キャラクター考察


このページは 英雄伝説 閃の軌跡 で登場するキャラについて考察するページです。
ネタバレ注意



特科クラスⅦ組


リィン・シュバルツァー

(17歳・CV内山昂輝)
本作の主人公。使用武器は太刀。部活動には所属せず、生徒会の仕事を自由行動日に手伝っている。
帝国北部ノルティア州ユミルの領主、テオ・シュバルツァー男爵の息子。
芯のあるまっすぐな性格で、誰とでも打ち解けられる社交性と人の良さを備え、Ⅶ組内ではリーダー格として皆を引っ張る存在。
但し、サラ曰くⅦ組の「重心」であって「中心」ではないとのこと。
勉強もかなりでき(選択次第では最高7位)馬術や音楽、はたまたカメラの扱いもこなせるハイスペックな主人公。

本編から十二年前の雪が降る日に、シュバルツァー男爵に拾われた浮浪児。自身の名前と年齢しか覚えておらず、元の出自が貴族なのか平民なのかも不明。しかしそのようなことも気にせず、シュバルツァー男爵から養子に迎えられ、義理の両親から実の息子のように愛情を持って育てられる。
だがこれをきっかけとして、シュバルツァー男爵は他の貴族から「嫡男も居ないのに得体の知れない子どもを養子とした」と批判され、貴族間の交流を疎んじるようになり領地から出ることが滅多になくなってしまった。

自分が出自のしれない浮浪児であること、そして義父が領地に籠もる原因を作ってしまったことに引け目と強い責任を感じており、将来自分が男爵位を継ぐべきではないと考えている。なので士官学院卒業後は実家に戻ることなく、軍属かまたは別の道を選ぶかは決めていないが、とにかく実家から独立しようとしている。
彼のこの考えは両親と妹のエリゼと大分すれ違っており、エリゼは「お父様とお母様の気持ちも知らないで」と涙ながらに訴えている。

7年前に《剣仙》ユン・カーファイと出会い、弟子として「八葉一刀流」の指南を受けている。つまり《剣聖》カシウス・ブライトや《風の剣聖》アリオス・マクレイン、アネラス・エルフィードの弟弟子にあたり、カシウスとアリオスについては会ったことはないが名前は老師から教えられていた。
しかし自身の内に眠る謎の「力」(後述)を恐れるあまりに剣の道に限界を感じ、初伝を授かるのみに留まっている。それでも人の気配を感じ取ったり、鋼鉄製の錠前を音もなく切り裂いたりなど実力はかなり高い。

五章では《光の剣匠》アルゼイド子爵と対面。彼と剣を交えることで得るものがあると考え、手合わせを申し出る。一戦目は為す術もなく敗北。二戦目で「力」を開放し奮戦するが、(手加減していたとはいえ)圧倒的な武勇を誇る子爵には及ばず敗北する。戦闘後、子爵から「力は所詮力」「あるものを否定することは欺瞞に過ぎない」と諭され、ユン老師の教えである「天然自然」の意味を改めて理解し、迷いながらでも立ち止まらず前に進んでいくことを決心する。

10月にはオリビエの好意により故郷のユミルへⅦ組+αと小旅行へ向かった。詳しくはドラマCDを参照としてもらいたいが、ユミルで起きた事件を解決したことがきっかけで精神的に成長し、ユン老師から託された巻物を父親から受け取り、「八葉一刀流」中伝を授かった。

胸に痣(古傷?)があり、何らかの条件で痛みが走る模様。これはリィンに秘められた正体不明の「力」によるものである。作中では4章序盤、5章前半に「力」を開放しており、容姿や口調が変化し普段とは段違いの身体能力を発揮している。
幼少期にも熊(?)からエリゼを守る為に、この力に飲み込まれた事を示すイベントが作中にて登場する。他序章のボス戦後や終章終盤でも力を解放しようとしていた描写があり、ある程度は「力」の開放を自身の意志でできるようである。

終盤、《灰の騎神》ヴァリマールの起動者であることが明かされる。圧倒的な力でシュピーゲルを打ち倒すが、その直後《蒼の騎神》オルディーネに乗った《C》が襲来。激闘の末辛くも打ち倒すが、奥の手を出され敗北。
その後仲間たちに逃がされる形で帝国内の何処かヘ緊急退去させられることになる。降り立った場所は荒涼とした山岳地帯。彼は一緒に退去してきたセリーヌの制止を聞かずおぼつかない足取りで山岳地帯を下り始めるが、それが激動の日々と、全ての終わりの始まりになるらしい。

前作までの主人公であるエステルやロイドとは異なり、自身に闇を抱えており、そこからどうやってその闇と向き合い成長していくか、というタイプの主人公。ヨシュアやケビンが彼に近いか。

あと大変羨ましいことに、おっぱい関係のイベントが多い。アリサに(不可抗力で)胸を顔に押し付けられたり、エマの巨乳を意識してしまって勉強に集中できなくなったり、水着姿のアリサの胸をガン見したり、プールならではのトラブルを起こしたり、シスター見習いの同級生ロジーヌと相合傘で歩いていた時は「修道服って体の線を隠す効果もあるのか」と分析したりと青春を謳歌している。
極めつけはドラマCDでの温泉回で、アリサとラウラの裸体を目撃している(やはり不可抗力だが)。まぁ、彼は大人びているとはいえ17歳である。色々多感なお年ごろなのであろう。爆発しろ。

2014年1月に続編「閃の軌跡Ⅱ」の情報が解禁された。リィンの新衣装は、厚手のコートを身に纏っている。色は深紅で、彼の立場を表したものであるらしい。また公開されたスクリーンショットでは、雪が積もる街(ユミルで確定)で武器を構えながら駆けていくリィンの姿が公開されている。緊迫した帝国情勢をうかがい知ることができる。また、このユミルの土地への帰郷は、二ヶ月ぶりという情報があるので、10月に一度帰郷したことを考えると12月に再びユミルを訪れたことになる。よって、予想されていたリィンの逃走先=ユミルの説は薄れてしまうことになった。
また、彼が「導力バイク」に跨って広大なフィールドを移動しているスクリーンショットが公開された。ノルド高原とは違い岩ばかりで、リィンが居る地点より下側に雲海が見えることからかなりの高所帯であることが伺える。また「導力バイク」はリィンが離脱した時は士官学院に安置されていたはずのため、一度リィンが士官学院に戻った後の映像ではないかと思われるが、この「導力バイク」にはサイドカーが付いていないため、別物である可能性もある。

2014年3月の情報から、《灰の騎神》ヴァリマールが次回作で本格参戦することが明かされた。特殊なクリスタルを使った能力強化の他、パートナーを設定して共闘するという要素が加わる模様。あと結構序盤から騎神戦はあるらしい。
特殊クラフト「神気合一」が使えるようになる。これは作中ではイベントでしか使えなかった「覚醒」を自由に使うことができるものとのこと。「覚醒」するとステータスの上昇やクラフトの強化(例:疾風 → 裏疾風)がされるが、通常攻撃以外のコマンド選択ができなくなるらしい。
また社長曰く、「主人公はリィンが続投となりますが、ゲームを進めていくと、「もしや!?」という展開が待っているかもしれません」と意味深な言葉を残している。


アリサ・ラインフォルト

(17歳・CV堀江由衣)
使用武器は導力弓。ラクロス部に所属。
公式サイトでは、はっきりとした物言いで一見きつい印象、という紹介であり公開されたスクリーンショットからもかなり勝ち気なキャラであることが予想されていた。しかし蓋を開けてみると他人に気配りができ、打ち解けることができる凄くいい子。正直プレイしていてキツイ印象というのはあまり覚えないのではないだろうか。ただ他人には優しいが自分には厳しく、抱えていることを周囲に打ち明けず自身でなんとか解決しようと無理をする欠点(?)もある。

実家は名前から分かる通り、帝国最大の重工業メーカーラインフォルトグループ。母親は現会長イリーナ・ラインフォルト。並の貴族よりも遥かに裕福かつ権力がある家の生まれなので、幼少の頃は貴族の子からは疎まれ、平民の子からは特別扱いされあまり友人は居なかったようだ。その代わり祖父のグエンからは貴族の子女並みの教育を、使用人のシャロンからは弓術や礼儀作法を教わっており、この二人がいつもそばに居てくれたため寂しくはなかったという。
また、流石はラインフォルトグループのご令嬢と言うべきか、ラインフォルト社の製品のカタログスペックをある程度把握している。導力車事故が起きた時は即座に原因を究明したり、かなり古いタイプの迫撃砲の詳しいスペックも把握していた。この辺は空の軌跡に登場したティータを彷彿させる。
経営能力も高いようで、ケルディックのサブイベントでは本場の商人も顔負けの商売上手という一面を見せた(仕事の鬼である母親の姿を見て育った為だろうか)。

元々は仲が良い理想の家族を築いていたが、8年前に技師であった父親が亡くなって以降家族は崩壊する。母のイリーナは取り憑かれたように仕事にのめり込み、ただひたすら事業拡大に取り組みだした。そのため共に食事を取れる日は数ヶ月に一度しかなかったらしく、親子仲は徐々に悪くなっていく。
決定的となったのは彼女の祖父でありイリーナの実の親であるラインフォルトグループ前会長のグエンを、かなり強引な方法でその職から引き摺り下ろしたことである。
このことをきっかけに母親から自立することを決意し、トールズ士官学院に入学することとなる(結果は自立どころか母親が理事長を務める学校を選んじゃうという、うっかりをしてしまうが)。

家族を省みない母親を嫌っているが、それは誰よりも家族というものを愛しているがゆえに生まれた感情。母親がほぼ休みなしで働き続けてることに関しては体を気遣っているし、広い家にたった一人(使用人のシャロンを除けば)で暮らしていることには、孤独ではないのかと心配をしている。
六章のあるイベントでは、面と向かって母親の利益を追求し他を切り捨てるやり方は間違っていると批判。そして、今は無理だがいつか自分が正しい道を示してみせると決意を表明した。

部活動では貴族生徒であるフェリスと何かと対立(といっても一方的なフェリスの言いがかりが原因だが)。しかし本心ではフェリスはアリサと友だちになりたかったらしく、とあるイベントで晴れて思いを伝えることができ、二人は友達となる。

今作のメインヒロインポジションらしく、絆イベントを除いてもリィンとの絡みがとても多い。というか、途中から明らかに好意を抱いている。序章の胸押し付けイベントを筆頭に、水着での胸ガン見や温泉でのハプニングなどお約束なトラブルはだいたい経験している。他にも新情報で、温泉シーンで全裸にタオルを巻いただけのアリサの姿も確認された。実によろしいことである。あと夏服で、何故かリィンとお揃いのグローブをしている。どういうことよ。
他人に悩みを打ち明けない彼女も、リィンには打ち明けており、彼への信頼が伺える。

次回作では、機能的でスポーティーな新衣装を纏って登場するようだ。
気になるところは、やはり実家のラインフォルト社との関係。現状母のイリーナ会長がどういう立ち位置なのかは分からないが、場合によっては敵対も考えられる。貴族派に機甲兵を提供したとみられる「第五開発室」が《身喰らう蛇》と関係があるのでは?という説もあるので、リィンとの恋の行方も含めて注目のキャラである。
新しく公開されたスクリーンショットでは、「カレイジャス」と思われる飛行艇が泊まっている場所をエマとフィーの三人パーティーで走っているシーンが公開された。やはり「カレイジャス」が物語に大きく関わるのか、そもそもなぜ三人パーティーなのかと色々考察ができるシーンである。
3月に発表された新情報で、背中に羽が生えて巨大な弓を構えるアリサのシーンが公開された。恐らく新Sクラフトだと思われる。
絆イベントではリィンと一緒に足湯に浸かったり、あろうことかコクピットの中でヴァリマールにリィンとの仲をツッコまれたり、もはやバカップルと称しても過言でないようなアツアツぶりを見せつけてくれる。爆発しろ。


エリオット・クレイグ

(16歳・CV白石涼子)
武器は魔導杖。吹奏楽部に所属。
心優しく優しげな容貌な少年。あと若干気弱。容姿はやや中性的。身長はⅦ組男子で一番低い。
入学式でリィンの隣に座っていた。それ以来リィンと仲良くなり、ガイウスと共に最も早くリィンの旧校舎調査の手伝いをした。
身体能力はあまり高い方ではなく(無論士官学院生なので、一般人のそれと比べるとかなり高いとは思われるが)、序盤のほうはよく戦闘後に肩で息をしていた。

父親は帝国正規軍随一の猛将で、最大火力を誇るとされる第四機甲師団を率いる《紅毛のクレイグ》ことオーラフ・クレイグ中将。こちらは息子とは似ても似つかない筋骨隆々の大男。エリオットは父親のことを誇らしく思っているのと同時に、どう考えても父親のような逞しい男になれないことにコンプレックスに似た感情を抱いており、隠しているわけではないがあまり父親のことを話したがらない。因みに仲が悪いわけではない。むしろ良い部類。

音楽家であった亡き母親の影響で姉とともに音楽家の道を目指していたが、父親の猛反対にあい断念。吹奏楽部が有り、半数以上が軍属とは無関係な道を選ぶトールズ士官学院に入学することを決める。
音楽の道を断念してしまったことを後悔はしているが、Ⅶ組の面々と出会い楽しくやっていけていることから今の生活も普通に楽しんでいる。
普段は人当たりもよく心優しい少年だが、音楽のことに関しては一切の妥協がなく、終盤のイベントではⅦ組の面子から鬼教官として恐れられていた。この辺は父親の血か。

部活動では大好きな音楽に触れることが出来満足している。部長が突然の怪我でリタイアするが、他の部員と力を合わせ年に一度行われる教会での演奏会を無事成功させた。

本人は、級友たちと違い筋肉が少なく男らしくないことを気にしている節があるが、アリサとリィンからは「ムキムキなエリオットとか似合わないからやめておけ」と言われている。私もそう思います。
余談だが、男には似つかわしくない可愛らしい容貌から女性(特に年上)受けが大変良く、彼が転んだだけで近所のお姉さま方が大騒ぎしたらしい。セドリック皇太子と並ぶショタ枠である。

社長のインタビューでは「一番警戒されていないクラスメイト」という評価を受けている。なんでもすごく素直で含むところがないから、女子にも男子にも全く警戒されていないとか。

次回作ではアクティブで、厚手の新衣装にて登場。父親と進路をめぐって対立はしていたが、親子仲は良好であるためアリサの様に問題とはなっていないし、今作である程度解決はしている。むしろその父親を抑えるために人質として貴族派に扱われる可能性が高い。マキアスとミリアムほどではないが、立ち位置が危うい状況にある。


ラウラ・S・アルゼイド

(17歳・CV伊瀬茉莉也)
武器は大剣。水泳部に所属。
帝国においてヴァンダール流と双璧をなす武門、アルゼイド子爵家の息女。父親は帝国最高の剣士と言われる《光の剣匠》ヴィクター・S・アルゼイド子爵。母親は既に亡くなっており、男手一つで育てられたらしい。

幼い頃から父親と執事のクラウスに鍛えられており、実力はとても高い。新入生最強とも言われている。
性格は凛々しく、武人めいたところがある。また平民への偏見もなく、誰とでも分け隔てなく接することができるがやや世間知らず。
しかし、世間知らずであることも含めてまだまだ自分が未熟であることを理解しており、さらなる高みに至るための努力は怠らない。最近では料理にも挑戦している。身長が160~170cmであることが明かされており、女子の中では一番身長が高いため恐らく170cmに近いと思われる。というか彼女が160cmだとフィーとミリアムの身長が大変なことになる。

とにかく何でもかんでも鍛錬に結びつける節が有り、過酷な授業も夏の茹だるような暑さも鍛錬と思えばどうということはない模様。スゲェ。
水泳部に入ったのも、「たまには剣の道から外れたほうが見えるものもある」という父の教えに従ったもの。それでも50アージュを20秒前後で泳げる。

リィンが「八葉一刀流」の使い手であることを知ると、同じ剣の道を志すものとして興味を抱く。一度リィンの失言で仲が悪くなりかけるが、リィンがすぐさま失言に気づき謝罪したため事なきを得た。
しかし、フィーが元猟兵であることを知ると互いに避け合うようになり、長い間険悪なムードとなってしまう。これは彼女が志す騎士道が、金のためには非道すら辞さない猟兵団と相容れないため。
フィーのことを嫌っているわけではないのでなんとか受け入れようとし、しかし受け入れることが出来ず「自分はこんなにも狭量な人間であったのか」と自己嫌悪にも陥っていた。
最終的には決闘を行い、フィーの過去を聞かせてもらったことにより偏見を捨て和解。元々戦闘スタイルも性格面も抜群の相性の二人であったためすぐに親友といえる関係になる。

部活動では全く泳げない同級生・モニカの指導を部長から任せられ結構スパルタに指導していく。身体能力が常人離れしている彼女からしたらモニカが50アージュ泳げないことが理解できず、それに加えフィーとの確執で精神状態が平時のように冷静でなかったことから、モニカにきつい言葉をかける時期もあったが、フィーと和解した五章以降はそれも改善。最終的には見事目標の50アージュ泳がせることに成功。以後は友人としてよく一緒に居り、料理も教えてもらってるらしい。

その可愛いというよりイケメンな性格からか女性のファンが多く、特に故郷のレグラムには狂信的な三人組のファンが居る。

アリサのように本編で表したりはしないが、絆イベントを進めていくと彼女もリィンに対して好意を抱いていることがうかがえる。

次回作では青色を基調とした騎士っぽい新衣装が登場するようだ。公開されたスクリーンショットでは、フィールドアクションが縦斬りから横になぎ払うものへと変わっており、剣の構えも正眼の構えから八相の構えに変更されている。また、ロア・エレボニウスと戦った古戦場のような場所で《身喰らう蛇》の人形兵器と戦っており、彼女もライザー候補なのでは?と予測が立っている。
ストーリー面では、父親のアルゼイド子爵がどのように動きまわるのか、また《鋼の聖女》アリアンロードと出会った時、彼女がどのような反応を示すのかも注目である。
新しく公開されたスクリーンショットでは新Sクラフトと思われるシーンが公開された。まるで居合を放つかのよな構えで大剣を腰の位置に置き、背景には獅子と思われる動物の絵が浮かび上がっている。この獅子は恐らく獅子心皇帝の象徴を意味していると思われる。


