大災害に見舞われ廃墟と化した都市に取り残された場合や、乗っていた飛行機がジャングルなどに墜落し、自然の中に孤立した場合など、苛酷な環境の中で生き延びなければならない状況に陥ったときには知力や体力のみならず精神力も重要となる。サバイバル環境におかれたときには以下のような心構えを持ち、心に余裕を持たせることが大切である。
普段生活している都市空間であってもサバイバル環境とまったくの無縁ではない。テロ攻撃や巨大地震などの天変地異により、都市空間が瓦礫の山となりあらゆるライフラインが途絶した瞬間、そこは過酷なサバイバル空間となる。
木と木の摩擦熱を利用して火を起こす方法の一つにキリモミ式がある。キリモミ式は木の板に棒を押し当て、棒を回転させることで摩擦熱を利用して火を起こす方法である。キリモミ式で火を起こすためには、以下のものを用意する。
これらのものを使用して以下の方法で火を起こす。
食べられる植物かどうかを判定するためには以下のような方法を使用する。なお、1回のテストにつき、植物の一部のみをテストし、テスト中はきれいな水とテスト中の植物以外は口にしないこと。
野生の肉食獣や毒を持つ動物、病気を媒介する蚊などから如何にして身を守るか、雨や紫外線、低温などの環境変化にどう対処するのかを考えるのはサバイバルの基本となる。
敵国の軍隊から逃れる場合、はたまた遭難して救助を求める場合、己がどこにいるのか、どの方向に進むべきなのかを知る必要がある。
北半球では、太陽は向かって左側から昇り、右側に沈む。逆に南半球では、向かって右側から昇り、左側に沈む。これによって北半球にいるのか南半球にいるのかがわかる。
水平線までの距離は約4.5kmである。
北極星は常にほぼ真北に位置しているため良い目印となる。ただし、北半球でないと見えない。北極星の見つけ方は以下の通りである
おおぐま座の下端にある2つの星(ポインター)に直線を引き、ポインター間の距離を約5倍した場所にある。
カシオペア座の中心の星から直線状にある。
北半球では以下の方法で方位を調べることができる。
時計を水平に持ち、短針を太陽に向ける(中心に棒を立て、影と短針が一直線になるようにする)。短針と文字盤の12時の中間が南になる。 影を利用する
方位磁石の作り方。
樹木の年輪を確認すれば方角を知る目安になる。通常、太陽からの光が当たる面のほうが成長が早い。そのため、北半球なら年輪の間隔が広い方角が南になり、南半球なら年輪の間隔が広い方角が北になる。
ロープに結び目を作り、滑り止めやストッパー、ほつれ防止などに使用する。
ロープ同士をつなぐ。
ほかの物に結び付ける。
ロープの長さを調整する。
輪を作る。
縛り合わせる。
ロープの端を止める。
ロープを収納する。
太陽と地平線の間に何本の指が入るかで確認する。腕を伸ばして指1本が約4分となる。
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