【影縫い】シュヌ・ジ

 

セカンダリアの間で暗に存在が囁かれる、暗殺ギルド。
その四天王の一人が彼だ。
情報を漏らそうものなら、明日にはその者は消される・・・。

と言われていたが、四天王が存在を調律者ギルドにバラしまくったので、現在暗殺ギルドは普通に認可されている。
名前もそのままで、主に【対・原生生物の急所、また攻撃方法】等を教えているようだ。

ただ、悪人は裁かれるだろう。

 

彼自体は、とても寡黙な男である。
いつもフードを被っている。その為か肌は白い。
またフードのせいで見えないが、彼はノックスだ。当然耳も尻尾も生えている。

そして彼の本業は、暗殺者ではない。内容は後述。


種族:ノックス(シベリアンハスキー)
年齢:20~?
身長:173cm
フォルム:黒髪(ショートスパイキー)、無駄のない筋肉質(色白)
職業:【通り名持ち】調律者・暗殺者 
装備:針・鎌など
SOM:【調律式】 活力発動 / 性質発動 
好き:かわいいもの
嫌い:騒音、混雑
拠点:トリキュミア【夜灯街】

・戦闘スタイル/通り名【影縫い】

彼の戦闘は、対峙した時には勝敗が決まっている【隠密・一撃型】。

活力発動での身体強化、性質発動をカモフラージュに使い、観察・接近。
間合いを詰め、相手の意識の外から急所に攻撃を加える。

また、通り名にもなっている特殊な技術【影縫い】は、彼オリジナルの拘束術だ。

SOMによって強化した糸と、極細の針でまさに相手の体を「縫う」
痛みも感じない為、相手は金縛りや調律発動の類かと錯覚するほど【技術】だ。

 

因みに、まともに対峙しても痛みが増えるだけだ。鎌やナイフ等、どんどん得物は大きくなる。

 

・本業はぬいぐるみ屋さん

【影縫い】は、戦闘術ではなく、この時が一番輝く。
彼の本業は、セカンダリアで最も有名なぬいぐるみ【影ぬいぐるみ】の制作者なのだ。

最初は趣味でやっていたが、品質が良すぎてデルクーンから来た名家の目に留まったらしい。
その後、ひっそりとトリキュミア【夜灯街】にて制作、現在では店(移動を繰り返す)となってしまった。

定番の動物などから、シュヌ独特の発想を活かしたぬいぐるみまで、ありとあらゆるぬいぐるみが生を受けている。

普通の職人では、再現できない作りの物もちらほら。
マスクで口元は見えないが、ぬいぐるみと語る彼は微笑んでいるとかなんとか。

 

・シュヌの観察力

彼は、他の【通り名持ち】と比べて、単純な戦闘力やSOMの扱いでは劣る。
純粋にスキルだけを比べれば、【上級~特級】程度だろう。

しかし彼は【観察力】に富んでおり、地形や自然物、相手の行動や癖・真理、道具の状態やSOMの特性、ありとあらゆる事象を観察し、活かす行動をする。
それゆえに【通り名持ち】に認定された。

それは戦闘時だけではなく、通常の生活や仕事でも如何なく発揮される。
仮に、彼に一日探偵を依頼すれば、浮気は100%見透かされるだろう。

 

最終更新:2014年08月16日 00:10