マキアス・レーグニッツ

(17歳・CV佐藤拓也)
武器はショットガン。チェス部に所属。
革新派のレーグニッツ帝都知事の息子。頭脳明晰で入学試験では二位(一位はエマ)の成績で通過する。
父親から教わったチェスの腕はかなりのもの。コーヒー党。
性格は頑固な優等生キャラ。授業中によく寝るフィーを注意している。

大の貴族嫌いであり、公然と貴族制度を批判する。そのため《四大名門》であるユーシスとは初対面時から険悪な関係となり、リィンが貴族だと知った後は彼との関係も悪くなっている。ラウラとの絡みは殆ど無いため分からないが、良くはないと思われる。

彼が貴族嫌いになった原因は、大好きだった従姉妹がとある貴族と婚約した際に、その貴族の親族から凄惨な嫌がらせを受けた挙句婚約を破棄され、絶望の末に自殺したため。この事件はまだ幼かった彼の心に暗い影をもたらすのに十分であった。
しかし、二章における公都バリアハートでの事件をきっかけとして貴族・平民と区切ることなくその人となりを評価することを決意し、リィンとの関係も改善された。ユーシスとは未だに喧嘩腰だが、心の底では互いに認め合っており険悪な仲というより喧嘩友達といった具合になる。
このように貴族への偏見自体はなくなったが、あくまで彼は革新派の支持者であり、父親は勿論貴族派の最大の敵対者であるオズボーン宰相も基本的に支持している。ただ上記の通り彼が貴族を嫌っていた理由は政治的理由ではなく私情であったので、貴族への見方が変わったこれから思想が変わる可能性もある。

部活動では、当初はただ貴族生徒を負かすためだけに打ち込んでいたが、態度が軟化してからはそういったことがなくなり最終的には貴族のチェス部と合同で活動をするようになった。初期の彼からは考えられない大きな成長と言えるだろう。

憧れていた従姉妹が年上だったためか、どうやら年上の女性が好みのタイプである模様。エリオットの姉・フィオナを前にしては照れているところをフィーに指摘されたり、リィンがクレア大尉にバーに呼び出されたことを知った時はうらやまけしからんと言っている。
帝都歌劇場のトップスター、ヴィータ・クロチルダの大ファンであり、彼女の仮の姿でもある「アーベントタイム」パーソナリティのミスティのファンでもある。よほど彼女の声が好きなのだろうが、しかし彼女の正体は…。

次回作では大学生のような新衣装を引っさげて登場するようだ。彼は何といっても革新派の帝都知事の息子、父親は勿論だが彼自身にもかなり危険が迫っていることは言うまでもない。実際今作でも冤罪を着せられて牢屋に打ち込まれているし、それと似たような待遇になるのは間違いないと思われる。果たしてマキアスの運命やいかに。


ユーシス・アルバレア

(17歳・CV立花慎之介)
武器は騎士剣。馬術部に所属している。
帝国において絶大な権力を持っている《四大名門》の一つアルバレア公爵家の次男。
大変に貴族らしい性格をしており、ナチュラルに他者を見下すような発言をするが本人にそのような意図はない。

文武両道に長けており、中間テストの成績はエマ・マキアスに続いて学年3位で兄から習った宮廷剣術はかなりの腕前。貴族の嗜みとして馬術も習っており、元々馬が好きであったためかこちらもかなりの腕前。
マキアスとは立場の関係上初対面時から対立しており、初期はクラス内のムードを険悪にしていた。

アルバレア公爵家の次男であることに間違いはないが、実は平民の妾の子。
元々は貴族としてではなく母とともに平民として過ごしていたらしいが、母の病死とともに父親に引き取られ以後貴族として生きることになる。
父親のアルバレア公爵からは大して興味を抱かれてなく、公爵家に損益を与える以外の行動には無干渉である。そのため父親と違い自身に貴族としての作法や剣術を教えてくれた兄のルーファスのことを大変慕っている。
マキアスとは上述の事実が彼に伝わったことと、冤罪で捕らえられた彼を救出したことをきっかけとして喧嘩友達となる(本人たちは絶対に認めないだろうが)。

部活動では、部長には最低限の礼儀を払っていたが同級生のポーラには見向きもしなかった。このことは彼女に嫌われる要因になったが、リィンやⅦ組の面々と触れ合ううちに態度が軟化していき、最終的には憎まれ口を叩き合いながらも共に部活動を謳歌する仲になった。
また態度が軟化してきたことにより、今までは公爵家の威光を目的として声をかけてきた他の貴族生徒が、単純にユーシスと交友関係を持ちたいために声をかけてくるようになった。

平民として過ごしていた期間があり、彼が内面は心優しい人物であることから大変子どもに好かれやすい。そのため、後にⅦ組に編入してくるミリアムにもやたら好かれるが、本人としては絡まれる度にかなり振り回されることになるので辟易している。

次回作では、自身の故郷である翡翠の公都バリアハートにちなんだのか、翠色のコートを纏って登場するようだ。注目すべきは何といっても実家との関係性である。士官学院生として貴族派に従属せず対立関係になるのか、それとも貴族として行動し"貴族の義務"を果たすためであると思いながら革新派やリィンたちと対立するのかが見どころである。もし後者の立場として行動する場合は、前作の碧のイベントであった"特務支援課のロイド"と"国防軍のノエル"のように対決する可能性も在り得る。父親であるアルバレア公爵は勿論だが、慕っている兄ルーファスとの関係もどうなるか見ものである。また、内乱後の処遇も気になるところであり、かなり重要な立ち位置になると思われる。


エマ・ミルスティン

(17歳・CV早見沙織)
武器は魔導杖。文学部に所属している。
平民の出生で、実家も裕福ではなかったが高等教育に興味があったため奨学金制度が充実しているトールズ士官学院に入学した。
その際の入学試験の順位はガリ勉のマキアスを抑えて堂々の一位。恐らく学費も殆ど免除されていることだろう。
家族構成は不明だが、話によると祖母が居り色々な事を教わったようだ。

大変面倒見がよい性格で、クラスの委員長を任されている。クラスメイトからの信頼も厚く、よく勉強が不得意なフィーに色々と教えている。
一見運動が不得意そうに見えるが、その辺はやはり士官学院生。流石にラウラやフィーと比べられないが、かなり運動神経がいいアリサと同じくらいの速度で泳ぐことができる模様。

異常なまでに頭がよく、三章では監視塔を攻撃した迫撃砲の位置を、アリサから迫撃砲のカタログスペックを聞き、ガイウスから風の流れを聞くことで短時間で割り出してしまった。これは士官学院にて扱う学習範囲を遥かに超えており、中間テストで同率一位をとったマキアスについて「追いつこうと頑張る姿が滑稽に見えてくるほど」というくらいの絶望的な差があるとユーシスは見ている。
ハーブや薬関係の知識も豊富。本人曰く祖母に習ったそうだ。

実は現状Ⅶ組の中で最も謎が明かされていない人物。リィンの痣や力、旧校舎の秘密と《灰の騎神》存在、はたまたしゃべる猫セリーヌやオーブメントによらない魔法の行使、そして彼女が「姉さん」と呼ぶ《蒼の深淵》ヴィータ・クロチルダとの関係など今作では幾つも謎が散りばめられたが、残念ながら解明されたものは殆ど無い。次回作に期待しよう。

部活動では元々本が好きであったことから文学部に所属。しかし部長のドロテは典型的な腐女子であり、徐々にエマを腐らせていこうと様々な手を打ってくる。今のところあちらの世界にはまったわけではないようだが…。果たしてエマの命運は。

エマの特徴で一番大切なことは、その抜群のスタイルであろう。決してスタイルが悪いわけではないアリサが羨ましがり、フィーにはいじられ、リィンが勉強に集中できなくなるほどの巨乳で、更にはレベルアップ時には胸がもの凄く揺れるという徹底ぶり。スタッフの執念が伺える。
また眼鏡をかけているので一見地味な容貌だが、眼鏡をとると男どもが揃って見惚れるほどの美人。学院祭でのステージ衣装はセリーヌも何やってんだかと呆れつつ似合っていると評価していた。

新衣装は、魔女っぽい意匠が施されているそこはかとなくエロスを感じさせるもの。次回作こそは彼女の謎が全て明かされることになると思われるので、注目したい。(しかし、あまりにも謎が多い上、更にはそれらの謎のほとんどが軌跡シリーズの重要な物事や組織に関わっているためすべてが明確に解明されるとは限らない。また、次回作のエンディングでも「"ポカン"としてしまうような終わり方をしてしまう」と近藤社長が語っていることから更なる次回作に謎が引き継がれる可能性もある)また「姉さん」であるヴィータとの対立も気になるところ。デモムービーから絆イベントの可能性もあるが、レグラムにかかる濃い霧の中、リィンとボートの上で涙を拭いた後リィンの手に手を添え重ねるという描写もあることから、もしかしたらアリサと並ぶヒロインまでにのし上がる可能性を秘めているので、色々必見である。


フィー・クラウゼル

(15歳・CV金元寿子)
武器は双剣銃という特殊な武器。園芸部に所属している。
Ⅶ組初期メンバーの中では一番年下で体格も最も小柄。しかし、そんな体格に似つかわしくない高い身体能力を持っており、何故か銃器や火薬の扱いにも長けている。
いつも眠そうにしており、「めんどくさい」が口癖。よく昼寝に適した場所を探しており、見つけた際は例え屋外でもすぐに寝る。保健室のベッドがお気に入りのようで、ベアトリクス教官のお世話になることもしばしば。

口数は多い方ではなく、いつも眠そうで何を考えているか分かりにくいが人付き合いは悪いわけではない。冗談も普通に言い、特に特別実習で一緒になることが多かったマキアスは彼女に度々からかわれている。リィンのお節介ともとれる気遣いにも「嫌な感じはしない」と言ったり、部活にも入ったりと対人関係に大きな問題はない。また、皆より二歳若いこともあり勉強は大の苦手。中でも帝国史は「なんでこんなものがあるのか理解できない」と嘆いている。
しかし、エマやアリサから勉強を教わることで徐々に吸収していき、中間テストでは基礎学力からしたら中々良い成績であった。

彼女は元々最強の猟兵団の一つとして数えられる「西風の旅団」に所属する猟兵であった。
戦争孤児として佇んでいた所を最強の猟兵の一人である団長の《猟兵王》に拾われる。その後団の手伝いをしながら戦闘技術を教わり、10歳で実戦を経験し《西風の妖精》という二つ名が付けられるほどの猟兵へと成長する。
しかし、《猟兵王》が同じく最強の猟兵団「赤い星座」の団長《闘神》バルデル・オルランドと相打ちになる形で命を落とした後、団は事実上解散状態になりフィーはただ一人残された。そこで途方に暮れていたところを猟兵団の動向を探りに来たサラ教官に拾われ、トールズ士官学院に入学することになった。

猟兵はミラのため時に非道な行いをするため、フィーが元猟兵だと知ったラウラからは避けられるようになり、互いに気まずい雰囲気になってしまった。最終的には思いをぶつけあうために決闘し、自分の過去を伝えることによってラウラと和解。以後は親友と言っても差し支えないぐらい親しくなる。

部活動では、団に居た頃から持っている花の種を育てている。途中、ラウラとギクシャクし花の方もそれを察してかうまいこと育たなかったが、ラウラとの問題が解決した後に立派な花を咲かせた。花言葉は「家族愛」。フィーはこの花をサラ教官やベアトリクス教官、ラウラやエマなどお世話になった人にプレゼントした。

因みに花を咲かせることに成功した際に、部長のエーデル(美人で巨乳)から抱きしめられ褒められた。とても羨ましい。

新衣装は頭にゴーグルを掛け、腹部を大胆に露出させるという、碧に出てきたシャーリィを想起させるもの。ぶっちゃけエロい。女性の猟兵は露出度を上げなければならないとか決まりがあるのだろうか…? 注目どころは元同僚の「西風の旅団」とおそらく対立するという点。あと、終章で関西弁の猟兵が言っていた「姫」とはフィーのことだと社長が断言した。


ガイウス・ウォーゼル

(17歳・CV細谷佳正)
武器は十字槍。美術部に所属している。
帝国の北東の異郷、ノルド高原の出身の遊牧民。四人兄妹の長男であり、弟と二人の妹からは大変慕われている。
性格は温厚で物静か。留学生なので帝国の常識には疎いが、それを除けばⅦ組でも随一の常識人である。
大陸全土に広がる「空の女神」への信仰の他にノルド高原に伝わる「風」への信仰心を持ち合わせている。そのため、信仰深いひとが「女神の加護を」と言うのとおなじ感覚で「風の導きを」と言っていたりする。

生まれた土地が特質なためか、「風」を読むことに長けている。具体的には人の気配を感じたり、上位三属性のことを感じることが出来たりする。ぶっちゃけかなり凄い。この体質はノルドの民なら誰でもある程度身につけているものであるが、全員が全員ガイウスほど優れているわけではないと社長が言っている。

身分制度がない地域からやってきたので、貴族・平民に対する偏見は一切なく、むしろ「貴族とはなにか」「何をもって貴族は偉いといえるのか」など帝国人からしたら当たり前すぎて考えもしない、しかし物事の本質を突いた問を発することがある。

彼が士官学院にやってきたのは、外の情勢を知ることで故郷を守るためである。巡回に来る教会の神父から様々なことを教わった彼は、歴史の中で大国間の抗争が要因で消えていった少数民族がいかに多いのかを知った。そして彼の身近にも共和国軍の基地ができ、それを見張るために帝国軍の監視塔が建てられたことによって、愛すべき故郷がいつまでも平和でいられる保証などないことを理解してしまった。
得体のしれない不安にかられた彼は、たまたま知り合ったゼクス中将の士官学院への入学の勧めを二つ返事で了承し、あえて一度故郷を離れて外の世界の知識を得ようと決意したのである。

部活動では、ちゃんとした絵の描き方を教わりたいとのことで美術部に入部。基本的に放任主義で天才肌の部長には観念的なことを教わり、技術的なことは同級生のリンデから教わった。異邦人ならではの独特の感性を持っているらしく、部長もその点については高く評価している。

次回作の新衣装は、現代の騎馬民族を思い起こさせるものになっている。注目どころは、ノルドの民が内乱でどのような立ち位置になるか、であろう。異民族故に静観するのであれば、ガイウスの役割は一気に無くなってしまうが、獅子戦役の時のように行動を起こすのであれば、ガイウスの役割も大きなものとなってくる。
新しく公開されたスクリーンショットでは、新Sクラフトと思われるシーンが公開された。敵の周囲に巨大な竜巻を発生させていて、さらにガイウスが武器の十字槍を両手に一本づつ持っている。


ミリアム・オライオン

(13歳・CV小岩井ことり)
武器は謎の傀儡人形「アガートラム」。調理部に所属する。
情報局に所属し、コードネームは「白兎」。鉄血宰相直属の部下「アイアンブリード」の一人。

リィンたちと出会うのは三章のノルド高原が初(一応二章でも見かけはするが、会話はない)。ノルド高原での開戦を回避するため奔走するリィンたちの前に突如傀儡人形の「アガートラム」に乗って現れる。すぐに高速で飛び立つが、リィンたちの執念の追跡によって捕捉する。その後、リィン達を試す意味で戦闘を行い、戦争後自身がテロリストの確保を目的としていることを明かしリィン達と共闘。テロ実行犯の確保に成功する。
その後、テロリストの身柄をゼンダー門詰の帝国軍に引き渡し、リィン達はゼクス中将と会談。その際に共和国との和平交渉のために現れた情報局大尉レクター・アランドールから彼女が情報局の所属であることが明かされ、その場は別れることになる。

五章にて再登場。なんとⅦ組に編入してきた。当然彼女の所属を知っているⅦ組側は、鉄血宰相から密命を受けているのではないかと疑い(事実そうなんだが)、級友として接しながらも警戒をしようという結論に至るが、彼女の性格のせいかすぐに打ち解けてしまい、以後終章ラストまで仲間であり続けた。

性格は良くも悪くも子どもらしく、大変無邪気。Ⅶ組に編入してからは何かとトラブルを起こし、その度に誰かが頭を抱えることになる(大体被害にあうのはリィンかユーシス)。お化けが嫌いらしく、ローエングリン城ではかなり大人しくしていた。情報局に所属しているだけあって、一般人が知る由もない情報を知っているが口が異常に軽く、かなりの頻度で機密情報を口に出してしまっている。

部活動では、美味しいものが食べられそうだからといって調理部に所属。調理の際に「アガートラム」を出して色々爆発させたりしているが、部長のニコラスが放任主義かつ滅多なことでは動じない人なので何故か叱られていない。

謎の傀儡人形「アガートラム」については今作では判明しなかった。ただ、ミリアムだけが会話ができ、さらに「繋がっている」という発言をしており、レンの「パテル・マテル」を連想させる。いずれにしろ、高度な技術が使われているのは間違いない。

新衣装は、水兵帽のような帽子を被った活発な女の子らしい衣装。情報局の人間なので色々動きまわるのは確か。間違いなく上から真っ黒な指令などが飛んでくると思われるが、Ⅶ組と出会ったことで心境の変化が見られる彼女がどのような道を選ぶかは見ものである。立場上貴族派に捕まったらすぐさま処刑されそうではあるが、「アガートラム」があるので逃げるのは簡単そうではある。

追加情報で、アルティナ・オライオンという謎の少女が登場することが明らかにされた。「黒兎」という異名をもつミリアムに似た少女だが、こちらは貴族派の協力者らしい。



士官学院平民生徒


トワ・ハーシェル

(18歳・CV野中藍)
武器は小型拳銃(設定のみ)。生徒会に所属。
リィン達の先輩で、クロウらと共に課外実習や戦術リンクのテストを行っていた。
平民で東方地出身らしい。

どう見ても年下にしか見えない小柄な女性だが、れっきとした先輩でありしかも生徒会長を務めている。
とても頑張りやな性格でお人好し、さらには大変有能な人物であったため平民・貴族問わず支持を受け生徒会長に推薦された。

