原因帰属

相手の行動の原因が明確でない時、分からない時に、どこに原因を求めるか(帰属させるか)

 

▼自己知覚理論

他人の行動について判断する時と同様の推理過程を、自身の行動について判断する時にも用いる。

自己知覚が、他者知覚と同様のプロセスを持っている。

 

▼認知的不協和

心の中に矛盾する2つの認知があって不快に感じた時、

一方の認知を変えて2つの認知の矛盾を小さくしようとする。

 

▼内的帰属と外的帰属

・内的帰属:その人が持っている性格や行動特性などを原因とみなす。属性帰属。

・外的帰属:その時の状況を原因とみなす。状況帰属。

※行為者ー観察者バイアス:行為者は外的帰属に、観察者は内的帰属にしやすい

 

▼原因帰属のパターンとうつ

抑うつ的になりやすい帰属パターン

内的要因(自分の能力や努力) 外的要因(運や周囲の状況)
安定的要因(自分の能力) 変動的要因(努力)
統制可能要因(努力や周囲の状況) 統制不能要因(自分の能力や運)

    ↓

失敗の原因を帰属しやすい

   ↓

成功の原因を帰属しやすい

 

最終更新:2014年09月20日 20:17