Oculusデータベース (ネタバレ)

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Oculusデータベース (ネタバレ) - (2018/01/09 (火) 22:24:07) のソース

<p>ゲーム中のとある場所で閲覧できるデータベースを直訳したもの。</p>
<p>世界観の理解に有用ではあるものの多分にネタバレを含むため、見るのはクリア後にお願いします。</p>
<p>見る場合は下に大きくスクロールしてください。</p>
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<h2>パーソナルファイル</h2>
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<p><strong>Hadrian Tanner</strong></p>
<p>フルネーム: Hadrian Tanner<br />
地位: 議員<br />
現居住地: South Gate Station<br />
所属: South Gate Station</p>
<p>Hadrian
TannerはSGSの指導者の一人である。彼自身は軽く見なされようと努めている節があるものの、SGSで最も影響力を持つ人物として広く考えられている。</p>
<p>Hadrianが加わって以降、SGSは着実に頭角を現した。</p>
<p>Hadrian TannerがSGSに加わる以前の彼の記録は存在せず、彼の経歴をたどろうとする試みは、これまでにおいて全て失敗に終わっている。</p>
<p>Hadrian Tannerの名は、実際には偽名に過ぎない事が疑われる。</p>
<p><br />
 </p>
<p><strong>Vera Hale</strong></p>
<p>フルネーム: Vera Hale<br />
地位: 議員<br />
現居住地: South Gate Station<br />
所属: South Gate Station</p>
<p>Vera HaleはSGSの指導者の一人である。Protectorate及びUnited Stationsの考えを支持している事で知られる。</p>
<p>United Stationsの交易大臣補佐として働いていたNorth Underrailから移住してきた。</p>
<p>JunkyardにCamp Hathor、そしてProtectorate(Junkyard Embassy及びSouth Railroad
Outpost)といった近隣のコミュニティとの多くの通商協定において、Veraは中心的な交渉役として高い評価を得ている。</p>
<p> </p>
<p><br /><strong>Yevgeni 'Gorsky' Zolnerowich</strong></p>
<p>フルネーム: Yevgeni Zolnerowich<br />
別名: Gorsky<br />
地位: セキュリティ長<br />
現居住地: South Gate Station<br />
所属: South Gate Station</p>
<p>Yevgeniは、もっぱら彼の別名であるGorskyの名でのみ知られる。この別名の起源や意味は不明。</p>
<p>Core Cityの革命以前の時期、彼は様々なギャングの一員だった。革命後間もなく彼はCore Cityを去り、最後にはSouth Gate
Stationに落ち着いた。</p>
<p>Core CityのストリートやSouth
Underrail下層区のコミュニティでは、Gorskyは滅多に後退する事のない恐れ知らずの戦士として有名である。</p>
<p>若い頃にプロの兵士としての訓練を受けたと推察されるが、彼とBiocorp Security
Forcesとを結びつける試みは全て否定的な結論を示しており、どこでそのような訓練を受けたのかは特定できない。</p>
<p>Gorskyは今でも、Core City内の多くの小規模派閥と、中でも特筆すべきはZone Ratsとの接触がある。</p>
<p> </p>
<p><br /><strong>Silas</strong></p>
<p>フルネーム: Silas<br />
別名: Dockmaster, Silas<br />
地位: ギャングリーダー<br />
現居住地: Junkyard<br />
所属: Black Eels (Junkyard)</p>
<p>Silasは、Junkyardの港を支配しているギャングBlack Eelsのリーダーである。</p>
<p>Silasの名が偽名なのか、それとも本名なのかは不明。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Edwerd Wheeler</strong><br />
フルネーム: Edward Wheeler<br />
別名: Eddy<br />
地位: ギャングリーダー<br />
現居住地: Junkyard<br />
所属: Scrappers (Junkyard)</p>
<p>Eddyは、JunkyardのギャングScrappersのリーダーである。<br />