常人離れした情報収集・処理能力を持ち、常に誰かから仕事を任されてそれをこなしている。Ⅶ組が使っている特注の生徒手帳を用意したのも彼女。
四章ではテロで混乱する帝都の人々を安全に避難させるため指揮をとり、五章ではその功績が認められクロスベル通商会議に同行。書記官顔負けの働きをしていたとオリビエは語る。六章では鉄鋼山の資料を片っ端から調べ、ラインフォルト社の第一製作所が鉄鉱石の横流しを長い期間行っていたという事実を突き止めている。
このように有能すぎる彼女は、卒業後は様々な方面から声がかかっているようだが、今のところ進路は決めていないようだ。

終章の学院襲撃時は、民間人の避難誘導を迅速に行い学院を封鎖した。Ⅶ組が教官たちの応援に行くことを最初は反対したが、彼らの思いの強さを知り、必ず生きて帰ることを約束させ、見送った。

使用武器が設定として存在することや、非戦闘員のなかでは唯一絆イベントがあることから次回作でのパーティーインが期待され…ていた通り、目出たく参戦。だが得物は「小型」拳銃ではなく結構大きい魔導銃。

一方で、有能すぎる点と善人は疑えという軌跡シリーズの悲しきセオリーから一部では黒い噂がたっている。詳しくは謎考察を参照。
いずれにしろ、次回作での活躍が期待されているキャラクターである。

余談だが、ファルコムの公式twitterによるとトワ会長の人気は凄まじく女性キャラでは一位であるそうだ。頑張れⅦ組女性陣。


ジョルジュ・ノーム

(19歳・CV森岳志)
武器はハンマー(設定のみ)。技術部に所属している。服装は制服ではなくツナギ。
リィン達の先輩で、クロウらと共に課外実習や戦術リンクのテストを行っていた。平民クラス。

技術部の部長で、学生でありながら技術棟を任されている。ARCUSの整備やクオーツの精製、武器の改造など様々な場面でリィン達のサポートをする。
要は今作のオーブメント担当。知識量も半端ではなく、旧校舎でリィン達が発見した古代文明の遺産などの調査を学院から任されていたりもする。
名門のルーレ工科大学にも知り合いがおり、卒業後は大学に来ないかと勧誘を受けている。導力技術担当のマカロフ教官から面白そうな論文を紹介されたりもしているらしい。

性格はとても温厚で人当たりがよい。導力関係のトラブルに関しては平民・貴族問わず誰からも頼られており、学院祭で使用した導力楽器やアトラクションなども彼が用意した。学院外からの依頼も「断る理由がない」と言い快く引き受ける頼りになる男。
現在はアンゼリカが乗り回している「導力バイク」の開発に熱心で、いずれ民間にも普及されていくことを夢見ている。また、普段頭を使いまくってるせいか甘いモノが大好物。

終章の学院襲撃時ではトワ会長とともに民間人の誘導や学院の門を封鎖していたりした。その後Ⅶ組と出会い、クロウの正体を知ったことに対するショックが抜けきっていなかったものの、機甲兵の弱点部分を教官たちの応援へと向かうⅦ組に教え、彼らを見送った。

こちらも使用武器が設定されているということからパーティーインが次回作で期待される。黒い噂については、善人でかなりのハイスペックとトワ会長と似たような立場であるが、何故か少ない。


ベリル

平民クラスの一回生。オカルト部の部長。
怪しげな雰囲気を漂わせる女生徒。あと思考回路が結構吹っ飛んでおり、「プール=水死体」という奇妙な方程式を成り立たせている。交友関係は不明。

オカルト好きの他に占い(恋愛とか)も得意なようで、よくリィンを出会い頭に占っては不吉な予言を授けている。因みに的中率100%。
占いの結果、中間テストでどの問題が出るか分かったらしくリィンにその結果を教えてくれる。リィンはヤマをかけたんだろうなと思ったが、彼女の中間テストの順位は5位と、めちゃ好成績である。単純に頭がいいのか、未来予知したのかは謎。
本当に霊が見えるらしく、表の学校七不思議に隠された裏の七不思議も知っている。あとエマが普通の生徒とは違う存在であることにも気づいており(自分と似ているが自分とは違うと見ている)、なんらかの力を持っていると思われる。

終章で今まで集めた「赤い月のロゼ」全巻を渡すと「ゼムリアストーン」をくれる。どこで手に入れたかは不明。
学院襲撃時も変わらず部室に居たが、彼女の占いをもってしても未来が見通せないほど複雑な運命になっているらしく、そのことを忠告した上でⅦ組の面々を見送った。


リンデ

平民クラスの一回生。美術部に所属している。ヴィヴィの双子の姉。
性格は礼儀正しいがやや気弱。なのでよく周囲(特に妹のヴィヴィ)に振り回されたりする。

写実画が得意で、美術部に入ったがいいが、部員が作業に没頭し会話もままならない部長と留学生のガイウスだったため肩身が狭い思いをしていた。
最もガイウスは温厚で常識的な人物なので、いざ話しかけたらすぐに打ち解けて、絵の技術を何も知らない彼に基本的なことを教えたりしていた。因みに成績も結構良い。

妹のヴィヴィの策略により、リィンからグランローズ(花言葉は情熱的な愛)を渡された時は顔を真っ赤にしていた。凄く可愛い。すぐに誤解は解けたが、危うくメインキャラの誰よりも早く攻略されてしまうところであった。

終章では帝国内の不穏な空気に怯えていたが、いざ内戦が始まり学院が襲撃を受けると姉として妹のヴィヴィをなんとしてでも守りぬこうと決意しており、いざという時には頼りになると妹に頼られていた。


ヴィヴィ

平民クラスの一回生。園芸部に所属している。リンデの双子の妹。
性格は姉とは正反対でテンションが高く悪戯好き。よく姉のリンデをからかって遊んでいる。

園芸部に所属しているのでフィーと知り合い。あんまり絡みがないのでよく分からないが、仲は悪くはないと思う。エーデル部長の豊満な胸を狙っているが、ほんわかしているようで意外と隙がないため実行に移せていない。

その無駄に有り余る行動力を悪戯に注ぎ込んでおり、姉のリンデを恥ずかしがらせるためには、自身がリンデのフリをして大胆なビキニを着ることも厭わない。公式イラストはよ。因みに成績は悪い。

終章では帝国全体に広がっている不穏な空気に怯えているリンデを持ち前の明るさで元気づけようとしたが、貴族派が襲撃してきた時はついにパニックを起こしてしまった。しかし緊急時になってリンデが逆に彼女を落ち着かせた。ヴィヴィの方もリンデのことをいざという時は頼りになると信頼していた模様。


ベッキー

平民クラスの一回生。部活には所属していなく、授業後と自由行動日はバイトに明け暮れている。
性格はとりあえず儲けが第一。バイトの稼ぎを稼ぐ瞬間を至福の時間と言ったり、若いながら現実的な考えを持っている。

交易町ケルディックの出身で、大市で屋台を構えていた商人ライモンの娘。幼い頃から父親が屋台で働く姿を間近で見て、自身も将来屋台を持つことが夢である。またケルディックでの事件をⅦ組A班が解決したことから、Ⅶ組には好意的な印象を抱いているらしい。
成績は日曜学校でも算術しか勉強してこなかったらしく、またテスト直前もいつも通りバイトをしていたので悲惨な結果となっており、このことは流石にショックを受けていた。

帝都にある商会、「クライスト商会」の御曹司であるヒューゴのことを目の敵にしており、商売の仕方について度々口論になっている。だが終章の屋台売上対決で自身と引き分けたことから彼のことを認め、(別に仲が悪かったわけではないが)関係が改善している。


ヒューゴ・クライスト

平民クラスの一回生。部活には所属していない。
性格はいたって普通で常識人。ただ実家が商会なこともあり、商売ごとに関しては持論を展開している。

帝都にある「クライスト商会」の御曹司。かなり利益を上げている商会のようで、しかも彼は学生の身でありながら営業部長を任されており、専属の秘書も居たりする。成績もかなり良く、リィンに暗記のコツを教えてくれた。また終章で貴族派がクーデターを起こした時は、装備が整いすぎていることと手際が異常に良いことから、これが何年も前から準備されてきたクーデターであると冷静に判断しており、頭の回転はかなり速い。

同じ商売人のベッキーとはよく一緒に居り、何かと商売談義をしている。人情派のベッキーと異なり、彼は理論派なので度々意見のぶつけ合いをしており、最終的には学院祭での屋台売上対決に発展した。この時ベッキーと引き分けという結末になったため、自分と同じ売上をあげた彼女と彼女の言い分を認めるようになった。


アラン

平民クラスの一回生。フェンシング部に所属している。
性格はいじっぱりで負けん気が強い。実力はさほどでもないが、強くなるための努力は怠らない。貴族生徒のブリジットとは幼なじみである。

強くなるためにフェンシング部に入るが、そこで運悪くかなりの実力者であるパトリックと試合をし、為す術なく敗れてしまう。なんとか追いつこうと猛練習し、リベンジを申し出るが敗北。しかも明らかに手を抜かれた上での敗北であったので彼の心に大きな傷を与えることになり、明らかに普通じゃない彼を心配して声をかけてくれたブリジットにキツくあたってしまった。

アランの行動を怪しんだブリジットの依頼でリィンが彼に接触し、成り行きから特訓を付き合うことになった。リィンの人となりの良さを感じた彼は貴族への偏見を改め、またリィンからブリジットが心配をしていたことを告げられると今までの行いを反省し、彼女に謝罪し態度を改めることを誓った。

実はブリジットに恋をしている。強くなりたいのも彼女を守れるだけの力が欲しいため。どれほど強くなれたかは分からないが、終章の学院襲撃時にはブリジットのことを何が何でも守り切ると誓っていた。


ミント

平民クラスの一回生。吹奏楽部に所属している。
性格は重度のおっちょこちょいで方向音痴。そしてトラブルメーカー。叔父に導力学の教官であるマカロフが居る。

ルーレ市の出身。父親が技術者で叔父が士官学院教官というエリート一家だが、彼女は母親のおっちょこちょいの血を強く引き継いだようで、ほぼ毎章何らかのトラブルを引き起こしている。また、母親から叔父の様子を見てくるよう頼まれているらしく、なにかとマカロフに付きまとってはトラブルを起こし、マカロフが頭を抱えることになっている。

成績はかなり悲惨だが導力学だけは父親と叔父の血を引いているだけありほぼ満点。だがこのテストも母親の血の呪いにより解答欄が一個ずつずれるというミスをやらかし、0点という結果に終わってしまった(流石に哀れに思われたのか、早朝に中庭の掃除を一定期間する代わりに、半分の点数が与えられた)。
吹奏楽部では、当初はろくに楽器が扱えなかったが、最終的には教会での演奏会を無事に終わらせるまでには成長した。たまにするミスはご愛嬌で。

終章では士官学院にとどまっており、貴族派の襲撃の際にはパニックに陥っていた。しかしメアリー教官の叱咤により後方支援なら自分にも出来ると自覚し、負傷者の救護に回るため医療機器の確保に奔走する。因みに叔父のマカロフが実はスッゲー強いという事実は知らない模様。


ロジーヌ

平民クラスの一回生。部活動には所属していないが、トリスタ市内の教会で奉仕活動をしている。
性格は心優しく温厚。誰に対しても分け隔てなく接する。

信仰心が強い女子生徒で、登校前と放課後、そして自由行動日に教会で奉仕活動を行っている。そのため大変早起きで、Ⅶ組が実習に行くときも学内を探せば大体登校している。あと掃除が好きなようで、よく掃除をしている。
リィンとはあるサブイベントで絡むのだが、この時色々あってリィンに胸を当てたり、また彼に着痩せする体質だと見抜かれている。本人はその事を気にしているようだが、とりあえずリィンは爆発しろ。

終章の学院襲撃時では、シスター見習いとしてトリスタ市民の、特に子どもたちの誘導を手伝い、全員無事に学院へと避難させた。


レックス

平民クラスの一回生。写真部に所属している。
性格はお調子者で、写真ばっかり撮っているためか成績は悲惨なことになっている。しかしそれを気にしている素振りはない。

パパラッチ根性まっしぐらの写真部員。被写体は可愛い女の子に限定されており、それ以外のものを撮ろうとすると、(一部例外を除けば)ピンボケする。
一時期女の子を隠し撮り(一応R-18的な写真はない)し、その写真を他の生徒に売っていたが、部長のフィデリオから依頼を受けたリィンに現場を押さえられ、隠し撮り写真は全て破棄された。本来ならば教官たちに知れたら一発で停学・退学ものの行為だが、二度と隠し撮りをしないという約束のもと、とりあえず許された。
以降は流石に懲りて隠し撮りは止めたが、それでも可愛い女の子を撮りたいという熱は冷めず、夏至祭ではアルフィン皇女のベストショットを狙っていた。
だが終章で壊滅したガレリア要塞の写真を見た際に強い衝撃を受け、何か彼の心中で大きな変化が起きた。

学院襲撃時には部長のフィデリオと共に屋上で、「一枚の写真が世の中を変える」という思いのもと襲撃者の写真を撮り続けた。これがいつか決定的な証拠となるのを信じて。パトリックと並ぶ今作で最も成長したサブキャラクターの一人である、と言えるだろう。


コレット

平民クラスの一回生。部活動には多分所属していない。
性格は可愛いものが大好きな、いたって普通の女の子。終章で特定のアクセサリーの組み合わせを持っていると、ゼムリアストーンの欠片と交換してくれる。

買い物好き、という表現をこえた買い物中毒の女の子。市内で知り合った主婦のマリンダと共に自由行動日はショッピングを楽しんでおり、セールをやっていれば例え夏の終わりにも夏物の服を買おうとする、店側からにしたらまさにカモである。
買い物のし過ぎで仕送りのお金が尽き、「早くご飯が食べたい」と嘆いていたのにも関わらず、いざ仕送りが届くと「これで買い物が出来る!」と考えてしまう。最早病気である。

内乱発生時には慌てふためいており、かなり戸惑っていた。


モニカ

平民クラスの一回生。水泳部に所属している。
性格は控えめでおとなしい。一方で努力家の一面もある。

苦手な水泳を克服する意味で水泳部に参加。同回生のラウラから水泳の指導を受けることになる。
しかしラウラの指導はスパルタ+ラウラ自身の運動能力がずば抜けているため、何故モニカが泳げないのかがよく分からず指導は難航する。それに加えラウラがフィーとの確執のせいで冷静ではなかった時は、指導が更に辛いものになり部活動が憂鬱になっていたこともあった。
だが彼女はラウラと対等な立場で友達になりたいと思うようになり、50アージュ泳ぎきるため自主練習も積極的にこなすようになる。最終的にはフィーとの確執がなくなり一回り精神的に成長したラウラの指導のもとで、本人の努力もあり50アージュ泳ぎ切ることに成功する。それ以降はラウラと友人として、お弁当の話など会話しているところが見られるようになる。

学院襲撃時には院内に留まり、教官たちの援護に向かうラウラ達Ⅶ組を見送った。


カスパル

平民クラスの一回生。水泳部に所属している。
元気と根性が溢れる男子生徒。実家はラマール州の海沿いにあるらしい。

実家が上述の通り海沿いにあったあため水には慣れ親しんでいたが、自分よりも遥かに泳ぎが上手いラウラや部長のクレインのことを尊敬している。また、モニカのこともそのひたむきに努力する姿を見て尊敬している。そんな彼らのもとで自分もより上手くなろうと日夜励んでいる。

学院襲撃時にはパニックに陥り、部長のクレインの指示を仰ごうと判断していた。


ムンク

平民クラスの一回生。部活動には多分所属していない。
性格は大人しく、影が薄い目立たない印象の男子生徒。だが人付き合いが悪いというわけではないっぽい。

自他共認めるラジオオタク。中でもミスティがパーソナリティを務める「アーベントタイム」の大ファン。
PN「ムンムンボーイ」で何度もハガキを出しているらしく、同じく「アーベントタイム」を聞いているリィンもその名は聞いたことがあった。
ラジオにハガキを出すため常にネタを探しまわり、すこし脚色を加えてラジオに出している。そのためⅦ組のことをネタ的な意味で応援している。
因みに宝物は、ラジオにネタが採用された時に貰えるミスティの特注ステッカー。最低でも三枚以上は持っている模様。

学院祭では、クラスの出し物を宣伝するためのキャッチフレーズを、ラジオに提出するからと徹夜で考えぬいていた。
学院襲撃時には、本性を表したミスティ=クロチルダに戸惑っていた。


ポーラ

平民クラスの一回生。馬術部に所属している。
性格は活発で、例え貴族が相手でも歯に衣を着せない物言いが出来る素直なもの。

当初はフェンシング部の見学に来ていたが、そこで嫌味な貴族代表のパトリックを目撃し、偉そうな人間が大嫌いな彼女はフェンシング部に入るのを止める。その後馬術部の見学で馬術に興味を持ち、かつ部長のランベルトが人がいい人物であったので馬術部に所属する。
だがユーシスが馬術部に入ってからは、握手を求めたのがスルーされたのが腹に据えかねたらしく、ユーシスを敵対視するようになる。しかしユーシスの人当たりが軟化していくにつれて彼女の評価も段々と改まっていき、最終的には憎まれ口は叩くものの実力は認めるという評価に落ち着いた。
因みに彼女はマキアスと違い、貴族が嫌いなのではなく偉そうな人間が嫌いなので、リィンとは普通に会話をしている。

学院襲撃時には、部長のランベルトと共に馬を馬舎に避難させた後、避難をしようとし、Ⅶ組の面々を見送った。


士官学院貴族生徒


アンゼリカ・ログナー

(19歳・CV進藤尚美)
武器は手甲。
リィン達の先輩で、クロウらと共に課外実習や戦術リンクのテストを行っていた。服装は制服ではなく、ライダースーツ。
北部ノルディア州を統括する《四大名門》の一つ、ログナー侯爵家の息女。兄妹の有無は今のところ不明。
性格は自由奔放で女好き。授業もよくサボっているようだがクロウと違い必要単位は習得しているので卒業の心配はない。
強硬路線の政策をしく父親であるログナー侯爵とは不仲であり、よく家出をしていたらしい。そのため大貴族の息女にもかかわらず、鉄鉱山でバイトをしていたという過去もあり、別け隔てなく誰とも接するその態度から、領民からは親しまれている。

よく開発途中の「導力バイク」を乗り回し、可愛い女の子を見つけてはナンパをしており学院内外を問わず恋人やファンが何人もいる模様。
女好きだが決して男嫌いではなく、長い付き合いであるクロウやジョルジュは言わずもがな、リィンを初めとするⅦ組にも好意的。

