ゴブリンニュース > 150207_壊れたまま配信に復帰…

2015年2月6日22時、渋谷のキングが久々の配信を開始。珍しいことに予告通りに配信し、あっという間に配信は満員となった。しかし、現れた渋谷のキングは妄想と現実の区別がついていないものと疑われるような奇妙な発言を繰り返し、ファンからもアンチからも「ついに壊れた」「早く薬を飲め」などといった心配の声が終始見られていた。

10月10日の「真実」(?)

彼の奇妙な発言の多くはツイッターの観察者によって書き留められた模様。それによると、配信上に現れた渋谷のキングは「長い間ずっと痛みに耐えてきた」と発言。どうやらブランクの間、彼はあの茅葺屋根のような頭髪を短く刈り込んで黒く染め直し、仕事に勤しんでいたという。直後に渋谷のキングは仕事ではなくアルバイトであると訂正したが、仕事内容に関しては「接客ではない」「手が真っ黒になっている」「やめたい」などと発言している。この発言だけ見ると、渋谷のキングはかなり生活を改善して戻って来たのではないかと思われる。だが、その発言の根拠も後々危ういものとなっていくのである。

仕事に関する短い話の後、無期限休止宣言の際に発言した「10月10日は警察に拘留されていた」という件に関しても詳細が話された。それによると、変質者が近所の公園で小さい子供にうまい棒と称して陰茎を舐めさせるという「うまい棒事件」が発生したために、警察が自宅を訪れ「君、純一くんだよね?」「イケメンだね」「ツイッター見たよ」などと親密そうに話を切り出し、その上で「君に容疑が掛かってる」と話してDNA鑑定を要求したとのこと。最初は引きこもりである自分に優しくしてくれていたのに突然冤罪の疑いを掛けられたため、激昂した渋谷のキングは全裸になって自身の引きこもり歴(=自身の潔白)をアピール。警官は増援を呼んで8人程度に増え、渋谷のキングを取り押さえて留置所へ連行。その後渋谷のキングは麻酔を打たれ、ベルトで拘束され尿道カテーテルを挿入されたまま精神科に入れられたという。

この一連の流れに関してだが、多くの視聴者は精神科の話以外信用していなかったようだ。精神病棟では大学生らしき人物に「渋谷のキングさんですか?」と話しかけられたというが、この出来事に関しても第三種接近遭遇以上に実際に起こる可能性が低いとの見方を示す視聴者が多かった。精神科から処方された薬に関し、渋谷のキングは「口の中で溶けて甘い味がする」と証言したが、同じような薬を服用していると証言する鳩家容疑者曰くこれは躁鬱の悪化を抑制するための「 ラミクタール 」という薬であるらしい。後に鳩家は実際に同配信上で渋谷のキングとスカイプ通話を行い確認を取るが、錠剤の特徴等に関しても証言が合致したようだ。躁鬱症状の他にも、以上の発言から渋谷のキングは統合失調症の類で妄想と現実の境界線を失っている可能性が高いとの見方を示す視聴者が多かった。休止中はツイッターに典行、コレコレ、エセアカ、金バエなどを始めとする多くの配信者から応援のダイレクトメールが来たと話しており、女性配信者のまことからは「おいすー」「キング、ネットは暖かいからいつでも帰ってきな」、男性配信者のまこと(山崎)からは「コラボ配信がしたかった」などと連絡が来たというが、これに関しても妄想ではないかという恐れが浮かんでいる。(追記:まことのDMに関しては本人の証言により真実であったことが判明。 「龍が如く5」初見配信・第11回の1時間28分頃から。

後に女性関係に関しても話が出たが、最初に渋谷のキングは「ネット上に彼女がいる」「漫画から出てきたような女の子」と発言。後にはこれが以前も話題になっていたあんちゃんであると公言した。メンヘラと呼ばれ多くの視聴者から知られるあんちゃんとネット経由で付き合っているという渋谷のキングだが、同時に「えまは俺を踏み台にしやがった」などと相変わらずの愚痴を言っていたのにもかかわらず、その後同配信上で「えまのほうが好き」という旨の発言を何度も繰り返し、極め付けにはえまと電話で楽しそうに会話をするという振る舞いまで見せた(但しこの時えまは敬語で会話していた)。言うほどあんちゃんのことは好きではないようだ。また、えまに関しても言及する場面では「間違っているのは向こうの家族だ」「俺はあの時の痛みを覚えている」などと意味深な発言をしたがすぐに撤回。しかしその後も「高山一家はヤバい、俺は『爆弾』を持っているが言えない理由がある」「一個だけ言うと一緒にライブに出る話になったことがあった、スタバ(えまの母親)とえまと3人でスカイプ会議をした際にスタバから練習をするように言われた」などと発言している。これに対しても、やはり視聴者からは彼の言う爆弾のうち何割かが不発弾ではないかと疑われているようだ。

