人族の重要な主要都市の一つ【砂海都市プクロス】を治める調律者。
頭脳明晰で切れ者な反面、好戦的で、闘技場でよくイベントを開き、自らもその場で武を競う。
趣味が鍛錬(身体も頭も)
色黒で、肩と腕に鱗が生えている。
戦闘時などに、任意に逆立たせる事が出来るようだ。
プクロスの人々からの信頼は厚い。
しかし、接し方は非常にラフなものであり、身長のことなどでよくイジられている。
声も男性にしては高い。
直接戦っても強いのだろうが、彼は戦闘時あまり動かない。
というより、動いた時が本気なのだろう。
大量に生み出される石の造形物、石弓などの波状攻撃。
軍隊一個師団並の火力を誇る攻撃を、一人で再現できる。護りも何重にも防壁が造られ、かなりの堅牢さだ。
大規模なSOMの発動だが、その<調律発動>の力か、本人の疲労はあまり見られないそうだ。
更に、周りに本物の砂や土、石が有る環境だとなおその力と規模は大きくなる。
大規模な攻撃をその短剣1本で指揮する様は、まさしく「王」に見えるやもしれない。
闘技場に頻繁に現れる彼だが、意外と市場などにも普通に来て、ごく普通に買い物をして帰るときもある。
「改まらなくてもいい」と常々言っており、今ではプクロスの人々とも相当距離は近い。
また、自身の城の一階部分の全てを、人々が自由に入れる多目的施設にした。
圧倒的な力と、賢さ。
それだけだと少し敬遠されるのも分かるが・・・彼はその人柄ゆえに、信頼を得られたのかもしれない。
人は、そうそう全てが備わっているものではない。
彼は身長だけがコンプレックス。
闘技場に出る屈強な肉体の男性を見ては、ため息をつくのもそのせい。
・・・でもアナタのほうが何倍も強いのに。