共和国に伝わる武術「泰斗流」の使い手で。帝国を訪れた黒髪の女性から技を盗み、以後は独学で実践レベルまで鍛え上げたとは本人の談。技を習った相手の特徴は前作までに登場した「泰斗流」の使い手、キリカ・ロウランに酷似しているが、詳細は作中で語られることはなかった。だがファルマガの社長のインタビューの反応で、ほぼキリカさんに間違いないと思われる。

学内では技術棟でジョルジュと喋っているか、生徒会室に居るトワ会長のもとを訪れていることが多い。トワ会長のことを「私のトワ」と言い溺愛しており、またジョルジュのことも、後夜祭で他の女の子を差し置いて先ず最初にダンスに誘ったりとかなり良い仲である。クロウは…まぁ悪友だし…。
他にもアリサとは昔からの知り合いで、自分の世界に引き込もうとしているが断られている。なお彼女のこの女癖はどうやらグエン老人から教わった模様。

六章の鉱山占拠時には、はるばるトリスタからバイクに乗って登場。テロリストの裏に貴族派、引いては自身の父親であるログナー侯爵が居ることも承知しながら、お世話になった作業員を救出するためリィン等と鉱山内に侵入、無事救出した。しかしこのことが父親の逆鱗に触れ、士官学院を事実上退学させられてしまう。この時リィンに自身の導力バイクを託した。

終章では、Ⅶ組の発表の前に学院に登場。学院祭に参加する代わりにお見合いを何件か受けているらしく、大胆なドレスを着ての登場であった。
貴族派の帝都占領時に何処にいたかは不明だが、恐らく父親のもとに居たか、実家に軟禁されていると思われる。彼女の性格からして、このような貴族派の暴挙を許すはずがないので、次回作でどのように立ちまわるか注目である。


パトリック・T・ハイアームズ

(17歳・CV三宅淳一)
武器は騎士剣。フェンシング部に所属する。
帝国内で絶大な権力を誇る《四大名門》の一つハイアームズ侯爵家の三男坊。
絵に描いたような嫌な貴族の代表格で、おのれの出自を誇らないユーシスと違い多くの人間を見下している。プライドが高く、何かと話題を集めるⅦ組に対しても「寄せ集め」と言い捨て、敵視している。

これだけなら単なる嫌な奴だが、スペックは普通に高い。幼い頃から英才教育を受けた剣技はかなりのもので、部活動の先輩であるロギンスと互角に打ち合い、同学年のアランでは相手にならないほどの腕前。ユーシスも腕前は確か、と認めている。園遊会での襲撃事件では、マキアスに「君の腕なら安心だ」と信頼され、マキアスの父レーグニッツを始めとした人々の護衛や安全の確保を任されるほど。
成績面も優れており、中間テストでは第四位。《四大名門》の名に恥じない高スペックな男である。

中間テストの結果にて、クラス平均点がⅦ組より下回ったのが気に触ったのか、Ⅶ組の実技テストに取り巻きを率いて突如乱入。Ⅶ組に勝負を挑んでくる。
結果、リィン率いる男子連合(除くユーシス)が辛くも勝利を収めるが、プライドをズタズタにされた彼はその場でⅦ組(特にリィン。ユーシスとラウラは除く)に罵詈雑言を浴びせる。その直後のガイウスの「貴族ならば他人を貶すことも許されるのか」という問いに答えることが出来ずその場は収まるが、以後は発言を後悔してか、部活動にも身が入らないなんとも気が抜けた生活態度となる。

四章のエリゼ来校時に再登場。迷子になったエリゼに声をかけるが、彼女の姓を聞きリィンの義妹と知り、嫌な顔をしたところをエリゼに感付かれ逃げられてしまう。旧校舎の方向に逃げた彼女を追うが見失い、直後に現れたリィンに彼女に何かしたと勘違いされ(半ば理不尽に)詰め寄られてしまう。
その後旧校舎内部でエリゼを襲う「オル・ガディア」と遭遇。リィンの力を目の当たりにし、その後は直接戦闘に参加はしないがエリゼの護衛に回った。

上記のイベント以後、リィンや他の人間に対する態度が軟化する。特にリィンに対しては無闇に力のことを公言しないと約束したり、旧校舎の調査に向かう彼を何やかんや気にかけたり、学院祭では好敵手と認めたりと劇的な改善が見られる。同時にエリゼに好意を寄せるようになり、なんとかお近づきになろうとするが、その辺はシスコンのリィンに妨害されている。
部活動でも部長のフリーデルに叩きのめされたことから他者を見下す言動がなくなり、なんとかフリーデルから一本取ろうと切磋琢磨するようになる。

帝国の動乱時には実家に帰らず士官学院に留まる。貴族派が帝都を占領し、革新派と抗争を始めた事自体は「貴族派と革新派の対立が行き着くところまで行き着いただけ」と後ろめたさは感じていないが、実家から事前に連絡が来なかったことには強い憤りを覚え、決別することを決意する。
その後は教官たちの援護に向かうⅦ組を見送り、自身は戦える生徒を集い学院の防衛に当たる。この時の、フェンシング部の面々に今までの非礼を詫び協力を要請する姿は、彼の成長を示す大変感慨深いものである。

十分戦えるキャラなので、次回作では一時的のパーティーインなどが期待される。また実家とのいざこざという問題もあるので、今作以上に注目のキャラとなるのは間違いないだろう。


ケネス・レイクロード

貴族生徒の一年生。碧の軌跡に出ていたレイクロードⅢ世の弟。
シリーズ恒例釣りキャラ。前作までは釣公師団がその役を担っていたが、今作は帝国なので釣皇倶楽部の彼が担当する。

性格はのほほんとしていてマイペース。そして釣りキチ。夜だろうが早朝だろうが雨だろうが試験前だろうが学院祭の最中だろうが帝都が占領されて内乱が始まろうが構わず釣りを続けるある意味猛者。
釣りしかしていないはずだが、何故か成績はそれなりに良い。

学院襲撃時は…、やはりいつものように釣りをしていた。


フェリス・フロラルド

貴族生徒の一回生。ラクロス部に所属している。
フロラルド伯爵家の令嬢。性格は高飛車で負けず嫌い、しかし隠れた努力家である。二回生に兄と、メイドのサリファが付き人としている。あと運動音痴。

自分は貴族であり、しかもあんなに努力をしているのだから平民に負けるはずがない、という理論のもと部活で自分より優れているアリサに対抗心を燃やしている。その対抗心は凄まじく、自ら朝練に参加するようになり激しい練習をするほど。だが勝てない。勉強の方も努力家で、鉛筆で手が黒くなるまで自習し、中間テストではTOP10入りを果たす好成績を残した。でもアリサよりは低い。
どれだけ頑張ってもアリサに勝つことが出来ず、しかもアリサが下手な貴族よりよっぽど権力があるラインフォルト家の人間であったということから、彼女に辛く当たってしまう。

しかし内心ではアリサと友達になりたいと思っていた。アリサと喧嘩をし思わず街道に出てしまい、そこで魔獣に襲われていたところをアリサ(+リィン)に助けられたことをきっかけに自分の思いを告白。晴れて友人同士となった。

学院襲撃時には前線に向かうアリサのことを激励し、Ⅶ組のことを見送った。


マルガリータ

貴族生徒の一回生。調理部に所属している。
男爵家の令嬢。自分のことを美人だとなんの疑いもなく思っており、学院に来たのは婿探しと花嫁修業のため。なぜ花嫁修業で士官学院なのかは永遠の謎。

本名はマルガリータ・ドレスデン。かつて皇族に嫁いだ絶世の美女「グランローザ」を輩出したそれなりに有名な男爵家の出身である。それが何処で何を間違ったのか、彼女が生まれてしまった。
調理部では好みの男性にあげるための料理を作っている。が、この料理惚れ薬やそれに類する薬品が大量に入っており、食べたらもれなく医務室直行の危険物である。ミリアムが調理部に入ってからは、彼女が劇薬を投入する前につまみ食いしてくれるため被害は減っていると思われるが、学院祭の時は意識を失った男性で医務室があふれていた。恐ろしい。

今のところ一番のお気に入りはフェリスの兄であるヴィンセント。彼に消えないトラウマを刻み続けている。またマキアスも好みのタイプなようで、機会があれば彼も劇薬クッキーを食べさせられるかもしれない。
また、料理手帖が完成した状態で、終章のある時間帯に彼女に見せると、お礼としてMクオーツ「マギウス」をくれる。この時エマがMクオーツを見てやたらと意味深なことを言うが詳細は不明。

学院襲撃時には、調理室にある包丁やら何やらで抵抗してやるとなんとも力強いことを言って、Ⅶ組を見送った。


ブリジット

貴族クラスの一回生。吹奏楽部に所属している。
性格は少々勝ち気なところもあるが、良識的である。平民クラスのアランとは幼なじみ。

男爵家のご令嬢だが、父親が平民に対しても気さくな性格であったようで、それに習い彼女も平民への偏見はない。それゆえアランとは日曜学校からの友人であり、士官学院にて久しぶりに再会したことを喜んでいた。ピアノを習っていたようで、吹奏楽部ではピアノ演奏を担当している。
同じ吹奏楽部のエリオットとの絡みはないが、ミントとはよく一緒に居りテスト勉強も一緒にしていた。因みに成績はそこそこ。

アランに恋心を抱かれているが本人は気づいていない。といってもただの友達というよりはかなり仲がよく、終章の学院祭でも良い雰囲気だったので両思いになるのも時間の問題かと思われる。事実学院襲撃時に彼女を守り切ることを誓ったアランのことを、心強く思っていた。


ヴィンセント・フロラルド

貴族クラスの二回生。部活動に所属しているかは不明だが、多分してない。フロラルド伯爵家の嫡男。
性格はナルシスト。貴公子であるかのように振る舞い、可愛い女の子を見つけては声をかけている。

彼にとって大切なのはとりあえず美しさであり、美しければ平民・貴族で偏見を持ったりはしない。メイドのサリファをいつも後ろに控えさせており、結構頼りにしている。一回生のフェリスは妹にあたり、兄妹仲はいたって良好。フェリスの部活動所属を記念して、第一学生寮全体で盛大なパーティーを催そうともした(実際に行われたかは不明だが、多分彼ならやってくれたはず)。ただ一回生のマルガリータに告白されてからは彼女の存在がトラウマになり、サリファを引き連れて逃げ惑ったり隠れたりしている。憐れな。

妹を大切にしている思いは本物で、終章にて戦争の空気が高まり、多くの貴族生徒が領地へ帰っているなかでも妹が士官学院に残ったので彼も留まり続けている。まぁ学院が襲撃された時はかなりパニックになっていたが、それはしょうがない。


ランベルト・マッハ

貴族クラスの二回生。馬術部の部長。
性格は心優しくおおらか。平民への偏見はない好青年である。

馬術部の部長を務めていることもあり、馬への熱意は並々ならぬものがある。特に「マッハ号」と名付けた愛馬をかわいがっており、「マッハ号」と共にならばいかなる困難も乗り切ることができると信じている。人を見る目もあるようで、まだまだ無愛想だったユーシスについても悪い人間ではないという評価をしていた。夢は部員たちとともに馬に乗り街道を駆けてゆくこと。馬術素人のポーラが段々と乗馬に慣れてきているので、その夢が叶う日もそう遠くはないと思われていたのだが…。

終章の学院襲撃時でも馬のことを心配して馬舎に残っていた。馬のことが心配のあまりその場から避難することを拒絶したが、ユーシスの説得により避難することを約束し、戦いへと向かう彼を見送った。


フリーデル

貴族クラスの二回生。フェンシング部の部長。伯爵家の令嬢。
性格はおだやかで、とくに平民への偏見もない。ただし怒らせるとかなり怖い。

普段は裏方として、部員が壊した備品の調達やアランへの技術指導を行っている。しかし実際はフェンシング部最強と言われる凄まじいまでの強さを誇る剣士。その実力は同級生のロギンスや下級生ながらかなりの腕前のパトリックが完膚なきまでに叩きのめされるほどで、プレイヤーの間では二回生最強ではないかと噂が立っている。同じ剣士として一回生最強と言われるラウラに興味を持ち、共にいつか試合をしてみたいと思っている。
かなりの美人であることから、ヴィンセントに言い寄られているシーンがあるが、毎回軽くあしらっている。因みに成績も結構いいらしい。

終章の学院襲撃時ではフェンシング部の面々と戦える人間とともに防衛線を敷き、学院を守りぬくことを誓い前線に向かうⅦ組の面々を見送った。


テレジア

貴族クラスの二回生。ラクロス部副部長。
性格は上品で良識的。部長のエミリーとは親友同士。低血圧なため、朝練には参加できないことがしばしば。

部活動内外を問わず、基本的にエミリーと一緒居ることが多い。勉強が得意なので、完全に運動能力特化のエミリーにテスト勉強を教えていたりもする。
昔はエミリーとぶつかることが多かったようだが、最終的には和解し親友同士になった。こういった経緯があるのでフェリスとアリサの対立もいつか和解できると信じて、見守っていた。

終章では実家から帰ってくるように言われているが、帰ったら最後戦火を避けるために疎開をしそのまま士官学院に戻ってこれないことが分かっていたため、実家には戻らず親友とともに学院に残る道を選んだ。


フィデリオ

貴族クラスの二回生。写真部の部長。
性格は心優しく良識がある。貴族生徒だが身分にこだわらない性格。

基本的に部員のレックスと共にカメラを片手にあちらこちらで写真を撮っている。優しい先輩だが、レックスが女の子を盗撮した写真を男子生徒に売っていることを知った時は流石に放っておかず、リィンに依頼をし取引現場をおさえてもらって、盗撮写真を全部破棄させた(最も教官たちにバレたら一発で退学レベルの悪行を、この程度で済ませたあたり人の良さが伺えるが)。他には文芸部部長のドロテとも仲がいいようで、たまに文芸部の部室を訪れている。

終章の学院襲撃時では、レックスと共に迫り来る領邦軍と機甲兵の写真を屋上で撮りまくり、後々のための証拠として残そうとしていた。


エーデル

貴族クラスの二回生。園芸部の部長である。美人でスタイルも良い。
心優しくのんびりとした性格で、不思議な包容力がある。いつもかぶっている麦わら帽子がトレードマーク。

園芸に関しては本格的で、植物たちに惜しみない愛情を注いでいる。年頃の女の子らしく虫がダメ、ということも一切なくむしろミミズを素手で摘んで地中に埋めている。のんびりしているが勘は鋭いようで、双子のリンデとヴィヴィが入れ替わっていることにすぐに気づいていた。
部員のフィーについては優しく見守っており、彼女がかつて猟兵団に居た頃に貰った花の種を咲かすことが出来ず悩んでいた時も、優しく慰めていた。フィーが無事に花を咲かせた時は感激し、彼女を抱きしめていた。そのためフィーからの信頼も厚い模様。
因みに園芸部は花だけでなく野菜も育てており、お気に入りは、にがトマトの丸かじりらしい。すげぇ。

終章でも変わらず花達の世話をしていた。戦いの前線に向かうフィーのことを気遣い、無事に帰ってくるようⅦ組を見送った。


教職員


サラ・バレスタイン

(25歳・CV豊口めぐみ)
武器は強化ブレードと導力銃の二刀流。武術やオーブメント運用法など実技担当の教官。
特化クラスⅦ組の担任教官。性格はかなり大雑把で放任主義。そしてめんどくさがり屋でⅦ組(主にリィン)の面々に仕事を押し付けたりもするダメ教官。
私生活もだらしがなく、自由行動日は居酒屋か自室でビールが最早デフォルト。職場にも酒を持ち込むことがあるらしく、教頭にはその度に説教され目の敵にされている。

実は元遊撃士。史上最年少でA級遊撃士に昇格した実力者で《紫電のバレスタイン》《紫電(エクレール)》などの異名を持つ。帝都ヘイムダルのアルト通りにあった遊撃士ギルドに所属していたようで、エリオットは知らなかったが姉のフィオナとは顔見知りだったようだ。
元猟兵のフィーとは遊撃士の仕事で知り合ったようで、フィー曰く「何度も邪魔された」とのこと。最強の猟兵団《西風の旅団》の邪魔を出来たということからも、彼女の実力が凄まじいことが伺える。もっとも前作に登場した遊撃士協会受付のミシェル曰く「下手をしたらお互い全面戦争になりかねないので、『西風』や『赤い星座』クラスの猟兵団とは滅多に事を構えない」とのことなので、恐らく小競り合い程度の抗争だろうが。

本編より二年前に起きた「帝国ギルド連続襲撃事件」にも当然関わる。リベールから援軍に来たS級遊撃士(当時)のカシウス・ブライトの指示の下、襲撃犯のジェスター猟兵団を追い詰め鎮圧に成功する。この時に執行者No.IX《死線》のクルーガーと戦闘を行っており、二年ぶりに出会った今も警戒している。
しかしその事件をきっかけに帝国政府から目をつけられ、帝国遊撃士協会は活動を大幅に制限され彼女の所属していたギルドも解散してしまう。無職になりさてどうしたものかと考えていたところを、オリビエが自身が構想するⅦ組の担任として是非とも欲しいと思い、士官学院にスカウトされた。オリビエ曰く「最高のスタッフ」の一人。本人的には思うところもあるものの、Ⅶ組の担任となりリィン達と出会えたことは嬉しく思っている。

以上のような経緯があるため、遊撃士協会に圧力をかけてきた帝国政府、とりわけオズボーン宰相は大嫌い。実際にあれこれ動いて回った情報局も嫌いであり、兄妹組織である鉄道憲兵隊も警戒している。
また生粋の軍人で彼女に言わせると堅物のナイトハルト教官とも仲が悪い(といっても、ユーシスとマキアスのような関係だが)。トマス教官はのほほんとした態度でこちらのペースを壊し、話が異常に長いので苦手。ただ飲み合いで一度も勝てたことがないので、いつか酔い潰すと決意を固めていたりもする。
ハインリッヒ教頭は説教が長く嫌味が多いので苦手。ヴァンダイク学院長とベアトリクス教官は尊敬しており、とりわけベアトリクス教官は命の恩人であり、サラが遊撃士を目指すきっかけを与えてくれた人物と言うこともあって頭が上がらない。

