相手の行動の原因が明確でない時、分からない時に、どこに原因を求めるか(帰属させるか)
▼自己知覚理論
他人の行動について判断する時と同様の推理過程を、自身の行動について判断する時にも用いる。
自己知覚が、他者知覚と同様のプロセスを持っている。
▼認知的不協和
心の中に矛盾する2つの認知があって不快に感じた時、
一方の認知を変えて2つの認知の矛盾を小さくしようとする。
▼内的帰属と外的帰属
・内的帰属:その人が持っている性格や行動特性などを原因とみなす。属性帰属。
・外的帰属:その時の状況を原因とみなす。状況帰属。
※行為者ー観察者バイアス:行為者は外的帰属に、観察者は内的帰属にしやすい
▼原因帰属のパターンとうつ
抑うつ的になりやすい帰属パターン
内的要因(自分の能力や努力) | 外的要因(運や周囲の状況) |
安定的要因(自分の能力) | 変動的要因(努力) |
統制可能要因(努力や周囲の状況) | 統制不能要因(自分の能力や運) |
↓ 失敗の原因を帰属しやすい |
↓ 成功の原因を帰属しやすい |