王都トリキュミア中心街にあるめし屋【赤鍋亭】の主人。
料理人で、【通り名持ち】調律者。
料理スキルは【特級】クラス。
なお本人は『料理人』であることを強く推している。
大抵調理服を着ていて、他の服装の時でも手袋は常に付けている。
細かいことを気にしない質だが、短気というわけでもない。
面倒見もよく、頼れるお兄さん(おじさん)といった感じだろう。ただし『食』は熱く語る。
性質発動により、熱・炎(燃焼)を攻撃手段とする調律者は少なくない。
ただし、【たき火が鍋を持ち上げる所】は当たり前だが、誰も見たことはない。
しかし、彼のSOMはそれができる。
ロッソのSOMは、【燃焼の特性はそのままに、炎そのものを物理的に操ること】ができる。
炎は、一般的には気体の燃焼によって生じるものだが、ロッソの炎は物理的な力をも加えられる。
また、その展開規模もかなり大きく、動きの精密さも目を見張るものがある。
これまでに沢山の調律者・研究者が『活力発動+性質発動』によって再現を試みたが、成功した試しはない。
武器を持たず、大抵の場合は徒手空拳と、自身のSOMによる戦闘を行う。
ベストな間合いは近~中距離。
本人曰く『遠くからチマチマ攻撃もできるけど、性に合わない。燃えない』ということである。
また、打撃によって局地的な爆発現象も起こせる(あくまで熱によるもの)
一応多様な性質発動も使えるのだが、熱(加熱)以外は並である。
料理の腕も確かなもので、材料も面倒なもの以外は自分で調達できる。
(仕事を人に与えるために、食材集めを依頼するのがほとんどだが)
調理の際は、自身のSOMを有効活用する。戦闘の時よりイキイキとしている。
また、行きずりのお金のない人や、冒険者によくメシを奢っている。