共通ハウスルール

全卓共通となるルールについてです。
参加する皆さんは、必ずこのページをご一読ください。

ここで記載されていない細かいルールは、各KPによって違います。
PLの皆さんは、セッション開始前にKPから提示されるトレイラーをよく確認してください。

Excelのキャラクターシートにも、いろいろルールが書いてあったりしますが、あれに関しては基本的に忘れて下さい。



基本のキャラメイク

以下の3種類の中から、どれかの方法で決めてください。
どの決め方も、一長一短あります。お好みでどうぞ。
KPによっては、指定があるかもしれません。その場合はそれに従ってください。

なお、どの方法でも、能力値の平均が16以上などになると、KPに嫌われる可能性があります。その場合は要相談。

1.全部一発振り

ダイスの女神の御心のままに、全ての技能を一発振りで決めます。
能力値の振り直しは、原則として認めません。
但し、EDUが9以下、POWが5以下となった場合のみ、その部分のみの振り直しを認めます。

どんな探索者を作ろうかの想像が全くついていない場合や、何が出ても受け入れるギャンブラー気質のPLにお勧めです。

2.出目を先に出す

手順1.3d6を6回振り、出た目を3d6で決めるべき能力値+EDUの中に任意で入れます。
その後、EDUに選んだ数値に+3します。
手順2.2d6を2回振り、出た目に+6した数値を、2d6+6で決めるべき能力値の中に入れます。

『1.全部一発振り』との違いは、ある程度能力値を思い通りにしやすい点があります。
それでも、出目がどれもこれも低かったり同じ出目であれば、選択のしようが無いかもしれませんが…。

3.Present Age Ruleで決める

決められた範囲で能力値を割り振る方法です。
高くしたい能力値を高くできますが、どこかを高くすればどこかが低くなるという特徴があります。

どんな探索者を作るかのイメージがしっかりできているPLにお勧めです。

+ 作成ルール
以下の能力値8個に100点をわりふる。ただし最小、最大は守ること。
 STR、CON、DEX、APP:3~18  EDU:6~21  POW、SIZ、INT:8~18
 最小値の合計は42点である。よって、自由に割り振るできるのは58点である。
※基本能力値の値が違うため、Present Age Ruleで小学6年生以下の学生探索者は作れません。

  • 年齢の下限は、EDU+6歳とします。
  • 探索者の職業は、基本ルールブック、クトゥルフ2010の職業から選んで下さい。
  • クトゥルフ2010の<武道>は、基本ルールブックの<マーシャルアーツ>に置き換えてください。
  • <組み付き>は基本ルールブック、<居合>はクトゥルフ2010を所持している場合のみ、取得を認めます。

※<組み付き>と<居合>は、どちらも運用が複雑なので、取得する場合、各自でセッション中に該当ページを参照できるようにしておいてください。



技能の振り方

技能値の基準

新規探索者の技能値の上限は、80%までとします。
EDU*5で80%を超えた場合の<母国語>や、継続探索者はこの限りではありません。

目安としては、『25%でビギナー、50%でプロフェッショナル、75%で特筆才能、90%を超えると超人の域』

割り振り制限

  • 職業技能の中に「これ全く使わないと思う」という物があっても、最低1%は振ってください。
  • 個人的な興味の技能ポイントを、<回避>に割り振ってもいいとします。

言語技能周り

  • 現代日本の探索者には、EDU×1の値の<他の言語(英語)>を最初に与えます(能力値は1+EDU×1となる)。
  • 日本以外の出身の探索者には、1+EDU*1の<他の言語(日本語)>を最初に与えます(能力値は1+EDU×1となる)。

キャラクターシートの<他の言語(英語)>を、<他の言語(日本語)>に書き換えてください。(というのも、舞台が日本語圏ばかりなので)
 但し、言語を理解して会話する為には、最低でも25%の技能値がなければならない。
 50%以上あれば、何とか通訳が可能であるということとする。

自動車運転について

  • 運転免許を持っているキャラクターは、<運転(自動車)>が 最低でも25%になるように振ってもらいます。(初期値20%なので最低でも+5%)


継続探索者の不定の狂気について

不定の狂気に突入した場合、基本的に精神病院にお世話になるため、シナリオ開始前に正気度回復ロールを行う。
1d100で判定し、出目によって回復量が変わる。治療失敗により減ることもあり得る。

ダイス目 1~5 6~95 96~99 100
回復量 +1d6 +1d3 -1d3 -1d6

  • 継続期間は1d3シナリオ。その探索者で参加しない限り、不定の狂気期間の回復にはつながらない。
  • 継続探索者に関して、成長ロールを捨てる代わりに、SANチェック成功で1d3不定の狂気期間を即座に短縮できる。

不定の狂気の最中に再度不定の狂気に陥った場合は、古い物の症状と期間の両方を消去。
新しい症状を上書きし、不定期間も新たに1d3シナリオとする。


番外編 ~こんな探索者を作りたい!~

通常のキャラメイクルールで作れるのは、18歳(社会人)~39歳までの間の探索者です。
ここでは、学生探索者や40歳以上の探索者を作りたい場合のルールを説明します。

学生探索者を作りたい!