ノーザンブリア出身。生まれたのは「塩の杭」事件より後ではあるが、中々凄まじい生活を送っていたようだ。また、戦友の命日に酒を奢ってやることを習慣としている。遊撃士になる前は猟兵。猟兵団『北の猟兵』に物心ついた時から属していたが、ベアトリクス教官との出会いを通じて六年前に団を抜けて遊撃士教会の門戸を叩き、猟兵で鍛え上げた能力もあって史上最年少(19~20歳あたり)でA級遊撃士となる。

なお、好みのタイプは「ダンディなおじ様」らしくアルゼイド子爵はドストライク。グエン老人ももう少し若ければイケるらしい。これは二年前の恩人、カシウスの影響があるのでは?と推測が立っているが真相は不明。
「女は二十代後半からが本番、男は渋ければ渋いほどいい」という持論があり、Ⅶ組一同からドン引きされている。
一方で絆イベント次第では年下のリィンともフラグが立っているようで、恋愛おみくじでも「妥協しろ(要約)」と言われている。どうなることやら。

ヴァンダイク

(70歳・CV堀井真吾)
武器は斬馬刀。帝国正規軍名誉元帥にしてトールズ士官学院の学院長を務める。
2アージュ近い身長を誇る老人。既に高齢のため一線からは退いているが武術の腕前はまだまだ衰えておらず、たまに生徒の武術訓練に混ざってくるようだ。
性格は温厚かつお茶目。学院を創設したドライケルス大帝の意思を継ぎ、若者を世の礎とするべく教育に励んでいる。
今の穏やかな姿からは想像できないが、昔は帝国軍人としてもかなりおっかない人物であったようで、その怒声は大気を震わせ遥か彼方まで響いたという伝説がある。

学院の現理事長オリビエが学院に在籍していた頃から教官(学長かは不明)を務めていたらしく、彼の恩師である。そのためかオリビエが革新派でも貴族派でもない、茨の道となる第三の道を選んだことを支持しており、彼の良き理解者として協力する。
同時にオリビエ発案の下に集ったⅦ組にも期待を寄せているらしく、旧校舎の調査依頼や異変を解決することを許可したりなど生徒には通常任せられないことを依頼している。
オズボーン宰相の軍人時代の元上司だったらしく、彼の人となりも知っている。彼のことを「オズボーンの馬鹿者」と言っていることから、強硬すぎる彼の政策を快く思っていないようだ。

馬術の経験があるようで、こっそり抜けだして参加した学院祭でのマッハスタリオンでは、巨体に似合わずもの凄い走りであったようだ。その様は可愛い女の子を撮る事以外興味がなかった写真部のレックスが思わずカメラを向けてしまうほど。
書も嗜んでいるようで、これはかつて技を磨きあった友人から勧められて始めたものとのこと。作中では明言されていないが、リィンの反応から恐らくこの友人とはユン老師のことではないかと思われる。

終章の学院攻防戦では他の戦える教官達と共に貴族連合の尖兵を迎え撃った。その戦闘力は凄まじく、あっという間に斬馬刀で敵の装甲車をなで斬りにしてしまったようだ。トマス教官が「装甲車って剣で切れるんですね~」と言っているが、普通は切れない。
第四機甲師団のエースであるナイトハルト教官が「まだまだ自分は及ばない」と言っていることから、恐らく学院最強の人物の一人である。


ナイトハルト

(29歳・松原大典)
武器は軍用サーベル。軍事学の担当教官。階級は少佐。
帝国正規軍随一の火力を誇ると言われる第四機甲師団から出向している男性。そのため軍と学院を常に行ったり来たりしており、学院に居ないことも多い。
性格は大変生真面目でありそして無愛想。軍隊仕込みのスパルタ教育が特徴で相手が貴族生徒であっても容赦はしない。だがあくまでカリキュラムの範囲に沿った教育であり、そこから逸れた「しごき」は決してしないとも述べている。
相手への呼び方は名前ではなく姓で呼ぶ(例えば、リィンならばシュバルツァー、サラ教官はバレスタイン教官と呼ぶ)。

サラ教官とは犬猿の仲で、顔を合わせる度に教育方針や生活態度やらで言い争いをしている。天敵はトマス教官で、どんなに忙しくとも彼に見つかると飲みに連れて行かれ、結局一睡もできず仕事を消化するはめになることもざらにあるようだ。

第四機甲師団のトップは《紅毛のクレイグ》ことオーラフ・クレイグ中将。つまりエリオットの父親である。そのためエリオットとは彼が士官学院に入学する前からの知り合いであり、二人で会話しているシーンも存在する。内容は不明だが、あの親ばかの中将のことである。きっとエリオットの近況を本人から聞いてこいとでも言われたのであろう。

若いながらもかなりの実力者で、第四機甲師団のエースとも称されている。五章のガレリア要塞戦ではその実力を遺憾なく発揮し、かなりの実力者である敵幹部《V》を無力化している。
また過去作に登場したオリビエの保護者ことミュラー少佐とは同期で、実力も拮抗しているらしい。

無愛想でスパルタだが生徒を思う気持ちは本物である。忙しい中でもリィン達のため水泳のコツを指導しており(無論スパルタ)、終章の学院祭におけるリィン達の演奏を軍務のために見れなかったことを、もの凄く残念がっていた。大変律儀な人物でもあり、酔いつぶれたサラ教官を背負って第三学生寮に届けたりもしている。

わざわざマスタークオーツの設定があるので、次回作でパーティーキャラとして操作できることが期待されている。続報に期待しよう。


トマス

(CV松本孝平)
武器は魔導杖。担当は帝国史・文学。そして図書館の現管理人。
本名はトマス・ライサンダー。のほほんとした性格でマイペース。図書館で資料を漁っていることが多い、というか大体図書館にいる。
とにかく歴史が大好きで、語りだすと数時間は止まらなくなる。彼の歴史テストはかなり難しかったらしく、満点は二人しか出なかったらしい。

意外にもお酒が大好きなようで、仕事帰りによく飲みに行っているようだ。その際にサラ教官やナイトハルト教官を見つけると、一緒に連れて行こうとする。とにかく話が長いからか二人は彼を苦手としており、なんとか理由をつけて(ナイトハルト教官の場合は普通に正当な理由なのだが)断ろうとしているが、成功率は限りなく低く結局連れて行かれる。

帝国のゲテモノ料理の研究のために、リィンにゲテモノ料理を作って持ってくるように頼む。全部渡すとレアクオーツが手に入るので頑張ろう。

終章の学院攻防戦では、なんと戦闘員として防衛戦に参加。しかもかなり強い。本人曰く「中世の魔法使いに憧れていた」らしく、魔導杖を用い高位アーツをバンバン使用していた。

さてこの人物、実はトワ会長と同じぐらい黒い噂が多い。理由は多々あるので詳しくは謎考察を参照として欲しいが、一番の理由は「眼鏡」で「善人」という二大要素を満たしているからであろう。この要素を満たしているため、軌跡シリーズの古参ファンは彼を見た瞬間黒幕だと疑ったとかなんとか。


マカロフ

武器は魔導杖。導力技術・自然科学・数学担当教官。
性格は非常にめんどくさがり屋。仕事はそつなくこなせるがよくサボっており、生徒達にも「赤点を取らない程度に頑張れ」と教官としてはアカン助言をしている。
喫煙家でよくサボりながら煙草をモクモク吸っている。たまに室内で吹かしてしまい教頭に叱られている。

平民クラス一年生のミントは姪っ子。めんどくさがり屋だが仕事は有能な彼に対して、ミントは頑張り屋だがトラブルメーカー。彼女が、入学してから度々起こすトラブルを耳にする度に頭を抱えている。

実はルーレ工科大学を主席で卒業した秀才で、シュミット博士の元弟子の一人。その後は帝都科学院に就職という華々しい経歴を持っている。オリビエが求めた「最高のスタッフ」に値する人物といえるが、教員に向いているとは言えない彼が士官学院で働くことになった経緯は、帝都科学院における派閥争いに対し『シュミット博士の弟子』と言う肩書が否応にもその争いに巻き込まれるのに嫌気がさしたからである。

Ⅰの終章の学院攻防戦では、戦闘員として防衛戦に参加。魔導杖と高位アーツを使用することが出来、トマス教官とともにアーツを連打して敵を殲滅した。また敵の分析も得意なようで、対アーツ装甲を纏った機甲兵を短時間で解析・装甲を無効化し、前線で戦うサラ教官達を援護した。


メアリー

音楽・芸術・調理技術を担当する。
今年度からトールズ士官学院にて働くことになった新米美人教官。
性格は大変優しく、生徒へは慈愛を持って接する聖母のような教官。そして美人。吹奏楽部・調理部・芸術部の顧問を担当しているが、どの部活にも個性的な生徒が入部しており、若干振り回されている。

本名はメアリー・アルトハイム。サザーランド州の名門、アルトハイム伯爵家のご令嬢でかなり身分の高い貴族の生まれ。
しかしあくまで今は教官としての仕事が第一らしく、上述の通り生徒へは身分問わず慈愛を持って接している。あと美人。

終章では、不穏な帝国内部の情勢を察した実家から帰還するよう通達があったようだがそれを拒否。あくまで教官の一人として生徒と共に学院に残る決意をした。学院攻防戦では、流石に戦う力はなかったようでハインリッヒ教頭と共に学院に残り、有志を集って怪我人が出た場合の処置を施すため奔走した。うん、美人だ。

余談だが、日常ではマカロフ教官との絡みが多く、彼に好意を抱いているような描写が見られる。マカロフ爆発しろ。


ベアトリクス

武器は導力ライフル。士官学院の保険医。担当は医学。
大変心優しい性格。物腰も柔らかで、誰でも受け入れる深い懐も有り保健室に来る生徒たちを迎える。

Ⅶ組とは本編で特別関わりがあるわけではないが、元猟兵のフィーの過去を知った上で暖かく迎えたり、年長者ならではの視点でリィンに教えを授けたりとかなりの善人として描かれている。また、医学の知識を応用して特性のハーブティーをよく作っており、味もさるものながら栄養価もばっちりとパーフェクトな飲み物である。よくメアリー教官と一緒に優雅にお茶会を開いている。きっと同姓の年長者として新米教官のメアリー教官の相談に乗っているのであろう。同じく同姓のサラ教官にはどう考えても相談にのるとか無理だし。
時折とんでもない威圧感を出す時があるらしく、それは自分より上の役職であるハインリッヒ教頭が、思わず畏まってしまうほど。

その正体は《死人返し》の異名を持つ元帝国正規軍大佐。激戦地に現れては敵味方問わず、物理的に黙らせた後、治療を施したというその筋では伝説となっている人。とんでもない威圧感を放つことができるのは多分このため。サラ教官の命の恩人らしく、それゆえサラ教官はこの人に頭が上がらない。
ヴァンダイク学院長からも厚い信頼が寄せられており、次期学長に推薦されている(本人は乗り気ではないが)。

終章の学院攻防戦では、現役時代の腕前を遺憾なく発揮する。武器の導力ライフルで速攻で相手装甲車を機能停止にしており、戦闘力は恐らくヴァンダイク学院長とほぼ互角。つまり学院最強候補の一人。機甲兵団到着後は、前線で戦う教官たちを援護する。



ハインリッヒ

男爵位を持っている士官学院の教頭でI組の担任。担当は政治・経済。
小言が多く嫌味な性格だが、授業自体は分かりやすいとはリィンの弁。
自身が貴族のためか伝統と格式を重んじる性格であり、割と露骨に貴族贔屓をする。しかしその事はベアトリクス教官から謎の威圧感とともに諭されて、改善した模様。

規則などに厳しく生徒からは煙たがられているが、学院長を初めとして自由すぎる教官(サボり癖がついてるマカロフとか奔放すぎて論外なサラとか)ばかりなトールズ士官学院において、彼のような教官は逆に必要なのではないかと思ったり思わなかったり。

彼なりに生徒のことは大切に思っているらしく、終章の学院攻防戦においては戦闘力がないものの学院内で生徒の指揮を取り、「私が居る限り、生徒には手を出させない」と決意を表していた。

とあるイベントからアルカンシェルのリーシャ・マオのファンであることが判明。手帳に彼女の写真を挟んで持ち歩いている。


皇族

オリヴァルト・ライゼ・アルノール

(27歳・CV子安武人)
武器は導力銃(過去作より)。エレボニア帝国の現皇帝ユーゲント三世の長子でトールズ士官学院の理事長を務める。そして、特化クラスⅦ組の創設発案者。
通称《放蕩皇子》。本編より一年前にリベールで起きた異変(空の軌跡SC参照)を視察し、リベールの白き翼「アルセイユ」にて帝都に帰還(空の軌跡 the 3rd参照)して以来精力的に公務に励むようになり、帝国の社交界では風流人として知られる。

性格は本当に皇族かと疑いたくなるぐらい自由奔放で基本的に変態。突然とぼけた変態的な発言をしては、その度に護衛で親友のミュラー少佐から突っ込まれたり怒られたりしている。
皇族ではあるが庶出のため皇位継承権は放棄しており、その分しがらみがないためか腹違いの弟と妹よりメディア露出が多い。あと性格はともあれ外見は普通にイケメンなのでファンも多く、《四大名門》のルーファス・アルバレアと社交界の話題を二分しているらしい。

表面的にはどこかちゃらんぽらんに振る舞っているが、実際は頭脳明晰な切れ者で内に秘めた思いは大変熱いものがある。対立する貴族派と革新派のどちらにもつくことを良しとせず、第三の風となって帝国の安定を計ろうとする。Ⅶ組の面子が身分混同で招集され、帝国各地に出向きその場で起こっている様々な問題を直に体験させる特別実習が実施されていたのはそのため。彼らが帝国に新たな風を吹き起こしてくれることを期待している。

それとは別に、オズボーン宰相とは個人的に敵対している。単にオズボーンの掲げる政策や手法が強引すぎるだけでなく、彼の目指すものが帝国の安定では無いことを見抜いており、その得体のしれない野望を食い止めることがオリビエの至上命題。もっとも父である皇帝からの信任も厚く、平民から人気も高いオズボーンと表立って敵対することは今のところなく、なんとかオズボーンの描いた絵図にイレギュラーを放り込み、野望を阻止しようとしているところ。恐らく軌跡シリーズを通してこの二人の戦いは続いていくと思われる。

六章にて、苦心の末に遂に完成したアルセイユⅡ番艦「カレイジャス」に乗ってⅦ組の前に姿を現す。この艦は新型のエンジンを搭載しており、船体に比して速度はかなり速い。また、貴族派にも革新派にも属さない皇族の船であるカレイジャスの艦長に帝国の武の象徴たる《光の剣匠》アルゼイド子爵を迎えたことで、目に見える抑止力として帝国内の不穏な動きを牽制する役割を期待されている。
今作では一度しか搭乗できないが、その内部は大変広く、休憩室や購買店、格納庫などがある。乗組員は中立派の第七機甲師団から出向している者も居るが、多くは民間からの出向。購買店はまだ仕入れが揃っておらず、乗組員はまだまだこれから増えると明言されているので、次回作は「カレイジャス」を拠点として帝国各地の動乱を収めて回るのでは、とも一部ファンでは予測されている。



アルフィン・ライゼ・アルノール

(15歳・CV佐藤聡美)
オリビエの腹違いの妹であり、セドリック皇太子の双子の姉。
皇位継承権は第二位。弟に万が一が発生した場合、女帝となる立ち位置。
帝都にある名門女子校「聖アストレイア女学院」に在籍している。

性格は気まぐれで悪戯っぽく、時折大胆な発言をして周囲を驚かせる。この辺は兄オリビエに似てしまったか。
同じ学院に通っているリィンの義妹、エリゼはお付きの女性であり、親友のような関係。その性格でいつも彼女を振り回している模様。

作中ではエリゼと一緒にちょいちょい登場。一時リィンのことを「お兄様」と呼んでいいかとか、園遊会で一緒にダンスを踊ってくれないかと結構大胆に誘っているが、エリゼの大反対で一応断念している。

腹違いの兄のオリビエとは気が合うようで、作中では彼のボケにどこからかとり出したハリセンで突っ込んでいた。ホントに皇族なのか…?
あとすっごく可愛いので、次回作で絆イベントがあるのを望んでいる人々が多いとか少ないとか。


セドリック・ライゼ・アルノール

(15歳・CV相沢舞)
オリビエの母親違いの弟であり、アルフィン皇女の双子の弟。
皇位継承権第一位の次期皇帝。姉と一緒に「帝国の至宝」とも表現される。
多分学校には通っていない。

性格は登場した機会が殆ど無いため判断しにくいが、大人しく、責任感がある性格だと見られる。
いずれ皇帝になる身でありながら、まだまだ知識が足りない自分を恥じており、不安に思っている。
そのため義兄のオリビエから世界情勢や政治に関する話を聞いており、兄弟仲は良い模様。

力強いリーダーシップを発揮し、皇帝からの信任も厚いオズボーン宰相のことを尊敬している。

義兄と違い女性は不得意なようで、ダンスに誘われただけで顔が真っ赤になったとか。しかしその様もまた可愛らしく、女性はもとより男性からも人気があるとかないとか。


ユーゲント・ライゼ・アルノール

エレボニア帝国の現皇帝。オリビエとセドリック、アルフィン姉弟の実父に当たる。今回初めて、プレイヤーはその尊顔を拝謁したことになる。最近は皇后共々あまり国民の前に姿を現していないご模様。
オリビエの活動に期待を寄せていると思われる発言があることから、関係は不仲ではないと見られる。
オズボーン宰相を信頼しているらしく、彼に多くの権限を与えている。一方で貴族派と革新派の対立には頭を痛めているようで、必ずしも貴族を蔑ろにしているわけではない。

…余談になるが、オリビエが変態なのは皆さん周知の通りだと思うが、彼の義妹であるアルフィン皇女もまた中々の性格で、この辺は共通している。だが、この二人は母親が異なっており、二人に共通するものがあるとすれば父親ということになる。つまり一見厳格そうな皇帝も、元々はオリビエやアルフィンのようにお茶目な性格であった可能性が…。


プリシラ・ライゼ・アルノール

エレボニア帝国皇帝ユーゲント三世のお后様。セドリックとアルフィンの実母でオリビエの義母にあたる。この方も今回初めてプレイヤーに顔見せした。
皇后さまだけあってかなりの美人。出自は不明だが、恐らく同じ皇族の娘か大貴族の息女ではないかと思われる。オリビエとの仲はよくわからないが、発言からなんとなく悪くはないように思える。