Scrappersは、Depot AまたはOld Junkyardとして知られるスカベンジャー最大の漁り場への往来を支配している。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Herve Fontaine</strong><br />
フルネーム: Herve Fontaine<br />
地位: 民兵団長<br />
現居住地: Rail Crossing<br />
所属: Rail Crossing</p>
<p>HerveはRail Crossing民兵団の長であり、また非公式の臨時町長でもある。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Edgar Garnham</strong><br />
フルネーム: Edgar Garnham<br />
地位: リーダー<br />
現居住地: Camp Hathor<br />
所属: Camp Hathor</p>
<p>Edgar GarnhamはCamp Hathorのリーダーである。</p>
<p>South Underrailでも屈指の腕前を持つハンターとして知られる。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Martin Marshall</strong><br />
フルネーム: Martin Marshall<br />
地位: 市長<br />
現居住地: Foundry<br />
所属: Foundry</p>
<p>MartinはFoundryの現選任市長である。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Dalton Banner</strong><br />
フルネーム: Dalton Banner<br />
別名: Chief<br />
地位: ガード主任<br />
現居住地: Foundry<br />
所属: Foundry</p>
<p>DaltonはFoundryガードの現選任主任である。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Rupert Simmons</strong><br />
フルネーム: Ruppert Simmons<br />
地位: CEO<br />
現居住地: Core City<br />
所属: Coretech (Core City)</p>
<p>Core
Cityの革命に参加する以前、Rupertは高位Biocorpテクノクラートの一人だった。現在は、Oligarchsを牛耳る三名のうちの一人である。</p>
<p>Rupertとその企業であるCoretechは、アリーナ及び彼らが単独で創りあげたガントレットのインフラ管理において重要な役割を果たしている。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Gunnar Edstrom</strong><br />
フルネーム: Gunnar Edstrom<br />
地位: オーナー<br />
現居住地: Core City<br />
所属: JKK (Core City)</p>
<p>Gunnarは著名なトレーダーである。</p>
<p>GunnerはCore City革命のずっと後に移住し、対立する2大派閥(Coretech及びPraetorian
Security)間の調停役を演じる事により、彼自身とその会社をOligarchyに組み込んでみせた。</p>
<p>Gunnarとその家族及び仲間達はEast Underrailからやって来たが、彼の前事業と同じく具体的な場所は不明である。</p>
<p>Gunnarの会社はアリーナNowチャンネルとガントレットチャンネルを放送しており、また趣向の変わった課題を供給している。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Archibald Knight</strong><br />
フルネーム: Archibald Knight<br />
地位: 長官<br />
現居住地: Core City<br />
所属: Praetorian Security (Core City)</p>
<p>かつてArchibaldはCore City Security Forcesの副司令官だった。North
UnderrailでProtectorateがBiocorpに侵攻した後、ArchibaldはCore
City内のBiocorpに対して反乱を率い成功させた。</p>
<p>Core Cityを支配している3名のOligarchの一人であり、同Cityで最大の軍を指揮している。</p>
<p>アリーナの過半数を所持するオーナーである。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Wit Nosek</strong><br />
フルネーム: Wit Nosek<br />
専門: 遺伝子学<br />
