ダス・ジェニア
ダス・ジェニア(Dass Jennir)は人間の男性であるジェダイ・マスター。クローン大戦末期、彼はジェダイ将軍として惑星
ニュー・プリンプトに派遣さえ、ドロイド軍と原住民である
ノーサウリアンたちと戦った。オーダー66が発令されると、配下のクローン・トルーパーたちに殺されかかるが、彼は辛くものがれ、生き延びたのだった。彼は逃れる過程で
ボモ・グリーンバークというノーサウリアンの戦士と遭遇し、ノーサウリアンたちの陣地へと連れていかれる。そこでジェニアは指導者である
ルートロック将軍から、共和国によって主要産業であるリキニッド・エッグの取引を一方的に制限されたため経済が崩壊し、已むおえず分離主義者に加わったことなどを聞かされた。今や帝国という共通の敵を持っていたジェニアと彼らは共闘することとなったのだった。やがて帝国が攻め寄せるとノーサウリアンたちはゲリラ戦を展開し果敢に戦ったがドロイド軍の後ろ盾を失った今、戦況は絶望的であった。そしてノーサウリアンたちは家族を星の外へ逃がすと、ハーフ・アックス・パスで帝国に対して最後の戦いを挑んだ。帝国が戦車や
MTを投入すると軍は総崩れとなり、ノーサウリアンたちは次々と倒れてき、降伏したものも容赦なく殺害された。ジェニアとボモだけは爆発で吹き飛ばされ、倒木の穴にはまったことで助かったが彼らを残して軍は全滅してしまったのだった。その後、二人はたまたまこの惑星で足止めを食っていたヤーコラ人シャーク・ヘレン船長の密輸船、<アフムル>に身を寄せ、この惑星から脱出を図る。そこでボモの妻と娘、メサとレサが奴隷として惑星
オーヴァックスⅣに売り飛ばされたことを知り、同情したクルーたちの協力もありこの星へ向かった。だがそこで知ったことはボモの妻メサはすでに殺され、娘のレサはエッセルズの犯罪王、デゾノ・クアのもとへ売り飛ばされたということだった。そしてエッセルズへ向かったジェニア一行はクアの砦に攻め込み、クアに迫ってレサの居場所を尋ねたが、クアはレサを運んでいた船がある海賊に襲われ、そのまま行方知れずになったと答えるばかりだった。不遜な態度をとるクアに腹を立てたジェニアはこれを射殺するが、娘の居所を知れなくなったと怒るボモに自分がジェダイであることをばらされ(<アフムル>のクルーはこのことを知らなかった)、<アフムル>はジェニアを置いて飛び去ってしまった。こうしてジェニアは苦悩と試練の日々を送ることとなったのだった。彼はパダワンのころから万事において「平均的」、すなわち「凡庸な」人間だとみなされており、あるマスターは彼は偉大なジェダイには決してなれないとさえ言った。だがあるときチルノは彼にいずれ彼を必要とする人々が現れるだろうといったのだった。事実ジェニアのサバイバル能力は非凡なものであり、それはニュープリンプとの戦いなどで実証されている。またのちに彼は口の悪さで知られる
ルーマス・エティマから「凡人」という通称を賜った。
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最終更新:2018年05月04日 12:38