サンシェイド社


概要


50年前に、当時幻想郷有数の権力を持っていた大富豪ジークハルト・V・スペンサー卿、彼の友人の名門貴族のゼクシオン・ハーネス、扇無塵の父親である扇三蔵が創設した、幻想郷全体及び外の世界にも多大な影響力を持つ超大型ガリバー企業。 本社はローゼノムシティに存在する。 サンシェイド社のエンブレムは、バイオハザードシリーズに登場するアンブレラ社の物と酷似している。(サンシェイドは赤と黒の二色) 社名『sunshade』の由来は、「日傘で世界をを庇護する」所から来ている。 社訓は「全ての人々に必要な薬を」。 表向きを薬品製造企業と装う事で、裏での生物兵器開発を容易とした事に依り、これを大きな資金源として表裏の両マーケットを拡大して企業活動を続けている。 政界にも太いパイプを持ち、法規等の操作、他社や財政界への二重スパイ活動も行う。 又、独自に特殊戦闘部隊を組織(S.B.M.C.を参照のこと)しており、有事の際には即座に対応出来るよう配慮されている模様。 先述のように、サンシェイドは表向き製薬会社として活動している。 一般的に製薬会社という表の顔の方が認知度が高く、業界シェアはNo.1のようで、それをうたい文句としている。 求人広告では信仰、性別、種族などを一切問わないなど平等主義を掲示し、業務管理者や配達員などの募集を行っていて、社員の待遇は非常に良い。 サンシェイドの商品としてはReverse heart(心臓病に使用する錠剤)、Repair energy(カロリーメイトに近い形をしていて、おやつ感覚で食べられる栄養補給品)が有名で、薬品以外にも医療機器なども開発、販売している。 社内には、S.B.M.C.やS.S.W.C.などの準軍事組織で使用するための、対サンシェイド社製生物兵器用兵器開発を専門とする部門が存在する。 主な仕事は、既在の銃器、兵器のカスタムであるが、オリジナルの対サンシェイド社製生物兵器用兵器の研究や開発も行っている。 同部門が開発した兵器は、同社の最高幹部であるセルゲイ・ヴェリヌミノフ大佐専用に開発されたデザートイーグル サンシェイドカスタム、ガトリングガン等が有る。それ以外では、暴走したある生物兵器を食い止めるため出動したS.B.M.C.1個小隊(30名)が全滅した事件を教訓に、S.B.M.C.の使用する武装では対処することの難しい生物兵器対策としてS&W M29を改良した「サンシェイド マグナムリボルバー」等が有る。 社会的信用が高いサンシェイドだが、裏ではCウィルス(chaos=カオス 混沌の頭文字から取られている)というウィルスを使い人体実験や非合法な研究等を繰り返しており、その過程で完成した生物兵器を世界各国に販売している。

私設部隊


S.B.M.C

Sun sunshade biohazard measures corps(サンシェイドバイオハザード対策部隊)の略称。 サンシェイド社が自社の開発するウイルスやクリーチャー等に依る災害・事件・事故や、アンブレラに対する企業テロに対応させる名目で組織され、問題が発生した場合、汚染地域に真っ先に派遣される。 部隊編制の大半を傭兵で占めた非正規部隊。 設立に至った経緯は、開発途中の生物兵器が、フィールドテストの最中に暴走、研究員に多数の死傷者がでたり、施設や実験機材が破壊される事件が多々発生したため、制御不能へと陥った生物兵器を鎮圧するために同部隊の設立が計画された。 尚、証拠類の隠蔽、生存関係者や目撃者等の確保等なども任務としており、B.O.W.の暴走による被害もS.B.M.C.の活躍で減少している。 任務の内容から、危険性が非常に高く、そのため隊員の大半は、服役中の戦争犯罪人や重大な犯罪を犯して無期懲役か死刑判決を受けた元軍人、亡命軍人、元ゲリラ兵といった人物で構成されており、ならず者も多く、贖罪不問を条件に傭兵として組織している。 S.S.W.C.部隊(正規部隊)とはライバル関係。

S.S.W.C

Sun sunshade special work corps(サンシェイド特殊工作部隊)の略称。 主に幹部の警護等を行なう他、公には出来ないような特殊任務へも従事する。 実際はセルゲイ・ヴェリヌミノフ大佐の私兵同然で、彼の命令が有ればどんな命令でも実行する。 特殊任務に当たっての一般的装備類は、英軍特殊部隊SASの室内突入装備に準じた物が採用されている。

サンシェイド・ジャパン


「外の世界」の日本法人。本社は新宿に存在する。

影響下にある組織


龍(ロン)

チャイニーズマフィア。サンシェイド設立時からつながりがあり、S.B.M.Cの構成員供給源のひとつでもある。サンシェイドが開発した武器や生物兵器の「実地テスト」を行う役割を担ったり、表の世界に対し影響力を行使する実働部隊のような立ち位置にある。

劉機関

サンシェイドの「下請け」ともいうべき非合法研究機関。所謂「超能力者」を人工的に生み出す研究を行っていた。その中でも高機能性遺伝子障害病(通称・HGS)に関する研究は目覚ましく、複数の完成された実験体(これらは日本で施設が摘発された際、保護されている)を生み出すに至っている。この研究成果はサンシェイド本社に引き継がれていくこととなる。

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最終更新:2019年06月15日 01:25