所属: Old Biocorp、Old Biocorp脱退者</p>
<p>WitはSecond
Circleの科学者だった。即ち彼の個人情報や専門は機密扱いであり、結果的に現在我々が彼について知り得る情報は非常に限定されている。</p>
<p>First
Circleの不明な科学者により、彼はプロジェクトArimaから外された。プロジェクトArkに再配属される前の数年間を小さなプロジェクトで過ごしている。</p>
<p>"Hollow
Earth事件"後、WitはBiocorpから離脱し、それ以降の彼の足取りは大部分が不明なままである。とはいえ彼が今も生存し科学的活動を続けていると仮定するならば、今なお科学研究設備を備えながらもBiocorpやProtectorateの手の届かない地である、Core
Cityをその居住先として選んでいるであろう。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Anton Matveev</strong><br />
フルネーム: Anton Matveev<br />
別名: Wight<br />
地位: Apexテクノクラート<br />
所属: Old Biocorp<br />
関与: プロジェクトAscendance、Phenotype
Dynamics(遺伝表現型動力学)、遺伝子組み換えに関係する様々なプロジェクト、Psiモーフ主義、及び超人間主義</p>
<p>Antonは無承認の人体実験を行っていた事でよく非難される事に加え、Old
Biocorp内で自己を被検体としたおぞましい実験を行っていた事でも悪名高い。</p>
<p>さらにAntonは強力なThought Control使いであったとも噂された。</p>
<p>Hollow Earth事件後の混乱の折、Antonは他の多くの高位テクノクラートと共に権力から外された。しかし逮捕はされずじまいだった。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Kirill Gavrilyuk</strong><br />
フルネーム: Kirill Gavrilyuk<br />
別名: Vovin<br />
地位: Apexテクノクラート<br />
所属: Old Biocorp<br />
関与: プロジェクトAscendance、遺伝子組み換えに関係する様々なプロジェクト、Psiモーフ主義、及び超人間主義</p>
<p>Kirillは、Old
Biocorpの内輪では"Vovin"(ドラゴンの意味を持つ)として知られていた。おそらく彼のPsiアビリティに起因するものと思われる。</p>
<p>
いくつかの記録によると、Kirillは他のどのApexテクノクラートにも勝る権力と多くのプロジェクトを抱えていた。彼の指揮下で長年行われたそのプロジェクト群は、Biocorpを良からぬ結果へ導いたとされる。</p>
<p>Hollow Earth事件後の混乱の折、Kirillは他の多くの高位テクノクラートと共に権力から外された。しかし逮捕はされずじまいだった。</p>
<p>一部の大物顧客達が、Kirillの居所を探る見返りに多額の金を提示している。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Frederick Cathcart</strong><br />
フルネーム: Frederick Cathcart<br />
地位: South Underrail方面Protectorate部隊指揮官<br />
階級: 大佐<br />
年齢: 54<br />
現居住地: Fort Apogee, Upper Underrail<br />
所属: Underrail Protectorate</p>
<p>Cathcart大佐は5年前South Underrail遠征旅団としてSouth Underrailに到着したが、Fort
Apogeeが第一作戦基地となると共に、同地域における全Protectorate部隊の指揮権を受領した。これまでの所、彼がFort
Apogeeで唯一の指揮官である。</p>
<p>Reformed
Biocorp崩壊以前の彼の経歴は不明な所が多い。いくつかの情報源は、Biocorp掌握のさなかに彼がProtectorateの一兵士または下士官であったと示しており、別の情報源は、彼が戦闘に参加していなかったとしている。それらの出来事が起きたわずか数年後、その名が公式に出現するよりも先に、彼は中尉の階級であった。</p>
<p>彼は二度結婚し、二度とも離婚に終わっている。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Kelly Oliver</strong><br />
フルネーム: Kelly Oliver<br />
地位: 領事<br />
年齢: 42<br />
現居住地: Fort Apogee, Upper Underrail<br />
所属: United Stations, Underrail Protectorate</p>
<p>Kelly Oliverは公式に任命されたUpper Underrail Fort