革新側勢力とその関係者

ギリアス・オズボーン

(53歳・CV中田譲治)
エレボニア帝国政府の宰相。
軍部出身で11年前に皇帝から宰相職を任命され、《鉄道網拡充政策》と《領土拡張主義》を主軸に帝国の近代化を促進している。
民衆からの人気は高いが、反面貴族派からは既得権を切り崩す存在として蛇蝎の如く嫌われており、水面下で激しく対立している。
持論である「国の安定は鉄と血によるべし」が《鉄血宰相》の異名の由来とされる。

軌跡シリーズにおいて一際大きな存在感を示す政治家。極めて高い洞察力と知識、それに加え大胆な行動力も併せ持つまさに「怪物」。シリーズでは数多くの政治家が登場してきたが、あらゆる意味で最強の人物であると思われる。
軍部の出身故か既に帝国正規軍の七割を掌握しており、《四大名門》率いる貴族派との全面対決に備えている。

自分自身を含めた全ての人間を駒とみなし、圧倒的なインテリジェンス能力を有する帝国軍情報局を駆使して着実に下準備を進め、「激動の時代」なるものを引き起こそうとしているらしいが、詳細は不明。それが例えば帝国による大陸統一といったものではないことは確かである。
オズボーンは積極的に領土の拡張を図る政策を推し進めている。その方法は政治が十分に機能せず治安が悪化して混乱している小国に軍を派遣し、場を収めてその後の首脳同志の会談で合併するという、表向きには平和的に見える方法である。しかし実際は情報局の人間を前々から合併対象国に潜り込ませており、工作活動を行っていた模様。つまり実際にはマッチポンプによる汚い手段を使って侵略的に併合していたようで、そのために恨みを抱いている人間も少なくはないようだ。また《身喰らう蛇》と繋がりもあるようで、詳しくは不明だが発言から推測すると、互いに利害関係の上で協力する関係であるらしい。オズボーンも《身喰らう蛇》の一員である、という説もあるが、彼の発言からすると多分違うと思われる。
以上のことからオリビエから敵対視されており、彼の政治的打倒こそがオリビエの宿願となっている。

終章にて、ドライケルス広場で演説中に「帝国解放戦線」リーダーの《C》に狙撃され、生死不明の状況に陥る。ただこの狙撃されることすら彼の予想通りだったと碧の軌跡でレクターが語っている。また同じく碧の軌跡のエピローグで、狙撃されたものの復活を果たし、貴族派との全面対決に勝利したと描かれているので、なぜオズボーンは胸を狙撃銃で撃ち抜かれたのに生きているのか、ということが度々議論されている。
なにか特別な人間である説や、実は《C》も革新派の仲間だった説、撃たれたのは影武者だった説やむしろ復活したほうが影武者で本物は既に死んでいる説まで様々あるが、いずれにしろ情報不足なので決め手にかける。



カール・レーグニッツ

(50歳・CV馬場圭介)
帝都ヘイムダル知事にして帝都庁長官、そしてトールズ士官学院の常任理事の一人。マキアスの父にあたる。
平民出身ながらも多数の大きなプロジェクトを成功させ、帝都庁でのし上った優秀な役人である。
性格は温厚で気さく。新聞にも好意的に書かれることが多いらしく、Ⅶ組にも協力的。若かりし頃から優秀であった事が作中で描写されている。

革新派の重要人物でオズボーンの盟友とも称され、貴族派からは警戒されている。彼自身が直接情報局や鉄道憲兵隊を指揮しているわけではないが、オズボーンの盟友という言葉が意味するところは大きく、「帝国解放戦線」の幹部《G》からは直接な恨みはないものの殺害されかけている。

終章の帝都襲撃時には間違いなく帝都に居たと思われるので、安否が気になる人物である。しかし一方で「眼鏡」で「善人」という黒幕二大要素を持っている人物なので、何か裏の顔を持っているのではないかと勘ぐっているファンも多い。



レクター・アランドール

(CV森田成一※ドラマCD)
帝国政府二等書記官にして情報局の大尉。武器は細身の剣と高位アーツ。
オズボーン宰相直属の部下「アイアンブリード」の一人。上述のように本来の姿は情報局の大尉だが、表向きは二等書記官の方を名乗っており、リィン達にもそう呼ぶように言っている。
その能力は極めて高く、彼が担当した会談は公式・非公式(殆ど非公式だろうが)問わず100%成功している。ついた二つ名は《かかし男(スケアクロウ)》。

シリーズお馴染みのキャラへとなりつつある謎めいたキャラ。前作までに見せたおちゃらけた態度は健在で、リィン達には砕けた話し方で接する。
帝国での遊撃士の活動の制限に彼が所属する情報局は大きく関わっているので、サラ教官からは嫌われており警戒もされている。
今作は「帝国解放戦線」への対応やクロスベル通商会議の準備が忙しかったためか、出番は少ない。もっぱら集めた情報をクレア大尉に提供する役割に徹していた。

過去作でも示唆されているが、クレアと違い、オズボーンに忠誠心は抱いていない。「お互いゲームをしているような関係」と社長がファルマガで述べており、オズボーンが狙撃された時も結構ドライな反応だったらしい。もっとも撃たれることも計算のうちだと分かってた上での反応だろうが。
因みに「アイアンブリード」は《身喰らう蛇》の執行者と違って、仲間内で結構仲が良いらしい。

クロスベルでの一件が終わった後に、帝国入りすることは前作から確定しているので、活躍が期待されるキャラである。



クレア・リーヴェルト

(24歳・CV松来未祐)
武器は導力銃。帝国正規軍・鉄道憲兵隊に所属する切れ者。階級は大尉。
《氷の乙女(アイスメイデン)》の異名を持つ、オズボーン宰相直属の部下「アイアンブリード」の一人。
鉄道網が敷かれている場所には何処にでも介入できるという特権が認められているようで、領邦軍からは最大限に警戒されている。

設定が公開された当初は《氷の乙女》という異名から、冷酷な人物であることが予想されたが、蓋を開けてみると年下のリィン達にも敬語を使う物腰の柔らかい人物であった。無論大局を冷静に分析し、時に冷酷ともとれる判断を下す軍人らしい一面も持っている。

リィン達とは一章が初対面で、その後もちょくちょく登場しⅦ組に助言を与えたり時に協力を要請したりする。彼女も士官学院に在籍していたことがあり、リィン達より数回上の卒業生。なので個人的にⅦ組には期待を持っており、応援しているとのこと。同じ「アイアンブリード」で情報局所属のミリアムとは姉妹のように仲が良い。レクターとは絡みがないので不明だが、よく情報を貰っているらしい。

作中で導力演算器並みの頭脳を持っている切れ者として紹介されている割には、あまり作中で目立った活躍がなくファンからの評価はあまり高くない。しかし対応できる場面では適切な対応を迅速にこなしており、無能という評価は当てはまらない。
三章と五章の事件についてはそもそも管轄外であろうし、四章のテロ行為も皇太子と変態皇子への襲撃は完璧に対応しており、皇女への襲撃も近衛兵が出張らなければ対応できていたと思われる(恐らく皇女には鉄道憲兵隊が出張って来れないことを見越した上での、皇女への襲撃だろうが)。
六章でも領邦軍の妨害に邪魔されたが、すぐに皇帝から調査許可状を貰えるよう手配しており、鎮圧自体は迅速であった。
そもそも、領土がリベールやクロスベルの比ではなく、貴族派の妨害も予想される現状のエレボニア帝国において、神出鬼没のテロリストの(しかも貴族派が肩入れしている)活動に完璧に対応するなど困難な話である。それでこれだけの対応が出来たのだから十分ではないだろうか。
もっともルーファス相手には鉄道憲兵隊の穴を指摘されたり、オズボーン狙撃後は激高するあまり《C》を取り逃がしてしまったりと完璧超人ではないことは確かであるが、無能などという評価は不当であることもまた同様であろう。

部下を使って後始末をしたりテロに警戒したりと優れた指揮官タイプのキャラだが、個としての戦闘力も高く《身喰らう蛇》の人形兵器を導力銃で瞬殺していたりする。部下の練度もかなりのものらしく、まさしく精鋭部隊と言えるだろう。
次回作の展開次第だが、パーティーキャラとして使用できることが期待されている。続報を待とう。
と思っていたら3月の新情報で仲間として加入することが確定した。とある理由で部隊から別行動をとっており、私服姿で隠密行動を取りつつリィン達に協力するらしい。太ももがなんともエロい新衣装である。

余談だが、ミリアムの見立てによると仕事が忙しすぎて彼氏は居ないのでは、とのこと。またサラ教官からは男性経験が乏しいんじゃない? とも予測されている(人のことを言えるのだろうか)。

姓の「リーヴェルト」は、ヨシュアのハーモニカのメーカーである帝国のリーヴェルト社と同じことから、今後何らかの関係があるのではないかとも推測される。
メーカーについては、空の軌跡SC第四章でカシウスが確認している。

帝国正規軍

オーラフ・クレイグ

帝国正規軍最大火力を誇ると言われる第四機甲師団を率いる中将。猛将と知られ《紅毛のクレイグ》との渾名で呼ばれている。
エリオットとその姉フィオナの父親でもある。エリオットが音楽院に行くことを猛反対し、彼にその道に進むことを断念させた。

それまでのエリオットの話から厳格な帝国軍人かと思いきや…ガレリア要塞では今作随一の親バカキャラを披露してくれた。
だが実力は確かなようで、直接な戦闘シーンはないが彼の鋭い眼光だけでリィンやラウラといった実力者が怯んでいる。エリオットも彼の力強さは誇らしく思っている様子。
アルト通りの地元民からは英雄視されており、帝国最強とも言われている。恐らく《光の剣匠》と並ぶ人物。

「西風の旅団」の団員から、彼が率いる第四機甲師団は貴族派の機甲兵団に喰らいついてくる部隊の一つとして挙げられている。なので次回作では彼の戦闘シーンが見られる可能性は高い。親父は強い、がセオリーの軌跡シリーズなので是非とも期待しよう。


ゼクス・ヴァンダール

帝国正規軍の第三機甲師団を率いる中将。北部国境のゼンター門の司令官を兼任している。
《隻眼のゼクス》との渾名を持つ帝国内で五本の指に入ると言われる名将でもある。

「アルノール家の守護者」と謳われる武の名門ヴァンダール家の出身であり、相当武術に長けている。同時に優れた用兵家としても知られており、作戦において自軍に死者が出ないようにするその指揮力から、部下からの信頼は絶大である。

ゼンダー門に移動になった際に、ノルド高原を探索していたら狼型魔獣の群れに囲まれてしまう。さてどうしたものかと相手との間合いをはかっていたら馬に乗ったガイウスがさっそうと現れ、魔獣を追い払ったという。この出会いをきっかけとしてノルドの民及びガイウスと親交を深めるようになり、ガイウスが士官学院に入れるように推薦した。

一昨年のリベールの異変(導力停止現象)にあたって宰相の命に背き撤退した為、辺境のゼンター門へ左遷されたといわれている。
因みにミュラーは甥にあたる。

彼の率いる第三機甲師団は、貴族派の機甲兵団に対抗できる部隊の一つとして挙げられている。次回作でどう活躍するか期待したい。


ミュラー・ヴァンダール

武器は大剣。帝国正規軍第七機甲師団に所属する少佐。ナイトハルト教官と並び若手の双璧と言われている。
出番は少ないが今作でもオリヴァルト皇子の護衛として登場し、彼へのツッコミは健在。

彼の所属する第七機甲師団は神速の部隊であるらしく、貴族派の機甲兵団に対抗できる部隊の一つとして挙げられている。


ワルター中将

帝国正規軍第五機甲師団長にして、ガレリア要塞守備隊司令官。
THE帝国軍人という感じの頭の堅い中年男性。会って早々リィンに「筋肉が足りないのではないか」とか文句をつけてくる。また元遊撃士のサラ教官のことも快く思っていない。

最近導入されたばかりの「導力ネット」をハッキングされ主力戦車「アハツェン」を20台ほど遠隔操作された挙句、「帝国解放戦線」に多数の団員を殺害され「列車砲」を奪われるという大失態を犯している。前者については技術が遥かに進んでいる《身喰らう蛇》の協力がテロリスト側にあったのだから仕方ないとしても、後者に関しては無能としか言い様がない。いくらテロリストが急襲してきたからといって、安々と最重要防衛対象である「列車砲」を奪われているあたりもう弁護のしようがない。というか暴走戦車をクレイグ中将に任せておいて、このおっさんは何をしていたんねん…。

上記のような大失態を犯したにも関わらず、何故か総司令官の地位はなんともなかったらしい。帝国軍の人事は本当に大丈夫か…?
クロスベル侵攻の際も司令官として要塞で指揮を採っていた。恐らく碧の軌跡で「列車砲」の発射指示を出したのはコイツ。その後は要塞の一部とともに神機「アイオーン」の攻撃に巻き込まれ、要塞ごと消滅した。一応軍の公式見解では殉職扱いになっているが…。


四大名門

ルーファス・アルバレア

(27歳・CV平川大輔)
《四大名門》の一つアルバレア公爵家の跡取り。そしてトールズ士官学院の常任理事の一人である。
ユーシスとは腹違いの兄弟。だが兄弟仲は大変良く、ユーシスに貴族としての振る舞いや伝統的な宮廷剣術を教えている。
貴族派きっての貴公子と言われ、社交界の話題をオリビエと二分しているらしい。

性格は気さくで、大貴族であることを驕り高ぶることなく、平民を見下すような発言は一切しない非常に良く出来た人物である。
一方で貴族制度は現在の帝国において必要であるという確固たる信念を持っており、その辺りのことでマキアスの父で同じ常任理事のカール・レーグニッツと議論を交わしている。
革新派とも対立する姿勢を見せているようで、帝国各地にいる有力貴族を訪れては革新派を抑えようとしているらしい。

ただ貴族派を盲信しているわけでもなく、父であるアルバレア公爵とも考え方は違うようだ。ユーシスにも「おまえなりに見極めろ」と発言しており、彼は彼なりに独自の考えを持って行動していると思われる。

恐ろしいほど頭が切れ、貴族派に全面協力しているように見え実際はそうではない、ということから一部ファンからは黒幕ではないか?という疑惑を抱かれている。例えば《身喰らう蛇》の使徒とか執行者とか。いずれにしろ、立場的にリィン達Ⅶ組と敵対するのはほぼ間違いないと思われる。果たして彼と相対する時に、ユーシスがどのような決断を下すのか、期待して続編を待とう。


カイエン公爵

《四大名門》の筆頭格である大貴族。
帝国西部ラマール州に領地を持ち、帝国五大都市の海都オルディスに本拠を置く。

貴族連合内の主導権をアルバレア公との間で争っているも、基本路線は同じである模様。
元《西風の旅団》に属した猟兵を私的な護衛として雇っている。

前作「碧の軌跡」では、テロリスト・リーダー(=ギデオン?)より「カイエン公や例の連中もまた力になってくれる」との言及があり、背後で暗躍している様子が伺える。



アルバレア公爵

《四大名門》の筆頭格である大貴族。ユーシスとルーファスの父親にあたる。
帝国東部クロイツェン州に領地を持ち、帝国五大都市の公都バリアハートに本拠を置く。

ユーシスとの親子仲は最悪。ユーシスはなんとか父親と触れ合おうと思っている節があるが、彼は平民の妾に産ませた子に興味などないらしく徹底した無干渉を貫いている。嫡子のルーファスとの仲は不明だが、掲げる思想は同じではない様子。

突然の大増税で領民からは不満の声があがっている。七耀教会の方からも諫めの手紙が送られているようだが、聞く耳は持っていない。
貴族連合内の主導権をカイエン公との間で争っているも、基本路線は同じである模様。



ログナー侯爵

《四大名門》の一角である大貴族。アンゼリカの父親にあたる。かなりのガタイの大男。
帝国北部ノルティア州に領地を持ち、帝国五大都市の鋼都ルーレに本拠を置く。

娘のアンゼリカとの仲は最悪。彼の強硬策をアンゼリカは嫌っているらしく絶賛反抗期中。六章の鉄鉱山の件ではブチ切れて、アンゼリカを士官学院から退学させた。その後、学院祭には行かせて欲しいという彼女の望みを叶えてあげる代わりに、お見合いを受けさせているようだ。

貴族派、《四大名門》内でも強硬派。増税により領民からは不満の声があがっている。
弟のハイデル・ログナーはラインフォルトグループ「第一製作所」の取締役である。またラインフォルトグループの大株主でもあるので、そちらの方にもある程度影響力はあると思われる。



ハイアームズ侯爵

《四大名門》の一角である大貴族。パトリックの父親にあたる。
帝国南部サザーラント州に領地を持ち、帝国五大都市の旧都セントアークに本拠を置く。

《四大名門》内では穏健派?のようで、他の《四大名門》のように大増税は行っておらず、領民からも不満は出ていないようだ。
6章終了後、帝都・バルフレイム宮にて直接会ったリィンは「《四大名門》の他の大貴族と比べて人当たりは良かった」と評していた。


貴族連合

オーレリア・ルグィン

通称《黄金の羅刹》と呼ばれている帝国軍の将軍
伯爵家当主でラマール領邦軍の総司令で帝国2大流派のアルゼイド流とヴァンダール流を収めた人物

ウォレス・バルディアス

通称《黒旋風》と呼ばれる帝国軍の准将
槍術を振るう豪傑でノルドの血を引いている
爵位は男爵


その他帝国貴族

ヴィクター・S・アルゼイド

(43歳・CV安元洋貴)
武器はアルゼイド家に代々伝わる宝剣「ガランシャール」。ラウラの父で、アルゼイド子爵家の当主。
帝国東部クロイツェン州に属する湖畔の町レグラムの領主を務める。

帝国内でヴァンダール流と双璧をなす武門、アルゼイド流の筆頭伝承者であり、《光の剣匠》の名で呼ばれる帝国最高の剣士。そして今作のチート親父枠。
彼の武勇は娘のラウラをして「人間離れしている」と言われており、《剣帝》レーヴェや《風の剣聖》アリオス等と互角の腕前を持っているとされる、要は「理」クラスの達人。リィンの師である《剣仙》ユン・カーフェイとも知り合いで、何度か手合わせをしたことがあるようだ。
帝国の武の世界でその名は知れ渡っており、帝国正規軍や領邦軍の指導をしているらしい。本人はあくまで中立を保っており、革新派・貴族派双方ともに協力する気はない。