止まらない電波発言

自殺未遂の話に関しても言及された。5年前に渋谷のキングが何度も自殺未遂に至ったという話は以前ここでも紹介したが、この時に彼は臨死体験をしたというのである。話によると首を吊った渋谷のキングは走馬灯の中で黒い球体の中におり、光で浮かび上がった暗号をペンとノートで解かないと球体からは解放されないという状況に置かれたという。「黒い球体」という言葉から、話の内容が漫画作品の「GANTZ」と酷似しているという指摘が多く出たが、本人も「本当にGANTZそのものだった、GANTZは本当にあるのかもしれない」と同意している。暗号が解けず困り果てた渋谷のキングはなんとその時自分の左足にいたレオナルド・ダ・ヴィンチに「お前はまだ死ぬべきじゃない」と言われ、暗号を半分解いて貰い助けられたそうだ。さらに白い球体に移動した後、呼吸もままならないまま暗号を次々解いていくと、その先でなんとえまに会ったという。ちなみに彼が自殺未遂をした当時では渋谷のキングはまだ配信活動を始めてすらおらず、えまに関しては夢にも見ていないものと思われるのだが、これらは全て妄想症による発言だろうか。おまけに「アダムとエマっているじゃん。俺がアダムなんだよ」などと、「アダムとイヴ」を履き違えたヘンテコ発言まで出てくる始末だった。どちらにしても電波全開な内容だが、語調からは彼がネタで話しているのか、それとも真剣に話しているのか判断するのが困難で、やはり妄想に憑りつかれて話している可能性が高いとされている。

その後も「本という字は木を(横線で)切って本にするんだよ、だから自分で切った手首の傷跡に本という字をタトゥで入れたいが、それを言ったらお母さんは泣いていた」「天才の天(TEN)という字は鳥居を斜めにくぐっている字なんだよ、タイガー・ウッズは未だに鳥居をくぐって賽銭を投げている、天才は鳥居をくぐるんだよ」などと金八先生の出来損ないのような意味不明の発言を繰り返しリスナーを困らせ続けた渋谷のキングだったが、いよいよ話題は肝心の「重大発表」の件に移って行った。何度もこの手の言葉を使い視聴者を振り回した渋谷のキングだが、今度は一体どのようなズッコケ発表が出るのだろうか。その答えはこれだった。

「渋谷のキング、今日この放送にて引退します」

呆れる視聴者たちだったが、その後の話を聞いていくとどうやら「配信活動に終止符を打つ」という意味ではなかったことが分かる。どうやら彼は「渋谷のキングとしての配信を引退する」という意味で、「渋谷のキング」という名前を変えて配信活動を継続することにしたようだ。実際は越谷市東部の小さな汚い自室のキングでしかなかった彼自身にとっても、「渋谷のキング」という余りにも不相応な名前は非常に重いものであったと自覚していたのである。

名前の候補としては「A.O」「ZIN」「渋谷金夜(シブタニキンヤ)」などというまたよく分からないものが本人によりいくつか考案されていたが、一方で「純」「キャプテン」→「キャプテン純」、「ししゃもくん」などといった面白ネーミングも候補として上がった。この配信で実際に名前を変えるには至らなかったが、「渋谷のキング」という名前に重さを感じているのは事実であるらしく、未だに悩んでいるという。さらに配信活動はゲーム配信や歌枠を毎日していくとのことで、既に仕事(アルバイト)をしている設定はすぐに崩壊してしまった(後に「本当は仕事なんてしてない」と自ら公言しており、収入がないことからユーザーチャンネル獲得を狙うとも発言した)。相変わらず「最近の配信は全然見ていなかった」というが、後に凸待ちをした際には来た相手の最近の配信事情を普通に話題に出すなどしており、やはり矛盾一(ムジュンイチ)が伺われる。

この時アンチはどうしていたのだろうか。以前のピザ宅配が行われたような情報は入っていないが、リア凸は行われていたようだ。スカイプ凸待ちの際には、以前本スレでコテハンを付けて自身の投稿動画を宣伝し続け鬱陶しがられていたことで知られるすぺしゃるエデンが登場し、「リア凸したのに何で居留守するの」などと呼びかけると、なんと渋谷のキングは実際に警察へ電話。通報を行うが、住所を聞かれた途端に電話を切るなど悪戯電話でしかない行為に及んだ。また、同一人物によるものかは分からないが、後にリア凸が来て渋谷のキングが大いに焦り出すという場面もあった。さらには、ツイッター上で温泉民を批判し続けたことで知られるたぬきという人物が渋谷のキングの「糞配信」を見て一気に掌を返し、温泉チャットに現れて「彼の自宅へ突撃へ向かい母親の写真を撮影しと本名を割り出す」と宣言する場面も見られている。

「リメイク再起」ではなく「悪化」

さて、渋谷のキングはこの度の休止を経て、無期限休止宣言文で語った夢をどれほど達成できたのか。今回の報告内容をまとめてみても、相変わらずネット経由で10代女子に執着し続けている上、外に出て働き始めたというのは結局嘘、重大発表であった「名前を変える」という件も結局決定に至らず、主に変わった点といえば電波発言が増えたということばかりだ。そして、以降は歌(通称「ダジャレお経ソング」)やゲーム配信を今まで通り続けるという。

ほぼ何も変わっていないし、改善されたというよりはむしろ悪化している。アンチからの被害に苦悩し続け配信を離れたこの9ヶ月間は一体何だったのか?そして、横領された「退職金」は一体どうなったのか?これからも彼は越谷の明けない夜の中、醒めない夢を見続けるようだ。
最終更新:2015年02月07日 15:25