Apogee領事館の領事であり、その職を5年間続けている。(Protectorate Biocorp以前の)
Disの大学で彼の政治学の師だった当時の外務大臣、Nick Thompsonから任命された。</p>
<p>(United Stasionの彼の同僚とのやり取りでいくつか傍受されたものが示す通り)彼はSouth
Underrail内でのProtectorateの活動の一部に懸念を示しているものの、そのほとんどは彼の最初の着任年にオフィス内で行われたものであり、この件についてそれ以上の行動を取った事は無く、表向き軍の事柄には関わらずにいる。</p>
<p>彼はLinda Oliverと結婚しており、二人の子供がいる。息子Magnus (旧世界のチェス名人にちなんだ名とされる)と娘Aida
(旧世界の同名の歌劇にちなんで名づけられた)である。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Alvin Bate</strong><br />
フルネーム: Alvin Bate<br />
地位: Free Drones South Underrail下部組織リーダー<br />
年齢: 30から40の間<br />
現居住地: Free Dorones下層通路基地</p>
<p>Corben Trentonや(以前いた)Marcella Greenらと共に、Alvin BateはSouth UnderrailのFree
Drones第一下部組織リーダーの一人を務めている。</p>
<p>Free Dronesに参加する以前の彼の人生についての情報は、ほとんど存在していない。South Underrail最初のFree
Dronesと共にやって来た、この区域の第一下部組織の創設者の一人と推定される。</p>
<p>彼の唯一知られている家族は娘とされるMilla Bateであり、現在はNorth UnderrailのDisにいる。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Corben Trenton</strong><br />
フルネーム: Corben Trenton<br />
地位: Free Drones South Underrail下部組織リーダー<br />
生誕地: North Underrail、位置は不明<br />
年齢: 35から40の間<br />
現居住地: Free Dorones下層通路基地</p>
<p>Alvin Bateや(以前いた)Marcella Greenらと共に、Corben TrentonはSouth UnderrailのFree
Drones第一下部組織リーダーの一人を務めている。</p>
<p>Free Dronesに参加する以前の彼の人生についての情報は、ほとんど存在していない。South Underrail最初のFree
Dronesと共にやって来た、この区域の第一下部組織の創設者の一人と推定される。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Marcella Green</strong><br />
フルネーム: Marcella Green<br />
地位: Free Drones South Underrail下部組織リーダー(行方不明前まで)<br />
生誕地: South Underrail、位置は不明<br />
年齢: 25から35の間<br />
現居住地: 不明<br />
判明している最後の居住地: Free Dorones下層通路基地</p>
<p>突然行方をくらませるまでは、Marcella GreenはAlvin BateやCorben Trentonらと共にSouth
UnderrailのFree Drones第一下部組織リーダーの一人を務めていた。</p>
<p>Free
Dronesに参加する以前の彼女の人生についての情報は、ほとんど存在していない。その足取りの内にも外にも家族は知られておらず、生誕地や前住所も不明である。</p>
<p>彼女はおよそ2か月前に行方不明になった。現在の居所は判明していない。Underrail
Protectorateによる暗殺や検挙、またはその他によるものか、それとも何らかの理由で彼女が活動を捨て去ったのか、<br />
そういった事を裏付ける情報や否定する情報どちらも無いものの、現在の政治的状況を考慮すると暗殺が最も可能性が高いと思われる。しかしながら、彼女の特徴と一致する死体はいまだ回収されていない。</p>
<p>最近、奇妙な女性がHanging
Ratを訪れている事が注目されている。何も注文せず、誰とも会話しないものの、彼女の訪問は頻繁である。彼女はテーブルに座って観察するだけだ。このファイル内にこの段落が存在するのは、ただ彼女の手に"サークルAのペンダント"が握られているという報告があるからに過ぎない。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Eidein</strong><br />
フルネーム: Aiden Travers<br />
別名: Eidein<br />