初登場は五章のレグラム実習にて。その時リィンの奥底に眠る「力」と彼が抱える悩みに気づき、手合わせを通してリィンに道を示した。その後、《四大名門》筆頭カイエン公爵がレグラムを来訪。貴族派の会合に参加を要請されるがこれを拒否、結局カイエン公爵に「余計なことはするなよ」と釘をさされその場は収まる。これによって貴族派と革新派の対立が行き着くところまで来ていることを察した彼は、中立派の貴族を訪れ、何らかの対策を取ろうとレグラムを後にする。

後にオリビエの要請によって、アルセイユⅡ番艦カレイジャスの艦長に就任する。これは貴族派でも革新派でもない、第三の風であるオリビエに協力することによって、帝国内の争いを沈静化しようという考えからきた行動だと思われる。

今作随一のチートキャラで、リィンとの手合わせ時にはリィンが覚醒し、目にも留まらぬ速度で斬りかかっていったが、いとも容易く叩きのめしている。また先に述べたカレイジャスも、「彼が艦長に就任することで目に見える抑止力として効果を発揮するようになる」と、もはや個人に与えられる評価ではない。次回作は彼の武勇がもっと発揮されると思われるので、期待が高まる。敵対する可能性は少ないと思われるが、前作のアリオスの例があるので、まだなんとも言えない状況である。


エリゼ・シュバルツァー

(15歳・CV後藤沙緒里)
シュバルツァー男爵夫妻の息女。リィンの義妹にあたる。
帝都の名門「聖アストライア女学院」に通っている。性格は貴族の子女らしく礼儀正しくお淑やか。
リィンの事を実の兄のように慕っていたが、彼が義兄であることを知ってからは余所余所しい態度をとるようになる。この事についてリィンは「男の兄妹を疎ましく思うようになった」と解釈し、寂しがっていた。

無論プレイヤーの多くはプレイ前から感づいていたことだと思うが、実際は疎ましくなんて全く思っておらず、ただ義兄だと知ったことによりリィンを異性として見るようになってしまった事が、上記の余所余所しい態度の理由である。
作中で明確にリィンに好意を寄せている女性であり、彼女の思いが届くことを願っているファンが多いとかなんとか。なお、母親はリィンとエリゼがくっついたら安心なのにと思っている模様。

同じ女学院に通っているアルフィン皇女とは身分が違えども親友のような関係で、彼女にはリィンへの思いなども打ち明けている模様。作中の登場場面も大体アルフィン皇女と一緒。夏至祭の園遊会にも誘われており、なんと皇女と一緒の車に乗って皇城バルフレイム宮から出発している。あくまで皇女付きの女性という立場とはいえ、《四大名門》も真っ青の待遇である。

ただ園遊会も一緒だったのが原因で、皇女を狙ったテロに巻き込まれ、一緒に人質として囚われてしまう。その後は何やかんやあってリィン達が助けに来て、彼女たちは薬品によって意識を失う事になるが、なんとか救助される。
爆破された地下通路から脱出する際、意識がないエリゼはリィンに抱えられながら脱出するのだろうと思っていたら、何故かリィンが抱えたのはアルフィン皇女の方であった。なんでさ。

今作ではパーティーキャラになることもなく、また住んでる場所も違うため絆イベントは残念ながら一切なかった。このままではいくらなんでも可哀想すぎるので、次回作こそは!と思うが果たしてどうなるんだろうか。

2014年に発売される次回作のスクリーンショットでは、《灰の騎神》ヴァリマールによく似た騎神の前で佇んでいるエリゼの姿が公開された。この騎神がヴァリマールなのか、それとも新しい個体なのかは分からないが、もし後者であった場合エリゼもライザー候補者であったという可能性が出てくるが…。
3月の新情報で、戦闘に参戦するかどうかはまだ未定だが、人気が高いために可能性はかなり高いというエリゼファン歓喜の情報がもたらされた。
5月、ついに参戦が決定。レイピアを武器に戦う。リィンとお風呂でいちゃいちゃするシーンも掲載される。

テオ・シュバルツァー

(CV遠藤守哉)
帝国北部の温泉郷ユミルを治める貴族。爵位は男爵。リィンの義父にあたる。
立場としては中立派。また、最下級の男爵位でありながらシュバルツァー家は古くから皇族と縁があるため、知名度はかなり高いようだ。

「領主は領民に寄り添うべし」を信条としているらしく、平民への偏見は一切なく領民からの支持も強い。リィンが貴族らしからぬ性格なのも彼の教育方針のため。ただ楽器の扱い方や馬術、カメラの使用方法など貴族らしい教養は身につけさせている。
狩りが趣味のようで、領地では狩り道楽の日々を送っているらしい。また彼の狩り好きは広く知られているようで、ユーシスの兄であるルーファスはかつて狩りの手ほどきを受けたことがあるという。

十二年前の雪が降る日に記憶を失った浮浪児・リィンを養子へと迎えた。しかし得体のしれぬ浮浪児を養子へ迎えたことに関して周囲の貴族は強く非難し、そのことが疎ましくなったのか社交界に出ることもなく領地に引きこもってしまった。

ゲーム本編では登場しないがドラマCDにて登場する。エリゼのリィンに対する想いに気づいているようで、応援しつつも「エリゼをそう簡単にはやれん」と親バカな一面を垣間見せた。


ルシア・シュバルツァー

(CV大越多佳子)
シュバルツァー男爵夫人。リィンの義母にあたる。

こちらもドラマCDでのみの登場。かなりの美人で、エリゼは母親似であるようだ。
夫婦仲も極めて良好。リィンには実の息子のように接し、彼のことを深く愛しているようだ。

エリゼの想いには気づいており、夫と共に二人を見守るつもりのようだ。



ラインフォルトグループ

イリーナ・ラインフォルト

(40歳・CV住友優子)
帝国最大の重工業メーカー、ラインフォルトグループ会長にしてトールズ士官学院常任理事の一人。
アリサの実母であり、親にラインフォルトグループ前会長のグエンが居り、使用人としてシャロンを雇っている。
性格はグループの利益を最優先とする冷徹なもの。家庭を顧みなかったことと、実の親であるグエンを強引なやり口で会長職から引き摺り下ろしたこともあり、アリサとの親子仲は深刻なものとなっている。

元々は仕事で多忙ながらも家族を大切にする心優しい母親であった。しかし技師である夫、つまりアリサの父親が亡くなってからは仕事に没頭するようになり今の性格になる。「列車砲」や主力戦車「アハツェン」、豪華飛行客船「ルシタニア号」はたまた新型戦術オーブメント「ARCUS」の開発にも関わっており、常に帝国全土を忙しく飛び回っている。その忙しさはまともに食事すらとらず、全食栄養バーで済ませようとするほど。
また効率性重視のために独立採算方式を導入しているらしく、各開発部の詳しい状況は会長である彼女でも把握しきれていないという。

アリサのことを嫌っているのではなく、むしろ自身の後継者として期待を持っているかのように見える。六章の鉄鉱山時でも、アリサの思いと成長を認め鉄鉱山に通じる地下道のカードキーを託している。

だがなぜここまで仕事に没頭するようになったのかはまだ明かされていない。夫の死を境に変化したのなら、その夫の死の原因になにか秘密があるのでは、という推測が立っているが情報不足でこれ以上のことは判断できない。
また休暇中とはいえ執行者のシャロンを雇っていることにも注目が集まっている。シャロンが《身喰らう蛇》の執行者であることを知っているかどうかは不明だが、明らかにただのメイドに与えるとは思えない指示を出しているので、多分知っていると思われる。《身喰らう蛇》との繋がりがあるのか、また機甲兵団を作った「第五開発部」について知っていたのかどうかが次回作の見どころになると思われる。


グエン・ラインフォルト

アリサの祖父にしてラインフォルトグループの前会長。
性格はお茶目でかなりのスケベ。シャロンを自分専属のメイドにならないかと誘ってはいるが断られている。

ラインフォルトグループの基盤を作った偉大な人物だが、娘のイリーナに会長職を追われてからは生まれ育ったルーレ市を離れ隠居生活を送っている。
ノルド高原にある湖の麓に別荘を建て、一年の半分はそこで暮らしているらしい。もう半分は帝国各地を放浪して友人たちを訪ねているとのこと。
技術者としての腕もかなりのもので、ガイウスを初めとするノルドの民はかなりお世話になっているらしい。

彼がラインフォルトグループを離れた本当の理由は、外からラインフォルトグループを見極めるためである。「列車砲」という戦術的価値もない、単なるクロスベル市民への虐殺兵器を作り上げてしまったことから、彼は猛烈に後悔しどこで道を間違えたのか考えるようになる。ちょうどイリーナの策略により会長職を失ったので、グループの外に出て見極めようとしているのである。

娘とは不仲ではあるが最低限度の連絡は取り合っているらしく、アリサ達がノルド高原を訪れることも知っていた。終章で顔を合わせた時は互いの意見をぶつけあいながら一歩も譲ろうとしないという、なんだか空のラッセル&エリカ親子を思い出させる光景を披露した。



帝国解放戦線

クロウ・アームブラスト

帝国各地でテロ活動を行う「帝国解放戦線」のリーダー。
武器は暗黒時代の遺物である「ダブルセイバー」。実力は凄まじく、最低でもサラ教官並みの力量であると思われる。

リィン達との初対面は四章のテロ発生時。計画が壊され切り札も失った同志の《G》ことギデオンが、半ば自暴自棄になってアルフィン皇女に刃物の切っ先を突きつけたところで登場。彼を嗜めて、皇女とエリゼを開放した。その後本人に戦闘の意思はなかったが、当たり前だが見過ごすわけにもいかず交戦。リィン、ラウラ、フィーというⅦ組でも実力者である彼らが三人がかり挑んだが、完敗する。
逃亡する直前に、自身らの組織名である「帝国解放戦線」の名と、オズボーン宰相を狙っていることを仄めかす発言をし、姿を消す。

再登場するのは六章の鉄鉱山でのテロ発生時。《V》ことヴァルカンら同志たちに殿を買って出て、結社から借り受けたと思われる人形兵器と共に交戦。設定的にもゲーム的にも凄まじい強さを誇ったが、なんとか勝利を収める。しかし一瞬のスキを突かれ逃走。飛行艇で鉄鉱山から脱出を図ろうとする。直後に鉄道憲兵隊の援軍が来るが、領邦軍が邪魔をし撃墜はできず、このまま逃げられるかと思われたが飛行艇が突然爆発。そのまま谷底へと落下し、《C》を含めた乗組員全員が死亡し、「帝国解放戦線」は崩壊した…かに見えた。無論、大多数のプレイヤーが想像した通りフェイクだったが。


貴族派からの支援や今までの仕込みが功をなし、情報局と鉄道憲兵隊の裏をかくことに成功し、ドライケルス広場にて演説するオズボーン宰相の狙撃に成功する。直後に情報を掴んだクレア大尉に遭遇。彼が大分昔に帝国に取り込まれ、「ジュライ特区」となった「ジュライ市国」出身であることが明かされるが、それ以上の情報は今のところない。

その後、彼がリィンと同じ《ライザー》であることが判明する。オズボーンの狙撃をやり遂げた彼は、クレア大尉をやり過ごし《蒼の騎神》オルディーネに搭乗して士官学院を襲撃。リィンの《灰の騎神》ヴァリマールと一騎打ちの死闘を演じる。騎神の武器は勿論《C》と同じ「ダブルセイバー」。BGMと相まって大変切ないこの戦闘、難易度ハード以上だと運要素が絡んでくるので、ここでノーコンテニュークリアの野望が潰えたプレイヤーが数多いるらしい。
結果はリィンの勝利に終わるが、ここでクロウは奥の手を発動。具体的に何をしたのかは分からないが、《蒼の騎神》の戦闘力が向上し、リィンは一撃で敗れる。そして、リィンはⅦ組の面々に逃がされる形で強制離脱。クロウは無力化するべく彼らに剣を振り、今作はEDを迎える。なんとも反則(販促)な終わり方である。

クロウの容貌をよく見ると、銀髪で赤目であることが分かる。これは、覚醒したリィンの特徴と似通っており、二人が何らかの関係を持っていることはほぼ間違いないと思われる。なお彼が《蒼の騎神》を操縦できるのは、エマがリィンを導いたように、彼女の「姉さん」ことヴィータがクロウを導いたがためと思われる。


スカーレット

(22歳・CV西川宏美)
武器は法剣(テンプルソード)。
「帝国解放戦線」の幹部メンバーで、仲間達からは《S》と呼ばれる妖艶な女性。
性格はかなりのS。そしてテロリストらしく躊躇いなく人を殺害する冷徹な面も持っている。

五章にてガレリア要塞に、「列車砲」を抑えるべく部下とともに襲撃。守兵を殺害しながら「列車砲」にてクロスベルに居るオズボーン宰相を吹き飛ばそうと行動する。しかし、その作戦はサラ教官率いるⅦ組A班によって阻まれ失敗に終わり、飛行艇にて逃走する。その後はしばらくフェードアウト。

本作の最終盤、貴族連合軍による帝都の電撃占領直後に、帝国解放戦線の機甲兵団や領邦軍と共にトリスタを襲撃。自身も隊長用の機甲兵「シュピーゲル」に搭乗し、部下と共にトリスタ東口を襲撃した。
隊長機に搭載されている《リアクティブアーマー》を使い、東口を防衛していたⅦ組を圧倒したが、直後にリィンの呼び掛けに応じて目覚めた《灰の騎神》ヴァリマールが登場。
ヴァリマールに乗り込んだリィンとの戦いに敗れ、無力化されている。

「帝国解放戦線」に参加した理由はオズボーン宰相の《鉄道網拡充政策》により故郷を失ったため、と本編では言われているが本人の口から出た言葉ではないので断言はできない。
武器の法剣は、七耀教会所属の星杯騎士が使用しているものなので、彼女も元は星杯騎士ではなかったのか、という推測が立っている。


ヴァルカン

(32歳・CV藤本たかひろ)
武器は重ガトリング砲。とてつもなく巨大な武器だが、これを素手で振り回す。
「帝国解放戦線の幹部」メンバーで、仲間達からは《V》と呼ばれている。
性格は好戦的で躊躇いなく人を殺せる冷徹なもの。

五章ではスカーレットと共に「列車砲」を狙いガレリア要塞を襲撃するが、こちらはナイトハルト教官率いるⅦ組B班に阻まれる。
六章で再び登場。鉄鉱山と作業員の開放のために侵入してきたリィン等Ⅶ組+アンゼリカと交戦。一度は敗れるが、最強クラスの猟兵のみが放つ黒い闘気を纏い戦闘を続行しようとする。結局殿に来た《C》に止められ、部下とともに撤退する。

貴族連合による帝都の電撃占拠の直後、領邦軍と共に帝国解放戦線の機甲兵団の一員としてトリスタの街を襲撃。隊長機に搭乗し、西口を防衛する士官学院の教官勢やシャロンと交戦している。

正体は、《猟兵王》からも好敵手と認められていた猟兵団《アルンガルム》の元団長で、唯一の生き残り。
猟兵団としてはそこそこのランクで、《西風の旅団》のような大物を相手に無茶することもあったが、新人が入った時は簡単な仕事ばかり請負うなど、手堅く仕事をこなすことを信条としていた。
ある時、その当時の貴族派から、宰相になりたてのオズボーンを脅しつける依頼を受けたが、その事を見抜いていたオズボーンによって返り討ちにされ、投降する間もない徹底的な殲滅戦を仕掛けられた末、自分以外の団員を皆殺しされている。
そのため単なる逆恨みに過ぎないと自覚しつつも、オズボーンに復讐し部下を弔うために帝国解放戦線に参加している。



その他


セリーヌ

(CV相沢舞)
トリスタ市内で度々見かける黒猫。かなりの別嬪さんで、見かけた人がほとんど「かわいい猫」という評価をしている。
なんでもエマの友達で、飼っているわけではないが世話をしている。

やはり軌跡シリーズにまともな動物キャラはいないようで、この猫普通に喋る。発売前は前作・前々作にも登場した「至宝の守護者」ではないかと噂されていたが、プレイしているとどうも違うような印象を受ける。
もっともエマの正体と共に分かっていない事のほうが多いキャラなので、断言はできないが。

《身喰らう蛇》についても知っている模様。五章にて登場したアリアンロードを見て《鋼の聖女》と発言しているのでこれは間違いない。しかしどういう関係なのかはやはり不明。

色々謎が多いが、なんやかんや猫には違いないようでミルクとかあげると凄い喜ぶ。いろんな時間帯にどこかに居る彼女にミルクをあげ続けると、特別実習の初日にゼラムパウダーやゼラムカプセルをくれたりする。


トヴァル・ランドナー

帝国の遊撃士協会に所属する遊撃士。
レグラム支部担当だが、とある事情で帝国には遊撃士が少ないので忙しく飛び回っているようだ。

初登場は二章のバリアハートにて。元同僚のサラ教官に頼まれてリィン班のことを見守る。マキアスが囚われた時はさりげなく地下水路のことをリィン達に教えたり、サラ教官に連絡を取ったりと陰ながら頑張っていた。
再登場は五章のレグラムにて。ラウラとは以前から知り合いだった模様。リィン達に特別実習として遊撃士の手伝いをさせる。
《身喰らう蛇》の人形兵器がレグラム近郊に放たれていたことから嫌な予感を覚え、中立の貴族達の説得に向かおうとするアルゼイド子爵に同行を申し入れレグラムを留守にする。
六章でアルセイユⅡ番艦カレイジャスに乗りして三度登場。サラ教官と情報交換をし、リィンに遊撃士になることを勧める。
終章でも僅かに登場。サラ教官とともに情報屋のミヒュトと出会い、クロスベル情勢について聞いていた。

零の軌跡プレストーリー「審判の指輪」のキャラクター。漫画のキャラだったが、今作で大出世し遂に本編(ゲーム)に登場した。
その時にエステル・ヨシュアの夫婦と共にとある事件の解決に尽力しており、その実力は中々のもの。戦闘スタイルは高位アーツを使用するアーツ使い。二人の親父であるカシウスとは知り合いで、「帝国ギルド連続襲撃事件」でサラ共々お世話になったらしい。

