ピアジェが提唱した発達段階の第2段階である。
2~6歳頃の段階で、活動から操作へと発達する移行の段階である。
※操作とは:心の中で外界の事象を処理すること
象徴能力の発達により、言語・象徴遊び(ごっこ遊び)・延滞模倣などが可能となる。
自己中心的な思考(自己中心性)で、自分の見えている世界が中心となった思考である。
他者の視点に立つことが難しい時期で、他者も自分と同じように見えていると思いこむ時期である。
アニミズム的思考が見られる。
知覚に支配され、直感的思考である。
直観的思考期の方略:リアリスト・バイアス(目の前の現物に反応、見えた通りに反応する)
保存概念が不十分である。
(ただし具体的、日常的な保存概念課題ならば5~6歳でも通過できる)