1~2歳の乳幼児を主な対象として行われる聴力検査である。
音がする方向に、音がしている間おもちゃが照らされるという状況を作る。
音がする→その方向を見る→おもちゃが見える、という流れをくり返し、
音が聞こえたら楽しいものが見えるという期待、すなわち「音が聞こえたら音源を見る」という行動を条件づけて検査を開始する。
その後音圧を調整して、子どもの反応を記録し、聴力を測定する。
1~2歳が主だが、生後数カ月~3歳程度の発達段階の子どもに適用できる。
発達につまづきのある子どもに多く用いられる方法である。
ただし、長く繰り返すと馴化するため注意が必要である。