実は娯楽小説「カーネリア」に登場する人物トビーのモデルとなった人物。情報屋のミヒュトが実話を元に色々脚色して執筆した小説らしく、ミヒュトには昔かなり世話になった模様。因みにトビーと呼ばれていたことは本当らしいが、本人はあまり呼ばれたがらない。
なお、同じく小説の登場人物であるヒロインのカーネリアのモデルは星杯騎士団所属、守護騎士第一位アイン・セルナート総長である。当然知り合いで交流があり、会う度にからかわれている。なんとなくただならぬ関係っぽいが真相は不明。

彼自身の実力も高いが、実は交友関係が凄まじい。遊撃士関係では元A級遊撃士のサラ教官や《剣聖》カシウスと《風の剣聖》アリオス、レグラム支部担当なので領主の《光の剣匠》アルゼイド子爵とも知り合いで信頼もある。裏情報に詳しいミヒュトとは古くからの知り合いで、何より守護騎士第一位で軌跡世界最強候補の一角である《紅耀石》セルナート総長とは軽口を叩きあえる仲である。ぶっちゃけ情報局のブラックリストに乗っていてもおかしくない交友関係である。

この度発表された2014年に発売される続編にて、トヴァルが操作できるようなスクリーンショットが公開されファンの期待が高まっている。その際担当する声優はおそらくドラマCDでも担当された杉田智和になると思われる。いずれにしろ期待が高まるばかりである。
3月の新情報でトヴァル(CV杉田智和)の参戦が確定した。リィンとは意外な場面で再開するそうだが…。それなりの武術と高速アーツで敵を殲滅する戦闘スタイルのようだ。


ユン・カーファイ

《剣仙》と謳われる剣客。「八葉一刀流」の創始者にしてリィンの師匠。彼からは老師と呼ばれている。
軌跡シリーズで名前だけは登場していた人物。《剣聖》カシウス・ブライトや《風の剣聖》アリオス・マクレインの師匠でもあり、遊撃士であるアネラス・エルフィードの祖父に当たる。

情報がかなり少なかったが、今作である程度人物像が浮き上がってきた。どうやら大陸各地を放浪しており、ふらっと現れてはふらっといなくなる気ままな人物なようだ。リィンの父であるシュバルツァー男爵と親交があるようで、朝まで飲み交わしたらしい。また弟子のリィンのことを気にかけているようで、シュバルツァー男爵に手紙と、リィンが一壁乗り越えたら渡すようにと「八葉一刀流」中伝の巻物を預けている。
実力は老いた今も健在なようで、《光の剣匠》アルゼイド子爵と互角に試合をしたらしい。つまりチート。
名言こそされていないが、ヴァンダイク学院長と友人関係であるようだ。帝国正規軍名誉元帥の彼と何処で知り合ったのかは分からないが、交友関係はかなり広いと思われる。

次回作での登場が期待されているキャラだが、社長がインタビューで「「白き魔女」のゲルドと一緒」「謎のままのほうがいいかもしれない」という発言をしているため、登場は確定していない模様。「登場の機会もあるかもしれません」とも発言しているので、希望を捨てず待ち続けよう。


ミヒュト

トリスタ市内の外れにある質屋《ミヒュト》の店主である中年男性。基本的に無愛想で、商店街の集会にも参加することはないが悪人ではなく、各地へ実習に行くⅦ組を気にかけたり助言したりしている。
質屋なので金貸しも行っているが、学生に金を貸すことはまずしない。学生からしたら交換屋か、珍しいものを仕入れてくれるよろず屋といった扱い。
過去に物書きだったこともあるようだが、本人曰くそちらも副業であるらしい。

正体というか本業は情報屋。それもかなりの腕前である。通常表では流れない裏社会についても詳しく、「赤い星座」の動向についてもよく知っているようである。現役遊撃士であるトヴァルや元同僚のサラ教官は今でも彼を情報屋として頼っているらしく、最近不安定なクロスベル情勢について尋ねていた。

実は空の軌跡にも今作にも登場する小説「カーネリア」の作者である。実話を元に作った話らしく、彼も同名の人物として登場する。殺され役だが。因みに主人公のトビーのモデルは遊撃士トヴァル。昔面倒を見ていたそうなので、だいたい小説通りの過去だったと思われる。またヒロインのシスターのモデルは守護騎士第一位アイン・セルナート総長である。本編で絡みがないので詳細は不明だが、トヴァルとセルナート総長は旧知の仲なので、彼も同じく旧知の仲だと思われる。


フィオナ・クレイグ

帝都ヘイムダルにあるアルト通りに家を持つ赤毛の女性。エリオットの姉に当たる。
性格は穏やかで心優しい。職業は音楽家で、近所の子供達を相手に音楽教室を開いている。

弟のエリオットを溺愛しており、実習で久しぶりに帰ったエリオットを見るなり力強く抱きしめていた。零・碧に出てきたセシルを彷彿させるブラコンっぷりである。
帝国正規軍に務める父親との仲も良好なようで、終章では共に学院祭を訪れていた。この時エリオットに会って暴走する父親を笑顔のまま強い威圧感を出し、黙らせている。父親曰く「母さんに似てきた」とのこと。

貴族派による帝都占領時にも自宅に居たと思われるので、猛将である父親を身動きさせないため人質に取られる可能性があり、安否が心配される。


ウォーゼル家

ノルド高原に住むガイウスの家族。Ⅶ組には珍しく、両親ともに健在である(リィンは浮浪児だしフィーも孤児。エマとミリアム、クロウは家族構成不明で他は片親しか居ない)。
具体的には父親のラカン、母親のファトマ、次男のトーマ、長女のシーダ、次女のリリである。

家族全員心優しい性格で、実習に来たリィン等Ⅶ組A班を歓迎した。最終日には短い滞在であったにもかかわらず、妹二人は別れに涙していた。
ラカンは長身のガイウスを更に上回る大男。また一族最強とも言われており、作中で戦闘シーンはなかったがもの凄く強いらしい。
トーマは年齢で言えば日曜学校の年長組らしいが、シャルという帝都からゼンダー門に来たガールフレンドを持っている。彼女からマフラーを贈られたり、グエン老人引率のもと二人で学院祭を訪れたりと中々のリア充っぷり。またこれはノルドの民全員に言えることだが馬術に非常に優れており、既にゼンダー門駐在の帝国軍人の馬術レベルを遥かに上回っている。
ファトマは美人で料理上手。シーダとリリは優しい性格でⅦ組にもすぐに馴染んだ。まさしく理想の家族といえるだろう。

次回作ではどのような登場をするのかは今のところ不明。そもそも帝国国内の問題でノルドの民が関わってくるのか自体がよく分かっていない。共和国の方は、あっちはあっちでクロスベル問題から派生した国内の動乱で忙しいみたいなのでこの辺の絡みもないと思われる。


執事クラウス

湖畔の町レグラムを治める貴族、アルゼイド子爵家に仕える老執事。
性格は執事らしく礼儀正しい。入学式の日に、学院に入学するラウラを見送りにトリスタまで訪れていた。

老いた外見とは裏腹に、実はアルゼイド流の師範代を務めておりかなりの実力者。リィンやガイウスといった人の気配に敏感な二人に気づかれることなく側に控えていたり、リィン・ラウラ・ミリアム+一名という実力者を同時に相手にしても互角の勝負を繰り広げている。しかも負けてもまだ余裕っぽそう。
また師範のアルゼイド子爵がかなりの頻度で領地を空けているため、門下生に稽古をつけるのも彼の役割。幼少の頃のラウラの稽古もしたらしく、何度も彼女を叩きのめしたらしい。

実は強い老執事という点で、空に出てきたフィリップさんを思い出させるキャラである。


アントン&リックス

シリーズ恒例のリベールからの旅行者二人組。今作で遂にモブキャラから専用グラ持ちに昇格した。
時系列的にはクロスベル創立記念祭での失恋の後の二人である。二章の隠しイベントで迷子になったアントンを街に送り届けるものがある。探してみよう。

その後も帝都の夏至祭などで姿を確認できる。広大な帝国の中で、バイトしながら自分探しを続けているようだ。勿論リックスは見てるだけ。

終章の学院祭にも登場。その中で出会ったメイドのシャロンに一目惚れし、自分の女神(多分三人目)に出会ったと歓喜し、食堂で手伝いをしている彼女の料理を片っ端から注文し平らげていた。しかしその食べ過ぎが祟って翌日は腹痛で動けなくなり、シャロンをデートに誘うチャンスを自分から手放してしまった。なんともアントンらしいオチである(もっとも、腹痛などなく万全な状態でシャロンをデートに誘ったところで、いつもの様に撃沈するのが目に見えるが)。

帝都の内乱の時もアントンはトリスタに残っていた。しかし、相棒のリックスは帝都に向かっていたらしく、いつになく悲痛な面持ちでリックスの心配をするアントンの姿が見られる。できれば無事でいてほしいものだが果たして。


旅行者アナベル

貴族のご令嬢。箱入り娘だったようだが、親に勝手に縁談を進められ、それへの反発のため家出する。なにげに専用グラあり。
初登場は一章。財布を落とした彼女に財布を届けるクエストが発生する。この章以降、奇数章+終章に各地を放浪する彼女に会える。探してみよう。

最初は平民向けの宿屋に愚痴をこぼしていたが、数ヶ月の放浪の末自分で魚を釣って食べるほどまでに逞しく成長した。
縁談相手のことは、「なまぐさい」という情報から血なまぐさい軍人だと勘違いしていたが、実際は帝国最高の釣具メーカーレイクロード社の長男であったことが判明する。要はケネスの兄で碧の軌跡にも出てきたレイクロードⅢ世のこと。

因みに彼女を探す執事が偶数章+終章で登場している。終章にてようやく彼女に会えたときは喜んだが、色々と逞しく成長したあり様を見て衝撃を受けていた。


【結社】 身喰らう蛇

ブルブラン男爵

毎度おなじみ怪盗B。FCの頃から今作まで皆勤賞であり、シリーズを代表するキャラへとなりつつある。最古参のプレイヤーからしたら、十年来の付き合いになるのか。

その正体は執行者No.Ⅹ 《怪盗紳士》ブルブラン。奇術や搦手で相手を翻弄する実力者である。
どうやら遊撃士時代のサラ教官のことを知っている模様。
今作では、自身の主な活動場所であるエレボニア帝国が舞台であるためかはりきって、結構ストーリー中にも絡んでくる。Ⅶ組、特にリィンに強い興味を抱いており、ちょっかいを出してくる。
ゲーム本編ではただの変態で終わるが、なんとドラマCDではリィン達の前に姿を現し、自身が《身喰らう蛇》の執行者であると明かしている。CVはもちろん三浦祥朗。

空の軌跡では本格的に計画に加入し、零・碧でもちょっかいをかけてきて、そして今作でも加入してくる模様なのでそのあまりにものよくばり気味に若干クロチルダから呆れられていた。といっても、結構気ままな執行者の中で彼はかなり協力的な方なので使徒側からしたら願ったり叶ったりだろうが。

相変らず美術品を盗んでは謎解きゲームを仕掛けてくる。しかし今作はマップに!が浮かぶため、難易度は歴代で最も簡単である。
なお試していた節もあるだろうが、変装中の姿をリィンは見抜いており、これは軌跡シリーズを通して初の快挙。最も普通に逃げられ捕縛には至らなかったが、まぁあの時点のリィン達でブルブランに勝てるとは思えないのでしょうがない。


ヴィータ・クロチルダ

(24歳・CV田村ゆかり)
帝国歌劇場のトップスターで、「蒼の歌姫」と讃えられるオペラ歌手。地元民のマキアスとエリオットが会っただけで興奮するほどの有名人。
リィン達が特別実習で帝都に訪れた際に出会い、魔獣退治に向かうリィン達を激励する。

実はトリスタ放送「アーベントタイム」でパーソナリティを務める「ミスティ」その人。真意は不明だが、お忍びで働いているらしい。
今までプロデューサーや受付にすら正体に気付かれなかったが、リィンだけは気づいた。その際に意味深な言葉を残している。

その正体は《身喰らう蛇》の最高幹部、蛇の使徒の第二柱《蒼の深淵》。《深淵の魔女》とも呼ばれ、グリアノスという蒼い鳥を使い魔としている。ヴィータが本名か偽名かは不明。ただミルスティンという姓を縮めると「ミスティ」になるので、エマとの関連性からも〇〇・ミルスティンという本名になるとは思われる。
the 3rdにてセリフのみだが登場。その時は《剣帝》レーヴェのことをレオンと呼び、最後まで振り向いてもらえなかったと悲しんでいたが、すぐに《白面》ワイスマンを滅したケビンに対して興味を抱いていた。今作ではリィンに興味を抱いており、どうやら男漁りが趣味のようだ。

「幻想の唄」という、歌声に乗せて対象の人物に映像を見せる術を行使でき、これによって学院の生徒及び教官たちに帝都が貴族派に制圧されていく様を見せた。曰く学院祭で楽しませてくれた「お礼」とのこと。そして「幻焔計画」の第二楽章が始まったことを告げ、次回作へと引き継がれる。またエマが彼女のことを「姉さん」と呼んでいる。血縁関係があるのかはまだ不明だが、髪の色や歌声が綺麗という共通点は見受けられる。

ファルマガにある社長のインタビューによると、エマが終章のあの時期までヴィータ(ミスティ)について知らなかったのは、ヴィータがエマのことを意識して何らかの手を打っていたらしい。ラジオ局で一緒に働いていたはずのマイケルが、雇った時期も本当に一緒に働いていたかということも曖昧な記憶しか残っていなかったことから、何らかの認識を阻害する術を使っていたと思われる。
また、ラジオパーソナリティとしてトリスタに来ていたのは、リィンの監視がメインではなく《身喰らう蛇》の計画のためであるらしい。監視はあくまでついで。ただトリスタの町で何かするためにわざわざラジオの仕事を請け負ったのか、ラジオパーソナリティとして仕事をすることが計画の一部なのかどうかは不明。


シャロン・クルーガー

(23歳・CVゆかな)
ラインフォルト家の使用人兼Ⅶ組が住む第三学生寮の管理人。どうやらアリサの母であるイリーナ会長から送り込まれたようだが真意は不明。
性格は極めて礼儀正しく、どんな人物に対しても敬称をつけ、特にアリサのことはお嬢様と呼んでいる。因みにグエン老人は大旦那様。イリーナは会長と呼んでいる。一方でかなりお茶目な部分もあり、アリサやリィンを度々からかっては楽しんでいる一面もある。

メイドとしては極めて有能。料理の腕前は高く、ユーシスの見積では公爵家に仕える料理人と互角の腕前。掃除などの他のメイドとしての仕事も完璧にこなしている。また多忙なイリーナ会長のスケジュール管理もこなしており、完璧という言葉すら生ぬるいスーパーメイドである。
他にも学生寮でⅦ組の面々を見送った後に目的地まで先回りしていたり、人の気配を感じ取れるリィンに気づかれることなく後ろに回っていたりと只者ではない雰囲気も纏わせている。

家庭の事情から友達がいなかったアリサにとって、数少ない心が許せる相手でありお姉さん的存在である。しかし、グエン老人がイリーナによって会長職を辞任させられた時、味方だと思っていたシャロンがイリーナに従うだけで何も言わなかったことは、幼かったアリサの心に強く残ってしまっている。

その正体は《身喰らう蛇》のエージェント執行者No.IX《死線》のクルーガー。武器は鋼線と大型のナイフ。
本編より二年前に起きた「帝国ギルド連続襲撃事件」にて、執行者として当時遊撃士であったサラ教官と交戦したことがあった模様で、浅からぬ因縁がある。あと鉄道憲兵隊のクレア大尉にも所属が知られていた。イリーナ会長が知っていたかどうかは分からないが、出していた指示からして多分知っていた。アリサは全く知らなかった模様。
戦闘能力については詳しい戦闘描写が少ないため分からないが、少なくとも元A級遊撃士のサラ教官と互角以上と思われる。機甲兵に関しても「やりようはある」と発言しているので、単独で機甲兵を撃破できるぐらいの実力者とみられる。

ただ現在は執行者としての仕事は休業中で、今はあくまでラインフォルト家の使用人にすぎないとのこと。この休業中というのが果たしていつ頃からなのかは不明だが少なくとも二年前は執行者としてサラ教官と交戦しており、近々帝国で結社が動き出すことも知っていた模様。また休業していたにも関わらず、サラ教官の見立てでは二年前より技の冴えが良かったとのこと。
終章の学院攻防戦では、背後に誰が居るのか関わらず、アリサとその仲間たちを守るため迫り来る機甲兵団相手に立ち向かっていった。


アリアンロード

《身喰らう蛇》の最高幹部、蛇の使徒の第七柱《鋼の聖女》。人を超越したかのような圧倒的な武勇を誇り、その戦闘力は《身喰らう蛇》最強とも言われている(というか現段階では軌跡シリーズぶっちぎりの最強。次点でセルナート総長)。仁義に厚く非道を嫌う騎士道精神溢れる人物だが、敵対者には一切の容赦がなく、また「戦とは本来非情であるもの」という考えから猟兵のような存在を否定することはない。

前作ではその圧倒的な力で数多くのプレイヤーにトラウマを植えつけた彼女だが、今作には五章にてホントに僅かだけ登場。ローエングリン城にて危機に陥っているリィン達をどういうわけか助け、その場を去った。この際破壊した宝玉から出た光の塊を吸収しているように見えるが、詳細は不明。以後は一切出てこない。恐らくクロスベルに向かったのであろう。

彼女の正体は、250年前の「獅子戦役」の時に活躍した《槍の聖女》リアンヌ・サンドロットではないかと推測が立っているが、やはり詳細は不明。前作でエリィに尋ねられた時は「よく気づきましたね」と肯定も否定もしなかった。碧で登場中に兜を使用し顔を隠している場面もあることから、《銀》のように代々受け継がれる存在で周りからは同一人物と思われているが、実際は中の人が代々変わり続けている可能性がある。
帝国はリアンヌ縁の地でもあるので、このあたりの謎が明らかにされる可能性は十分あるので次回作に期待しよう。

その言動からラウラが憧れる人物ではないかと思われる。しかしアリアンロード=リアンヌの仮説が正しかった場合、彼女はどういった反応を示すのであろうか。




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