地位: Institute of Tchortのリーダー<br />
生誕地: 不明<br />
年齢: 不明。100歳を超えているとされる<br />
現居住地: Institute of Tchort, South Underrail</p>
<p>Tchort協会員からの情報源を別にすれば、Institute of
Tchort設立前のEideinの人生に関する情報は存在しない。Tchort協会員によれば、約一世紀前、Tchort(原初の生物であり、Tchort協会員の崇拝の対象)を最初に発見し交流したBiocorpの科学者だったという。具体的にどう彼が協会を設立したのかや、その運営手法には不明な点が多いが、彼が協会の在り方の大部分に秘密主義と孤立の方針を敷いているのは確かである。</p>
<p>
Eideinの長命は、Tchortに行われた研究の有効活用によるものとされている。Tchort協会員は外界と研究データを共有しない為、どうあれこの主張は検証不可能である。彼の実際の容姿が明らかになった事は無いので、協会の設立以降にEideinが二人以上居たという話もあり得る。またこの事は、Eideinがサイバネティック強化を受けずにいるままなのかどうか、そもそも本当に人間なのかどうかという疑問を提起している。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Norman Hack</strong><br />
フルネーム: Noman Hack<br />
生誕地: North Underrail, 位置は不明<br />
現居住地: Core City<br />
専門: 言語学<br />
関与: Advatongue(高等言語)の創作</p>
<p>Norman Hack教授 -現在Core Cityに居住中-
は、Advatongueの創作者である。Advatongueはこれまでの所、Hack本人と彼の生徒数名にしか使用されていない。かき集められた情報が示す通り、HackはAdvatongueのさらなる改良、及び数名の生徒に教授する為にNorth
UnderrailからSouth Underrailに移住してきた。移住せざるをえなくなるような問題をNorth
Underrailで抱えていたものと思われる。</p>
<p>少なくとも現時点では、HackがSouth
Underrailの大派閥と手を組んだ形跡はない。とはいえAdovatongueには暗号として用いられる可能性があり、この言語そのものに留意しておく事は重要である。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<h2>プロジェクトファイル</h2>
<p> </p>
<p><strong>プロジェクトArk (Biocorp)</strong><br />
プロジェクト名: (The) Ark<br />
組織: Old Biocorp<br />
参加者: Olexiy Macar(遺伝子学)  Wit Nosek(遺伝子学)  Njord Abbott(化学)<br />
場所: Panacea Lab(パナケイア・ラボ)(Upper Underrail)</p>
<p>このプロジェクトについてはほとんど判明していない。分かっているのは、間違いなくこのプロジェクトは人間の寿命を扱う研究だったという事だ。</p>
<p> </p>
<p><strong>プロジェクト Arima (Biocorp)</strong><br />
プロジェクト名: Arima<br />
組織: Old Biocorp<br />
判明している参加者: Wit Nosek(遺伝子学)  Njord Abbott(化学)<br />
場所: 不明</p>
<p>目的不明。</p>
<p> </p>
<p><strong>Phenotype Dynamics (Biocorp)</strong><br />
プロジェクト名: Phenotype Dynamics<br />
組織: Old Biocorp<br />
判明している参加者: Wit Nosek(遺伝子学)<br />
場所: 不明</p>
<p>判明しているのは、このプロジェクトはミュータジェンを用いて、成体の生物の遺伝表現型を動的に変化させる研究を取り扱っていたという事だ。'Hollow
Earth事件'にまつわる論争の多くが、このプロジェクトと関係している事でも知られる。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<h2><br />
Biocorpファイル</h2>
<p> </p>
<p><strong>Old Biocorp</strong><br />
我々がOld Biocorpについて語る場合、それは何世紀もの間Underrailを作り上げて統治していた大昔の組織の事を指している。Old
Biocorpは全Underrailを築き、維持管理し、治安維持を行った。当時のUnderrailはBiocorpの人々が暮らし働く、一つに統合された場所だった。</p>
<p>
