戦後の武道禁止政策を経て藤田家当主藤田武臣が合気道に感化され、編み出したとされる。
合気道の技を本来のそれと全く違う用途――合気道をより実戦で扱える武術としての活用。
つまりは、あくまで受け身である合気道を、相手を「攻める」ための武術に昇華させてしまった。
戦後の武道禁止政策で苦い経験をしていた合気道養神館により、古武術華剛流はその技術の活用と第三者への伝授の禁止を言い渡されてしまう。

古武術華剛流の技一覧

「首狩り」

利き手の人差し指を折り曲げた状態の第二関節を使って、相手の喉元へ刺しこむ打撃技。
人体急所突く打撃技故に、関節や筋肉にダメージを与えるものではない。
拳の握り方としては、第一関節が出っ張った中指を親指で支えるような形。
(小指、薬指、中指は通常の握りに。親指は中指で支えてもらうように。さらに人差し指はその親指で支えてもらう)

「千鶴落とし」

不受身技(ふうけみわざ)と呼ばれる華剛流の投げ技の一つ。
横面打ち四方投げを実戦向けに改良しており
「相手の両手が塞がった状態で、頭頂部を垂直に地面へ叩きつける」+「更に関節を極めて、圧し折る」の複合技。

壱・相手の右手を背中に回して、関節を極める。その際は両者、横並びになる。
弐・壱の状態のまま、相手の左手首を掴み、身動きが取れないように捻りを加える。その状態のまま、横面打ち四方投げの要領で、相手の頭頂部を垂直に地面へ叩きつける。
参・叩きつけた相手がまだ意識を失っていない場合、背中に回した右手を脇固めの要領で圧し折る。

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最終更新:2017年08月25日 03:16