オブジェクト

 聖遺物の影響を受けた物体の通称。聖遺物が発する「魔力」がコーティングされている。オブジェクトから聖遺物への「逆還元」は可能。
 その場合、オブジェクトにコーティングされている魔力を抽出し、それを聖遺物として「再形成」する。逆還元をされたオブジェクトは破壊されてしまう。


 オブジェクト(魔術系)

 魔術系に必要不可欠なアイテム。指輪、あるいは腕輪やネックレス、ピアスなどのアクセサリーの形をしており、それを媒体にして使用者のエネルギーを魔術へと還元する。
 そのため、使用するための知識や努力はほぼ必要なく、魔術を使用するためには自身のエネルギーとオブジェクトのランク次第である。
 オブジェクトにはランクが存在し、より高度な魔法を唱えるにはそれなりのランクを持ったものが必要(ただし、高度な魔法ほど消費するエネルギーが必要)。

 オブジェクト(スキル系)

 スキル系が保有するオブジェクトは武器や道具がメイン。魔術のオブジェクトとは違って、ある程度その武器についての知識や扱いが必要。
 ただし、魔術を行使するのと違い、エネルギー消費は少ない。魔術オブジェクトとの併用は可能だが、エネルギー消費は倍以上にかかってしまい、非効率的である。


 魔術士

 自身の生命エネルギーをオブジェクトに経由して消化し、魔法を使用する者たちの呼称。
 火、氷、土に加え、傷ついた肉体を回復やゲートを封鎖する「光」もある。
 なお、魔術の使用にはかなりのエネルギーを消費する反面、対魔術の抵抗力や異物に有効なダメージを与えられる。


 スキル

 身体能力の強化や、手にしているオブジェクトを強化する能力を持った者たちの呼称。常人とは比べ物にならない耐久力や回復力、持っている武器(竹刀やバット、あるいはエアガン)などの破壊力が増す(具体的には地面を穿つ、本物の拳銃と同程度の威力など)。
 スキルを持つ人たちは魔術に対する抵抗力をほぼ持たない。そのため、異物の魔術には弱い。


 オブジェクトランク(スキル&魔術)

 オブジェクトが持つ魔術やスキルをランク付けしたもの。基本はオブジェクトに詳しい異物やアンサー並びにアーティファクトが知識を持っている。
 アンサーやアーティファクトを保有していない派閥に関しては、「暫定」という形でランク付けが可能(情報収集によって、ある程度の正確なランク付けは可能)


 Eランク――下級異物でも苦戦する。人間相手でも同じく。非戦闘用のオブジェクトはEとDに多い。

 スキル:殺傷力のある通常の刃物がマシ。特にこれといった能力もなく、ただ殴ったりするだけ。
 魔術:異物を追っ払う程度の魔術しか行使できない。これで異物を倒せたりはできない。

 Dランク――ようやく下級異物と戦える代物。人間相手だとこのランクで殺害可能。大半がこのDランクオブジェクト所持者が多い。

 スキル:壁ドンしたら、壁が割れるぐらいの威力。
 魔術:火の玉を出したり、鋭利な氷の欠片を突き刺したりできる。下級異物だとこのランクで容易に倒せる。

 Cランク――下級異物との戦いが楽になる。ここから少し価値が高くなるのがこのランク。固定のスキルや派手な魔術を使える。中級異物と戦おうとしたら、このランクが基準。

 スキル:打撃、投擲武器問わず二回三回叩いたら下級異物が倒せるレベル。魔術のような固有スキルを持っているのも特徴。
 魔術:敵を一網打尽にできる範囲魔術はこのランクから。少ないエネルギー消費で、下級異物を大量に倒せる。

 Bランク――上級異物に渡り合えるのはこれ。所持しているのは、各派閥で認められた者のみ。

 スキル:家を倒壊させたり、一振りで下級異物が根こそぎ倒せるレベル。固有のスキルも強く、扱いを間違えれば「人災になる」
 魔術:こちらも同じく人災レベルの魔術を行使できるが、スキルよりも広範囲で破壊力が高い。オブジェクトに付加された上級魔術を行使できる。

 Aランク――各派閥のリーダーやそれに次ぐ者が保有することを許されるランク。

 スキル:上級異物はもちろん、ゲートを力づくで「封鎖」できる代物。
 魔術:こちらも、ゲートを力づくで封鎖できる。破壊力でいえば、スキルよりも各上。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2014年09月11日 04:46