自卓用キャラメイクルールに、若干の変更が加わります。以下の手順で作成してください。

+ 変更点詳細

1.基本の能力値を振る

この時、学年によってSTR、SIZ、EDUの初期値が変わります。以下の表を参照してください。
その他の能力値は、基本ルールブックの通りに振って算出してください。

表の★部分に当たる箇所と、大学生の場合は、基本ルールブック通りに算出してください。

EDU STR&SIZ
1年 2年 3年 4年 5年 6年 小学 中学 高校
小学 1 2 3 4 5 6 2d6 2d6+3
中学 7 8 9
高校 10 11 12

2.年収を決める

以下の表を参照して、算出してください。
小学生 3d6×千円
中学生 3d6×3千円
高校生、専門学校生、浪人生 3d6×1万円
大学生 3d6×10万円

望むのであれば、後述する『3.ベースとなる職業を選ぶ』の後でもいいです。

3.ベースとなる職業を選ぶ

基本ルールブック、クトゥルフ2010の中からベース職業を選び、通常の探索者と同様に技能値を割り振ってください。
但し、<運転(自動車)><操縦>の技能は、免許を取得するのに適正な年齢でなければ取得できないものとします。

職業欄には、学年とベースにした職業を明記してください。
[例]職業:高校生  ベース職業:水産業従事者【2010】
例えばこうすれば、水産高校生とか作れるかもしれない。

補足

見ての通り、小学生までいくと基本能力値がかなり低くなります。
セッションの参加にあたっては、死にやすくなる覚悟と、KPの許可が必要になることでしょう。


40歳以上の探索者を作りたい!

通常のキャラメイクは、18歳~39歳までの探索者の場合のものです。
40歳以上の探索者の場合は、全ての能力値を振った後、以下2つの処理を行ってください。

+ 処理詳細
1.年齢が40歳から10歳上がる毎に、EDUの値に+1、職業技能ポイントを+20して、
 職業技能にポイントを振り分けてください。この時、EDUの上限は21を超えてもよしとします。
2.年齢が40歳から10歳上がる毎に、STR、CON、DEX、APPのどれか1つを-1してください。

この処理で、STR、CON、DEX、APPは3未満にならないとします。
また、この処理ができるのは、120歳(人間の寿命限界)に到達するまでです。

能力値の変動に伴い、ダメージボーナスやHP、<回避>の能力値が変化する場合があります。
変動させた場合は、そのあたりも気をつけながら確認をお願いします。

また、<知識>の最大値は99%です。
チェックのために、成長履歴はキャラクターシートの備考欄に明記してください。

+ ステータス変更の例
あるキャラクターの39歳までのステータスが、以下の通り。
STR:06 DEX:09 INT:09 アイデア:45
CON:12 APP:14 POW:11 幸 運:55
SIZ:13 SAN:55 EDU:16 知 識:80

これが、40歳になると、以下のようになる。
STR:06 DEX:09 INT:09 アイデア:45
CON:11(12-1) APP:14 POW:11 幸 運:55
SIZ:13 SAN:55 EDU:17(16+1) 知 識:85

備考:40歳以上なので、EDUに+1、CONに-1(元の数値はEDU16、CON12)

更に、50歳になると、以下のようになる。
STR:05(6-1) DEX:09 INT:09 アイデア:45
CON:11(12-1) APP:14 POW:11 幸 運:55
SIZ:13 SAN:55 EDU:18(16+2) 知 識:90

備考:50歳以上なので、EDUに+2、STRとCONに-1(元の数値はEDU16、STR6、CON12)

更に、120歳になると、以下のようになる。
STR:03(6-3) DEX:09(9-1) INT:09 アイデア:45
CON:11(12-1) APP:10(14-4) POW:11 幸 運:55
SIZ:13 SAN:55 EDU:25(16+9) 知 識:99

備考:120歳以上なので、EDUに+9、
STRに-3、DEXとCONに-1、APPに-4(元の数値はEDU16、STR6、DEX9、CON12、APP14)


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2015年01月11日 23:32