発音障害の1つ。
音や音節のくり返しや、母音部あるいは子音部の引きのばし、阻止(ことばが出ない)等の症状がある。
吃音に随伴して、顔や身体の運動面や情緒面にも影響が出ることもある。
▼原因・種類
○発達性吃音:不明
幼児期から児童期に発生するが、40%ほどは自然治癒する。成人まで持ち越す場合もある。
人種関係なく1%の発症率。
○獲得性心因性吃音:心理社会的原因
青年期から成人期にかけて発症する
○獲得性神経原性吃音:神経学的疾患
青年期から成人期にかけて発症する
▼治療・訓練
・環境要因を整える:吃音が生じやすい要因を排除する
(例:両親に吃音を叱責しないように伝える)
・発話の仕方を学習する
・「楽などもり方」を目指す:自身の吃に対する否定的な感情を排し、受け入れる。楽に吃が出るようにする。