Biocorpは三階層のテクノクラート達によって運営されていた。テクノクラート達が選挙によって選ばれていたのか、それとも任命なのか、また任期がどの程度だったか等は分かっていない。しかしながら、トップ階層のテクノクラート達が"Apexテクノクラート"として知られ、大きな行政権を握っていたのは判明している。</p>
<p>
BiocorpはUnderrailを改善しようと、数多の研究とインフラ計画をたゆまず運営した。それと同時に、外の世界に対する孤立主義を次第に強めていった。外の世界はあまりに危険が大きすぎると見なされており、Underrailを完全に自立した環境に作り上げる事が最終目標であった。</p>
<p>150年から200年前の間に、"Hollw
Earth事件"として知られるものによって、Biocorp組織内に反乱が起こった。その理由や反乱の顛末の詳細は乏しいものの、少なくとも理由の一部としては、Underrailがそこに居住している大人口をもはや抱えられなくなったという事実による可能性が高い。非人道的な実験や腐敗への疑問も浮かび上がったが、それらが革命を引き起こすのにどの程度関わったかは不明である。</p>
<p>Apexテクノクラート達の大半は捕りこそしなかったものの、権力の座を追われた。</p>
<p>
Underrail全域で内乱が勃発し、Biocorpは多数の小派閥へと分解した。その後何年かの間に、多くのテクノクラート達や科学者、一般技術者達が死んだ。Biocorpはもはや存在しなくなった。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><strong>Reformed Biocorp</strong><br />
Biocorpが消滅してからおよそ100年が過ぎた。今やUnderrailは無秩序で危険な地である。高度に独立したステーション国家らの間で、賊が線路をうろついている。</p>
<p>科学者とエンジニアのとあるグループが、由緒あるBiocorp組織を甦らせる事を決意した。彼らは古き時代の権力の場所を再建した。Core,
Hexagon, そしてDisである。</p>
<p>新たなBiocorpもまた、Disに居住するテクノクラートらの議会によって統治された。高度に訓練を受けたBiocorp Security
Forcesによって秩序が維持された。</p>
<p>Biocorpの歴史のこの期間は"New Biocorp", "Reformed Biocorp"または"Second
Biocorp"として知られている。しかしながら、この期間はOld Biocorpよりもはるかに短く終わった。</p>
<p>Biocorpの首都DisをProtectorateが掌握したのに続き、Core
cityのヒエラルキーの不満分子らが革命を起こす為にその機会を利用した。この革命は、Core City Security
Forcesの副指令Archibald Knightと、後になってこの戦いに加わった高位BiocorpテクノクラートRupert
Simmonsによって率いられていた。</p>
<p>Protectorateは、Biocorpの権力構造はUnited
Stations内に適応統合されたと主張したがる。しかしながら、同組織の誰もが以下の事に首を縦に振る。Reformed
Biocorpで権力を持っていた者は全て、殺されたか投獄されたか、逃亡したかのいずれかである事を。</p>
<p> </p>
<p><br /><strong>Protectorate Biocorp</strong><br />
現在、Second Biocorpの残滓は全てProtectorateの支配下にある。その大半がUnited
Stationsの首都Disに集中している。</p>
<p>Hexagonもまた、大きな自治権はあるものの、United Stationの一部になっている。</p>
<p>Core
cityは、Coretechと呼ばれる当地の組織がBiocorpの施設や研究を一部受け継いでいるものの、暴力的なスポーツエンターテインメントと交易に大きく特化した独立都市になっている。</p>
<p>テクノクラート達は全て消え去り、Protectorate BiocorpはUnited
Stations科学大臣らによって治められている。当然ながら、大臣達はProtectorate最高司令官によって直接に任命されている。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<h2>変則事項</h2>
<p><br /><strong>Siphoner man</strong><br />
変則事項名: Siphoner man<br />
変則事項タイプ: 未知の生物種 (混血の可能性あり)</p>
<p>最近、"Siphoner
man"に触れている情報を入手した。いくつかの情報は不確かながらも、2足歩行の生物で高度な知能を持つとする。またある情報によれば、言語を用いる能力まであるという。</p>
<p>
今の所この生物が存在する証拠は得られていないが、信頼性を欠くとはいえその手の主張は数を増しており、さらなる情報が得られるまでは無視したり作り話として扱うべきではない。</p>
<p>これ以上の情報は得られていない。</p>