが彼女である。
本人の体感時間はともかく生まれは戦国時代であり、雨竜院家最長寿を誇る。
若干お嬢様っぽい口調で話すためか、友人からは主にカサカ=サン(アクセントは「活火山」)とあだ名で呼ばれる。

【アンクテヒ】
暈々の武傘。
雨竜院家の他の武傘には無い、石突が割れて水を高圧で噴射する機能、逆に吸い上げる機能を持つ(手元で切り替えられる)。水圧で射出することも出来るが、他の武傘のそれに威力は及ばない。
水の供給源も供給先も柄の部分、それを握る彼女の掌であり、後述の魔人能力を活用できる仕様となっている。

特殊能力『シフト&ウェット』

生きたまま天日干しにされた赤ん坊の暈々に発現した魔人能力。能力というか特性(のうりょく)
体表や粘膜に触れた水と同化し、水を通じて身体の部位を拡張したり、水を取り込んで体積を増やしたり出来る。
自分の身体の水は自在に操ることが出来、意のままに流動・排出が可能。
多量の水と同化した状態では身体をゲル状に変化させ、雨夜陣五郎のように壁や天井も這って移動することも出来る。ただし、体内では脳などもグニョグニョになりながら残っているため、防御性能はエネドラさんに及ぶべくもない。
また、体調や精神状態に精度が左右され、不調時に水に浸かると意に反して身体の形状を保てなくなる危険性も。月に3日はプールの授業を休む。
生命維持に支障を来す程体内の水分が少なくなるとミイラのような姿(乾眠態)になり時を止めて眠りに就く。彼女が戦国時代から現代まで生き延びたのはこのためだが、戦闘中この状態に陥れば敗北は確定的だろう。

関連SS

プロローグ

投稿した幕間






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最終更新:2014年10月10日 16:46