音韻知覚

言語の音声から正しい音素や音節を抽出するために必要な知覚能力のこと。

 

生後6カ月以前の乳児は、どの言語環境においても母国語を習得するために必要な音韻知覚を持っている。

しかし、母音は6カ月頃、子音は10カ月ごろになると母国語に存在しない音韻を区別する能力が低下する。

例)成人日本人は/r/と/l/の区別がつかない人が多いが、6か月乳児は/r/と/l/の区別が可能である。

  乳児への実験は吸啜反応(おしゃぶりを吸う回数や強さの変化)によって判断する。

最終更新:2014年09月22日 17:58